JPH0647893B2 - バツクドアヒンジ取付部構造 - Google Patents

バツクドアヒンジ取付部構造

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JPH0647893B2
JPH0647893B2 JP24080786A JP24080786A JPH0647893B2 JP H0647893 B2 JPH0647893 B2 JP H0647893B2 JP 24080786 A JP24080786 A JP 24080786A JP 24080786 A JP24080786 A JP 24080786A JP H0647893 B2 JPH0647893 B2 JP H0647893B2
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JP
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back door
hinge
vehicle
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cap
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JP24080786A
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敏広 満岡
章弘 赤名
▲浩▼之 奥山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のバツクドアヒンジ取付部構造に関す
る。
従来の技術 バツクドアは周知のように車体後部の開口部にバツクド
アヒンジを介して開閉自在に取付けてあるが、このバツ
クドアヒンジの固定アームはルーフパネル等の車体パネ
ル上に車室側から取付けて車外側からは取外せないよう
にしてある。これを第7,8図によつて説明すると、1
はバツクドアを示し、その上端部にはバツクドアヒンジ
6を装着してある。車体パネル、例えばルーフパネル2
の車体後部の開口部5寄りの両端部には前記バツクドア
ヒンジ6の固定アーム6aを受容する凹部3を形成して
あると共に、その底面に固定アーム6aに設けたスタツ
ドボルト7の挿通孔3aを形成してある。バツクドア1
は前記バツクドアヒンジ6の固定アーム6aをルーフパ
ネル2の凹部3に収容させ、スタツドボルト7を挿通孔
3aに通した後、車室側よりリヤルーフレール4に形成
した作業孔4aに工具Tを通してナツト8締結して取付
けられている。このように、バツクドアヒンジ6の固定
アーム6aをルーフパネル2上に車室側より取付けるこ
とによつて、バツクドアヒンジ6が車外側より不当に取
外されるのを回避できるのである。この類似構造は、例
えば実開昭60−37461号公報に示されている。
発明が解決しようとする問題点 バツクドア型車にあつては、サンルーフ仕様車と同様の
趣旨によりバツクドア1を取外して走行時に開放感が得
られるように、該バツクドア1を着脱自在とする要望が
あるが、前述のようにバツクドアヒンジ6の固定アーム
6aをルーフパネル2上に車室側から取付けたもので
は、該固定アーム6aの着脱は殆んど考慮せずに固定的
な概念で取付けてあり、従つて、一般のユーザーがバツ
クドア1を取外そうとしても、図外のルーフトリムを取
外した後に前述の固定アーム6aの固定作業を逆行する
作業でバツクドア1を取外した後、再びルーフトリムを
装着し直さなければならず実用的ではない。
そこで、本発明は防盗性を損なうことなくバツクドアを
車外側から容易に着脱することができるバツクドアヒン
ジ取付部構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 バツクドアに装着したバツクドアヒンジの固定アームは
車体パネル上に車外側から着脱自在に取付けてある。そ
して、この固定アームはバツクドア側部で隠蔽される車
体の開口部側縁に固定したヒンジキヤツプで被覆してあ
ると共に、該ヒンジキヤツプのバツクドア側の縁部に、
該バツクドアのヒンジ側の縁部に近接するリブを延設し
てある。
作用 バツクドアは、該バツクドアを開蓋してヒンジキヤツプ
を取外した後、車外側で車体外板と固定アームとの固定
