JPH0627500Y2 - フエンダプロテクタの取付構造 - Google Patents

フエンダプロテクタの取付構造

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JPH0627500Y2
JPH0627500Y2 JP11802488U JP11802488U JPH0627500Y2 JP H0627500 Y2 JPH0627500 Y2 JP H0627500Y2 JP 11802488 U JP11802488 U JP 11802488U JP 11802488 U JP11802488 U JP 11802488U JP H0627500 Y2 JPH0627500 Y2 JP H0627500Y2
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JP
Japan
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notch
fender
rear end
bumper side
fender protector
Prior art date
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JP11802488U
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JPH0239974U (ja
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信也 小笠原
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のフェンダプロテクタの取付構造に関す
る。
(従来の技術) 第4図に示すように、一般に乗用車のフロントホイール
ハウスには車両走行時に図外のタイヤから跳ね上げられ
るスプラッシュがフロントフェンダ11の車内側面や、
図外のフードリッジパネルの車外側面に飛散するのを防
止するために、フロントフェンダ11のホイールアーチ
14に沿ってタイヤの上方を覆うようにフェンダプロテ
クタ15が配設されている。(特開昭60−56680
号参照)。
前記フロントフェンダ11の前方下端部には、第4〜6
図に示すようにバンパサイド12が回り込んでいて、そ
の後端フランジ13がホイールアーチ14の一部分を形
成しており、この後端フランジ13の裏側(車両前方
側)にフェンダプロテクタ15の前端外側縁を配置する
ために、該フェンダプロテクタ15の前端外側縁には、
フロントフェンダ11のフランジ部11aとバンパサイ
ド12の後端上部12aとの干渉を避けるために切欠き
16を形成してある。
(考案の解決しようとする問題点) 従来のフェンダプロテクタの取付構造においては、第5
〜6図に示すように前記フェンダプロテクタ15の切欠
き16は、フロントフェンダ11のフランジ部11aお
よびバンパサイド12の後端上部12aを受容して、こ
れらと干渉しないように該後端上部12aの幅やフラン
ジ部11aの幅11dよりも十分に大きめの深さに形成
しているため、バンパサイド12の後端フランジ13と
フェンダプロテクタ15の切欠き16との間には第6図
に示すように前後方向に貫通する隙間Sが生じてしま
う。
この結果、図外のタイヤから跳ね上げられたスプラッシ
ュが、この隙間Sを通してフェンダプロテクタ5前方の
フロントフェンダ11のフランジ部11aの下面や上面
に付着し、フランジ部11aの上面に滞留した泥水は次
第に該フランジ部11aの内側縁から下面側へ回り込ん
で、該下面に付着した泥水と共に第6図の矢印aで示す
ように、フランジ部11aとバンパサイド12の後端上
部12aとの締結点Pの前方を回ってこれらフランジ部
11aとの後端上部12aとの合わせ面間を次第に浸透
して、バンパサイド12の外表面側へ流出し、該バンパ
サイド12を汚して外観品質を低下させるという問題点
があった。
そこで、本考案は、フェンダプロテクタの対スプラッシ
ュ性能を向上させることができ、バンパサイド外表面側
への泥水等の流出を確実に防止することができるフェン
ダプロテクタの取付構造を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図に示すように、フロントフェンダ1の前方下端部
