JPS6136456Y2 - - Google Patents

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JPS6136456Y2
JPS6136456Y2 JP7459182U JP7459182U JPS6136456Y2 JP S6136456 Y2 JPS6136456 Y2 JP S6136456Y2 JP 7459182 U JP7459182 U JP 7459182U JP 7459182 U JP7459182 U JP 7459182U JP S6136456 Y2 JPS6136456 Y2 JP S6136456Y2
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JP
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skirt
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bracket
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JP7459182U
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JPS58176073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のサイドスカートに関する。
車体のサイドシルは、閉断面を形成するように
互いに連結されたインナパネルとアウタパネルと
からなつている。ところが、従来のサイドシルに
おいては、アウタパネルの外面がむき出しになつ
ているため、自動車走行時に石はねによつてアウ
タパネル底側面が変形したり、塗装が剥れて該部
分に錆が発生するという事態が生ずる場合があつ
た。
そこで、例えば実開昭50−102008号において
は、車体シルの底側面を弾性材からなるプロテク
タで覆つてこれを保護することが提案されてい
る。ところが、このプロテクタは、ゴムや樹脂等
の弾性材の中実体で形成されているため、材料を
多く必要とし、不経済であるとともに、重量がか
なり重くなつてしまうという欠点があつた。ま
た、上記公開実用新案においては、フエンダのホ
イールアーチ部をプロテクタで覆つていないが、
このアーチ部の下方部分も上記走行時の石はねに
よる変形等が生ずる場合がある。
そこで本考案は、軽量構造でサイドシルおよび
フエンダのホイールアーチ部の底外側面を保護す
ることができるとともに、外観および空気抵抗の
面からも優れた自動車のサイドスカートを提供す
ることを目的とするものである。
本考案による自動車のサイドスカートは、車体
のサイドシルの底外側面に、横断面がほぼL字形
のメインスカート部材を、ブラケツトを介して装
着し、上記メインスカート部材の前端と後端から
それぞれフロントフエンダおよびリヤフエンダの
ホイールアーチ部の途中まで延びる前部および後
部サブスカート部材を配し、上記メインスカート
部材とサブスカート部材の一方の端部に段下げ面
を設け、この段下げ面に凹部を形成し、この凹部
において車体に固定し、他方の端部に上記凹部に
嵌合する凸部を設け、この凸部と凹部の嵌合によ
つてメインスカート部材とサブスカート部材を接
続したことを特徴とするものである。
上記構造の本考案のサイドスカートの主部分
は、単にほぼL字形のメインスカート部材からな
るものであり、従つて構造が軽量であり、また底
面がフラツト化できるので外観がよりスポーテイ
なものとなるとともに空気抵抗が減少する。更に
は、フエンダのホイールアーチ部にもサブスカー
ト部材を覆せたので、この部分の石はねによる変
形等も防止でき、また上記凸部と凹部の構造によ
り、メインスカート部材とサブスカート部材の相
互接続及び車体への取り付けを、容易にかつ外観
も良好な状態で行なうことができる。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい
実施例による自動車のサイドスカートについて説
明する。
第1図は、本考案の第1の実施例によるサイド
スカートを装着した自動車の全体を示す概略図で
ある。
この図において符号1は、自動車の車体を示
す、この車体1のドア2の下方にはサイドシル3
(第1図には示されていない)が設けられてい
る。このサイドシル3は、第1図の線A−Aに沿
う断面図である第2図に明瞭に示されているよう
に、閉断面を形成するように互いに連結されたイ
ンナパネル3aとアウタパネル3bからなつてい
る。
このアウタパネル3bの斜め下方内側に延びる
底外側面には、ブラケツト4が取り付けられてい
る。このブラケツト4は、横断面がL字形の本体
部分4aを有しており、この本体部分4aの上下
には、アクタパネル3bの外面に沿う溶接部4
b,4cが設けられている。ブラケツト4は、こ
の溶接部4b,4cにおいてアウタパネル3bに
スポツト溶接によつて固着されている。ブラケツ
ト4は、上方の溶接部4bから更に上方に延びる
延長部4dを有しており、この延長部4dの上端
部は、アウタパネル3bからわずかに間隔をおか
れて配されている。本体部分4aの垂直部分に
は、後に説明する目的のため開口4eが形成され
ている。
アウタパネル3bの底外側面には、上記ブラケ
