JPH018465Y2 - - Google Patents

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JPH018465Y2
JPH018465Y2 JP12154884U JP12154884U JPH018465Y2 JP H018465 Y2 JPH018465 Y2 JP H018465Y2 JP 12154884 U JP12154884 U JP 12154884U JP 12154884 U JP12154884 U JP 12154884U JP H018465 Y2 JPH018465 Y2 JP H018465Y2
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JP
Japan
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floor plate
cross member
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bead
flange portion
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JP12154884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、荷物等を積載する荷台を車体後部に
備えた自動車の荷台構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、自動車の荷台構造として、例えば、
実開昭56−168484号公報に示されるように、荷台
前端のクロスメンバーを上段と下段とを有する断
面二段状に形成し、上段に荷台の前壁下端を溶着
し、下段に荷台の床板前端を溶着することによ
り、荷台の床板をクロスメンバーに取付けられた
ものは知られている。
(本考案が解決しようとする問題点) ところで、自動車の荷台の床板には、通常、補
強のために車体前後方向に延びるビードが形成さ
れている。そのため、上記床板構造のように、荷
台の床板を単にクロスメンバーに溶着した場合に
は、床板に形成されたビードと車体幅方向に延び
るクロスメンバーとが交錯する位置にビード形状
に帰因する隙間ができてしまい、例えば、自動車
が水溜りを通過する時等に跳上げられた水が上記
隙間から荷台上へ侵入して、該荷台に載置された
荷物が濡れる恐れがあつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、上記の如き自動車の荷台の床板
の前後部の下面に接合されるクロスメンバーを利
用して、その接合のためのフランジ部の形状を、
床板に形成されたビードとほぼ同じような形状に
することにより、床板前後端部とクロスメンバー
との接合部における隙間をなくして、荷台への水
の侵入を防止するようにすることにある。
(上記問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解決手段
は、自動車の荷台構造として、荷台の前後部下部
に車幅方向に延びて配設されるクロスメンバー
と、車体前後方向に延びるビードが形成された荷
台の床板とを備え、該床板の前後部の各下面には
上記クロスメンバーのフランジ部が接合され、該
フランジ部に上記床板に形成されたビードとほぼ
一致する凹凸部を形成した構成としたものであ
る。
(作用) このことにより、本考案では、車体前後方向に
延びるビードが形成された荷台の床板の前後部下
面に接合されるクロスメンバーのフランジ部に、
上記ビードとほぼ一致する凹凸部が形成されてい
るため、床板とクロスメンバーとの間の隙間がほ
とんどなくなり、跳上げられた水等が、床板やフ
ランジ部等の下面に当つても、そのまま地面に落
下するだけで荷台の床板上に侵入し難くなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の実施例に係る自動車1の全体
構成を示し、2は自動車1の車体後部に備えられ
た荷台であり、該荷台2は、車体前後方向に延び
る補強用のビード3,3,…が形成された床板4
と、外側方に傾倒可能に取付けられた両側壁2
a,2bと、床板4の後部に同じく後方に傾倒可
能に設けられた後壁2cと、床板4の前方に起立
状態に配置された前壁2dとからなる。
上記荷台2の前後部下部には、第2図および第
4図に示すように、夫々車幅方向に延びる前側お
よび後側のクロスメンバー5,6が配設されてお
り、該両クロスメンバー5,6間に、上記車体前
後方向に延びるビード3が形成された荷台2の床
板4が架設されている。
そして、上記前側クロスメンバー5は前側部材
5aと後側部材5bとの一体接合によつて上方に
開放された断面略U字形状に形成され、その上端
に水平方向に延びる前側フランジ部7aおよび後
側フランジ部7bを備えており、該後側フランジ
部7bに床板4の前部下面が溶接により接合され
ている。また、上記前側フランジ部7aの前端は
下方に垂直に折り曲げられていて、その折曲部分
には上記荷台2の前壁2dが一体に接合されてい
る。
一方、上記後側クロスメンバー6は、断面鈎状
のクロスメンバー本体6aと、該クロスメンバー
本体6aの前縁部下面に一体に接合されたフラン
ジ部6bとからなり、上記クロスメンバー本体6
aの前縁部上面に床板4の後部下面が当接し、該
床板4とクロスメンバー本体6aとフランジ部6
bとが溶接により一体に接合されている。また、
フランジ部6bの前縁部は、床板4の下面との当
接部の数ケ所が溶接により床面4と接合されてい
る。
さらに、上記前側クロスメンバー5の後側フラ
ンジ部7bおよび後側クロスメンバー6のフラン
ジ部6bには、上記床板4に形成されたビード3
とほぼ一致する凹凸部8,8,…が形成されてお
り、この凹凸部8,8,…を床板4のビード3に