にバンパサイド2が回り込み前記フロントフェンダ1の
内側に、このフロントフェンダ1のホイールアーチ4に
沿って、フェンダプロテクタ5を装着したフェンダプロ
テクタの取付構造において、前記バンパサイド2の後端
上部2cにその内側縁から車幅方向に所要深さの切欠き
2aを形成すると共に、前記フロントフェンダ1のフラ
ンジ部1bの前記切欠き2aに相当する位置に、内側縁
から車幅方向に少くとも前記切欠き2aと同等の深さの
切欠き1aを形成し、前記フェンダプロテクタ5には、
前記バンパサイド2に形成した切欠き2aに対応する位
置に、外側縁から車幅方向に前記バンパサイド2の後端
フランジ3の車幅方向の幅寸法よりも小さな深さの切欠
き5bを形成してある。
(作用) 切欠き1a、2aに切欠き5bを挿入することにより、
フェンダプロテクタ5がフロントフェンダ1のフランジ
部1bおよびバンパサイド2の後端上部2cと干渉する
ことなく、該フェンダプロテクタ5の前端外側縁をバン
パサイド2の後端フランジ3の裏側(車両前方側)に配
置することができる。
前記切欠き5bはその深さを該後端フランジ3の車幅方
向の幅寸法よりも小さく形成してあるから、該切欠き5
bは後端フランジ3の裏側に隠れ、フェンダプロテクタ
5と後端フランジ3との間に前後方向に貫通する隙間が
生じることはない。
従って、タイヤから跳ね上げられるスプラッシュが、フ
ェンダプロテクタ5の前端外側縁とバンパサイド2の後
端フランジ3との継目部分で車両前方側へ回り込むこと
はなく、バンパサイド外表面側の泥水の流出を確実に防
止することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述する。
第1〜3図において、1はフロントフェンダを示し、そ
の前方下端部にバンパーサイド2が回り込んで配置され
ていて、このフロントフェンダ1の内側にホイールアー
チ4に沿ってフェンダプロテクタ5を装着してある。
ここで、前記バンパサイド2の後端上部2cにはバンパ
サイド2の後端フランジ3に沿って内側縁から車幅方向
に所要深さの切欠き2aを形成してある。
また、フロントフェンダ1のフランジ部1bの前記切欠
き2aに相当する位置に切欠き1aを、内側縁から車幅
方向に該切欠き2aと略同等の深さで、かつ、切欠き2
aよりも大きな前後幅で形成してある。
一方フェンダプロテクタ5の前端部には、バンパサイド
2の後端上部2cに対応する位置に略水平な棚部5aを
形成してあると共に、この水平な棚部5aの下方で前記
バンパサイド2の切欠き2aに対応する位置に、外側縁
から車幅方向に切欠き5bを形成してある。
この切欠き5bはバンパサイド2の後端上部2cの厚さ
2eと、該後端上部2c上に重合したフロントフェンダ
1のフランジ部1bの厚さ1eとを加えた値より少し大
きめの上下幅寸法に形成してあると共に、バンパサイド
2の後端フランジ3の車幅方向の幅寸法よりも小さな深
さで車幅方向に形成してある。
前記バンパサイド2の後端上部2cとフロントフェンダ
1のフランジ部1bとは、締結点Pで図外の固定ボルト
などで固着してある。
以上の実施例構造によれば、フェンダプロテクタ5の装
着に際して、該フェンダプロテクタ5の前端外側縁はバ
ンパサイド2の後端フランジ3の裏側(車両前方側面)
に配置されるが、この組付け時にフロントフェンダ1の
フランジ部1bの切欠き1a及びバンパサイド2の後端
上部2cの切欠き2aに、該フェンダプロテクタ5の切
欠き5bを挿入することにより、フェンダプロテクタ5
がフロントフェンダ1のフランジ部1bおよびバンパサ
イド2の後端上部2cと干渉することなく、該フェンダ
プロテクタ5の前端外側縁をバンパサイド2の後端フラ
ンジ3の裏側(車両前方側)に配置することができる。
また、前記フェンダプロテクタ5の切欠き5bは、その
深さをバンパサイド2の後端フランジ3の車幅方向の幅
寸法よりも小さく形成してあるから、該切欠き5bは後
端フランジ3の裏側に隠れ、フェンダプロテクタ5と後
端フランジ3との間に前後方向に貫通する隙間が生じる
ことはない、 従って、図外のタイヤから跳ね上げられるスプラッシュ
が、フェンダプロテクタ5の前端外側縁とバンパサイド
2の後端フランジ3との継目部分で車両前方側へ回り込
むことはなく、バンパサイド外表面側への泥水の流出を