を解除して取外される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1〜4図において、1はバツクドアを示し、このバツ
クドア1の上端部にはバツクドアヒンジ10を装着してあ
る。
このバツクドアヒンジ10は、バツクドア1の上端部に固
定した可動アーム11と、この可動アーム11に軸支した固
定アーム12とからなつていて、該固定アーム12には一対
のボルト挿通孔13を形成してある。
車体パネル、例えばルーフパネル2の車体後部の開口部
5寄りの両側部には、前記バツクドアヒンジ10の固定ア
ーム12を受容する凹部3を形成してある。この凹部3に
は前記固定アーム12を取付けるベースブラケツト14を装
着してある。ベースブラケツト14の底部は有断成形して
あつて、この底部に一対のスタツドボルト16を突設して
あり、周縁のフランジ15を前記凹部3上に形成したシー
ト部18上にビス19固定して取付けてある。バツクドア1
は、前記バツクドアヒンジ10の固定アーム12をベースブ
ラケツト14の底部に収容し、ボルト挿通孔13にスタツド
ボルト16を挿通して車外側でナツト20締結して取付けて
ある。そして、この固定アーム12は、ベースブラケツト
14と共に樹脂製のヒンジキヤツプ21で被覆してある。こ
のヒンジキヤツプ21は、ベースブラケツト14のフランジ
15前端部に立上がり形成したフツク係着部17に、ヒンジ
キヤツプ21の前端部裏面に一体成形したフツク22を挿
入,係合すると共に、後端部より下方に曲折成形したフ
ランジ23を、前記開口部5の側縁、具体的には前記ベー
スブラケツト14のフランジ15後縁より下方に曲折成形し
た脚部15aにビス27固定して取付けてある。このビス27
固定作業はバツクドア1を第1図鎖線で示すように開蓋
した状態で車体後方より行われ、バツクドア1を閉蓋し
た状態ではビス27の取外しを行えないようになつてい
る。ヒンジキヤツプ21の後端部には前述のようにフラン
ジ23を下方に曲折成形してあるため、該フランジ23に
は、バツクドアヒンジ10の可動アーム11の回動を許容す
る一対のスリツト24を形成してある。また、該ヒンジキ
ヤツプ21のバツクドア側の縁部、つまり、後端部のフラ
ンジ23の曲折成形基部には、バツクドア1のヒンジ側の
縁部、つまり、上縁のヘミング部1aに近接するリブ25
を延設してある。また、このフランジ23の下縁には車体
後部の開口部5周縁に装着したバツクドアオープニング
フイニツシヤ28の上縁を押えるリブ26を一体成形してあ
る。
以上の実施例構造によれば、バツクドア1は、該バツク
ドア1を開蓋して、車体後方よりヒンジキヤツプ21を固
定しているビス27を外して該ヒンジキヤツプ21を取外せ
ば、固定アーム12のナツト20締結部が露呈するから、車
外側からこのナツト20を弛緩して固定アーム12とベース
ブラケツト14との締結を解除して容易に取外すことがで
きる。バツクドア1を取外した後は、再びヒンジキヤツ
プ21を装着すれば、ベースブラケツト14を被覆して外観
を損なうことはない。ここで、特にバツクドア1を装着
してある状態ではヒンジキヤツプ21の後縁に、該バツク
ドア1上縁のヘミング部1aに近接するリブ25を延設し
てあるため。このリブ25によりヒンジキヤツプ21のビス
27固定部が露呈するのを回避できて、外観を向上するこ
とができるのみならず、ヒンジキヤツプ21と前記ヘミン
グ部1aとの間のバーテイング間隙を通して、該ビス27
を不当に弛緩,取外しされるのを回避できて、より一層
防盗性を高めることができる。
第5図に示す実施例は、バツクドア1を取外して使用す
る場合に、ヒンジキヤツプ21のフランジ23をキヤツプカ
バー29と共にビス27で締結固定して、該キヤツプカバー
29によりフランジ23のスリツト24を隠蔽して外観を向上
できるようにしたものである。とりわけ、第5図鎖線で
示すようにキヤツプカバー29の上縁にエアデフレクター
30を一体成形すれば空力特性を向上することもできる。
第6図はバツクドアヒンジ10とベースブラケツト14の異
なる例を示すものである。バツクドア型車でも前記実施
例のように通常のバツクドア1を装着するものと、キヤ
ノピーのように特殊構造の蓋体を装着するものとがある
が、このように同一の車種でも仕様の異なる場合に、組
立ラインでバツクドア,キヤノピーの誤装着を回避でき
るようにしたものが本実施例である。
