JP2004136706A - 車両用ハイマウントストップランプ - Google Patents

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Kaname Masumizu
升水 要
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】ハウジング部から前方への光の漏れを防止する車両用ハイマウントストップランプを提供する。
【解決手段】ランプユニット20の前側に位置する遮光壁12を、ハウジング部5のエスカッション8から形成したため、ランプユニット20からの光は後側だけに照射されて、前側に漏れ出さない。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用ハイマウントストップランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のハイマウントストップランプは、後側に開口したハウジング部をリヤパーセルに設け、このハウジング部内にランプユニットを取付けた構造になっている。そして、ブレーキ操作時にランプユニットを点灯させ、ランプユニットから後続車に光を発することにより、追突防止の注意を促している(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−119032号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ランプユニットが透明ケースの内部に光源(LED)を収納した構造のため、該ランプユニットの光源からの光は、後方へ発せられるだけでなく、前方のハウジング部内部へも発られる。
【0005】
従って、ハウジング部の前方が多孔式のスピーカグリルで形成されている場合や、リヤパーセルの前方にシートベルトの引出口が形成されているような場合には、夜間走行時において、ブレーキが踏まれた時だけ、ランプユニットから前方に発せられた光が、前記スピーカグリルや引出口から車室内に漏れだして、車室内の明るさが変化するため、好ましくない。
【0006】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ハウジング部から前方への光の漏れを防止する車両用ハイマウントストップランプを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、後側に切欠部が形成されてなるハウジング部内にランプユニットを取付けた車両用ハイマウントストップランプであって、前記ハウジング部のランプユニットの前側に、遮光壁を配設したことを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、ランプユニットの前側に位置する遮光壁をハウジング部に配設したため、ランプユニットからの光は後側だけに照射されて、前側に漏れない。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記ランプユニットの後側の発光部を除いた前記ハウジング部の切欠部に、エスカッションが配設され、前記遮光壁が、前記エスカッションの前端から前側へ回り込んだ状態で形成され、該遮光壁とエスカッションの前端との間に、ランプユニットが取付けられることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、ハウジング部の切欠部に配設したエスカッションに遮光壁が形成されているので、エスカッションをハウジング部に取り付けるだけで、ランプユニットの光を遮光する遮光壁が取り付けられるという簡易な作業で良いことになる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、前記遮光壁に、ランプユニットと弾接して、ランプユニットを遮光壁とエスカッション前端との間で仮保持可能な仮保持片を、形成したことを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、遮光壁に仮保持片を形成したため、リヤパーセルに固定されたハウジング部に対し、ランプユニットを後から取付ける場合に、該仮保持片の弾性力により、ランプユニットを遮光壁とエスカッション前端との間に仮保持しておくことが可能で、その後に行われるビスやクリップ等による本来のランプユニットの取付作業が行い易くなる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、エスカッション前端に複数の当てリブを形成したことを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、ランプユニットを遮光壁とエスカッション前端との間に下側から押し込んで仮保持する場合に、エスカッション前端に当てリブが形成されていることから、ランプユニットと当てリブとの接触面積が小さくて両者間の摩擦が少なくなるため、遮光壁にランプユニットに弾接する仮保持片が形成されていても、ランプユニットを遮光壁とエスカッション前端との間に押し込む作業が行い易くなる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、前記リアパーセルの切欠縁部に、表面側から裏面側にかけて表皮材の端部を巻き込むと共に、該表皮材の端部に対応するエスカッションの左右両端部に、該表皮材の端部に下側から当接する突起部を形成したことを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、リアパーセルの切欠縁部に巻き込んだ表皮材の端部を、エスカッションの左右両端部に形成した突起部で押さえ込むことができるため、接着による表皮材端部の端末処理が不要となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0018】
自動車の車室内後部の車体パネル1上には、平板状の合成樹脂製のリヤパーセル2が配置されている。リヤパーセル2の表面には、不織布からなる表皮材3(図6参照)が貼着されている。そして、このリヤパーセル2の前端(図1の上側、図4の左側)には、シートベルト用の引出口4が設けられ、後端(図1の下側、図4の右側)には、ハイマウントストップランプ用のハウジング部5が設けられている。
【0019】
リヤパーセル2の中央の後端には、小山状に持ち上がったハウジング部5が形成されてなり、ハウジング部5の後端に切欠6が形成されている。ハウジング部5の下側には、後述するランプユニット20の収納可能なる空間25が形成されると共に切欠6には、エスカッション8が架橋されている。
【0020】
ハウジング部5の前側部分には、取付孔26が形成されてなり、該取付孔26にスピーカグリル7がクリップ9a、9bにより取り付けられている。スピーカグリル7には、その真下の車体パネル1に設けられたスピーカ10の音を車室内側へ発するための孔7aが複数形成されてなる。
【0021】
前記エスカッション8は、左右に形成されてなる側壁11、11と、該側壁11、11の前側に形成されてなる遮光壁12と、左右の側壁11間に架橋されてなる棚部8aとにより形成されている。
【0022】
前記遮光壁12には、後側に向けて左右一対の仮保持片13が形成されている。仮保持片13は、上向きL字状で、その上端には、段部14が形成されている。遮光壁12の上端からは、前側に向けて溶着片15が曲折形成されている。左右の側壁11の内側には、ボス部16が形成されている。前記棚部8aの前端には、仮保持片13に向かい合う状態で、3つの当てリブ17が突出形成されている。側壁11の外側には、切欠6の左右縁部の若干外側に位置する溶着部18が形成されている。そして、この溶着部18の内側隣接位置には、溶着部18に沿う突起部19が形成されている。
【0023】
前記ランプユニット20は、透明ケース内に光源(LED)21を内蔵した構造で、その上部前端には、庇部22が形成されている。また、ランプユニット20の左右両端部には、取付片23が形成されている。
【0024】
次に、この実施形態に係るハイマウントストップランプの組み立て方について説明する。
【0025】
リヤパーセル2のハウジング部5の切欠6の下側からエスカッション8を組み合わせ、その溶着片15をハウジング部5の下面に図示せぬ治具を用いて溶着すると共に、左右両端の溶着部18を切欠6の左右縁部から若干離れたリヤパーセル2の下面に溶着する。このようにしてエスカッション8をリヤパーセル2のハウジング部5の下側から取付けることにより、このエスカッション8がリヤパーセル2のハウジング部5に保持される。
【0026】
図6に示すように、リヤパーセル2及びリヤパーセル2のハウジング部5の表面には、表皮材3が貼着されており、切欠6の周縁には、表皮材3の端部3aが巻き込まれている。表皮材3の端部3aは、エスカッション8の突起部19により押さえつけられているため、表皮材3の端部3aの巻き込み量が少ない場合でも剥がれることがない。また、表皮材3の端部3aを巻き込むために必要としていた接着剤を廃止することもできる。
【0027】
次に、ハウジング部5の空間25に対して、ランプユニット20が下側から取付けられる。ランプユニット20は、まず最初に遮光壁12とエスカッション8の棚部8a前端との間の空間25内に挿入する際に、ランプユニット20の庇部22を仮保持片13の先端の段部14に係合させる。該仮保持片13は撓んで、庇部14を介してランプユニット20を後側に押すため、この弾性力によっても、ランプユニット20は、仮保持片13と当てリブ17との間に挟み込まれ、手を離しても落下しない、所謂「仮保持状態」が得られる。
【0028】
特に、エスカッション8の棚部8a前端に当てリブ17が形成されていることから、ランプユニット20を遮光壁12と当てリブ17との間に下側から挿入する際に、ランプユニット20と当てリブ17との接触面積は小さく、摩擦が少なくて済む。従って、遮光壁12にランプユニット20へ弾接する仮保持片13が形成されていても、ランプユニット20を遮光壁12と当てリブ17との間に押し込む作業が行い易い。
【0029】
このようにしてランプユニット20が仮保持された状態になるため、その後に、ランプユニット20の取付片23を、側壁11のボス部16に対してビス24で取付ける本来の取付作業が大変行い易くなる。ビス24の代わりにクリップ等によっても良いことは勿論である。
【0030】
こうして取付けられたランプユニット20の前側には、遮光壁12が存在し、上側にはハウジング部5が存在するため、ランプユニット20から前側及び上側に向かう光は、この遮光壁12及びハウジング部5により遮られる。従って、夜間走行時にブレーキが踏まれてランプユニット20が点灯しても、その光は、切欠6を介して後側だけに照射され、ランプユニット20の光がランプユニット20の前側のスピーカグリル7の孔7aやシートベルトの引出口4から車室内側に漏れることはない。
【0031】
尚、この遮光壁12はランプユニット20に略相応する上下長さとしたが、図5に破線で図示したように、車体パネル1に近接する程度まで下方に延長しても良い。但し、車体パネル1に接触させると、走行時に接触音が発生するため、接触する直前の長さが良い。
【0032】
【発明の効果】
この発明によれば、ランプユニットの前側に位置する遮光壁をハウジング部に配したため、ランプユニットからの光は後側だけに照射されて、前側に漏れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るリヤパーセルの平面図。
【図2】図1のリヤパーセルの中央部の斜視図。
【図3】図2のエスカッションの取付構造を示す分解斜視図。
【図4】図2中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図5】図4のランプユニット周辺を示す拡大断面図。
【図6】エスカッション取付後における図3中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【符号の説明】
2 リヤパーセル
3 表皮材
5 ハウジング部
7 カバー
8 エスカッション
12 遮光壁
13 仮保持片
17 当てリブ
19 突起部
20 ランプユニット

