JPH0730468Y2 - 車体のホイールハウス構造 - Google Patents

車体のホイールハウス構造

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JPH0730468Y2
JPH0730468Y2 JP4631989U JP4631989U JPH0730468Y2 JP H0730468 Y2 JPH0730468 Y2 JP H0730468Y2 JP 4631989 U JP4631989 U JP 4631989U JP 4631989 U JP4631989 U JP 4631989U JP H0730468 Y2 JPH0730468 Y2 JP H0730468Y2
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JP
Japan
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fender
liner
apron
fender apron
fender liner
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JP4631989U
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Inventor
信吾 鍾
雅之 中島
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車における車体のホイールハウス構造
に関する。
(従来の技術) 車体のホイールハウスには、従来、フェンダとフェンダ
エプロン、およびこれら両者間に介在してホイールの上
部外周面を覆うフェンダライナとで構成され、このフェ
ンダライナが上記フェンダやフェンダエプロンにねじ止
めされたものがある(例えば、実開昭60−180688号公
報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ホイールハウスの上記各構成部品はいずれも
薄板材であるため、これら各構成部品の接合部間には誤
差が生じ易くなっている。特に、フェンダエプロンとフ
ェンダライナとの接合部は、ホイールハウスの奥部に位
置することから容易には外観できない部分であり、よっ
て、フェンダライナを取り付けた際には、上記接合部に
隙間が生じてしまうことがある。そして、この場合に
は、自動車の走行時に、ホイールが泥水を跳ね上げる
と、この泥水はその勢いで上記隙間を通して車体の内部
側に入り込むという不都合を生じる。
一方、上記したようにフェンダエプロンとフェンダライ
ナとの接合部は容易には外観できない部分であるため、
フェンダライナのねじ止め作業時には、フェンダエプロ
ンに対するこのフェンダライナの位置決めが容易にはで
きず、よって、フェンダライナのねじ止め作業が煩雑に
なるという問題もある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、ホイールが跳ね上げた泥水がフェンダエプロンとフ
ェンダライナとの間を通して車体の内部に入り込もうと
することを防止し、かつ、フェンダエプロンに対するフ
ェンダライナのねじ止め作業が容易にできるようにする
ことを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、フェンダライナのフェンダエプロン側端縁に対応さ
せて上記フェンダエプロンに一対のビードを成形し、同
上フェンダライナのフェンダエプロン側端縁を上記両ビ
ード間に嵌入した点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
フェンダエプロン8に対しフェンダライナ9を取り付け
た状態では、このフェンダライナ9におけるフェンダエ
プロン8側の端縁13はこのフェンダエプロン8に成形さ
れた一対のビード16,16間に嵌入されている。このた
め、これら両者間の接合部に隙間17が生じたとしても、
この隙間17はラビリンス形状となる。
また、上記のように構成したため、フェンダライナ9を
フェンダエプロン8に対しねじ止めする際には、これに
先立って、まず、上記フェンダライナ9の端縁13をフェ
ンダエプロン8に成形した両ビード16,16間に嵌め込め
ば、フェンダエプロン8に対するフェンダライナ9の位
置決めが正確、かつ、迅速にできることとなる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図と第2図において、1は自動車の車体で、この車
体1の前部両側にはホイールハウス2が形成され、この
ホイールハウス2はホイールたる前輪3を収容してい
る。4はフロントバンパ、5はフロントドアである。
上記ホイールハウス2は板金製フェンダ7と、このフェ
ンダ7の上縁から下方に向って延びる板金製のフェンダ
エプロン8とを有し、これらフェンダ7とフェンダエプ
ロン8との間にはフェンダライナ9が介設されている。
