JP2661350B2 - 車室後部のストップランプカバー構造 - Google Patents

車室後部のストップランプカバー構造

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JP2661350B2 JP24458790A JP24458790A JP2661350B2 JP 2661350 B2 JP2661350 B2 JP 2661350B2 JP 24458790 A JP24458790 A JP 24458790A JP 24458790 A JP24458790 A JP 24458790A JP 2661350 B2 JP2661350 B2 JP 2661350B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、リヤウインドウパネルを介して後方から
視認可能にストップランプを車室後部に配設すると共
に、このストップランプをパーセルシェルフのシェルフ
トリムでカバーするようにした車室後部のストップラン
プカバー構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の構造としては、例えば第3図に示した
様なものが考えられている。
この第3図において、1は自動車のリヤウインドウパ
ネル、2は自動車の車室、3は車室2の後部に設けられ
たリヤパーセルシェルフである。このリヤパーセルシェ
ルフは、車体側のシェルフパネル4と、このシェルフパ
ネル4の上部をカバーするシェルフトリム5を備えてい
る。
そして、このシェルフパネル4の後端部には左右に延
びる凹所6が形成され、凹所6の後側壁6aには係止孔6b
が形成されている。また、シェルフトリム5の後部には
凹所6に挿入されるチャンネル部材7が一体に設けら
れ、このチャンネル部材7にはストップランプ8が装着
され、シェルフトリム5の後部にはストップランプ8を
カバーするカバー部5aが設けられている。また、チャン
ネル部材7の後部には係止孔6bに挿通されたブラケット
9が固定されている。
ところで、この様なシェルフトリム5をシェルフパネ
ル4上に装着する場合には、例えば第4図に示した様
に、まず、シェルフトリム5の前側を持ち上げることに
よりシェルフトリム5を傾斜させて、ブラケット9を係
止孔6bに挿入する。この後、シェルフトリム5を水平に
戻す作業をすることにより、シェルフトリム5がシェル
フパネル4の所定位置に配置することができる。次に、
カバー部5aとチャンネル部材7との間にストップランプ
8を固定した後、リヤウインドウパネル1を装着する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、ストップランプ8をシェルフトリム5のカバ
ー部5aとチャンネル部材7との間に配設している構造で
あるため、チャンネル部材7やストップランプ8の寸法
バラツキ等により、カバー部5aとストップランプ8との
間に後方から視認可能な間隙Aが生じる場合もある。こ
の場合には、ストップランプ8の取付部の見栄えが損な
われる。
また、シェルフトリム5をシェルフパネル4上に取り
付け、ストップランプ8をシェルフトリム5に取り付け
て、リヤウインドウパネル1を車体に組み込んだ後は、
シェルフトリム5を第4図の如く上方に傾斜させようと
すると、ストップランプ8及びカバー部5aがリヤウイン
ドウパネル1に当るため、シェルフトリム5の上方への
回動が阻害される。このため、リヤウインドウパネル1
の取付後にストップランプ8の故障が生じて、その修理
を必要とする場合、シェルフトリム5及びストップラン
プ8を簡易に取り外しにくいものである。
更に、ストップランプ8をチャンネル部材7とカバー
部5aとの間に配設して固定する取付構造であるため、そ
の取付作業性が悪い。
そこで、この発明は、ストップランプとシェルフトリ
ムのカバー部との間に見栄えを損なう間隙が生ぜず、リ
ヤウインドウパネルを車体に組み付けた後もシェルフト
リム及びストップランプを簡易に取り外して、ストップ
ランプの修理等を行うことができ、しかも、ストップラ
ンプの組付作業性を向上させることができる車室後部の
ストップランプカバー構造を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、この発明は、車体の車室
後部に設けられたシェルフパネル後部上にストップラン
プが取り付けられ、トリムボードと該トリムボードの上
面に添着された弾性表皮を備えるシェルフトリムで前記
シェルフパネルの上面及び前記ストップランプ上面がカ
バーされた車室後部のストップランプカバー構造におい
て、 前記ストップランプの後縁部に係合フランジが突設さ
れ、前記ストップランプの前部に係止孔が設けられてい
ると共に、前記係合フランジの前面に弾接する当接部が
前記弾性表皮に設けられ、前記係止孔に係合されたクリ
ップが前記トリムボードの下面に固着された車室後部の
ストップランプカバー構造としたことを特徴とするもの
である。
(作用) この様な構成によれば、ストップランプをシェルフパ
ネルに取り付けた後、シェルフトリムに設けた弾性表皮
の当接部をストップランプのフランジ前面に弾接させ
て、この当接部を中心にシェルフトリムの前部を下方に
回動変位させることにより、シェルフトリムのクリップ
がストップランプ側の係止孔に嵌着されて、シェルフパ
ネル及びストップランプの上部がシェルフトリムでカバ
ーされることになる。
