JP2584938Y2 - 自動車用フィラーチューブ取付構造 - Google Patents
自動車用フィラーチューブ取付構造Info
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- JP2584938Y2 JP2584938Y2 JP1993001110U JP111093U JP2584938Y2 JP 2584938 Y2 JP2584938 Y2 JP 2584938Y2 JP 1993001110 U JP1993001110 U JP 1993001110U JP 111093 U JP111093 U JP 111093U JP 2584938 Y2 JP2584938 Y2 JP 2584938Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler tube
- wheel house
- bracket
- protector
- inner panel
- Prior art date
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/04—Tank inlets
- B60K2015/0458—Details of the tank inlet
- B60K2015/0474—Arrangement of fuel filler pipes in relation to vehicle body
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用フィラーチュ
ーブ取付構造に関する。
ーブ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図6及び
図7(実開昭61−200726号、実開昭62−13
5637号公報参照)に示すようなものがある。即ち、
図6に示す第1の従来例の自動車用フィラーチューブ取
付構造としては、一端部(図示省略)がホイールハウス
アウタパネル2に形成された給油口(図示省略)に連結
され且つ他端部(図示省略)がホイールハウスインナパ
ネル3に設けた開口(図示省略)を介して燃料タンク
(図示省略)に連結されてなるフィラーチューブ1は、
ホイールハウスインナパネル3に取付けられたブラケッ
ト4を介してボルト5及びナット6により前記ホイール
ハウスアウタパネル2とホイールハウスインナパネル3
とにより形成される空間7内に配設されており、前記フ
ィラーチューブ1の車外側に配設されたブラケット9に
クリップ10により固設されたプロテクタ11により前
記フィラーチューブ1が覆われている。符号8はタイヤ
であり、符号12は、前記ホイールハウスアウタパネル
2に固設されたリアフェンダパネルである。
図7(実開昭61−200726号、実開昭62−13
5637号公報参照)に示すようなものがある。即ち、
図6に示す第1の従来例の自動車用フィラーチューブ取
付構造としては、一端部(図示省略)がホイールハウス
アウタパネル2に形成された給油口(図示省略)に連結
され且つ他端部(図示省略)がホイールハウスインナパ
ネル3に設けた開口(図示省略)を介して燃料タンク
(図示省略)に連結されてなるフィラーチューブ1は、
ホイールハウスインナパネル3に取付けられたブラケッ
ト4を介してボルト5及びナット6により前記ホイール
ハウスアウタパネル2とホイールハウスインナパネル3
とにより形成される空間7内に配設されており、前記フ
ィラーチューブ1の車外側に配設されたブラケット9に
クリップ10により固設されたプロテクタ11により前
記フィラーチューブ1が覆われている。符号8はタイヤ
であり、符号12は、前記ホイールハウスアウタパネル
2に固設されたリアフェンダパネルである。
【0003】また、図7に示す第2の従来例の自動車用
フィラーチューブ取付構造としては、一端部(図示省
略)がホイールハウスアウタパネル2に形成された給油
口(図示省略)に連結され且つ他端部(図示省略)がホ
イールハウスインナパネル3に設けた開口(図示省略)
を介して燃料タンク(図示省略)に連結されてなるフィ
ラーチューブ1は、ホイールハウスインナパネル3に取
付けられたブラケット4を介してボルト5及びナット6
により前記ホイールハウスアウタパネル2とホイールハ
ウスインナパネル3とにより形成される空間7内に配設
されている。そして、前記フィラーチューブ1の車外側
には、前記ホイールハウスインナパネル3に係合したク
