JP2570533Y2 - リアコンビネーションランプの取付構造 - Google Patents

リアコンビネーションランプの取付構造

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JP2570533Y2
JP2570533Y2 JP3890692U JP3890692U JP2570533Y2 JP 2570533 Y2 JP2570533 Y2 JP 2570533Y2 JP 3890692 U JP3890692 U JP 3890692U JP 3890692 U JP3890692 U JP 3890692U JP 2570533 Y2 JP2570533 Y2 JP 2570533Y2
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佐多子 西尾
晋 宮崎
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の後部にてパ
ネルに螺着されるリアコンビネーションランプの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の後部領域にてパネルにリ
アコンビネーションランプを取り付ける場合は、図5及
び図6に示すようにして行なわれるようになっている。
即ち、図5において、リアコンビネーションランプ1
は、そのハウジングの内側面に取付用のボルト2を有し
ている。このボルト2はリアコンビネーションランプ1
の取付けの際に、自動車の後部パネル3に設けられた取
付孔3aに挿入され、後部パネル3の裏側から締付ナッ
ト4が螺合せしめられ且つ締め付けられることにより、
該後部パネル3の所定位置に固定保持されるようになっ
ていると共に、さらに該後部パネル3の裏側は、全体が
トリム5により覆われるようになっている。尚、このト
リム5は、図5のA−A線沿いの断面を示す図6に表し
たように、上記締付ナット4に対応する位置に貫通孔5
aが設けられており、この貫通孔5aは、通常はキャッ
プ6により閉鎖されている。
【0003】このような構成のリアコンビネーションラ
ンプ1によれば、修理等の際に、リアコンビネーション
ランプ1を自動車の後部パネル3から脱着したい場合、
トリム5からキャップ6を取り外し、このトリム5の開
放した貫通孔5aから工具を挿入して、締付ナット4を
緩めて取り外すことによりボルト2を後部パネル3の取
付孔3aから引き抜くことにより、該リアコンビネーシ
ョンランプ1を該後部パネル3から取り外すようにして
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたリアコンビネーションランプ1の取付構
造においては、リアコンビネーションランプを取り外す
場合、後部パネル3とトリム5との間が比較的広いこと
から、車載工具の中でドライバでは、トリム5の内側か
らでは締付ナット4に届かなかったり、または届いたと
しても該締付ナット4を確実に把持することが困難であ
る。またスパナを使用するときには、トリム5を外して
からでなければ締付ナット4を緩めることができない。
このため、実質的に車載工具では、リアコンビネーショ
ンランプ1の脱着ができず、別の工具を用意する必要が
あった。また、別の工具を用意して、リアコンビネーシ
ョンランプ1の脱着を行なう場合でも、後部パネル3と
トリム5との間に、取り外した締付ナット4が落下して
しまうことがあり、この場合にはトリム5も取り外す必
要が生ずる等、作業性が悪いという問題があった。
【0005】このため、締付ナット自体を延長するよう
に形成して、脱落防止を図るようにしたり、トリムを締
付ナットの周辺領域にて後部パネルに接近させて形成す
ることも考えられるが、専用の締付ナットを利用する場
合には、コストが大幅にアップしてしまうことになり、
トリムを変形させる場合には、見栄えが低下してしまう
と共に、成形が困難になることがあるという問題があっ
た。
【0006】この考案は以上の点に鑑み、トリムや締付
ナットを形状を変更することなく、車載工具により容易
に脱着が可能であると共に、トリムと後部パネルとの間
に締付ナットが脱落してしまうようなことのないリアコ
ンビネーションランプの取付構造を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案によるリアコンビネーションランプの取付
構造においては、リアコンビネーションランプの裏面か
ら突出した取付ボルトが自動車の後部パネルに設けられ
た取付孔に対して外側から挿入され、該後部パネルの裏
側から締付ナットにより固定保持されると共に、該後部
パネルの裏面が少なくともその取付孔の領域にてトリム
により覆われており、上記締付ナットが、その頭部に設
けられたドライバの先端が係合し得る係合部とその側面
に設けられた係合溝とを備えていると共に、上記トリム
の締付ナットに対応する位置に貫通孔が設けられてお
り、このトリムの貫通孔に裏側から挿入されたとき締付
ナットの係合溝に嵌入する係合爪とトリムの貫通孔の周
囲に当接するフランジ部を有するほぼ中空円筒状のカバ
ーが備えられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、組立の際には、先ず後部パ
ネルの取付孔に対してリアコンビネーションランプの取
付ボルトを挿入し、後部パネルの裏側からこの取付ボル
トに対して締付ナットを螺合させ、例えばインパクトレ
ンチ等により該締付ナットを締め付けることにより、リ
アコンビネーションランプの取付けを行う。その後、後
部パネルの裏側にトリムを配設して、このトリムの貫通
孔にカバーを挿入し、その係合爪を締付ナットの係合溝
に係合させることにより、カバーは締付ナットに回動可
能に支持され得ると共に、トリムを固定保持し得るよう
になっている。リアコンビネーションランプを取り外す
場合には、トリムの内側からカバーの中空部を介して締
付ナットの頭部の係合部に対してドライバの先端を係合
させることにより、該締付ナットが緩められ且つ取り外
され得る。したがって、車載工具により容易に取り外し
可能となり、また締付ナットがリアコンビネーションラ
ンプの取付ボルトから外れたとき、この締付ナットはカ
バーを介してトリムの貫通孔により保持されていること
