JPH0781622A - ホイールアーチ構造 - Google Patents

ホイールアーチ構造

Info

Publication number
JPH0781622A
JPH0781622A JP22589193A JP22589193A JPH0781622A JP H0781622 A JPH0781622 A JP H0781622A JP 22589193 A JP22589193 A JP 22589193A JP 22589193 A JP22589193 A JP 22589193A JP H0781622 A JPH0781622 A JP H0781622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel flange
quarter panel
wheel house
house outer
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22589193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Noda
利明 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22589193A priority Critical patent/JPH0781622A/ja
Publication of JPH0781622A publication Critical patent/JPH0781622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールハウスアウタパネルフランジとクオ
ータパネルフランジとの間のシーラ塗布を容易とする。 【構成】 ホイールアーチ16では、ホイールハウスア
ウタパネルフランジ24に、マッドガード28を取り付
ける締結孔30が形成され、クオータパネルフランジ2
0には、締結孔形成部32を逃げる切り欠き部34が形
成される。切り欠き部34以外の部分では、ホイールハ
ウスアウタパネルフランジ縁36は、クオータパネルフ
ランジ縁38より短くされ、切り欠き部34の部分で
は、切り欠き部縁35に沿って、ホイールハウスアウタ
パネルフランジ24に背切り33が形成され、それらに
沿って、シーラ塗布する。このシーラ塗布は、切り欠き
部34を除く部分では、クオータパネルフランジ20の
裏側から行われ、切り欠き部34の部分では、塗布位置
を視認できる、クオータパネルフランジ20の表側から
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マッドガード等の車両
機能部品が取り付け可能とされるホイールアーチ構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホイールアーチ構造としては、次
に説明するものが公知である。実開平4−104778
号で詳解されている。
【0003】すなわち、図3に示すように、図示しない
リヤタイヤ付近の車体の外板を構成するクオータパネル
102に、リヤタイヤをクリアするために、ホイールア
ーチ104が形成される。図4に示すように、ホイール
アーチ104では、クオータパネル106が車両幅方向
内方へ屈曲されてクオータパネルフランジ108が形成
されるとともに、クオータパネルフランジ108に対応
して、クオータパネル104の内側に位置するホイール
ハウスアウタパネル110が車両幅方向内方へ屈曲され
てホイールハウスアウタパネルフランジ112が形成さ
れる。両フランジ108、112は対向して、スポット
溶接で接合される。
【0004】なお、図中、矢印UPは車両上方を、矢印
REは車両後方を、矢印INは車両内方をそれぞれ示
す。
【0005】ホイールアーチ104のリアタイヤ後側で
は、クオータパネルフランジ108に、バンパやマッド
ガード122等の車両機能部品を取り付けるための締結
孔118が形成され、ホイールハウスアウタパネルフラ
ンジ112に、締結孔118を逃げるように、凹状の切
り欠き部120(図4(A)に示す)が形成されてい
る。
【0006】ホイールハウスアウタパネルフランジ11
2とクオータパネルフランジ108との間には、ホイー
ルハウスアウタパネルフランジ縁126に沿って、ま
た、切り欠き部120では切り欠き部縁130に沿っ
て、シーラ塗布(図4に、塗布されたシーラ材を128
で示す)が行われ、防錆、防水処理が施される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アーチ
ホイール構造では、クオータパネルフランジ縁124に
対するシーラ塗布位置が、切り欠き部120を除く部分
と、切り欠き部120の部分とでは異なる。
【0008】シーラ塗布は、シーラガン126をクオー
タパネルフランジ縁124に沿って移動させて行う。シ
ーラガン126の位置を、ホイールハウスアウタパネル
フランジ縁114に合わせた場合(図4(B)に示
す)、切り欠き部120の部分では、シーラガン126
は、切り欠き部縁130に沿うシーラ塗布位置と一致し
ない(図4(B)に示す)。
【0009】従って、切り欠き部120の部分では、シ
ーラ塗布ができず、別途シーラ塗布を行う必要がある。
