JPS6347134Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347134Y2 JPS6347134Y2 JP14843083U JP14843083U JPS6347134Y2 JP S6347134 Y2 JPS6347134 Y2 JP S6347134Y2 JP 14843083 U JP14843083 U JP 14843083U JP 14843083 U JP14843083 U JP 14843083U JP S6347134 Y2 JPS6347134 Y2 JP S6347134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitching
- front differential
- bracket
- stopper
- under
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
本考案は、４輪駆動車等の車両においてフロー
テイングマウントされたフロントデフの下部で前
方に向けて取付けられるピツチングストツパの取
付構造に関するものである。
テイングマウントされたフロントデフの下部で前
方に向けて取付けられるピツチングストツパの取
付構造に関するものである。
車両においては、床下廻りの部品が悪路走行時
接地損傷することを防ぐため、例えば実開昭52−
151517号公報に示すようにアンダーガードを取付
けることが多くなつている。また本件出願人によ
り既に提案されているRRベースのパートタイム
式４輪駆動車では、前輪側にフロントデフが搭載
されている。そしてこのフロントデフは、振動や
騒音対策上から弾性体によりフローテイングマウ
ントされ、このため４輪駆動時の駆動系のねじり
振動によりデフマウント系にピツチング振動を生
じ、このピツチング振動を緩和する目的でフロン
トデフの下部から前方に向けてピツチングストツ
パが取付けられている。
接地損傷することを防ぐため、例えば実開昭52−
151517号公報に示すようにアンダーガードを取付
けることが多くなつている。また本件出願人によ
り既に提案されているRRベースのパートタイム
式４輪駆動車では、前輪側にフロントデフが搭載
されている。そしてこのフロントデフは、振動や
騒音対策上から弾性体によりフローテイングマウ
ントされ、このため４輪駆動時の駆動系のねじり
振動によりデフマウント系にピツチング振動を生
じ、このピツチング振動を緩和する目的でフロン
トデフの下部から前方に向けてピツチングストツ
パが取付けられている。
ここで、これらのアンダーガードやピツチング
ストツパは略同じ個所に装着されており、これら
が各別に設置されると構造が複雑化して好ましく
ない。 本考案は、このような事情に鑑み、車両床下の
アンダーガードとフロントデフ前方のピツチング
ストツパを一体的に組合わせて、構造の簡素化を
図るようにしたピツチングストツパ取付構造を提
供することを目的とする。
ストツパは略同じ個所に装着されており、これら
が各別に設置されると構造が複雑化して好ましく
ない。 本考案は、このような事情に鑑み、車両床下の
アンダーガードとフロントデフ前方のピツチング
ストツパを一体的に組合わせて、構造の簡素化を
図るようにしたピツチングストツパ取付構造を提
供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案は、フロントデ
フから前方に向けて取付けられるピツチングスト
ツパの前端の弾性支持部を、ブラケツトを介して
アンダーガードにほぼ平行かつ近接するよう配置
して結合したことを特徴とするものである。
フから前方に向けて取付けられるピツチングスト
ツパの前端の弾性支持部を、ブラケツトを介して
アンダーガードにほぼ平行かつ近接するよう配置
して結合したことを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明すると、第１図ないし第３図において、
符号１はシヤシフレーム、１ａ，１ｂはそのサイ
ドメンバとフロントクロスメンバ、２は後方から
のプロペラ軸３と連結するフロントデフであり、
図示しない支持機構によりフローテイングマウン
トされている。 そこで、かかるフロントデフ２の前方に、アン
ダーガード４およびピツチングストツパ５が設け
られ、アンダーガード４は、前端をフロントクロ
スメンバ１ｂに結合し、後端を支持アーム６によ
りサイドメンバ１ａの下部のブラケツト７に結合
して後ろ下りに傾いて取付けられ、後端部４ａが
フロントデフ２の直前方においてその下限と略同
じレベルになつている。 またピツチングストツパ５は、上記アンダーガ
ード４にほぼ平行かつ近接するよう配置されて、
後端をフロントデフ２の下部のブラケツト８に結
合し、前端の弾性支持部９をアンダーガード後端
部４ａのブラケツト１０に結合して取付けられ
る。ここで、弾性支持部９は２重の筒体１１，１
２の間にゴム等の弾性体１３をモールドし、外側
筒体１１と一体的な支持プレート１４をボルト１
５によりブラケツト１０に結合してある。また、
上記ピツチングストツパ５の前端を内側筒体１２
内部に挿通し、その筒体１２の両端にプレート１
６，１７をナツト１８により圧接して成り、ピツ
チングストツパ５の軸方向の前後の移動を弾性支
持するようになつている。 上記構成により、車両床下廻りのフロントデフ
２、ステアリングギヤボツクス等の部品の接地損
傷がアンダーガード４により防止される。また、
４輪駆動時にフローテイングマウントされている
フロントデフ２が前後にピツチング振動する場合
に、その振動がピツチングストツパ５の軸方向の
運動に変換されて、弾性支持部９の弾性体１３に
より緩和吸収される。
的に説明すると、第１図ないし第３図において、
符号１はシヤシフレーム、１ａ，１ｂはそのサイ
ドメンバとフロントクロスメンバ、２は後方から