ツト4を介して横断面がほぼL字形のメインスカ
ート部材5が装着されている。このメインスカー
ト部材5の上縁5aは、フツク状となつており、
この上縁5aにおいて上記ブラケツト4の上方延
長部4dの上端に引き掛けられている。メインス
カート部材5の垂直部分5bの上下方向のほぼ中
間部には、開口5cが設けられている。この開口
5cの背部には、皿状あるいはカツプ状の取り付
け部5dが、その底部5eをブラケツト4の本体
部分4aの垂直部分に密着させた状態で設けられ
ている。この底部5eには、ブラケツト4の本体
部分4aに形成された開口4eと同軸に開口5f
が形成されている。ブラケツト4の開口4eの後
部には、ナツト6が溶接等によつて固着されてお
り、スカート部材5の垂直部分5bに形成された
開口5cを介して、開口5fと開口4eにボルト
7を通して上記ナツト6に螺合させて締め付け
る。以上によつて、メインスカート部材5をブラ
ケツト4を介してサイドシル3に装着する。この
装着の後、開口5cには、キヤツプ8を嵌合して
外観を整える。
また、メインスカート部材5の内側縁5gの垂
れ下りを防止するため、複数個所において第4図
に示すようにこの内側縁5gとアウタパネル3b
を貫通する開口9a,9bを設け、この開口にク
リツプ10を挿入して、上記内側縁5gをクリツ
プ止めしている。
上記メインスカート部材5の前端と後端から
は、第1図に示されているように前部および後部
サブスカート部材11および12が、それぞれフ
ロントフエンダ13およびリアフエンダ14のホ
イールアーチ部13a,14aの途中まで延びて
いる。前部サブスカート部材11の後端には、第
3図に示したように上記メインスカート部材5の
厚さと同じだけ段差が付けられた段下げ面11a
が形成されている。この段下げ面11aには、凹
部11bが設けられており、この凹部11bの底
部には取付け用開口11cが形成されている。
第1図の線B−Bに沿う断面図である第4図に
示されているように、サイドシル3のアウタパネ
ル3bのメインスカート部材5の前端部近傍に位
置する部分にも、上記ブラケツト4が上記と同様
にしてスポツト溶接によつて取り付けられてい
る。このブラケツト4には、今度は前部サブスカ
ート部材11の後端が、凹部11bに形成された
取付け用開口11bに通されたボルト7およびナ
ツト6によつて固定されている。この前部サブス
カート部材11の後端のブラケツト4への取り付
け方は、前に第2図を参照して説明したメインス
カート部材5のブラケツト4への取り付け方と同
一であつてよいので、これ以上の説明は省略す
る。
メインスカート部材5の先端には、第3図に示
されているように、凸部5hが形成されており、
この凸部5hは、前部サブスカート部材11の後
端に設けられた凹部11bにぴつたりと嵌合し
て、メインスカート部材5と前部サブスカート部
材11を互いに一部を重ね合せた状態で連結す
る。前部サブスカート部材11の後端部は、上記
したように段下げ面11aとなつているので、前
部サブスカート部材11とメインスカート部材5
の表面は面一となり、優れた外観となつている。
前部サブスカート部材11の上方部分は、第1
図の線C−Cに沿う断面図である第5図に示され
た第1の取付部11d、および同図の線D−Dに
沿う断面図である第6図に示された第2の取付部
11eにおいて、更にクリツプ15,16によつ
てフロントフエンダ13にクリツプ止めされてい
る。第1の取付部11dにおいては、前部サブス
カート部材11の裏面に沿つてその後方縁から前
方に延びるタブ状部材11fにその前端部から後
方に延びるように長溝11gを形成し、フロント
フエンダ13にこの長溝11gに整列して配され
た孔13bを形成して、長溝11g及び孔13b
に上記クリツプ15を通して、前記サブスカート
部材11をフロントフエンダ13にクリツプ止め
している。
また、第2の取付部11eにおいては、前部サ
ブスカート部材11の前縁11hが、フロントフ
エンダ13の内方に折り曲げられた前縁13cに
沿うように成形されており、このように重ね合わ
された前縁11hおよび13cにはこれらを貫通
する孔17a,17bが形成されており、この孔
16a,16bに上記クリツプ16を通すことに
よつて、前部サブスカート部材11をフロントフ
エンダ13にクリツプ止めしている。
以上のようにして、前部サブスカート部材11
を取り付けているが、この取付方法は、後部サブ
スカート部材12についても同様であるので、後
部サブスカート部材12の取り付けについては説
明を省略する。
次に、第7図以降を参照して本考案の第2の実
施例によるサイドスカートを説明する。
上記第1の実施例においては、ボルト・ナツト
6,7を用いてメインスカート部材5をブラケツ
ト4に装着していたが、本実施例においては、メ
インスカート部材5の垂直部分5bの内面にスナ
ツプ部材20を設け、このスナツプ部材20を開
口4eに挿入して、メインスカート部材5をブラ
ケツト4に挿着する。また、第1の実施例におい
ては、メインスカート部材5の内縁部5gの垂れ
下りを防止するため、この内縁部5gをサイドシ
ル3のアウタパネル3bにクリツプ止めしていた
が、本実施例においては、ブラケツト4に内縁部
5gをクリツプ止めする型式をとつている。この
ため、下方の溶接部4cから更に下方に延びる延
長部4fを設け、この延長部4fの内側端を水平
