JPH0141659Y2 - - Google Patents

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JPH0141659Y2
JPH0141659Y2 JP8543484U JP8543484U JPH0141659Y2 JP H0141659 Y2 JPH0141659 Y2 JP H0141659Y2 JP 8543484 U JP8543484 U JP 8543484U JP 8543484 U JP8543484 U JP 8543484U JP H0141659 Y2 JPH0141659 Y2 JP H0141659Y2
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JP
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vehicle
mud
guard
mudguard
outer end
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JP8543484U
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JPS613080U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は車両側縁下部における主としてロツカ
アウタパネルに取付けられて泥付着防止をなすた
めのサイドマツドガードに関する。
〔考案の背景〕
従来、車両の両側縁のロツカアウタパネル部分
には、乗降時に付着した泥によつて衣類が汚れな
いように、サイドマツドガード、あるいはサイド
スポイラ、サイドステツプと称される部材を取付
けたものが知られている。このサイドマツドガー
ドはロツカアウタパネルに対して外側に向つて据
広がり状に取付けられ、特に乗降口下部のロツカ
アウタパネルに泥が跳ね上げられて付着すること
を阻止し、乗員乗降時に衣類がこのサイドマツド
ガードに接触した場合でも汚れが生じないように
作用するのである。この種の従来例としては実開
昭58−122667号公報に開示されているものがあ
る。
ところが、従来のサイドマツドガードでは充分
な泥付着防止機能を発揮し得ず、特にサイドマツ
ドガードの意匠面である外面側への泥付着防止が
充分であるとはいえなかつたものである。すなわ
ち、従来のサイドマツドガードは、第3図の如
く、ロツカアウタパネル10に三角断面形状のサ
イドマツドガード12を接合し、水平下面部14
の延長端にてロツカアウタパネル10の下面にビ
ス止めをなして取付けられる。そして泥まわり込
み防止のため、サイドマツドガード12の外端面
16下部にフランジ状突縁18を形成している。
しかし、斯かる構造では、突縁18が最外端に位
置しているため、泥水が走行中の風の作用で意匠
面となつている外端面16に流れ、結局、意匠面
への泥付着を防止できない欠点がある。このため
外端面16には衣類が接触し易いため、衣類の汚
れ防止はできないのである。また、突縁18の形
成位置は歩行者に最も近い位置となり、安全上の
問題も招来していた。更には、このサイドマツド
ガード10は水平下面部14の延長端でロツカパ
ネルにビス止めされているため、上方からの荷重
によつて容易に脱落される危険があり、取付構造
上の不安定さがあつたものである。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に着目し、特にサ
イドマツドガードの意匠面に対する泥の付着を大
幅に低減させることができるサイドマツドガード
を得ることを目的としている。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案に係るサイ
ドマツドガードは、V字状に形成された頂面部を
車両側方に向けてロツカアウタパネルに取付けら
れたサイドマツドガードにおいて、ガード本体の
下面部に対し前記外端頂面部より内方に位置する
部位に車両前後方向に沿う三角断面のビードを設
けて構成したものである。
斯かる構成により、泥水が内側位置のビードに
よつて切られ、走行風の作用を受けても意匠面で
ある外端頂面部に泥が付着されることがなく、泥
付着防止効果が極めて高くなる。
〔考案の実施例〕
以下に本考案に係るサイドマツドガードの実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
第1〜2図はサイドマツドガードの取付状態断
面図と取付位置を示す車両の側面図である。第2
図に示されるように、このサイドマツドガード2
0は車両22の側面下部に車両前後方向に沿つて
取付けられ、フロントフエンダ側のフロントサイ
ドマツドガード20Aと、乗降部位置のメインサ
イドマツドガード20B、およびリヤフエンダ側
のリヤサイドマツドガード20Cを連続して接続
したものである。第1図は第2図におけるI−I
線断面図であり、この図に基づいて実施例のサイ
ドマツドガード20につき詳細に説明する。
車両22のロツカアウタパネル24はドア26
の下縁に沿う上部28と、ドア26のアウタパネ
ルに沿つて連続した曲面とされる側部30、およ
び下面部32とからなり、サイドマツドガード2
0は側部30を被うようにV字形状に折曲形成さ
れてこのロツカアウタパネル24に取付けられ