(実 施 例) 以下、この発明の実施例を第1図,第2図に基づいて
説明する。
第1図において、10は自動車の車室、11は車室10の後
部に設けられたリヤウインドウパネル、12は車室10の後
部に設けられたパーセルシェルフである。
このパーセルシェルフ12は、車体(図示せず)のシェ
ルフパネル14と、シェルフパネル14の上部を覆わせるシ
ェルフトリム15を備えている。
シェルフパネル14には、第2図に示した様に、後縁部
に沿って車幅方向に円弧状に延びる凸部16及び凸部16の
前側に沿って車幅方向に延びる溝部17が形成されてい
る。また、シェルフパネル14の中央部には、前後に延び
る逆U字状のブラケット18がビス19で固定される。この
ブラケット18の中央上壁18aの中央にはポリウレタン製
のクッション20が添着され、上壁18aの前後端部には係
止孔21,21が形成されている。
シェルフパネル14の中央には溝部17に近接してストッ
プランプ22がビス23で固定されている。このストップラ
ンプ22の後面下部には凸部16上まで傾斜して延びるカバ
ー板24が一体に設けられ、ストップランプ22の後縁部に
は先端部25aが前方に折曲された係合フランジ25が突設
されている。また、ストップランプ22の前面には前方に
突出するブラケット26が固定され、このブラケット26に
は係止孔27が形成されている。
シェルフトリム15は、トリムボード28と、トリムボー
ド28の上面に添着された弾性表皮29を有する。また、シ
ェルフトリム15の中央部下面には前後に間隔をおいてク
リップ30,30が固定され、シェルフトリム15の中央後縁
部にはスポットランプ22のカバー部31が形成されてい
る。このカバー部31の中間部下面にはクリップ32が取り
付けられている。
また、弾性表皮29はシェルフトリム15の後端部下面側
に折り返して添着された弾性縁部29aを有し、この弾性
表皮29の折り返し部のうちカバー部31の部分は係合フラ
ンジ25の先端部25aの前面に弾接させる弾性当接部29bと
なっている。
次に、この様なスポットランプ22及びシェルフトリム
15のシェルフパネル14への取付作業に付き説明する。
この様な構成によれば、ストップランプ22をシェルフ
パネル14にビス23で取り付けた後、シェルフトリム15の
カバー部31に設けた弾性表皮29の弾性当接部29bをスト
ップランプ22のフランジ25の先端部25a前面に弾接させ
て、この弾性当接部29bを中心にシェルフトリム15の前
部を下方に回動変位させることにより、シェルフトリム
15のクリップ32がストップランプ22側の係止孔27に嵌着
されて、シェルフパネル14及びストップランプ22の上部
がシェルフトリム15のカバー部31でカバーされることに
なる。この際、弾性縁部29aはストップランプ22の上面
に弾接し、シェルフトリム15の中央部がクッション20に
当接すると共に、シェルフトリム15のクリップ30,30が
ブラケット18の係止孔21,21に嵌着される。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように、ストップランプの
後縁部に係合フランジが突設され、前記ストップランプ
の前部に係止孔が設けられていると共に、前記係合フラ
ンジの前面に弾接する当接部が前記弾性表皮に設けら
れ、前記係止孔に係合されたクリップが前記トリムボー
ドの下面に固着された構成としたので、ストップランプ
とシェルフトリムのカバー部との間に見栄えを損なう間
隙が生ぜず、リヤウインドウパネルを車体に組み付けた
後もシェルフトリム及びストップランプを簡易に取り外
して、ストップランプの修理等を行うことができ、しか
も、ストップランプの組付作業性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る車室後部のストップランプカ
バー構造の要部断面図である。 第2図は、第1図に示したパーセルシェルフの分解斜視
図である。 第3図は、従来の車室後部のストップランプカバー構造
を示す断面図である。 第4図は、第3図に示したシェルフトリムの取付説明図
である。 10……車室 14……シェルフパネル 15……シェルフトリム 22……ストップランプ 25……係合フランジ 27……係止孔 28……トリムボード 29……弾性表皮 29b……弾性当接部 32……クリップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の車室後部に設けられたシェルフパネ
    ル後部上にストップランプが取り付けられ、トリムボー
    ドと該トリムボードの上面に添着された弾性表皮を備え
    るシェルフトリムで前記シェルフパネルの上面及び前記
    ストップランプ上面がカバーされた車室後部のストップ
    ランプカバー構造において、 前記ストップランプの後縁部に係合フランジが突設さ
    れ、前記ストップランプの前部に係止孔が設けられてい
    ると共に、前記係合フランジの前面に弾接する当接部が
    前記弾性表皮に設けられ、前記係止孔に係合されたクリ
    ップが前記トリムボードの下面に固着されたことを特徴
    とする車室後部のストップランプカバー構造。
JP24458790A 1990-09-13 1990-09-13 車室後部のストップランプカバー構造 Expired - Fee Related JP2661350B2 (ja)

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