JPH0730469Y2 - チッピングプロテクタ - Google Patents

チッピングプロテクタ

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JPH0730469Y2
JPH0730469Y2 JP1988139012U JP13901288U JPH0730469Y2 JP H0730469 Y2 JPH0730469 Y2 JP H0730469Y2 JP 1988139012 U JP1988139012 U JP 1988139012U JP 13901288 U JP13901288 U JP 13901288U JP H0730469 Y2 JPH0730469 Y2 JP H0730469Y2
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JP
Japan
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wheel arch
flange portion
hole
chipping
protector
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JP1988139012U
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JPH0259078U (ja
Inventor
伸宏 松本
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、小石等による自動車のボディ下部の塗膜損傷
を防ぐためのチッピングプロテクタに関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、自動車に於いては、走行中タイヤによってはね
飛ばされた小石等がボディ下部に当たりその塗膜を傷付
けること(チッピング)があり、これは錆の発生原因と
なるため、第5図に示されるように、後部ホィールアー
チ1前縁部に、ボディ2下部を保護するためのポリプロ
ピレン等の合成樹脂から成るチッピングプロテクタ3を
取付けてある。
一方、前記ホィールアーチ1周縁部には、車両の仕様に
よりホィールアーチモール4を前記チッピングプロテク
タ3と一部ラップさせて取付ける場合と、取付けない場
合とがあり、ホィールアーチモール4を取付ける車両の
チッピングプロテクタ3にはホィールアーチモール4取
付用の孔が予め穿設されているものが使用され、又、ホ
ィールアーチモール4を取付けない車両のチッピングプ
ロテクタ3には前記孔のないものが使用されていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如く孔の有無によって2種類のチ
ッピングプロテクタ3を用意するのでは、部品管理上不
利となりコストアップにつながっていた。このため、全
車共通としてホィールアーチモール4取付用の孔が穿設
されているチッピングプロテクタ3を使用することも考
えられるが、この場合、ホィールアーチモール4を取付
けない車両については、前記孔よりボディ2とチッピン
グプロテクタ3との間の空間部に水が侵入しボディ2に
錆が生じやすくなるという不具合があり、結局はチッピ
ングプロテクタ3を2種類用意せざるを得なかった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、ホィールアーチモールの
取付け有無にかかわらずチッピングプロテクタの全車共
通化を図り得るチッピングプロテクタを提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案はボディから一体に延びる後部ホィールアーチ前
縁部のフランジ部と一部重合するフランジ部と、該フラ
ンジ部から前記ボディ下部を覆うように延び且つ該ボデ
ィとの間に空間を形成する被覆部とから成るチッピング
プロテクタの前記フランジ部表面所要位置に、ホィール
アーチモール取付用の穴を、該穴の底部に前記ホィール
アーチモール取付用のタッピングスクリュにて貫通可能
な薄肉部が形成されるよう設けると共に、前記チッピン
グプロテクタのフランジ部裏面に補強リブを、前記穴を
挟んでその間隔がタッピングスクリュと螺着し得る寸法
となるよう、対向配置せしめたことを特徴とするもので
ある。
[作用] 従って、ホィールアーチモールを取付けない場合でもボ
ディとチッピングプロテクタ間に水が侵入することがな
く、又、ホィールアーチモールを取付ける場合には、ホ
ィールアーチモールの固定孔をチッピングプロテクタの
フランジ部表面に設けた穴に合わせた状態で該孔にタッ
ピングスクリュ先端をセットしてからねじ込んで貫通さ
せ、補強リブと螺着するよう締め付ければよい。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例であり、ホィール
アーチ1のボディ2から一体に延びるフランジ部1aと一
部重合するフランジ部3aと、該フランジ部3aから前記ボ
ディ2下部を覆うように延び且つ該ボディ2との間に水
密な空間5を形成する被覆部3bとからチッピングプロテ
クタ3を形成し、該チッピングプロテクタ3のフランジ
部3a表面下部の前記フランジ部1aと重合しない所要位置
に、ホィールアーチモール4取付け用の穴6を、該穴6
の底部に前記ホィールアーチモール4取付け用のタッピ
ングスクリュ7にて貫通可能な厚さ約0.2mm程度の薄肉
部8が形成されるよう設けると共に、前記フランジ部3a
裏面に、前記薄肉部8を貫通するタッピングスクリュ7
の螺着強度の低下を補うための補強リブ9を、前記穴6
を挟んでその間隔がタッピングスクリュ7と螺着し得る
寸法となるよう、対向配置せしめる。尚、図中10は前記
チッピングプロテクタ3取付け用のタッピングスクリ
ュ、11は前記ホィールアーチモール4のフランジ部4a下
部に穿設された固定孔を示している。
