JPS6335850Y2 - - Google Patents

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JPS6335850Y2
JPS6335850Y2 JP1982041482U JP4148282U JPS6335850Y2 JP S6335850 Y2 JPS6335850 Y2 JP S6335850Y2 JP 1982041482 U JP1982041482 U JP 1982041482U JP 4148282 U JP4148282 U JP 4148282U JP S6335850 Y2 JPS6335850 Y2 JP S6335850Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
engine room
power unit
mount
fender apron
Prior art date
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Expired
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JP1982041482U
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English (en)
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JPS58143728U (ja
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Publication date
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Priority to JP4148282U priority Critical patent/JPS58143728U/ja
Publication of JPS58143728U publication Critical patent/JPS58143728U/ja
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Publication of JPS6335850Y2 publication Critical patent/JPS6335850Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンのマウント構造に関するもの
であり、さらに詳しくはフロントエンジン・フロ
ントドライブ方式でかつエンジン横置きの所謂、
F・F方式の自動車エンジンのマウント構造に関
するものである。
エンジンをエンジンルームの側壁部分で支持す
るエンジンマウント方式、特にF・F方式でしか
もエンジン横置きのパワーユニツトは非常に車幅
方向に長く、エンジンルーム一杯になる。
このように、パワーユニツトの車幅方向寸法が
エンジンルームの側壁間の間隔に比較して大きな
ところで、エンジンの両側部をエンジンルームの
側壁にラバーマウントする場合、スペース的に苦
しくエンジンのマウントスペースを確保すること
がむずかしい。
このようなパワーユニツト横向きマウント方式
で問題となるエンジン取付けスペースの確保対策
として、例えば実開昭54−54026号公報には第4
図及び第5図に示す様に、パワーユニツト20の
マウントブラケツト21上にバツテリ22の支持
部位23を形成したパワーユニツトマウントブラ
ケツト24の構造が記載されている。この型式の
パワーユニツトマウントブラケツト24は、エン
ジンルーム25内に無駄な空間を残存させない点
で効果的であるが、パワーユニツト20を平坦な
エンジンルーム25の側壁26,26間にマウン
トゴム27,27を介して取付けているだけであ
るから、パワーユニツト20の寸法、特にパワー
ユニツト20のクランクシヤフト方向に沿う長さ
がエンジンルーム25の両側壁26,26間の間
隔に比較して大きく、両者の間には十分な空隙を
残存させることが困難な場合には使用することが
できない。
本考案は在来の横置きされたパワーユニツトの
マウント方式に認められた上記の如き欠点を解消
した新規なエンジンのマウント構造を提案するこ
とをその主要な目的とするものである。
而して本考案の斯かる目的は、パワーユニツト
をエンジンルームの側壁部分でラバーマウントす
るものにおいて、エンジンルームとホイールハウ
スとを仕切るフエンダエプロンのホイルセンタよ
りもやや前方の位置をエンジンルーム側からホイ
ルハウス側に向かつてくぼませて、このくぼみ内
にマウントゴムを取付けたエンジンのマウント構
造を採用することによつて工業的に有利に達成す
ることができる。
以下、添付図面の例示に基づいて本考案を詳述
する。第1図は本考案の要部を説明するエンジン
ルームおよびパワーユニツトの平面図であり、第
2図は本考案の具体例を示すフロントフエンダエ
プロンの斜視図である。また第3図は第2図に示
す本考案要部の前面図である。
これらの図面において、パワーユニツト1を支
持するフエンダエプロン6の外側にはタイヤ10
が配置されている。即ち、フエンダエプロン6は
その内側にエンジンルーム5を形成するととも
に、その外側にホイルハウス13を形成してい
る。
タイヤ10はハンドルを回すとその操舵角に応
じて第1図において二点鎖線で示すように左右に
動くからホイルハウス13にはフエンダエプロン
6とタイヤ10との間に或る所定の隙間を必要と
する。例えば、タイヤチエンの装着時あるいは操
舵時等においてホイルハウス13とタイヤ10と
が干渉しないだけの適当な寸法を確保する必要が
ある。
一方タイヤ10の挙動を観察すると、タイヤ1
0のセンタ7に近い部分ではタイヤ10の外周
部、所謂トレツド部分に比較して挙動ストローク
が小さいのでホイルハウス13とタイヤ10との
間に大きな寸法を確保する必要はない。
本考案はこの点に着目してタイヤ10の挙動ス
トロークの小さいフエンダエプロンのホイルセン
タ7の近傍位置をエンジンルーム側からホイルハ
ウス側に向かつてくぼませ、該くぼみ8内にマウ
ントゴム17を取付けたものである。
