JPH1071968A - 車両の水しぶき飛散防止装置 - Google Patents

車両の水しぶき飛散防止装置

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Publication number
JPH1071968A
JPH1071968A JP23033696A JP23033696A JPH1071968A JP H1071968 A JPH1071968 A JP H1071968A JP 23033696 A JP23033696 A JP 23033696A JP 23033696 A JP23033696 A JP 23033696A JP H1071968 A JPH1071968 A JP H1071968A
Authority
JP
Japan
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splash guard
vehicle
splash
fender
collision
Prior art date
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Pending
Application number
JP23033696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Oishi
哲也 大石
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP23033696A priority Critical patent/JPH1071968A/ja
Publication of JPH1071968A publication Critical patent/JPH1071968A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両のフェンダ後部に垂下されたスプラッシュ
ガードとの衝突にて飛散する雨水等の水しぶきが車両の
後方へ流れ込むのを無くし、後続車両の前方の視界を遮
るのを防止し、後続車両の安全を確保する。 【解決手段】フェンダ1若しくはスプラッシュガード
6、10、12、16、18の内面に反射板7、11若
しくは突起部13、17を設け、スプラッシュガード
6、10、12、16、18との衝突にて上方へ飛散す
る水しぶきBを反射板7、11若しくは突起部13、1
7にて下方へ反射させるようにした。またスプラッシュ
ガード6、10、12、16、18の左右右両側部にガ
イド部19を設け、スプラッシュガード6、10、1
2、16、18との衝突にて左右方向へ飛散する水しぶ
きBをガイド部19にて受け止めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貨物自動車等の車両
のフェンダ等に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両には、図12に示す如く車体
フレーム01の側方に配設されたフェンダ02の後端部
に可撓性のスプラッシュガード03が垂下されており、
雨天走行時には車輪04から後方へ跳ね上げられる雨水
等A(図12実線矢印)が前記スプラッシュガード03
にて車両の後方へ飛散するのを防止するようにしてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記構造にあ
っては、車輪04から後方に跳ね上げられた雨水等Aが
スプラッシュガード03の内面に衝突すると、その衝突
力にて雨水等Aは押し潰されて細かく分裂した水しぶき
Bとなり、この水しぶきBは上下左右方向、特に斜め上
方や外側方に多数飛散する(図13一点鎖線矢印)。飛
散した水しぶきBは車両の前方走行による風圧にてフェ
ンダ02やスプラッシュガード03の外側方から車両の
後方へ押し流される。これにより水しぶきBは図11に
示す如く霧(図11二点鎖線矢印)状となって浮遊し、
後続車両05や側方の車両の前方の視界を遮ることとな
り非常に危険である。
【0004】そこで本発明はスプラッシュガードとの衝
突にて飛散する水しぶきが車両の後方へ流れるのを防止
するようした車両の水しぶき飛散防止装置を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
発明では車輪の上方を覆うフェンダの後端部にスプラッ
シュガードを垂下し、前記フェンダ若しくはスプラッシ
ュガードには、走行中に雨水等がスプラッシュガード内
面との衝突にて生じる水しぶきが車両の外側方に飛散す
るのを防止する規制部材を設けたことを特徴とする。
【0006】また請求項2の発明では前記規制部材はフ
ェンダ若しくはスプラッシュガードの内面幅方向に固定
した反射板としたことを特徴とするものである。また請
求項3の発明では前記規制部材はスプラッシュガードの
内面に上下複数個形成した突起部としたことを特徴とす
るものである。さらに請求項4の発明では前記規制部材
はスプラッシュガードの外側部にて車輪側に突出させた
ガイド部としたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1乃至図2は第一の実施の形態で
あって、1は車両2の車体フレーム3側方に取付ブラケ
ット4を介して配設されたフェンダ1で、前記フェンダ
1の前部および後部を下方に折曲げることにより車輪5
の上方を覆うようにしてある。前記フェンダ1の後端部
外面には可撓性のスプラッシュガード6が垂下されてお
り、走行中に車輪5から後方に跳ね上げられる雨水等A
(図1実線矢印)を前記スプラッシュガード6の内面に
て反射させることにより雨水等Aが車両2後方へ飛散す
るのを防止するようになっている。
【0008】前記フェンダ1の後端部内面には、規制部
材として左右幅方向に延びる断面L字状の反射板7が突
設してあり、前記雨水等Aのスプラッシュガード6内面
との衝突にて上下左右に飛散する水しぶきB(図1一点
鎖線矢印)のうち上方へ飛散する水しぶきBを前記反射
板7の下面8にて下方へ反射させるようになってる。9
は前記反射板7をスプラッシュガード6とともにフェン
ダ1に固定するリベットである。前記構造により水しぶ
きBの大半が下方(地面側)に導かれることから水しぶ
きBが霧状となって浮遊するのを防止できる。
【0009】図3は第二の実施の形態で、規制部材であ
る前記反射板7を外側方下がりに傾斜させて取り付けた
もので、前記反射板7に当たった水しぶきBが外側方に
流れるのを防止するようにしたものである。
【0010】図4は第三の実施の形態で、スプラッシュ
ガード10の上部内面に規制部材である反射板11を断
面L字型に一体形成し、前記スプラッシュガード10を
フェンダ1後端部内面に垂下させてあり、この場合は反
射板11を別途設ける必要がないため、部品点数を少な
くするとともに製作工数を削減することができる。
【0011】図5乃至図7は第四の実施の形態で、フェ
ンダ1の後端部外面にスプラッシュガード12を垂下
し、前記スプラッシュガード12内面には規制部材とし
て左右幅方向に延びる突起部13を上下に複数個一体形
成してあり、前記雨水等A(図7実線矢印)のスプラッ
シュガード12内面の垂直面14との衝突にて上下左右
に飛散する水しぶきB(図7一点鎖線矢印)のうち上方
に飛散する水しぶきBを前記突起部13の下面15にて
下方に反射させるようになっている。前記構造により水
しぶきBがフェンダ1外側方へ飛散するのを防止するこ
