JP2611515B2 - アンチスキッドブレーキシステム用アクチュエータユニットの取付構造 - Google Patents

アンチスキッドブレーキシステム用アクチュエータユニットの取付構造

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両のアンチスキッドブレーキシステム用
アクチュエータユニットの取付構造に関する。
〔従来の技術〕 車両のアンチスキッドシステムにおいて前後のブレー
キに送給するブレーキオイルの液圧を適宜変化させるた
めのアクチュエータユニットは、一般に第4図、第5a
図、第5b図に示すようなものがある(例えば、1990年1
月日産自動車(株)発行新型車解説書「ニッサンサニー
・NXクーペ」第C−63頁等参照)。
このものは、アクチュエータユニット1がダッシュパ
ネル8とダッシュパネル8の前方に位置するストラット
ハウジング9との間に形成された空間部Sに、アクチュ
エータユニット1の円筒状のモータ部1bを直方体状のポ
ンプ部1aよりも車両外側に向けて配置している。そし
て、アクチュエータユニット1は、配管5,7によって車
両前後のブレーキシリンダ4,6に接続されていると共
に、配管3によってアクチュエータユニット1とは反対
側のストラットハウジング9近傍のダッシュパネル8上
に配設された倍力装置2のマスタシリンダ2bに接続され
ている。この倍力装置2は倍力装置本体2aとマスタシリ
ンダ2bとから構成されており、マスタシリンダ2bを車両
前方に向けて配置してある。尚、図中10aはアクチュエ
ータユニット1を車体に取付けるためのブラケット、10
bはバッテリを示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、車両生産の効率化に伴って車両に搭載する部品
・装置や各種生産設備等の共用化が行われており、国内
用の右ハンドル車と輸出用の左ハンドル車においても搭
載部品・装置や各部のレイアウトを共用化できることが
望まれている。
しかしながら、上述したアクチュエータユニット1の
取付構造にあっては、右ハンドル車と左ハンドル車によ
って倍力装置2の取付位置が異なるため、必然的に空間
部Sの位置が異なる。それ故アクチュエータユニット1
の取付位置も異なり、配管5、7及びブラケット10aを
共用化できないという問題があった。
また、この問題点を解決するため右ハンドル車と左ハ
ンドル車にかかわらず、アクチュエータユニット1の取
付位置を固定しておくと、右ハンドル車か左ハンドル車
のいずれかの車両ではアクチュエータユニット1と倍力
装置2が干渉してしまうという問題点が生じてしまう。
そこで本発明は、右ハンドル車や左ハンドル車におい
ても配管やブラケットが共用化できるとともに、アクチ
ュエータユニットの配設に際し、右ハンドル車と左ハン
ドル車のいずれの車両においても、アクチュエータユニ
ットと倍力装置が干渉しないアンチスキッドブレーキシ
ステム用アクチュエータユニットの取付構造を提供せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述した課題を解決する手段として、略直方
体状のポンプ部と略円筒状のモータ部とから成るアクチ
ュエータユニットを、ストラットハウジングの前方の配
置されたバッテリよりも後方で、かつ、前記バッテリの
高さ以下の位置に配置されるようにするとともに、前記
モータ部と前記アクチュエータユニットの後方に配置さ
れ倍力装置のマスタシリンダとが上下位置となるように
配置されるようにしたものである。
〔作用〕
このような手段を講じたため、アクチュエータユニッ
トの配設に際し右ハンドル車や左ハンドル車においても
配管やブラケットが共用化でき、工数、コストの低減が
図れる。
また、アクチュエータユニットを、ストラットハウジ
ングの前方に配置されたバッテリよりも後方で、かつ、
バッテリの高さ以下の位置に配置されるようにしたた
め、上方からの手付き等によるアクチュエータユニット
の損傷が防止できる。
更に、アクチュエータユニットの配設に際し、アクチ
ュエータユニットのモータ部と倍力装置のマスタシリン
ダとが上下位置となるように配置されているため、右ハ
ンドル車と左ハンドル車のいずれの車両においてもアク
チュエータユニットと倍力装置が干渉することがなく、
アクチュエータユニットと倍力装置が存する部位の前後
の方向の長さが短縮化できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図、第2図、第3a図において本発明を左ハ
ンドル車に適用した実施例について説明する。
アクチュエータユニット11は、直方体状のポンプ部11
aとポンプ部11aの後面部に一体に固定された円筒状のモ
ータ部11bとから成り、フードリッジ12に形成された前
輪のサスペンション部材(図示せず)を支持するストラ
ットハウジング13の前方に配置されたバッテリ14よりも
後方に配置されている。バッテリ14はフードリッジ12の