尚、ホイルセンタ7の位置は、ドライブシヤフ
トが通つており、また、サスペンシヨンは、ドラ
イブシヤフトの後方側に取付けられているため、
上記くぼみ8を形成する位置は、第1図に示す様
にホイルセンタ7よりもやや車体前方F側に偏倚
した位置に形成して上記くぼみ8がドライブシヤ
フト及びサスペンシヨンに干渉しないようにして
いる。
第1図に示す実施例においては、エンジン2、
トランスミツシヨン3およびデフアレンシヤルギ
ヤ4よりなるパワーユニツト1がエンジンルーム
5の側壁部分を形成するフエンダエプロン6に前
記マウントゴムを介して横向きにマウントされて
いるが、トランスミツシヨン3側のフエンダエプ
ロン6は前記要領に従つてホイルセンタ7よりも
やや前方の位置においてエンジンルーム5側から
ホイルハウス13側に向かつてくぼみ、エンジン
2側のフエンダエプロン6は従来通りのラバーマ
ウント方式に形成されている。しかしながら必要
であればエンジン2側のフエンダエプロン6もト
ランスミツシヨン3側のフエンダエプロン6と同
様にホイルセンタ7よりもやや前方の位置をエン
ジンルーム5側からホイルハウス13側に向かつ
てくぼませてもよい。
第2図および第3図に示す実施例では、前後方
向に延びる補強メンバ14をフエンダエプロン6
のエンジンルーム5側に熔接し、補強メンバ14
の下側フランジ15を下方に伸ばし、このフラン
ジ15と共にフエンダエプロン6をエンジンルー
ム5側からホイルハウス13側に向かつて一体的
にくぼませ、前記マウントゴム17の取付用のく
ぼみ8を形成してフエンダエプロン6の強度向上
を計つている。さらにくぼみ8の形成部分にはリ
ーンホースメント16がフエンダエプロン6と補
強メンバ14の下側フランジ15との間に1枚間
挿されている。そしてパワーユニツト1のトラン
スミツシヨン3側はくぼみ8に向かつて延びるパ
ワーユニツトマウントブラケツト9を介してくぼ
み8内でマウントゴム17により支持されてい
る。
以上説明したように、本考案はフエンダエプロ
ンのホイルセンタよりもやや前方の位置をエンジ
ルーム側からホイルハウス側に向かつてくぼま
せ、このくぼみ内にマウントゴムを取付けている
ので、タイヤの挙動ストロークと無関係にエンジ
ンルーム内にマウントゴム取付け用の最大くぼみ
量を確保することができる。したがつて、エンジ
ンルーム内に最大のパワーユニツト取付けスペー
スを確保することが可能となり、パワーユニツト
の取付け作業も極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は、本考案を説明するエン
ジンルームおびホイルハウスの平面図および前面
図であり、また第2図は第3図に示すフエンダエ
プロンの斜視図である。第4図及び第5図は従来
のパワーユニツトの取付構造例を示すエンジンル
ームの前面図と要部斜視図である。 1……パワーユニツト、5……エンジンルー
ム、6……フエンダエプロン、7……ホイルセン
タ、8……くぼみ、9……パワーユニツトマウン
トブラケツト、17……マウントゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーユニツトをエンジンルームの側壁部分で
    ラバーマウントするものにおいて、エンジンルー
    ムとホイルハウスとを仕切るフエンダエプロンの
    ホイルセンタよりもやや前方の位置をエンジンル
    ーム側からホイルハウス側に向かつてくぼませ
    て、このくぼみ内にマウントゴムを取付けたこと
    を特徴とするエンジンのマウント構造。
JP4148282U 1982-03-23 1982-03-23 エンジンのマウント構造 Granted JPS58143728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4148282U JPS58143728U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 エンジンのマウント構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4148282U JPS58143728U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 エンジンのマウント構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143728U JPS58143728U (ja) 1983-09-28
JPS6335850Y2 true JPS6335850Y2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=30052666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4148282U Granted JPS58143728U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 エンジンのマウント構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS58143728U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522633Y2 (ja) * 1988-09-02 1997-01-16 三菱自動車工業株式会社 エンジンマウント支持装置
JP2518280Y2 (ja) * 1989-03-16 1996-11-27 本田技研工業株式会社 サンドイッチ構造体からなる車両ボディのエンジン取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854254Y2 (ja) * 1977-09-26 1983-12-10 ダイハツ工業株式会社 パワ−ユニツトのマウントブラケツト構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58143728U (ja) 1983-09-28

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