JP2595738B2 - マッドガードの取付構造 - Google Patents

マッドガードの取付構造

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JP2595738B2 JP2010087A JP1008790A JP2595738B2 JP 2595738 B2 JP2595738 B2 JP 2595738B2 JP 2010087 A JP2010087 A JP 2010087A JP 1008790 A JP1008790 A JP 1008790A JP 2595738 B2 JP2595738 B2 JP 2595738B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のサイドシルの外側面に取付けら
れるマッドガードの取付構造に関するものである。
従来の技術 自動車のマッドガードはフロントホイルアーチ部の後
側縁からリヤホイルアーチ部の前側縁に至るサイドシル
の外側面を覆い、車体のチッピングから保護するものと
して知られている。
この一例を第10,11図によって説明すると、1はサイ
ドシルを示し、このサイドシル1の下壁には、フロント
ホイルアーチ部2の後側縁からサイドシル1の後部に渡
って、断面略コの字状のフロントマッドガード3の下縁
フランジ3aがスクリューグロメット4によって取付けら
れている。
また、フロントマッドガード3の上縁フランジ3bはシ
ール材5を介してサイドシル1の外側面に密接配置され
ている。
そして、上記フロントマッドガード3の後端部に、サ
イドシル1の後部及びリヤホイルアーチ部6の前側縁を
覆うリヤマッドガード7の差込部7aが差込まれ、この差
込部7aがサイドシル1にフロントマッドガード3と共に
固定されている。
尚、上記リヤマッドガード7の後端上部はリヤホイル
アーチ部6にビス8によって締結されている。
したがって、上記マッドガードにより、フロントホイ
ルアーチ部2の後側縁、サイドシル1の外側面及びリヤ
ホイルアーチ部6の前側縁を保護することができ、リヤ
マッドガード7の後端下部を下方に延出することにより
空力特性の向上をも図るのである。
この類似構造は、例えば、特開昭62−155175号公報に
示されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のマッドガードの取付構造に
あっては、リヤマッドガード7に縁石等により後方への
入力荷重が作用した場合にリヤマッドガード7やサイド
シル1が破損してしまう虞れがあるという問題がある。
とりわけ、空力特性を向上させるためにリヤマッドガ
ード7の後端下部を下方に延出した場合には、この部分
が縁石等と接触し易く、上記の問題がより顕著に生じる
ようになってしまう。
そこで、この発明は、路面からの入力によるリヤマッ
ドガードの破損を防止できると共に外観品質の向上を図
ることができるマッドガードの取付構造を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 サイドシルに沿って固定されたマッドガード本体の後
端部にリヤホイルアーチ部の前側縁を覆うキャップ部を
取付けるマッドガードの取付構造であって、マッドガー
ド本体とキャップ部とのいづれか一方の外周部にマッド
ガード本体の長手方向に沿って差込片を設ける一方、他
方にはこの差込片を受容する嵌合部を形成し、更にマッ
ドガード本体とキャップ部とのいづれか一方にマッドガ
ード本体の長手方向に沿って先端にU字状に開放された
取付部を備え肉厚が先細りテーパ状に形成された取付片
を設け、他方には取付片の取付部に整合する取付孔を形
成し、上記差込片を嵌合部に差込むと共に取付片の取付
部を取付孔を通る締結部材で挟んで締め付けてマッドガ
ード本体とキャップ部とを取付けてある。
作用 キャップ部に対して、直接的にあるいはマッドガード
本体を介して間接的に縁石等により後方への入力荷重が
作用すると、差込片と嵌合部との係合が容易に解除され
ると共に先細りテーパ状の取付片の取付部と取付孔とが
外れ、キャップ部はマッドガード本体から破損すること
なく離れる。
また、マッドガード本体とこのマッドガード本体の後
端部に取付けるキャップ部とで構成して、マッドガード
本体とキャップ部との継目を目立たないものとする。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に説明する。
第9図において、9はマッドガードを示し、このマッ
ドガード9はフロントホイルアーチ部10の後側縁からリ
ヤホイルアーチ部11の前側縁に至るサイドシル12の外側
面を覆うもので、マッドガード本体13とその後端部に取
付けたキャップ部14とで分割構成されている。
上記マッドガード本体13は第1〜8図に示すようにサ
イドシル12を側方から覆う側壁13aにサイドシル12の下
壁にスクリューグロメット15で締め付けられるフランジ
部16を備えたもので、その後端下部が下方に延出してい
る。尚、上記側壁13aは第7図,8図で示すようにブラケ
ット17を介してクリップ18によってサイドシル12に固定
されている。
そして、このマッドガード本体13には、その後端部内
縁に嵌合部としての嵌合リブ19が2箇所設けられ、また
嵌合リブ19の前方には取付孔20が形成されている。
一方、キャップ部14の外周部には、上記嵌合リブ19に
