JP3496783B2 - マッドガード取付構造 - Google Patents

マッドガード取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のマッドガ
ード取付構造に関し、詳しくはマッドガードを取り付け
たマッドガードブラケットの車体へ取り付けを容易にで
きるマッドガードブラケット取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車のマッドガードは、走行時に車輪
が跳ね上げる小石が車体底部に当たらないように車輪後
部に設けられた保護板である。このマッドガードはユー
ザが車両購入時に装着の有無を決定するものであるた
め、車両組み立て後においても容易に装着できることが
望ましい。 【0003】図5は自動車に適用されたマッドガード取
付構造の従来技術を示す。ライニング1は略円弧状を成
しており、図示しない車輪を覆うホイールアーチ周面を
形成している。ライニングの車体外側端部には外縁フラ
ンジ2aが形成されており、ボルト穴3が設けられてい
る。フェンダーパネル4は車体の前側面を覆う外板であ
り、そのホイールアーチ部には、内縁フランジ4aが一
体に設けられている。フェンダーパネル4の内縁フラン
ジ4aは、ライニング1の外縁フランジ2aと重合され
る。ボルト穴5は、前記内縁フランジに設けられ、外縁
フランジと重合したときに、前記ボルト穴3と重なる位
置に設けられている。 【0004】マッドガードを取り付ける以前では、外縁
フランジ2aおよび内縁フランジには、マッドガード6
上端のボルト穴に対応するボルト穴3a,5aは明いて
いない。これは、マッドガードを装着しない場合に、余
分なボルト穴が外観を悪くしたり、ボルト穴から雨水等
が入ることを防止するためである。したがって、マッド
ガード6、および、マッドガードの取り付け部付近を補
強するマッドガードブラケット8を車体に取り付ける際
には、まず、外縁フランジ2aおよび内縁フランジ4a
に、ボルト穴3a,5aの穴明け加工を施す。そして、
ボルト7および図示しないナットを用いて、マッドガー
ド6、マッドガードブラケット8、ライニング1の外縁
フランジ2a、フェンダーパネル4の内縁フランジ4a
を共締めする。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前述したように、自動
車のマッドガードは車両組み立て後に装着されることか
ら、その装着時にライニング1の外縁フランジ2aおよ
びフェンダーパネル4の内縁フランジ4aへの穴明け加
工が必要となる。またマッドガード6の上部の共締めボ
ルト7を締着する際にはホイールアーチ周面(ライニン
グ1)と車輪との狭い空間内において締着工具を使用し
なければならず、作業が困難であった。そこで本発明は
マッドガード取付時に、ライニング1およびフェンダー
パネル4にボルト穴の穿設を必要とせず、取付作業が容
易なマッドガード取付構造を得ることを目的とする。 【0006】 上記目的を達成するために、マッドガー
ドを取り付けたマッドガードブラケットと、ホイールア
ーチ周面を成すライニングの外縁フランジと、車体の前
側面を形成するフェンダーパネルに一体的に設けられて
前記外縁フランジと重合するフェンダーパネルの内縁フ
ランジを、ボルト等によって共締めしたマッドガード取
付構造において、上記外縁フランジまたは内縁フランジ
のいずれか一方に爪部を一体的に形成しかつ該爪部と前
記一方のフランジとの間に隙間を持って形成し、前記一
方のフランジと前記爪部の間に他方のフランジを挿入す
るとともに、マッドガードブラケットの上端近傍に舌片
を形成し、該舌片を前記他方のフランジと共に、前記一
方のフランジと前記爪部の間に挿入した構成を成してい
る。 【0007】 【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の実施例であ
り、図1はマッドガードを備えた自動車のフロントフェ
ンダ部斜視図、図2は同要部斜視図、図3は同分解図、
図4は図2のIV-IV 線における断面図である。 【0008】側面視略円弧状のライニング1は、図示し
ない車輪を覆うホイールアーチ周面を形成している。ラ
イニング1の幅方向周縁には、ライニング1を後述する
フェンダーパネル4等へ取付けるためのフランジ2およ
びボルト穴3が形成されている。また前記フランジ2の
車体外方側(以下、外縁フランジ2aという)の一部は