このシーラ塗布は、手作業となり、またクオータパネル
フランジ108の裏側から行う必要があり、更に、シー
ラ塗布位置を視認できず、塗布作業はきわめて面倒であ
る。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、ホイールハウ
スアウタパネルフランジとクオータパネルフランジとの
間のシーラ塗布を容易とするホイールアーチ構造を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
のホイールアーチ構造では、タイヤ付近の外板となると
ともにホイールアーチを形成するクオータパネルと、こ
のクオータパネルの内側に位置し、ホイールハウスを形
成するホイールハウスアウタパネルと、前記クオータパ
ネルに設けられ、ホイールアーチに沿って車両幅方向内
方へ屈曲形成されるクオータパネルフランジと、前記ホ
イールハウスアウタパネルに設けられ、クオータパネル
フランジと接合するために車両幅方向内方へ屈曲される
ホイールハウスアウタパネルフランジと、を備えたホイ
ールアーチ構造において、前記ホイールハウスアウタパ
ネルフランジに、車両機能部品を取り付けるための締結
孔形成部が設けられるとともに、前記クオータパネルフ
ランジに、締結孔形成部を露出させる切り欠き部が設け
られ、切り欠き部を除く部分では、ホイールハウスアウ
タパネルフランジ縁がクオータパネルフランジ縁より短
くされて、ホイールハウスアウタパネルフランジとクオ
ータパネルフランジとの間のシーラ塗布代が、クオータ
パネルフランジ縁に沿って位置し、切り欠き部の部分で
は、ホイールハウスアウタパネルフランジとクオータパ
ネルフランジとの間のシーラ塗布代が、クオータパネル
フランジの切り欠き部縁に沿って位置して、なる構成を
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明のホイールアーチ構造
では、ホイールハウスアウタパネルフランジとクオータ
パネルフランジとの間のシーラ塗布は、切り欠き部を除
く部分では、クオータパネルフランジの裏側から行わ
れ、切り欠き部の部分では、クオータパネルフランジの
表側から行われる。
【0013】切り欠き部を除く部分では、クオータパネ
ルフランジ縁に沿ってシーラガンを移動させることによ
り、シーラ塗布位置を視認できずとも、ホイールハウス
アウタパネルフランジとクオータパネルフランジとの間
のシーラ塗布を容易かつ迅速に行うことができる。
【0014】切り欠き部の部分では、シーラ塗布位置を
視認して、ホイールハウスアウタパネルフランジとクオ
ータパネルフランジとの間のシーラ塗布を、容易かつ迅
速に行うこができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るホールアーチ構造の一実
施例を図1及び図2に基づき説明する。
【0016】なお、図中、矢印UPは車両上方を、矢印
REは車両後方を、矢印INは車両内方をそれぞれ示
す。
【0017】図2に示すように、車両の図示しないリヤ
タイヤはホイールハウス12内に配置される。ホイール
ハウス12を車両幅方向外方へ開口してリヤタイヤをク
リアするために、リヤタイヤ付近の車体の外板を構成す
るクオータパネル14には、ホイールアーチ16が形成
される。ホイールアーチ16では、図1に示すように、
クオータパネル18が車両幅方向内方へ屈曲されてクオ
ータパネルフランジ20が形成されるとともに、クオー
タパネルフランジ20に対応して、クオータパネル18
の内側に位置するホイールハウスアウタパネル22が車
両幅方向内方へ屈曲されてホイールハウスアウタパネル
フランジ24が形成される。両フランジ20、24は対
向して、スポット溶接で接合される。
【0018】クオータパネル18と、ホイールハウスア
ウタパネル22との間には、発砲シーラ26等が充填介
在されて防水処理が施される。
【0019】ホイールアーチ16のリヤタイヤ後側で
は、ホイールハウスアウタパネルフランジ24に、バン
パやマッドガード28(図1(A)に示す)等の車両機
能部品を取り付ける締結孔30が3個形成される。クオ
ータパネルフランジ20には、図1(A)に示すよう
に、締結孔形成部32を逃げ、締結孔形成部32を露出
するように、3個の切り欠き部34が形成される。切り
欠き部34は、台形状に、台形底辺部位を開口すべく形
成される。
【0020】また、切り欠き部34以外の部分では、ホ
イールハウスアウタパネルフランジ縁36は、クオータ
パネルフランジ縁38より短くされ、切り欠き部34の
部分では、切り欠き部縁35に沿って、ホイールハウス
アウタパネルフランジ24に背切り(段差部)33が形
成され、背切り33にシーラ溜まりが形成される。
【0021】ホイールハウスアウタパネルフランジ縁3
6に沿って(図1(B)に示す)、そして切り欠き部3
4の部分では切り欠き部縁35に沿って(図1(C)に
示す)、ホイールハウスアウタパネルフランジ24とク
オータパネルフランジ20との間でシーラ塗布(図1に
塗布材を40で示す)することにより、防錆、防水処理
が施され、車室内と車室外とが隔絶される。
【0022】締結孔30には、例えばマッドガード28
が、図示しないグロメット等を介して固定される。