嵌合させた状態で床板4とクロスメンバー5,6
とが接合されている。
また、第6図に示すように、上記後側クロスメ
ンバー6のフランジ部6bにおける凹凸部8と床
板4のビード3との接合隙は、ブチルゴム等から
なるシール材9でシールされている。
したがつて、上記実施例においては、荷台2の
床板4の前後端部に接合される前側、後側クロス
メンバー5,6のフランジ部7b,6bには、床
板4に形成されたビード3とほぼ同じ形状をした
凹凸部8が形成され、該凹凸部8をビード3に嵌
合させた状態で床板4とクロスメンバー5,6と
が接合されているので、クロスメンバー5,6と
床板4との隙間はほとんどなくなつて、接合部分
における防水性能が高まり、自動車1の跳上げた
水が床板4と前側、後側クロスメンバー5,6と
の接合部分の隙間から荷台2上に侵入するのを防
止することができ、該荷台2の荷物を漏らすこと
はない。
しかも、自動車の走行中、跳上げられた水等が
侵入し易い後側クロスメンバー6のフランジ部6
bにおける凹凸部8と床板4のビード3との接合
部分には、ブチルゴム等からなるシール材9でシ
ールされているので、防水性能が一層向上し、跳
上げられた水等の上記接合部分からの侵入をより
一層確実に防止することができる。
尚、上記実施例では、後側クロスメンバー6を
床板4に接合する場合に、床板4に形成されたビ
ード3とほぼ同じ形状の凹凸部8を有するフラン
ジ部6bをクロスメンバー本体6aとは別体に製
作したが、予め後側クロスメンバー6に上記ビー
ド3とほぼ同一の形状の凹凸部を有するフランジ
部を一体に形成しておいて、該後側クロスメンバ
ー6を直接床板5に接合するようにしてもよく、
上記実施例と同様の効果を奏し得るのはもとより
である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案に係る自動車の荷台構造に
よると、荷台の床板と、該床板の前後部下部を車
幅方向に延びるクロスメンバーとが、クロスメン
バーのフランジ部に床板のビードとほぼ一致する
ように形成した凹凸部を上記ビードに嵌合させた
状態で接合されているので、床板とクロスメンバ
ーとの接合部分に大きな隙間が生じることがなく
なつて、防水性が高まり、自動車の走行時に、水
溜り等から跳上げられた水が荷台上に侵入するの
を確実に防止でき、よつて自動車の積荷に対する
保護の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は車体
後部に荷台を備えた自動車の全体概略斜視図、第
2図は荷台前部を下方から眺めた斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は荷台後部を
下方から眺めた斜視図、第5図および第6図は
夫々第4図の−線および−線断面図であ
る。 1……自動車、2……荷台、3……ビード、4
……床板、5……前側クロスメンバー、6……後
側クロスメンバー、6a……クロスメンバー本
体、6b……フランジ部、7a……前側フランジ
部、7b……後側フランジ部、8……凹凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車荷台の前後部下部に車幅方向に延びて配
    設されるクロスメンバーと、車体前後方向に延び
    るビードが形成された床板とを備え、該床板の前
    後部の各下面には上記クロスメンバーのフランジ
    部が接合されており、該フランジ部には上記床板
    に形成されたビードとほぼ一致する凹凸部が形成
    されていることを特徴とする自動車の荷台構造。
JP12154884U 1984-08-08 1984-08-08 自動車の荷台構造 Granted JPS6136481U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12154884U JPS6136481U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車の荷台構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12154884U JPS6136481U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車の荷台構造

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Publication Number Publication Date
JPS6136481U JPS6136481U (ja) 1986-03-06
JPH018465Y2 true JPH018465Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=30680328

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12154884U Granted JPS6136481U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車の荷台構造

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JP (1) JPS6136481U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051507Y2 (ja) * 1986-10-28 1993-01-14

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JPS6136481U (ja) 1986-03-06

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