に延ばし、この部分に開口9aと整列する開口4
gを形成する。この開口9a,4gにクリツプ1
0を挿入して、メインスカート部材5の内縁部5
fを固定し、これによつてこの内縁部の垂れ下り
を防止することができる。以上、本実施例におけ
るメインスカート部材5の取付構造においては、
他の部品、部材は、第1の実施例のものと同一で
あるので、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施例においては、メインスカート部材5
の装着をスナツプ部材20を用いて行なつている
ので、その装着をワンタツチで行なうことができ
る。また、メインスカート部材5にボルト挿入用
の開口5cや取付け部5dを設ける必要がなくな
るとともに、キヤツプ8が不要となるため、構造
が簡単なものとなるとともに、外観もすぐれたも
のとなる。
更に、上記第1の実施例においては、メインス
カート部材5とサブスカート部材11,12の連
結を凸部5hと凹部11bの嵌合のみによつて行
なつたが、より連結を強固なものをするととも
に、メインスカート部材5の浮き上がりを防止し
かつ2つのスカート部材の水平度を確保するた
め、第8および9図に示したように、メインスカ
ート部材5の端部の凸部の近傍にスナツプ部材3
0を設けるとともに、サブスカート部材11の段
下げ面11aに、上記スナツプ部材30が挿入さ
れる開口31を形成し、このスナツプ部材30と
開口31を嵌め合せて、メインスカート部材5と
サブスカート部材11を連結するようにしてもよ
い。本実施例におけるメインスカート部材5とサ
ブスカート部材11,12の連結構造において
は、他の部品、部材は、第1の実施例のものを同
一であるので、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例によるサイド
スカートを装着した自動車の全体を示す概略図、
第2図は、第1図の線A−Aに沿う断面図、第3
図は、メインスカート部材とサブスカート部の接
続部の構造を示す分解斜視図、第4図は、第1図
の線B−Bに沿う断面図、第5図は、第1図の線
C−Cに沿う断面図、第6図は、第1図の線D−
Dに沿う断面図、第7図は、本考案の第2の実施
例によるサイドスカートの第2図と同様の図、第
8図は、本考案の第3の実施例によるサイドスカ
ートの第3図と同様の図である。第9図は、本考
案の第3の実施例によるサイドスカートの第4図
と同様の図である。 3……サイドシル、3a……インナパネル、3
b……アウタパネル、4……ブラケツト、4d…
…ブラケツト4の上端部、5……メインスカート
部材、5h……凹部、11,12……サブスカー
ト部材、11a……段下げ面、11b……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 横断面がほぼL字形のメインスカート部材
    を、車体のサイドシルの底外側面に装着し、前
    記メインスカート部材の前端と後端からそれぞ
    れフロントフエンダおよびリヤフエンダのホイ
    ールアーチ部の途中まで延びる前部および後部
    サブスカート部材を配し、前記メインスカート
    部材とサブスカート部材の一方の端部に段下げ
    面を設け、この段下げ面に凹部を形成し、この
    凹部において車体に固定し、他方の端部に前記
    凹部に嵌合する凸部を設け、この凸部と凹部の
    嵌合によつてメインスカート部材とサブスカー
    ト部材を接続した自動車のサイドスカート。 (2) 上記メインスカートは、その上縁を、サイド
    シルの底外側面に上端をサイドシルとの間にわ
    ずかに間隔をあけた状態で取り付けたブラケツ
    トの上端に引つ掛けて係止し、他の少なくとも
    一部分を、該ブラケツトに固定することによつ
    て車体に取り付けた実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の自動車のサイドスカート。
JP7459182U 1982-05-20 1982-05-20 自動車のサイドスカ−ト Granted JPS58176073U (ja)

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JP7459182U JPS58176073U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 自動車のサイドスカ−ト

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JPS58176073U JPS58176073U (ja) 1983-11-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0420703Y2 (ja) * 1986-03-18 1992-05-12
JP2595738B2 (ja) * 1990-01-19 1997-04-02 日産自動車株式会社 マッドガードの取付構造

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JPS58176073U (ja) 1983-11-25

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