【0023】次に、上記実施例の作用を説明する。ホイ
ールハウスアウタパネルフランジ24とクオータパネル
フランジ20との間のシーラ塗布は、切り欠き部34を
除く部分では、クオータパネルフランジ20の裏側から
行われ、切り欠き部34の部分では、クオータパネルフ
ランジ20の表側から行われる。
【0024】切り欠き部34を除く部分では、クオータ
パネルフランジ縁38に沿ってシーラガン42(図1
(C)に示す)を移動させることにより、シーラ塗布位
置を視認できずとも、ホイールハウスアウタパネルフラ
ンジ24とクオータパネルフランジ20との間のシーラ
塗布を容易かつ迅速に行うことができる。
【0025】切り欠き部34の部分では、シーラ塗布位
置を視認して、ホイールハウスアウタパネルフランジ2
4とクオータパネルフランジ20との間のシーラ塗布
を、容易かつ迅速に行うこができる。
【0026】また、切り欠き部34の部分では、シーラ
塗布された塗布材40の平滑仕上げが容易である。
【0027】なお、切り欠き部34の部分では、シーラ
塗布された塗布材が40が露出するが、その露出する面
積は小さく、また、切り欠き部34の部分にマッドガー
ド28等を取り付ければ、マッドガード28等が塗布材
40を隠蔽することができる。
【0028】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、要旨を変えない限り種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、締結孔を3個設けているが、
締結孔の個数は限定されない。
【0029】また、上記実施例では、切り欠き部縁35
に沿って、ホイールハウスアウタパネルフランジ24に
背切り33を形成しているが、ホイールハウスアウタパ
ネルフランジ縁36に沿っても、クオータパネルフラン
ジに背切りを形成してもよい。また、背切り33を形成
することにより、シーラ塗布が確実となるが、背切り3
3を形成せずとも、本発明の作用効果を減ずるものでは
ない。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のホイー
ルアーチ構造では、ホイールハウスアウタパネルフラン
ジとクオータパネルフランジとの間のシーラ塗布が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明のホイールアーチ構造の一実
施例を、ホイールアーチ内から見た図であり、(B)
は、図1(A)の1(B)−1(B)線端面図であり、
(C)は、図1(A)の1(C)−1(C)線端面図で
ある。
【図2】本実施例を適用したホイールアーチ構造の自動
車での位置を示す斜視図である。
【図3】従来のホイールアーチ構造の自動車での位置を
示す斜視図である。
【図4】(A)は、従来のホイールアーチ構造を、ホイ
ールアーチ内から見た図であり、(B)は、図4(A)
の4(B)−4(B)線端面図であり、(C)は、図4
(A)の4(C)−4(C)線端面図である。
【符号の説明】
12 ホイールハウス 16 ホイールアーチ 18 クオータパネル 20 クオータパネルフランジ 22 ホイールハウスアウタパネル 24 ホイールハウスアウタパネルフランジ 28 マッドガード(車両機能部品) 30 締結孔 32 締結孔形成部 34 切り欠き部 35 切り欠き部 36 ホイールハウスアウタパネルフランジ縁 38 クオータパネルフランジ縁 40 塗布材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ付近の外板となるとともにホイー
    ルアーチを形成するクオータパネルと、 このクオータパネルの内側に位置し、ホイールハウスを
    形成するホイールハウスアウタパネルと、 前記クオータパネルに設けられ、ホイールアーチに沿っ
    て車両幅方向内方へ屈曲形成されるクオータパネルフラ
    ンジと、 前記ホイールハウスアウタパネルに設けられ、クオータ
    パネルフランジと接合するために車両幅方向内方へ屈曲
    されるホイールハウスアウタパネルフランジと、 を備えたホイールアーチ構造において、 前記ホイールハウスアウタパネルフランジに、車両機能
    部品を取り付けるための締結孔形成部が設けられるとと
    もに、前記クオータパネルフランジに、締結孔形成部を
    露出させる切り欠き部が設けられ、切り欠き部を除く部
    分では、ホイールハウスアウタパネルフランジ縁がクオ
    ータパネルフランジ縁より短くされて、ホイールハウス
    アウタパネルフランジとクオータパネルフランジとの間
    のシーラ塗布代が、クオータパネルフランジ縁に沿って
    位置し、切り欠き部の部分では、ホイールハウスアウタ
    パネルフランジとクオータパネルフランジとの間のシー
    ラ塗布代が、クオータパネルフランジの切り欠き部縁に
    沿って位置して、 なることを特徴とするホイールアーチ構造。