このフェンダライナ9は上記前輪3の上部外周面を覆っ
て側面視が円弧状をなしている。10はフードである。
上記フェンダライナ9も板金製で、このフェンダライナ
9におけるフェンダ7側の端縁11は同上フェンダ7の下
端縁に対し、前後複数箇所でボルト12により着脱自在に
ねじ止めされている。また、同上フェンダライナ9にお
けるフェンダエプロン8側の端縁13もフェンダエプロン
8の上下中途部に対し、前後複数箇所でボルト14により
着脱自在にねじ止めされている。
第1図、第3図、および第4図において、上記フェンダ
ライナ9の前部におけるフェンダエプロン8側の端縁13
に対応して、このフェンダエプロン8に前後一対のビー
ド16,16が成形されている。これら各ビード16は縦方向
に延びてフェンダエプロン8の前部下端側を十分に補強
している。
そして、上記フェンダライナ9におけるフェンダエプロ
ン8側の端縁13が上記両ビード16,16間にわずかの隙間1
7をおいて嵌脱自在に嵌入されている。このため、この
隙間17はラビリンス形状となっており、従って、前輪3
が跳ね上げた泥水18がその勢いで隙間17を通り前記車体
1の内部19に入り込もうとすることは防止される。
また、上記のように構成したため、フェンダライナ9を
フェンダエプロン8にねじ止めする際には、これに先立
って、まず、上記フェンダライナ9の端縁13をフェンダ
エプロン8に形成した両ビード16,16間に嵌め込む。す
ると、フェンダライナ9をフェンダエプロン8に対し正
確、かつ、迅速に位置決めできることとなり、このねじ
止め作業が容易にできる結果となる。
なお、以上は図示の例によるが、フェンダ7、フェンダ
エプロン8、およびフェンダライナ9は樹脂製であって
もよい。また、フェンダエプロン8に成形するビード16
は図で示したもの以外に更に設けてもよい。
(考案の効果) この考案によれば、フェンダライナのフェンダエプロン
側端縁に対応させて上記フェンダエプロンに一対のビー
ドを成形し、同上フェンダライナのフェンダエプロン側
端縁を上記両ビード間に嵌入したため、上記フェンダエ
プロンとフェンダライナとの接合部に隙間が生じたとし
ても、この隙間はラビリンス形状となる。
従って、ホイールが跳ね上げた泥水が上記隙間を通して
車体の内部に入り込もうとすることは防止される。
また、上記のように構成したため、フェンダライナをフ
ェンダエプロンに対しねじ止めする際には、これに先立
って、まず、上記フェンダライナの端縁をフェンダエプ
ロンに成形した両ビード間に嵌め込めば、フェンダエプ
ロンに対するフェンダライナの位置決めが正確、かつ、
迅速にできることとなる。
よって、フェンダエプロンに対するフェンダライナのね
じ止め作業は容易にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は車体の前部斜視
図、第2図は第1図のII−II線矢視断面図、第3図は同
上第1図のIII−III線矢視断面図、第4図は同上第1図
のIV−IV線矢視断面図である。 1……車体、2……ホイールハウス、3……前輪(ホイ
ール)、7……フェンダ、8……フェンダエプロン、9
……フェンダライナ、13……端縁、16……ビード、17…
…隙間、18……泥水、19……内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェンダとフェンダエプロンとの間に介在
    してホイールの上部外周面を覆うフェンダライナを設
    け、このフェンダライナを上記フェンダとフェンダエプ
    ロンとにねじ止めした車体のホイールハウス構造におい
    て、上記フェンダライナのフェンダエプロン側端縁に対
    応させて上記フェンダエプロンに一対のビードを成形
    し、同上フェンダライナのフェンダエプロン側端縁を上
    記両ビード間に嵌入した車体のホイールハウス構造。
JP4631989U 1989-04-20 1989-04-20 車体のホイールハウス構造 Expired - Lifetime JPH0730468Y2 (ja)

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JPH02136781U JPH02136781U (ja) 1990-11-14
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JP4998160B2 (ja) * 2007-09-07 2012-08-15 マツダ株式会社 車体前部構造
JP6380497B2 (ja) * 2016-10-03 2018-08-29 マツダ株式会社 自動車のホイールハウス構造

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JPH02136781U (ja) 1990-11-14

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