ルーフパネル2の左右一対の凹部3に装着される何れか
一方のベースブラケツト14の底部の一例壁に突部31を形
成する一方、対応するバツクドアヒンジ10の固定アーム
12の側縁にこの突起31に係合する切欠部32を形成してあ
る。従つて、この突起31付きのベースブラケツト14と切
欠部32付きのバツクドアヒンジ10との組合わせを、例え
ばバツクドア仕様車では左側に設定して、右側を第4図
に示した突起31,切欠部32のないベースブラケツト14と
バツクドアヒンジ10との組合わせを利用する一方、キヤ
ノピー仕様車ではベースブラケツト14,バツクドアヒン
ジ10の組合わせの左右の関係をバツクドア仕様車と逆に
設定すれば、バツクドア仕様車にキヤノピーを誤装着し
たり、キヤノピー仕様車にバツクドアを誤装着したりす
るのを未然に防止することができる。
なお、前記実施例では上開きタイプのバツクドアを備え
た自動車を例示したが、横開きタイプのバツクドアを備
えた自動車にも同様に適用することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、バツクドアヒンジの固定
アームを車体パネル上に車外側から着脱自在に取付けて
あるため、一般のユーザーでも必要に応じてバツクドア
を車外側で容易に取外すことができる。また、前記固定
アームはヒンジキヤツプで被覆してあるため外観を損な
うことがなく、しかも、このヒンジキヤツプはバツクド
ア装着時にその側部で隠蔽される車体開口部の側縁で固
定してあるのでバツクドアを閉蓋してある状態では車外
側から簡単に取外すことができず、更に、該ヒンジキヤ
ツプのバツクドア側の縁部に延設したリブが、バツクド
アのヒンジ側の縁部に近接しているため、このリブによ
ってヒンジキヤツプの固定部分を完全に隠蔽できて、防
盗性を一段と高めることができると共に、外観をより一
層向上することができるという実用上多大な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す第3図I−I線に沿う
断面図、第2図は第3図のII−II線に沿う断面図、第3
図はヒンジキヤツプの装着状態を示す斜視図、第4図は
ベースブラケツト,バツクドアヒンジ,ヒンジキヤツプ
の関係を示す分解斜視図、第5図はヒンジキヤツプの異
なる例を示す分解斜視図、第6図はベースブラケツトと
バツクドアヒンジの異なる例を示す斜視図、第7図はバ
ツクドアを備えた自動車の斜視図、第8図は従来の構造
を示す第7図VIII−VIII線に沿う断面図である。 1……バツクドア、1a……縁部、2……車体外板(ル
ーフパネル)、5……開口部、10……バツクドアヒン
ジ、12……固定アーム、14……ベースブラケツト、21…
…ヒンジキヤツプ、25……リブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バツクドアに装着したバツクドアヒンジの
    固定アームを車体パネル上に車外側から着脱自在に取付
    け、かつ、該固定アームをバツクドア側部で隠蔽される
    車体の開口部側縁に固定したヒンジキヤツプで被覆する
    と共に、このヒンジキヤツプのバツクドア側の縁部に、
    該バツクドアのヒンジ側の縁部に近接するリブを延設し
    たことを特徴とするバツクドアヒンジ取付部構造。
JP24080786A 1986-10-09 1986-10-09 バツクドアヒンジ取付部構造 Expired - Lifetime JPH0647893B2 (ja)

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JP4690955B2 (ja) * 2006-07-05 2011-06-01 本田技研工業株式会社 車両の後部構造
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FR3036328B1 (fr) * 2015-05-21 2017-05-19 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de fixation d'un ouvrant de vehicule automobile

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