JP22589193A 1993-09-10 1993-09-10 ホイールアーチ構造 Pending JPH0781622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22589193A JPH0781622A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホイールアーチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22589193A JPH0781622A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホイールアーチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0781622A true JPH0781622A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16836499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22589193A Pending JPH0781622A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホイールアーチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0781622A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102085882A (zh) * 2009-12-03 2011-06-08 现代自动车株式会社 车辆的车顶梁
JP2013107569A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Suzuki Motor Corp 車体後部構造
JP2013169939A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toyota Auto Body Co Ltd 乗用車のシール構造
US9132863B2 (en) 2011-03-18 2015-09-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular wheel house portion structure wheel house portion

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102085882A (zh) * 2009-12-03 2011-06-08 现代自动车株式会社 车辆的车顶梁
US9132863B2 (en) 2011-03-18 2015-09-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicular wheel house portion structure wheel house portion
JP2013107569A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Suzuki Motor Corp 車体後部構造
JP2013169939A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toyota Auto Body Co Ltd 乗用車のシール構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03276879A (ja) 自動車用マッドガード
JPH0237084A (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0781622A (ja) ホイールアーチ構造
US4440438A (en) Rear vehicle body structure of an automotive vehicle
CA1130840A (en) Vehicle structure having a wheel-well
JP3598745B2 (ja) フロントフェンダ後端付近のバッフル取付構造
JP3180030B2 (ja) 車両用燃料注入管の配置構造
JPH0820246A (ja) 車体のドア取付部構造
JP3052529B2 (ja) ドアアウトサイドハンドルの取付構造
JP3265955B2 (ja) トリム部品におけるリッドの係止構造
JPH0627500Y2 (ja) フエンダプロテクタの取付構造
JPS645653Y2 (ja)
JP2522584Y2 (ja) フェンダライナの取付構造
JP3452177B2 (ja) 車両のルーフ構造
JP3617774B2 (ja) 車両用小物入れ
JP2007055470A (ja) ホイールハウスのライニング構造
JP3168916B2 (ja) 車両の前部車体構造
JPS6223876A (ja) 自動車のフエンダプロテクタ装置
JPH0585202A (ja) 自動車の燃料タンク構造
JP2595738B2 (ja) マッドガードの取付構造
JP3620693B2 (ja) 車両用ドアにおけるインサイドハンドル配設部構造
JPS58141971A (ja) 車体前部構造
JPS6114018B2 (ja)
KR100319660B1 (ko) 자동차의 리어 콤비네이션 램프
JPH0777871B2 (ja) 自動車のリヤホイールハウス部構造