JPH0719070U - 車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造 - Google Patents

車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造

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JPH0719070U
JPH0719070U JP4847193U JP4847193U JPH0719070U JP H0719070 U JPH0719070 U JP H0719070U JP 4847193 U JP4847193 U JP 4847193U JP 4847193 U JP4847193 U JP 4847193U JP H0719070 U JPH0719070 U JP H0719070U
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JP
Japan
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high mount
mount lamp
lower member
spoiler
mounting structure
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Application number
JP4847193U
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English (en)
Inventor
達朗 森
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】見栄えがよく、かつ簡単に取付け及び取り外し
ができる車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造
を提供する。 【構成】上部材12と下部材13とで一体的に筒状構造
をなし内部空洞14を形成する車両用スポイラ11にハ
イマウントランプ15を取り付ける構造において、スポ
イラ11の後部の、上部材12と下部材13にわたって
形成された、ハイマウントランプ15挿入のための開口
16と、下部材13の内面にハイマウントランプ15と
係合すべく備えられた段部18と、上部材12の前記開
口の周縁に、内方向に付勢されるべく備えられた折り返
し部17と、内部空洞14に上部材12と下部材13に
わたって長手方向に伸びるリブ19とを備える。リブ1
9を支点として下部材13を揺動することによって開口
16の拡張が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のラッゲージドアやバックドア等に取り付けられて空力特性 を向上する車両用スポイラに関し、特にハイマウントランプが取付けられた車両 用スポイラのハイマウントランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術としては、例えば実開昭61−190736号公報に示すよ うなものがある。従来の車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造の下から の斜視図を図7に示し、図7のA−A断面図を図8に示す。 図において、1はスポイラを表し、上部材2と下部材3とで一体的に筒状構造 をなし内部空洞4を形成している。ハイマウントランプ5は、スポイラ1の後部 の下部材3の下側から複数のビス6,6・・を下部材3に形成された孔に貫通し 、ナット7,7・・と締結させることによって、固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造に あっては、ハイマウントランプ5が、下部材3の下側から取り付けられるため、 取付箇所が比較的目立たないとはいえ、後方車両からや、洗車時に取付箇所が見 えてしまい見栄えが悪いという問題があった。 また、ビスによる締結が必要になるため、その取付け、取り外しに手間がかか るという問題があった。 従って、本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、見栄えがよく、かつ 簡単に取付け及び取り外しができる車両用スポイラのハイマウントランプ取付構 造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の請求項1にかかる考案にあっては、上部 材と下部材とで一体的に筒状構造をなし内部空洞を形成する車両用スポイラに、 ハイマウントランプを取り付ける車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造 において、スポイラの後部の、上部材と下部材にわたって形成された、ハイマウ ントランプ挿入のための開口と、上部材と下部材のうちのいずれか一方の部材の 内面にハイマウントランプと係合すべく備えられた係止部材と、上部材と下部材 のうちの他方の部材の前記開口の周縁に、内方向に付勢されるべく備えられた弾 性部材と、前記内部空洞に上部材と下部材にわたって長手方向に伸びる仕切り部 材とを備えたことを特徴とする。
【0005】 また本考案の請求項2にかかる考案にあっては、前記仕切り部材は前記内部空 洞を前後に2分すると共にハイマウントランプのハーネス貫通用の貫通孔を有し 、該貫通孔とハイマウントランプのハーネス出力端とを密封的に連結する密着手 段とを設け、前記仕切り部材より後側の前記下部材に水抜き用の孔を形成する。