確実に防止することができる。
なお、バンパサイド2の後端フランジ3の上端あるいは
内側縁を越えてその裏側へ回り込むスプラッシュは、フ
ェンダプロテクタ5に遮ぎられて、該フェンダプロテク
タ5に沿って流下する。
更に、前述のような対スプラッシュ効果とは別に、フェ
ンダプロテクタ5の組付け時に、前述のようにフェンダ
プロテクタ5の切欠き5bをバンパサイド2の後端上部
の切欠き2aに挿入することで、該切欠き2aによりフ
ェンダプロテクタ5の前後方向の位置決めが行われると
共に、切欠き5bによりフェンダプロテクタ5の上下方
向の位置決めが行われるため、組付け作業性を向上する
ことができる利点もある。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、バンパサイドの後端上
部に切欠きを設けると共に、フロントフェンダのフラン
ジ部にもこの切欠き相当位置に切欠きを設け、他方、フ
ェンダプロテクタにはこれらの切欠き相当位置にバンパ
サイドの後端フランジの車幅方向の幅寸法よりも小さな
深さの切欠きを形成して、前記バンパサイドの後端上部
及びフロントフェンダのフランジ部の切欠きに対して、
フェンダプロテクタの切欠きを挿入して、該フェンダプ
ロテクタの前端外側縁をバンパサイドの後端フランジの
裏側へ相互干渉することなく配置できるようにしてある
から、フェンダプロテクタの切欠きは該当バンパサイド
の後端フランジの裏側へ隠れて、フェンダプロテクタと
該後端フランジとの間に前後方向に貫通する隙間が生じ
ることがなく、スプラッシュがこれらフェンダプロテク
タ及び後端フランジよりも車両前方へ飛散するのを回避
して、対スプラッシュ効果を向上でき、泥水等がバンパ
サイド外表面側へ流出するのを確実に防止できて、外観
品質を一段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、第4図のA相
当部をB方向から見た分解斜視図、第2図は第1図の組
付け状態を示す斜視図、第3図は第2図のC−C線に沿
う断面図、第4図は従来の構造を示す斜視図、第5図は
同従来の構造を示す第1図と同様の分解斜視図、第6図
は第5図の組付け状態を示す斜視図。 1……フロントフェンダ 1a……フロントフェンダの切欠き 1b……フロントフェンダのフランジ部 2……バンパサイド 2a……バンパサイドの切欠き 2c……バンパサイドの後端上部 3……バンパサイドの後端フランジ 4……ホイールアーチ 5……フェンダプロテクタ 5b……フェンダプロテクタの切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフェンダ(1)の前方下端部にバ
    ンパサイド(2)が回り込み前記フロントフェンダ
    (1)の内側に、このフロントフェンダ(1)のホイー
    ルアーチ(4)に沿って、フェンダプロテクタ(5)を
    装着したフェンダプロテクタの取付構造において、 前記バンパサイド(2)の後端上部(2c)にその内側縁か
    ら車幅方向に所要深さの切欠き(2a)を形成すると共に、
    前記フロントフェンダ(1)のフランジ部(1b)の前記切欠
    き(2a)に相当する位置に、内側縁から車幅方向に少なく
    とも前記切欠き(2a)と同等の深さの切欠き(1a)を形成
    し、前記フェンダプロテクタ(5)には、前記バンパサイ
    ド(2)に形成した切欠き(2a)に対応する位置に、外側縁
    から車幅方向に前記バンパサイド(2)の後端フランジ(3)
    の車幅方向の幅寸法よりも小さな深さの切欠き(5b)を形
    成したことを特徴とするフェンダプロテクタの取付構
    造。
JP11802488U 1988-09-09 1988-09-09 フエンダプロテクタの取付構造 Expired - Lifetime JPH0627500Y2 (ja)

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JPH0239974U JPH0239974U (ja) 1990-03-19
JPH0627500Y2 true JPH0627500Y2 (ja) 1994-07-27

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