前述の如く構成したので、チッピングプロテクタ3は、
そのフランジ部3aをフランジ部1aと一部重合させ図示し
ないクリップ等を嵌合せしめた状態でタッピングスクリ
ュ10を締付けることにより全車共通に取付けられ、ホィ
ールアーチモール4を装着しない場合、前記チッピング
プロテクタ3に設けられている穴6はその底部に薄肉部
8を残して貫通していないため、ボディ2とチッピング
プロテクタ3との間の空間5に水が入り込まず、ボディ
2に錆が生じることを予防できる。
一方、ホィールアーチモール4を装着する場合には、該
ホィールアーチモール4のフランジ部4aに穿設されてい
る固定孔11を前記チッピングプロテクタ3の穴6に合致
させた状態で、前記固定孔11から穴6に対しタッピング
スクリュ7先端をセットしてからねじ込むと、該タッピ
ングスクリュ7は薄肉部8を容易に突き破り、前記穴6
を挟んで対向配置されている補強リブ9と螺着し、更
に、図示しないが前記ホィールアーチモール4のフラン
ジ部4aに穿設されているその他の固定孔とホィールアー
チ1のフランジ部1aに穿設されている孔とを夫々合致さ
せタッピングスクリュをねじ込めばよい。
こうして、ホィールアーチモール4の装着有無に関係な
く、チッピングプロテクタ3を全車共通に使用可能とな
り、部品管理上有利となってコストダウンにつながる。
尚、本考案のチッピングプロテクタは、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のチッピングプロテクタに
よれば、ホィールアーチモール装着車、ホィールアーチ
モール非装着車の区別なく同一のチッピングプロテクタ
を使用でき、部品管理が楽になりコストダウンを図れる
と共に、ホィールアーチモールの装着時には、チッピン
グプロテクタのフランジ部表面に設けた穴を目印として
ホィールアーチモールの位置決めを行うことができ、且
つ該ホィールアーチモールの位置決め完了後にタッピン
グスクリュ先端を前記穴に確実にセットしてねじ込むこ
とができ、作業性向上にも役立つという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のII−II断面図、第3図は第2図のIII−III断面図、
第4図はホィールアーチモール装着状態を示す断面図、
第5図はチッピングプロテクタ及びホィールアーチモー
ルの取付位置を示す全体側面図である。 1はホィールアーチ、1aはフランジ部、2はボディ、3
はチッピングプロテクタ、3aはフランジ部、3bは被覆
部、4はホィールアーチモール、4aはフランジ部、5は
空間、6は穴、7はタッピングスクリュ、8は薄肉部、
9は補強リブ、11は固定孔を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディから一体に延びる後部ホィールアー
    チ前縁部のフランジ部と一部重合するフランジ部と、該
    フランジ部から前記ボディ下部を覆うように延び且つ該
    ボディとの間に空間を形成する被覆部とから成るチッピ
    ングプロテクタの前記フランジ部表面所要位置に、ホィ
    ールアーチモール取付用の穴を、該穴の底部に前記ホィ
    ールアーチモール取付用のタッピングスクリュにて貫通
    可能な薄肉部が形成されるよう設けると共に、前記チッ
    ピングプロテクタのフランジ部裏面に補強リブを、前記
    穴を挟んでその間隔がタッピングスクリュと螺着し得る
    寸法となるよう、対向配置せしめたことを特徴とするチ
    ッピングプロテクタ。
JP1988139012U 1988-10-25 1988-10-25 チッピングプロテクタ Expired - Lifetime JPH0730469Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988139012U JPH0730469Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 チッピングプロテクタ

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JP1988139012U JPH0730469Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 チッピングプロテクタ

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JPH0259078U JPH0259078U (ja) 1990-04-27
JPH0730469Y2 true JPH0730469Y2 (ja) 1995-07-12

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ID=31401876

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JP1988139012U Expired - Lifetime JPH0730469Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 チッピングプロテクタ

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JPS58136571A (ja) * 1982-02-09 1983-08-13 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造
JPS6377110U (ja) * 1986-11-10 1988-05-23

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JPH0259078U (ja) 1990-04-27

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