【0006】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、スポイラの後部に形成された開口に、ハイマウ ントランプを挿入する。このとき、上部材と下部材のうちのいずれか一方の部材 に備えられた係止部材がハイマウントランプと係合し、かつ上部材と下部材のう ちの他方の部材に備えられた弾性部材が、ハイマウントランプを付勢することに よって、ハイマウントランプが固定される。 ハイマウントランプを取り外すときには、仕切り部材によって仕切られた内部 空洞のうち、仕切り部材より前側の前記他方の部材を外から押すことによって、 仕切り部材を支点として前記他方の部材が揺動され、前記開口の拡張が可能にな り、簡単にハイマウントランプを取り外すことが可能になる。 ハイマウントランプは、スポイラの中に包含されるため、取付箇所が表面にで ることがないので見栄えが良く、簡単にハイマウントランプの取付け、取り外し を行うことができる。
【0007】 また、請求項2記載の構成によれば、ハイマウントランプのハーネスは、仕切 り部材の貫通孔を通って、車体内部へと配線される。仕切り部材は内部空洞を前 後に2分し、かつその貫通孔はハイマウントランプと密封的に連結されるため、 ハイマウントランプと開口との隙間から水が侵入したときにも、水は、内部空洞 を通って車体内部に漏れることがなく、仕切り部材より後側の下部材に形成した 水抜き用の孔から排水される。 従って、車体とスポイラの固定に際して、特別な密封処置を行う必要がなくな る。
【0008】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例の説明を行う。 図1は、本考案の第1実施例の車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造 の断面図(図2のB−B断面図)であり、図2はその全体斜視図である。 図において、11はスポイラを表し、上部材12と下部材13とで一体的に筒 状構造をなし内部空洞14を形成している。上部材12と下部材13は、同一部 材から構成されても良く、又は別部材同志の両縁を接着剤等により連結すること で一体的に構成しても良い。 スポイラ11の後部には、ハイマウントランプ15が挿入されるための開口1 6が上部材12と下部材13にわたって形成されている。 下部材13の内面には、段部18が形成されており、段部18は、ハイマウン トランプ15の段部15aと係合することによって、ハイマウントランプ15を 係止する「係止部材」として機能する。 上部材12の開口の周縁には、内側へ折り返された折り返し部17が形成され ており、折り返し部17の先端17aはさらに内側に折り返され、ハイマウント ランプ15の上面と背面に適合した形状となり、ハイマウントランプを内方向へ 付勢するための「弾性部材」として機能する。 内部空洞14には、下部材13から上部材12に向かって長手方向Wに伸びる 「仕切り部材」としてのリブ19が形成され、その先端は、上部材12に対して 突き当たるか、又は上部材12と接着される。
【0009】 以上のように構成されたスポイラ11にハイマウントランプ15を取付けると きには、スポイラ11の後部に形成された開口16に、ハイマウントランプ15 を挿入する。折り返し部17を上方向に押圧しながらハイマウントランプ15を 挿入していくと、段部18がハイマウントランプ15にも設けられた段部15a と係合し、かつ折り返し部17が、ハイマウントランプ15を付勢することによ って、ハイマウントランプ15が固定される。 ハイマウントランプ15を取り外すときには、リブ19によって仕切られた内 部空洞のうち、リブ19より前側(Fr側)の下部材13を図1の点線に示すよ うに外から押すことによって、リブ19を支点として下部材13が揺動され、開 口16の拡張が可能になり、簡単にハイマウントランプ15を取り外すことがで きる。
【0010】 次に、図3は、本考案の第2実施例の車両用スポイラのハイマウントランプ取 付構造の図1相当の断面図、図4はその断面斜視図である。 本実施例は、係止部材として、段部18の代わりにクリップ部20を下部材1 3の内面に形成したものである。これに対応してハイマウントランプ15の底面 には、クリップ部20が係合されるクリップ穴15bが形成される。 次に、図5は、本考案の第3実施例の車両用スポイラのハイマウントランプ取 付構造の断面図(図6のC−C断面図)であり、図6は、その全体斜視図である 。 リブ19は、内部空洞14を前後に2分すべくスポイラ11の長手方向Wに伸 び、ハイマウントランプ15が設置される部分に、ハイマウントランプ15のハ ーネス15cの貫通用の貫通孔21が形成される。ハーネス15cは、スポイラ 11の脚部11aの下部材13に穿設された貫通孔23から出て、スペーサ24 を介して車体25の孔25aを通って配電される。 ハイマウントランプ15のハーネス15c出力端の回りには、グロメット22 が配設されて、リブ19の貫通孔21とハイマウントランプ15とを密封的に連 結する「密着手段」として機能する。 リブ19によって2分されたリブ19より後側(Rr側)の下部材13には、 水抜き用の孔26が形成される。