差込まれる差込片としてのフランジ部21が形成され、ま
た、上記取付孔20に対応して先端にU字状に取付部22を
備え、肉厚が先細りテーパ状に形成された取付片23が設
けられている。
また、上記キャップ部14のフランジ部21及びマッドガ
ード本体13の取付片23はいづれもマッドガード9の長手
方向に沿って形成されている。
ここで、マッドガード本体13の後端下部は下方に延出
して前方側からの空気を下方にガイドするように形成し
て空力特性の向上を図っている。
そして、サイドシル12に取付けられたマッドガード本
体13の嵌合リブ19にキャップ部14のフランジ部21を差し
込むと共にキャップ部14の取付片23の取付部22をマッド
ガード本体13の取付孔20に整合させて、上記取付片23の
取付部22と取付孔20とを締結部材としてのスクリューグ
ロメット15で下側から締め付ける。具体的には、取付孔
20を通るスクリューグロメット15の締め付けによって、
取付片23が上下から挟まれ、マッドガード本体13に固定
される。
尚、第7図に示すようにキャップ部14の上端部はスク
リューグロメット24によって、フェンダパネル25とサイ
ドシル12のシルアウタパネル12aとに締結されている。
上記実施例構造によれば、例えばマッドガード本体13
の後端下部に縁石等が衝突して後方への入力荷重Fがキ
ャップ部14の下端に作用すると、キャップ部14はスクリ
ューグロメット24で固定された上端部を中心に下端が後
方へ折曲変形してこの荷重Fに対抗する。
即ち、キャップ部14の取付片23がU字状のの取付部22
によってマッドガード本体13に取付けられ、かつ取付片
23の肉厚が先細りテーパ状に形成され、またキャップ部
14のフランジ部21がマッドガード本体13の嵌合リブ19に
差し込まれているにすぎないため、第3図に示すよう
に、キャップ部14の下端は荷重Fにより容易にマッドガ
ード本体13から離れるのである。
したがって、従来のようにキャップ部14が破損するよ
うなことはない。
また、マッドガード9をマッドガード本体13とその後
端部に取付けたキャップ部14とで構成してキャップ部14
とマッドガード本体13との継目部分が目立たなくなって
いるため、マッドガード9の一体感が確保でき車体外観
品質の向上を図ることができる。
尚、この発明は上記実施例に限られるものではなく、
例えば、取付片23をマッドガード本体13に設け、嵌合リ
ブ19をキャップ部14に設けたり、キャップ部14の上端固
定点を廃止しても良い。
発明の効果 以上説明してきたようにこの発明によれば、マッドガ
ード本体とキャップ部とが、差込片を嵌合部に差し込む
と共に先端にU字状の取付部を備え肉厚が先細りテーパ
状に形成された取付片を他方の取付部に固定することで
一体化しているため、キャップ部に、例えば縁石等によ
り後方へ向かう力が作用した場合にキャップ部がマッド
ガードから離れ、したがって、キャップ部等が破損する
のを防止できるという効果がある。
また、マッドガード本体の後端部にキャップ部が取付
けられていることにより、キャップ部とマッドガード本
体との継目部分が目立たなくなり、したがって車体外観
品質を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は、この発明の一実施例を示し、第1図は分
解斜視図、第2,3図は各々側面説明図、第4図は、第1
図の組付状態のIV−IV線に沿う断面図、第5図は組付状
態の後面図、第6図はキャップ部の平面図、第7図は第
2図のVII−VII線に沿う断面図、第8図は第1図のVIII
−VIII線に沿う断面説明図、第9図は自動車の側面図、
第10図は従来技術の分解斜視図、第11図は同縦断面図で
ある。 9……マッドガード、11……リヤホイルアーチ部、12…
…サイドシル、13……マッドガード本体、14……キャッ
プ部、19……嵌合リブ(嵌合部)、20……取付孔、21…
…フランジ部(差込片)、22……取付部、23……取付
片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシルに沿って固定されたマッドガー
    ド本体の後端部にリヤホイルアーチ部の前側縁を覆うキ
    ャップ部を取付けるマッドガードの取付構造であって、
    マッドガード本体とキャップ部とのいづれか一方の外周
    部にマッドガード本体の長手方向に沿って差込片を設け
    る一方、他方にはこの差込片を受容する嵌合部を形成
    し、更にマッドガード本体とキャップ部とのいづれか一
    方にマッドガード本体の長手方向に沿って先端にU字状
    に開放された取付部を備え肉厚が先細りテーパ状に形成
    された取付片を設け、他方には取付片の取付部に整合す
    る取付孔を形成し、上記差込片を嵌合部に差込むと共に
    取付片の取付部を取付孔を通る締結部材で挟んで締め付
    けてマッドガード本体とキャップ部とを取付けたことを
    特徴とするマッドガードの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176073U (ja) * 1982-05-20 1983-11-25 マツダ株式会社 自動車のサイドスカ−ト
JPS6419581U (ja) * 1987-07-28 1989-01-31

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