る。すなわち、サイドマツドガード20は樹脂材
料により成形され、側部30の上縁から傾斜して
外方に突設された上面部34と、垂直面とされた
外端頂面部36の下縁から前記側部30の下縁に
至る下面部38とからなる。そして、このサイド
マツドガード20の取付けは、前記上面部34の
端縁にフランジ部40を形成してパネル面に接合
し、この接合面にて結着する。この結着はパネル
側にグロメツトを取付け、このグロメツトを介し
て固定具42により行えばよい。
このようなサイドマツドガード20において、
前記下面部38には、外端頂面部36より内方に
位置して、車両前後方向に沿う三角断面形状のビ
ード44を取付けたものである。このビード44
はサイドマツドガード20の全体に亘つて設け、
少なくともメインサイドマツドガード20Bに対
して必ず取付ける。ビード44の成形はサイドマ
ツドガード20の成形時に一体的に成形すればよ
い。
また、この実施例では、サイドマツドガード2
0の上面部34においてフランジ部40の近傍に
は折曲段部46を形成しておく。この折曲段部4
6は直射光による波打ち現象に対する変形抵抗を
生じさせる。
このような構成に係るサイドマツドガード20
の作用は次のようになる。車両22が走行するこ
とにより、泥水の跳ね上げが生じ、この泥水がサ
イドマツドガード20の下面部38に衝突する。
この衝突により泥水が走行中の風の作用で外端頂
面部36にまわり込もうとするが、ビード44が
あるため、下面部38を伝つてまわり込んだ泥水
は当該ビード44によつて下方に落とされ、意匠
面となつている外端頂面部36への泥付着を防止
するのである。特にビード44は内方に位置して
設けられ、しかも三角断面としているので頂縁に
て泥水の伝わり移動が切られ、外端頂面部36へ
の付着防止を効果的に行うことができる。また、
ビード44は内方に位置していることにより、仮
りに歩行者との接触事故が生じても、シヤープエ
ツジが外端になく、この点での危険性がない。
また、上記構成では、サイドマツドガード20
を上面部34のフランジ部40にて車体に取付け
る構造であるため、機械的強度が高く、乗員が踏
み付けても脱落事故は生じ難い構造となつてい
る。
更に、折曲段部46を設けることによつて、樹
脂素材に起因する波打ち現象が効果的に防止さ
れ、耐久性を向上させることができる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば、意匠面への泥水
まわり込みを大幅に低減でき、乗降時の衣類の汚
れを防止できるサイドマツドガードを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るサイドマツドガードの取
付構造断面図、第2図は同取付状態の車両側面
図、第3図は従来のサイドマツドガード取付構造
断面図である。 20……サイドマツドガード、24……ロツカ
アウタパネル、36……外端頂面部、40……フ
ランジ部、44……ビード、46……折曲段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. V字状に形成された頂面部を車両側向に向けて
    ロツカアウタパネルに取付けられたサイドマツド
    ガードにおいて、ガード本体の下面部に対し前記
    外端頂面部より内方に位置する部位に車両前後方
    向に沿う三角断面のビードを設けたことを特徴と
    するサイドマツドガード。
JP8543484U 1984-06-08 1984-06-08 サイドマツドガ−ド Granted JPS613080U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8543484U JPS613080U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 サイドマツドガ−ド

Applications Claiming Priority (1)

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JP8543484U JPS613080U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 サイドマツドガ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613080U JPS613080U (ja) 1986-01-09
JPH0141659Y2 true JPH0141659Y2 (ja) 1989-12-08

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ID=30635827

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JP8543484U Granted JPS613080U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 サイドマツドガ−ド

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JPS613080U (ja) 1986-01-09

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