切り起こされて爪部2bを形成しており、外縁フランジ
2aとの間に前後方向の隙間αを持って配置される。フ
ェンダーパネル4は車体外板部材であって、ライニング
1を含む車体前方側部を覆っている。フェンダーパネル
4のホイールアーチに臨む部分は内側に折り曲げられて
内縁フランジ4aを形成し、ライニング1の外縁フラン
ジ2aと重ねられる。また両者を重ねた際に爪部2bに
対応する部分では、フェンダーパネル4の内縁フランジ
4aは爪部2bと外縁フランジ2aの間に挿入される。 【0009】マッドガードブラケット8にはボルト穴8
aが設けられ、上下端のボルト穴8a,8aにはスクリ
ュ7,7およびナット9,9によってマッドガード6が
取り付けられている。またマッドガードブラケット8の
上端近傍には車体外側方向に向けて舌片8bが一体に形
成されている。そしてマッドガード6とマッドガードブ
ラケット8を組み立てたものを車体に取り付ける際に
は、まず爪部2bと内縁フランジ4aとの間に舌片8b
を挿入して両者で挟み込む。そしてマッドガード6,マ
ッドガードブラケット8,ライニング1の外縁フランジ
2a,フェンダーパネル4の内縁フランジ4aのそれぞ
れに設けられているボルト穴にスクリュ7を貫通させ、
スピードナット10やナット9を用いて共締めする。外
縁フランジ2aと内縁フランジ4aに設けられたボルト
穴3,5は、マッドガード7の装着有無に関係なく互い
をスクリュ8によって締着するために用いる。 【0010】なお、本実施例では、ライニング1の外縁
フランジ2に爪部2bを設け、外縁フランジと爪部の間
にフェンダーパネル4の内縁フランジ4aとマッドガー
ドブラケットの舌片8bとを挿入した例を示したが、フ
ェンダーパネルの内縁フランジ4aに爪部を設け、内縁
フランジ4aと爪部の間にライニングの外縁フランジ2
aとマッドガードブラケットの舌片8bを挿入しても良
い。また本実施例ではライニング1の外縁フランジ2a
の一部を切り起こして爪部2bを形成したが、爪部を別
部品によって成形し、これを外縁フランジに溶接やボル
ト締めによって固着することもできる。さらに本実施例
では車体へのマッドガードの取付にスクリュを使用した
が、リベットや樹脂クリップ等を使用しても良いことは
もちろんであるし、マッドガード8に舌片を一体に設け
ることによりマッドガードブラケット8を省略しても本
発明の趣旨から逸脱しないことはもちろんである。 【0011】 【発明の効果】本発明では、ライニング1の爪部2bと
フェンダーパネル4の内縁フランジ4aとの間に、マッ
ドガードブラケット8の舌片8bを挿入して挟み込むよ
うに固定したから、マッドガード取付に際してライニン
グやフェンダーパネルにボルト穴を穴明け加工する必要
がない。またマッドガード上端の取付に際して工具が不
要であるから、狭いホイールアーチ内であっても取付作
業が容易である。
【図面の簡単な説明】 【図1】自動車のマッドガード取付部の斜視図である。 【図2】マッドガード取付要部拡大図である。 【図3】ライニング爪部斜視図である。 【図4】マッドガード取付要部断面図である。 【図5】マッドガード取付部従来技術である。 【符号の説明】 1 ライニング 2a 外縁フランジ 2b 爪部 4 フェンダーパネル 4a 内縁フランジ 6 マッドガード 8 マッドガードブラケット 8b 舌片

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 マッドガードを取り付けたマッドガード
    ブラケットと、ホイールアーチ周面を成すライニングの
    外縁フランジと、車体の前側面を形成するフェンダーパ
    ネルに一体的に設けられて前記外縁フランジと重合する
    フェンダーパネルの内縁フランジを、ボルト等によって
    共締めしたマッドガード取付構造において、上記外縁フ
    ランジまたは内縁フランジのいずれか一方に爪部を一体
    的に形成しかつ該爪部と前記一方のフランジとの間に隙
    間を持って形成し、前記一方のフランジと前記爪部の間
    に他方のフランジを挿入するとともに、マッドガードブ
    ラケットの上端近傍に舌片を形成し、該舌片を前記他方
    のフランジと共に、前記一方のフランジと前記爪部の間
    に挿入したことを特徴とするマッドガード取付構造。
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