JPS5915740Y2 - マツドガ−ド構造 - Google Patents

マツドガ−ド構造

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Publication number
JPS5915740Y2
JPS5915740Y2 JP15919479U JP15919479U JPS5915740Y2 JP S5915740 Y2 JPS5915740 Y2 JP S5915740Y2 JP 15919479 U JP15919479 U JP 15919479U JP 15919479 U JP15919479 U JP 15919479U JP S5915740 Y2 JPS5915740 Y2 JP S5915740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mudguard
fender
plate
plate portion
curved
Prior art date
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Expired
Application number
JP15919479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5676576U (ja
Inventor
俊光 松岡
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP15919479U priority Critical patent/JPS5915740Y2/ja
Publication of JPS5676576U publication Critical patent/JPS5676576U/ja
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Publication of JPS5915740Y2 publication Critical patent/JPS5915740Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフェンダに取り付けられる車両用マッドガー
ド構造に係り、特にマッドガードの路面干渉時等におい
てフェンダの変形を防止することができるマッドガード
構造に関する。
周知のように自動車のフェンダ後終端部には、タイヤか
らのスプラッシュに対するフロアパネル下面やサイドシ
ルの汚損防止及び防錆上の観点からマッドガードが取り
付けられることが広く行なわれている。
このようなマッドガードとして実開昭54−15945
号公報、実開昭51−66936号公報、実開昭52−
166234号公報等が良く知られている。
このような従来のマッドガードの構造の他の例としては
、第2図に示すようにフロントフェンダFに形威された
タイヤオープニングラインLに沿って形成されてなる断
面略U字状の取付部Maと、この取付部Maから連続し
て断面路Y字状に形威され、タイヤからのスプラッシュ
を受は止めるプレート2aと、このプレート2aに加わ
るスプラッシュの荷重を支える支持部2bとからなるプ
レート部Mbとから略り字状に構成されている。
しかしながら上記従来のマッドガード構造にあっては、
タイヤからのスプラッシュを受は止めるプレー)2Hに
加わる荷重を支持する支持部2bは、その先端が第3図
に示すようにフェンダFの下面に線接触した状態で配設
されかつ、剛性が大であるが故に今マッドガードMのプ
レート部2bに第3図に示すように飛石等を含むスプラ
ッシュ荷重aが加わった場合にプレート部Mbには車体
後方に押圧力が加わり、このため支持部2aを支点とし
てプレート部2bが車体後方へ回動しようとし、上記支
持部2aには大きな荷重が加わり、この荷重によりフェ
ンダFの下面が変形し易く、またマッドガードMの下端
が路面に干渉した場合にマッドガードMに荷重すにより
フェンダFの下面は上記の場合と同様変形してしまうと
いう問題を有していると共に、上記従来のマッドガード
構造にあっては、プレート部Mbの支持部2bはプレー
)2aの中途より分岐形成されているため、この分岐点
の地上高に制限があり造形形状の自由度が小さい等多く
の問題を有していた。
この考案はか・る現状に還み創案されたものであって、
その目的とするところは、マツトガ゛−ドのプレート部
を車体リヤ側に向は突出する湾曲部を形威し、この湾曲
部の外周上面をフェンダ下面に面接触させることにより
、タイヤからのスプラッシュの飛散防止機能の向上並び
にマッドガードの路面干渉時等の荷重によるフェンダの
変形を防止し、併せてマッドガードのプレート部の造形
自由度を増大させることができるマッドガード構造を提
供しようとするものである。
以下添付図面に示す実施例にもとづき、この考案を詳細
に説明する。
第4図と第5図に示すように、この実施例に係るマッド
ガードMは、フロントフェンダFに形成されたタイヤオ
ープニングラインLに沿って形成されてなる断面略U字
状の取付部Maと、この取付部Maの下端より一体形成
され、その先端がホイールハウス内に臨むようにタイヤ
面方向に沿って形威されてなるプレート部Mbとで略り
字状に形成されている。
そして上記プレート部Mbは第6図に示すようにその略
中央部を車体リヤ側rに向は突出させて湾曲部10が形
威され、この湾曲部10の外周上面はフロントフェンダ
Fの下面に面接触してマッドガードMはタイヤオープニ
ングラインLの後終端部に取り付けられている。
それ故上記マッドガードMにあっては、タイヤからのス
プラッシュは第6図と第7図に示すようにプレート部M
bの湾曲部10で受は止められるため、上記スプラッシ
ュが乱りに飛敗することなく効果的にフロアパネル下面