から、トリムと後部パネルとの間に脱落してしまうよう
なこともない。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。図1は、本考案によるリアコンビ
ネーションランプの取付構造の一実施例を示している。
この取付構造10においては、リアコンビネーションラ
ンプ11は、そのハウジングの内側面にて裏側に突出し
た取付用のボルト12を有している。このボルト12
は、リアコンビネーションランプ11の取付けの際に、
自動車の後部パネル13に設けられた取付孔13aに挿
入される。そして、該ボルト12に、その後部パネル1
3の裏側から締付ナット14が螺合せしめられ且つ締め
付けられることにより、リアコンビネーションランプ1
1は後部パネル13の所定位置に固定保持されるように
なっている。さらに、後部パネル13の裏側は、全体が
トリム15により覆われることにより、後部パネル13
の表面や該後部パネル13に取り付けられたボルト12
の頭部や締付ナット14が隠されるようになっている。
【0010】以上の構成は、図5及び図6に示した従来
のリアコンビネーションランプの取付構造と同様の構成
であるが、この考案によるリアコンビネーションランプ
の取付構造10においては、上記締付ナット14は、そ
の頭部に設けられたドライバの先端が係合し得る係合部
14aと、その側面に設けられた係合溝14bとを備え
ている。
【0011】また、トリム15には、締付ナット14に
対応する位置に貫通孔15aが設けられている。さら
に、このトリム15の貫通孔15aに裏側から挿入され
たとき該締付ナット14の係合溝14bに嵌入する可撓
性の係合爪16aとトリム15の貫通孔15aの周囲に
当接するフランジ部16bを有するほぼ中空円筒状のカ
バー16が備えられている。
【0012】この考案によるリアコンビネーションラン
プの取付構造10は、以上のように構成されており、リ
アコンビネーションランプ11を後部パネル13に対し
て組付ける際には、先ず後部パネル13の取付孔13a
に対して、リアコンビネーションランプ11のボルト1
2を挿入すると共に、後部パネル13の裏側からボルト
12に対して締付ナット14を螺合させる。この状態か
ら、例えばインパクトレンチ等により締付ナット14を
締め付けることにより、リアコンビネーションランプ1
1の後部パネル13への取付けが行なわれる。以上の作
業は、従来のリアコンビネーションランプを取り付ける
場合と同様に行なわれ得る。
【0013】その後、後部パネル13の裏側にトリム1
5を配設して、このトリム15の貫通孔15aにカバー
16を挿入し、その係合爪16aを締付ナット14の係
合溝14bに係合させることにより、このカバー16は
締付ナット14に対して回動可能に支持される。これに
より、カバー16は、そのフランジ部16bがトリム1
5の貫通孔15aの周囲を押さえることにより、トリム
15を後部パネル13に対して固定保持し得る。かくし
て、リアコンビネーションランプ11の後部パネル13
への取付けが完了する。
【0014】このようにして後部パネル13に対して取
り付けられたリアコンビネーションランプ11を修理等
のために取り外す場合には、トリム15の内側から、カ
バー16の中空部を介して締付ナット14の頭部の係合
部14aに対して、例えば車載工具のドライバ17(図
4参照)の先端を係合させて、ドライバ17を回すこと
により締付ナット14が緩められ且つ取り外される。
【0015】ここで、締付ナット14がリアコンビネー
ションランプ11の取付ボルト12から外れたとき、こ
の締付ナット14はカバー16を介してトリム15の貫
通孔15aにより保持されていることになり、従って、
トリム15と後部パネル13との間に脱落してしまうよ
うなことはない。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
トリムや締付ナットを形状を変更することなく、車載工
具により容易に脱着が可能であると共に、トリムと後部
パネルとの間に締付ナットが脱落してしまうようなこと
のない、極めて優れたリアコンビネーションランプの取
付構造が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるリアコンビネーションランプの
取付構造の一実施例を示す概略横断面図である。
【図2】図1の取付構造のB−B線沿いの概略縦断面図
である。
【図3】図1の取付構造の要部を示す部分拡大断面図で
ある。
【図4】図1の取付構造における締付ナット,カバー及
びドライバの関係を示す分解斜視図である。
【図5】従来のリアコンビネーションランプの取付構造
の一例を示す概略横断面図である。
【図6】図5の取付構造のA−A線沿いの概略縦断面図
である。
【符号の説明】
10 リアコンビネーションランプ取付構造 11 リアコンビネーションランプ 12 取付ボルト 13 後部パネル 14 締付ナット 14a 係合部 14b 係合溝 15 トリム 15a 貫通孔 16 カバー 16a 係合爪 16b フランジ部 17 ドライバ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部領域にて、リアコンビネー
    ションランプの裏面から突出した取付ボルトが自動車の
    後部パネルに設けられた取付孔に対して外側から挿入さ
    れ、上記後部パネルの裏側から締付ナットにより固定保
    持されると共に、該後部パネルの裏面が少なくともその
    取付孔の領域にてトリムにより覆われているリアコンビ
    ネーションランプの取付構造において、 上記締付ナットが、その頭部に設けられたドライバの先
    端が係合し得る係合部とその側面に設けられた係合溝と
    を備えていると共に、上記トリムの締付ナットに対応す
    る位置に貫通孔が設けられており、該トリムの貫通孔に
    裏側から挿入されたとき該締付ナットの係合溝に嵌入す
    る係合爪とトリムの貫通孔の周囲に当接するフランジ部
    を有するほぼ中空円筒状のカバーが備えられていること
    を特徴とする、リアコンビネーションランプの取付構
    造。
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