【0011】 以上のように構成された車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造におい ては第1実施例、第2実施例と同様の作用効果を奏すると共に、ハイマウントラ ンプ15と開口16との隙間から水が侵入したときにも、水は、内部空洞14を 通って車体内部に漏れることがなく、下部材の水抜き用の孔26から排水される 。 従って、車体とスポイラの脚部11aとの固定に際して、特別な密封処置を行 う必要がなくなる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、スポイラの後部の、上部材と下部材に わたって形成された、ハイマウントランプ挿入のための開口と、上部材と下部材 うちののいずれか一方の部材の内面にハイマウントランプと係合すべく備えられ た係止部材と、上部材と下部材のうちの他方の部材の前記開口の周縁に、内方向 に付勢されるべく備えられた弾性部材と、内部空洞に上部材と下部材にわたって 長手方向に伸びる仕切り部材とを備える構成としたため、取付箇所が表面にでる ことがなく、見栄えを向上させることができる。また、ハイマウントランプの取 付けが簡単にでき、さらに仕切り部材を支点にして開口を拡張することによって ハイマウントランプの取り外しが簡単にできる。 また、前記仕切り部材は前記内部空洞を前後に2分すると共にハイマウントラ ンプのハーネス貫通用の貫通孔を有し、該貫通孔とハイマウントランプのハーネ ス出力端とを密封的に連結する密着手段とを設け、前記仕切り部材より後側の前 記下部材に水抜き用の孔を形成することにより、ハイマウントランプと開口との 隙間から水が侵入したときにも、水は、内部空洞を通って車体内部に漏れること がなく、下部材の水抜き用の孔から排水されるため、車体とスポイラの固定に際 して、特別な密封処置を行う必要がなくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の車両用スポイラのハイマ
ウントランプ取付構造の断面図(図2のB−B線)であ
る。
【図2】本考案の車両用スポイラのハイマウントランプ
取付構造の全体斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例の車両用スポイラのハイマ
ウントランプ取付構造の断面図である。
【図4】図3の断面斜視図である。
【図5】本考案の第3実施例の車両用スポイラのハイマ
ウントランプ取付構造の断面図(図6のC−C線)であ
る。
【図6】図5の全体透視斜視図である。
【図7】従来の車両用スポイラのハイマウントランプ取
付構造の下からの斜視図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【符号の説明】
11 スポイラ 12 上部材 13 下部材 14 内部空洞 15 ハイマウントランプ 16 開口 17 折り返し部(弾性部材) 18 段部(係止部材) 19 リブ(仕切り部材) 20 クリップ部(係止部材) 21 ハーネス貫通用の貫通孔 22 グロメット(密着手段) 26 水抜き用の孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部材と下部材とで一体的に筒状構造を
    なし内部空洞を形成する車両用スポイラに、ハイマウン
    トランプを取り付ける車両用スポイラのハイマウントラ
    ンプ取付構造において、 スポイラの後部の、上部材と下部材にわたって形成され
    た、ハイマウントランプ挿入のための開口と、 上部材と下部材のうちのいずれか一方の部材の内面にハ
    イマウントランプと係合すべく備えられた係止部材と、 上部材と下部材のうちの他方の部材の前記開口の周縁
    に、内方向に付勢されるべく備えられた弾性部材と、 前記内部空洞に上部材と下部材にわたって長手方向に伸
    びる仕切り部材とを備えたことを特徴とする車両用スポ
    イラのハイマウントランプ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材は前記内部空洞を前後に
    2分すると共にハイマウントランプのハーネス貫通用の
    貫通孔を有し、該貫通孔とハイマウントランプのハーネ
    ス出力端とを密封的に連結する密着手段とを設け、前記
    仕切り部材より後側の前記下部材に水抜き用の孔を形成
    した請求項1記載の車両用スポイラのハイマウントラン
    プ取付構造。
JP4847193U 1993-09-07 1993-09-07 車両用スポイラのハイマウントランプ取付構造 Pending JPH0719070U (ja)

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JP (1) JPH0719070U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004136706A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ハイマウントストップランプ
JP2010167855A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Inoac Corp スポイラー

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004136706A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ハイマウントストップランプ
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