下方に配設され車両前後方向に延びるフロントサイドメ
ンバ15上に断面ハット型のブラケット16を介して設置さ
れており、アクチュエータユニット11は一端がフロント
サイドメンバ15側面に固定され他端がフロントサイドメ
ンバ15上に固定されたブラケット17およびブラケット17
上に固定されたブラケット18を介してフロントサイドメ
ンバ15上に配置されているとともに、バッテリ14の高さ
H以下の位置に配置されている。
アクチュエータユニット11の後方にダッシュパネル19
には倍力装置本体20aとマスタシリンダ20bとから成る倍
力装置20が取付けられている。ここで、アクチュエータ
ユニット11はアクチュエータユニット11のモータ部11b
の中心線L11が倍力装置20のマスタシリンダ20bの中心線
L20に対して下方で且つ車両外側に偏って位置するよう
に配置されている。
そして、アクチュエータユニット11には、アクチュエ
ータユニット11と前輪及び後輪のブレーキシリダ(図示
せず)を結ぶブレーキチューブ21、21、22、22が配索さ
れているとともにアクチュエータユニット11の倍力装置
20のマスタシリンダ20bを結ぶブレーキチューブ23、23
が配索されている。尚、図中24はラジエータを示す。
次に、第3b図において本発明を右ハンドル車に適用し
た実施例について説明すると、この実施例は倍力装置20
が車両中心に対してバッテリ14の配設された側と反対側
のダッシュパネル19に取付けられている点が異なるのみ
で、その他の構成は第3a図の実施例と同じである。
このように構成されたアクチュエータユニットの取付
構造においては、右ハンドル車や左ハンドル車において
もアクチュエータユニット11が固定されているため、ブ
レーキチューブ21、21、22、22、23、23及びブラケット
17、18が共用化でき、工数のコストの低減が図れる。
またアクチュエータユニット11を、ストラットハウジ
ング13の前方に配置されたバッテリ14よりも後方で、か
つ、バッテリ14の高さ以下の位置に配置されるようにし
たため、上方から手付き等によるアクチュエータユニッ
ト11の損傷が防止できる。
更にアクチュエータユニット11のモータ部11bと倍力
装置20のマスタシリンダ20bとが、上下位置となるよう
に配置されているため、右ハンドル車と左ハンドル車の
いずれの車両においてもアクチュエータユニットと倍力
装置が干渉することがなく、アクチュエータユニット11
と倍力装置20が存する部位の前後方向の長さが短縮化で
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、アクチュエータユニッ
トの配設に際し右ハンドル車や左ハンドル車においても
配管やブラケットが共用化でき、工数とコストの低減が
図れる。
またアクチュエータユニットを、ストラットハウジン
グの前方に配置されたバッテリよりも後方で、かつ、バ
ッテリの高さ以下の位置に配置されるようにしたため、
上方からの手付き等によるアクチュエータユニットの損
傷が防止できる。
更に、アクチュエータユニットの配設に際し、アクチ
ュエータユニットのモータ部と倍力装置のマスタシリン
ダとが上下位置となるように配置されているため、右ハ
ンドル車と左ハンドル車のいずれの車両においてもアク
チュエータユニットと倍力装置が干渉するがなく、アク
チュエータユニットと倍力装置が存する部位の前後方向
の長さが短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3a図はそれぞれ本発明を左ハンドル
車に適用した実施例を、第3a図は右ハンドル車に適用し
た実施例を示す図であり、第1図は全体斜視図、第2図
は第1図における側面図、第3a図、第3b図は上面図、第
4図、第5a図、第5b図は夫々従来のアクチュエータユニ
ットの取付構造を示す図であり、第4図は右ハンドル車
の場合の全体斜視図、第5a図、第5b図は夫々右ハンドル
車、左ハンドル車の場合の上面図を示す。 11……アクチュエータユニット 11a……ポンプ部 11b……モータ部 13……ストラットハウジング 14……バッテリ 20……倍力装置 20b……マスタシリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略直方体状のポンプ部と略円筒状のモータ
    部とから成るアクチュエータユニットが、ストラットハ
    ウジングの前方に配置されたバッテリよりも後方で、か
    つ、前記バッテリの高さ以下の位置に配置されていると
    ともに、前記モータ部と前記アクチュエータユニットの
    後方に配置された倍力装置のマスタシリンダとが上下位
    置となるように配置されていることを特徴とするアンチ
    スキッドブレーキシステム用アクチュエータユニットの
    取付構造。
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