とができ、後続車両や側方車両の安全走行を確保するこ
とができる。図8は第五の実施の形態で、フェンダ1の
後端部外面に垂下させたスプラッシュガード16内面に
規制部材として上下左右に複数の突起部17を一体形成
したもので、前記突起部17にてフェンダ1外側方に流
れようとする水しぶきを規制するようになっている。
【0012】図9及び図10は第六の実施の形態で、フ
ェンダ1の後端部外面にスプラッシュガード18を垂下
し、前記スプラッシュガード18の左右両側部には規制
部材として、スプラッシュガード18と車輪5との間に
形成されるスペース側に突出させたガイド部19を一体
形成してあり、前記スプラッシュガード18内面との衝
突にて上下左右に飛散する水しぶきB(図10一点鎖線
矢印)のうち左右方向に飛散する水しぶきBを前記ガイ
ド部19の内面20にて受け止め下方へ導くようになっ
ている。前記構造により水しぶきBがフェンダ1左右方
向へ飛散するのを防止することができるので、後続車両
や側方車両の安全走行を確保することができる。
【0013】尚、図1の第一の実施の形態では、反射板
をフェンダに設けてあるが、スプラッシュガードに設け
ても同様の作用効果を有するものである。また図4の第
三の実施の形態では、反射板をスプラッシュガードに一
体形成してあるが、別途反射板をスプラッシュガードに
取り付けた構造としても良い。また図5乃至図8の第四
の実施の形態および第五の実施の形態では、スプラッシ
ュガード内面に複数の突起部を一体形成してあるが、別
途突起部をスプラッシュガード内面に固着した構造とし
ても良い。また図8の第五の実施の形態では、突起部を
上下方向に複数個設けてあるが、スプラッシュガード上
部に一列のみ設けた構造としても良い。さらに図9及び
図10の第六の実施の形態では、ガイド部をスプラッシ
ュガードに一体形成してあるが、別途ガイド部をスプラ
ッシュガードに取付ける構造としても良い。
【0014】
【発明の効果】以上の如く本発明のうち請求項1の発明
ではフェンダ若しくはスプラッシュガードに規制部材を
設け、スプラッシュガードとの衝突にて上下左右に飛散
する水しぶきが車両の外側方に飛散するのを防止するよ
うにしたので、車両の後方にて水しぶきが霧状となって
浮遊するのを防止することができ、後続車両の安全走行
を確保することができる。
【0015】また請求項2の発明では、フェンダ若しく
はスプラッシュガードの内面幅方向に固定した反射板に
て上方へ飛散する水しぶきを下方へ反射させるようにし
たので、簡単な構造で水しぶきが車両後方にて上方へ浮
遊するのを防止することができ、後続車両の安全走行を
確保することができる。また請求項3の発明では、スプ
ラッシュガードの内面に上下複数個形成した突起部にて
上方へ飛散する水しぶきを下方へ反射させるようにした
ので、水しぶきが車両後方にて上方へ浮遊するのを防止
することができ、かつ部品点数を少なくするとともに製
作工数を削減することができる。
【0016】さらに請求項4の発明では、スプラッシュ
ガード外側部に形成したガイド部にて外側方へ飛散する
水しぶきを受け止めるようにしたので、水しぶきが車両
の外側方に浮遊するのを防止することができ、後続車両
や側方車両の安全走行を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図5】本発明の第四の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図6】図5の斜視図である。
【図7】図5の要部拡大図である。
【図8】本発明の第五の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の第六の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】従来の車両の走行状態を示す側面図である。
【図12】図11の要部拡大図である。
【図13】図11のB−B図である。
【符号の説明】
1 フェンダ 2 車両 5 車輪 6、10、12、16、18 スプラッシュガード 7、11 反射板 13、17 突起部 19 ガイド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪の上方を覆うフェンダの後端部にスプ
    ラッシュガードを垂下し、前記フェンダ若しくはスプラ
    ッシュガードには、走行中に雨水等がスプラッシュガー
    ド内面との衝突にて生じる水しぶきが車両の外側方に飛
    散するのを防止する規制部材を設けてなる車両の水しぶ
    き飛散防止装置。
  2. 【請求項2】前記規制部材はフェンダ若しくはスプラッ
    シュガードの内面幅方向に固定した反射板としてなる請
    求項1記載の車両の水しぶき飛散防止装置。
  3. 【請求項3】前記規制部材はスプラッシュガードの内面
    に上下複数個形成した突起部としてなる請求項1記載の
    車両の水しぶき飛散防止装置。
  4. 【請求項4】前記規制部材はスプラッシュガードの外側
    部にて車輪側に突出させたガイド部としてなる請求項1
    記載の車両の水しぶき飛散防止装置。
JP23033696A 1996-08-30 1996-08-30 車両の水しぶき飛散防止装置 Pending JPH1071968A (ja)

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JP23033696A JPH1071968A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 車両の水しぶき飛散防止装置

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JP23033696A JPH1071968A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 車両の水しぶき飛散防止装置

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JPH1071968A true JPH1071968A (ja) 1998-03-17

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JP23033696A Pending JPH1071968A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 車両の水しぶき飛散防止装置

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JP (1) JPH1071968A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161101A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Toyota Motor Corp 車両用空力構造
CN102602459A (zh) * 2012-04-01 2012-07-25 常熟南师大发展研究院有限公司 车轮后挡片
JP2017025535A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 日立建機株式会社 転圧機械

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