のプロペラ軸３と連結するフロントデフであり、
図示しない支持機構によりフローテイングマウン
トされている。 そこで、かかるフロントデフ２の前方に、アン
ダーガード４およびピツチングストツパ５が設け
られ、アンダーガード４は、前端をフロントクロ
スメンバ１ｂに結合し、後端を支持アーム６によ
りサイドメンバ１ａの下部のブラケツト７に結合
して後ろ下りに傾いて取付けられ、後端部４ａが
フロントデフ２の直前方においてその下限と略同
じレベルになつている。 またピツチングストツパ５は、上記アンダーガ
ード４にほぼ平行かつ近接するよう配置されて、
後端をフロントデフ２の下部のブラケツト８に結
合し、前端の弾性支持部９をアンダーガード後端
部４ａのブラケツト１０に結合して取付けられ
る。ここで、弾性支持部９は２重の筒体１１，１
２の間にゴム等の弾性体１３をモールドし、外側
筒体１１と一体的な支持プレート１４をボルト１
５によりブラケツト１０に結合してある。また、
上記ピツチングストツパ５の前端を内側筒体１２
内部に挿通し、その筒体１２の両端にプレート１
６，１７をナツト１８により圧接して成り、ピツ
チングストツパ５の軸方向の前後の移動を弾性支
持するようになつている。 上記構成により、車両床下廻りのフロントデフ
２、ステアリングギヤボツクス等の部品の接地損
傷がアンダーガード４により防止される。また、
４輪駆動時にフローテイングマウントされている
フロントデフ２が前後にピツチング振動する場合
に、その振動がピツチングストツパ５の軸方向の
運動に変換されて、弾性支持部９の弾性体１３に
より緩和吸収される。
上述したように本考案によると、アンダーガー
ド４およびピツチングストツパ５が装備されて両
者の作用効果を有し得る。そして、これらは一体
的に組合わされているので構造で簡素化し、取付
作業性も良い。更にアンダーガード４に対してピ
ツチングストツパ５がほぼ平行かつ近接するよう
配置されているので、フロントデフ２が前後に振
動する場合のピツチングストツパ５の軸方向の力
がほぼアンダーガード４の軸方向に作用するので
力学的に有利である。
ド４およびピツチングストツパ５が装備されて両
者の作用効果を有し得る。そして、これらは一体
的に組合わされているので構造で簡素化し、取付
作業性も良い。更にアンダーガード４に対してピ
ツチングストツパ５がほぼ平行かつ近接するよう
配置されているので、フロントデフ２が前後に振
動する場合のピツチングストツパ５の軸方向の力
がほぼアンダーガード４の軸方向に作用するので
力学的に有利である。
第１図は本考案による構造の一実施例を示す側
面図、第２図は主要部を一部断面して示す拡大側
面図、第３図は第２図の−断面図である。 １……シヤシフレーム、２……フロントデフ、
４……アンダーガード、５……ピツチングストツ
パ、９……弾性支持部、１０……ブラケツト、１
１，１２……筒体、１３……弾性体、１４……支
持プレート、１５……ボルト、１６，１７……プ
レート、１８……ナツト。
面図、第２図は主要部を一部断面して示す拡大側
面図、第３図は第２図の−断面図である。 １……シヤシフレーム、２……フロントデフ、
４……アンダーガード、５……ピツチングストツ
パ、９……弾性支持部、１０……ブラケツト、１
１，１２……筒体、１３……弾性体、１４……支
持プレート、１５……ボルト、１６，１７……プ
レート、１８……ナツト。
Claims (1)
- フロントデフから前方に向けて取付けられるピ
ツチングストツパの前端の弾性支持部を、ブラケ
ツトを介してアンダーガードにほぼ平行かつ近接
するよう配置して結合したことを特徴とするピツ
チングストツパ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14843083U JPS6055583U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | ピッチングストッパ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14843083U JPS6055583U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | ピッチングストッパ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6055583U JPS6055583U (ja) | 1985-04-18 |
| JPS6347134Y2 true JPS6347134Y2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=30329784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14843083U Granted JPS6055583U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | ピッチングストッパ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055583U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0235026Y2 (ja) * | 1985-08-07 | 1990-09-20 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP14843083U patent/JPS6055583U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6055583U (ja) | 1985-04-18 |
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