Claims (5)

  1. 後側に切欠部が形成されてなるハウジング部内にランプユニットを取付けた車両用ハイマウントストップランプであって、
    前記ハウジング部のランプユニットの前側に、遮光壁を配設したことを特徴とする車両用ハイマウントストップランプ。
  2. 請求項1に記載の車両用ハイマウントストップランプであって、
    前記ランプユニットの後側の発光部を除いた前記ハウジング部の切欠部に、エスカッションが配設され、
    前記遮光壁が、前記エスカッションの前端から前側へ回り込んだ状態で形成され、
    該遮光壁とエスカッションの前端との間に、ランプユニットが取付けられることを特徴とする車両用ハイマウントストップランプ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用ハイマウントストップランプであって、
    前記遮光壁に、前記ランプユニットと弾接して、該ランプユニットを遮光壁とエスカッション前端との間で仮保持可能な仮保持片を形成したことを特徴とする車両用ハイマウントストップランプ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の車両用ハイマウントストップランプであって、
    前記エスカッション前端に、複数の当てリブを形成したことを特徴とする車両用ハイマウントストップランプ。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ハイマウントストップランプであって、
    前記リアパーセルの切欠縁部に、表面側から裏面側にかけて表皮材の端部を巻き込むと共に、
    該表皮材の端部に対応するエスカッションの左右両端部に、該表皮材の端部に下側から当接する突起部を形成したことを特徴とする車両用ハイマウントストップランプ。
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