等に浸入耐着するのを阻止できる他、今マッドガードM
のプレート部Mbにスプラッシュ等による過度な荷重a
が加わった場合にはマッドガードMのプレート部Mbは
支持点Pより下方がリヤ側rへと折れ曲がるためフェン
ダFが変形することはなく、またマッドガードMのプレ
ート部Mbに路面干渉等による荷重すが加わった場合に
は上記プレート部Mbは支持点P及び折曲点Qより撓ん
で荷重すによるフェンダFの変形を防止することができ
る。
更にまた上記プレート部Mbに車体リヤ側方向fからの
荷重が加わった場合には、上記プレート部Mbは支持点
Pを支点として車体フロント側へ回動するように新曲し
てフェンダFの変形を防止する。
第8図と第9図はこの考案の他の実施例を示すものであ
って、この実施例にあっては、マッドガードMのプレー
ト部Mbに形成された湾曲部10の下路端部、即ち折曲
点Qを前出の実施例と異なりプレート部Mbの下端部ま
で下げ湾曲面をよりなだらかとした例を示し、プレート
部Mbの造形自由度を増すようにしたものである。
すなわちこの考案にあってはマッドガードMを一枚板構
造状としたためプレート部Mbの折曲点Qの地上高さを
下げることができるので湾曲部10の形状を任意に可変
することができる。
尚この実施例に係るマッドガードMの他の構成及び作用
は前出の実施例と全く同様であるので、図面には前出の
実施例と同様の符号を付してその詳細な説明をここでは
省略する。
この考案は上述したように、フェンダに形威されたタイ
ヤオープニングラインの後終端部に取り付けられるマッ
ドガードのプレート部に湾曲部を形威し、この湾曲部の
外周上面をフェンダ下面に面接触させることによりプレ
ート部に加わる各種の方向荷重に対する剛性を低くして
上記荷重によるプレート部の変形によりフェンダが変形
しないように構成すると共に、マッドガードの本来的機
能である泥よけ効果については、タイヤからのスプラッ
シュを湾曲部で効果的に受けるようにしたため、その機
能の大巾な改善を図ることができ、しかも上記プレート
部は一枚板で形成することができるので上記湾曲部形状
に対する造形自由度の向上も図ることができる等、幾多
の有益なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマッドガードの取付状態を示す斜視説明
図、第2図は従来のマッドガードの構成を示す斜視図、
第3図は第2図III−III線断面図、第4図はこの
考案の実施例に係るマッドガードの取付状態を示す斜視
説明図、第5図はマッドガードの全体斜視図、第6図は
第5図VI−VI線断面図、第7図は第5図Vll−V
ll線断面図、第8図はこの考案の他の実施例に係るマ
ッドガードの全体斜視図、第9図は第8図IX−IX線
断面図である。 F・・・・・・フェンダ、L・・・・・・タイヤオープ
ニングライン、M・・・・・・マッドガード、Ma・・
・・・・取付部、Mb・・・・・・プレート部、r・・
・・・・車体リヤ側、10・・・・・・湾曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フェンダFの後終端部にタイヤオープニングラインLに
    沿って取り付けられる取付部Maと、この取付部Maの
    下部に一体に延設され上記フェンダFの後終端部下縁に
    当接するようにタイヤ面方向に向って配設されたプレー
    ト部Mbとからなるマッドガード構造において、上記プ
    レート部Mbには、車体リヤ側rに向は突出する湾曲部
    10を形成し、この湾曲部10の外周上面はフェンダ下
    面に面接触するように形成されていることを特徴とする
    マッドガード構造。
JP15919479U 1979-11-19 1979-11-19 マツドガ−ド構造 Expired JPS5915740Y2 (ja)

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JP15919479U JPS5915740Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 マツドガ−ド構造

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JP15919479U JPS5915740Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 マツドガ−ド構造

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Publication Number Publication Date
JPS5676576U JPS5676576U (ja) 1981-06-22
JPS5915740Y2 true JPS5915740Y2 (ja) 1984-05-09

Family

ID=29670404

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15919479U Expired JPS5915740Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 マツドガ−ド構造

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JPH0235028Y2 (ja) * 1985-02-28 1990-09-20

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JPS5676576U (ja) 1981-06-22

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