リップ10によりプロテクタ13が配されて前記フィラ
ーチューブ1が覆われている。
フィラーチューブ取付構造としては、一端部(図示省
略)がホイールハウスアウタパネル2に形成された給油
口(図示省略)に連結され且つ他端部(図示省略)がホ
イールハウスインナパネル3に設けた開口(図示省略)
を介して燃料タンク(図示省略)に連結されてなるフィ
ラーチューブ1は、ホイールハウスインナパネル3に取
付けられたブラケット4を介してボルト5及びナット6
により前記ホイールハウスアウタパネル2とホイールハ
ウスインナパネル3とにより形成される空間7内に配設
されている。そして、前記フィラーチューブ1の車外側
には、前記ホイールハウスインナパネル3に係合したク
リップ10によりプロテクタ13が配されて前記フィラ
ーチューブ1が覆われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用フィラーチューブ取付構造にあっては、図6に
示す第1の従来例によれば、プロテクタ11がブラケッ
ト4とブラケット9を介して取付けられているため、フ
ィラーチューブ1のブラケット4への取付け誤差と、プ
ロテクタ11のブラケット9への取付け誤差或いはフィ
ラーチューブ1が撓んだり捻じれたりすることによる揺
動により、該フィラーチューブ1に固設されたプロテク
タ11の位置が上下に動くことにより、プロテクタ11
とホイールハウスアウタパネル2とが干渉したり、プロ
テクタ11とタイヤ8或いはタイヤ8に巻装されたチェ
ーン(図示省略)等とが干渉してしまうおそれがある。
自動車用フィラーチューブ取付構造にあっては、図6に
示す第1の従来例によれば、プロテクタ11がブラケッ
ト4とブラケット9を介して取付けられているため、フ
ィラーチューブ1のブラケット4への取付け誤差と、プ
ロテクタ11のブラケット9への取付け誤差或いはフィ
ラーチューブ1が撓んだり捻じれたりすることによる揺
動により、該フィラーチューブ1に固設されたプロテク
タ11の位置が上下に動くことにより、プロテクタ11
とホイールハウスアウタパネル2とが干渉したり、プロ
テクタ11とタイヤ8或いはタイヤ8に巻装されたチェ
ーン(図示省略)等とが干渉してしまうおそれがある。
【0005】また、図7に示す第2の従来例によれば、
前記フィラーチューブ1がブラケット4を介してホイー
ルハウスインナパネル3に取付けられている一方、プロ
テクタ13が直接クリップ10によりホイールハウスイ
ンナパネル3に取付けられており、夫々ホイールハウス
インナパネル3への取付点が異なる為、相互の位置関係
が安定せず、フィラーチューブ1とプロテクタ13とが
干渉してしまうおそれがある。
前記フィラーチューブ1がブラケット4を介してホイー
ルハウスインナパネル3に取付けられている一方、プロ
テクタ13が直接クリップ10によりホイールハウスイ
ンナパネル3に取付けられており、夫々ホイールハウス
インナパネル3への取付点が異なる為、相互の位置関係
が安定せず、フィラーチューブ1とプロテクタ13とが
干渉してしまうおそれがある。
【0006】そこで、本考案は、フィラーチューブとプ
ロテクタとの取付精度を向上し、フィラーチューブとプ
ロテクタ及びプロテクタとホイールハウスアウタパネル
或いはタイヤとの隙間を確実に確保できるようにする自
動車用フィラーチューブ取付構造を提供することを目的
とするものである。
ロテクタとの取付精度を向上し、フィラーチューブとプ
ロテクタ及びプロテクタとホイールハウスアウタパネル
或いはタイヤとの隙間を確実に確保できるようにする自
動車用フィラーチューブ取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1の自動
車用フィラーチューブ取付構造としては、一端部がホイ
ールハウスアウタパネルに形成された給油口に連結され
且つ他端部がホイールハウスインナパネルに設けた開口
を介して燃料タンクに連結されてなるフィラーチューブ
は、ホイールハウスインナパネルに取付けられたブラケ
ットを介して前記ホイールハウスアウタパネルとホイー
ルハウスインナパネルとにより形成される空間内に配設
されており、前記フィラーチューブの車外側に配設され
たプロテクタにより前記フィラーチューブを覆うように
設けられたフィラーチューブ取付構造において、前記ブ
ラケットは、断面ハット形に形成されて両フランジ部が
前記ホイールハウスインナパネルに固着されると共に該
ブラケットの頂面が、下端を前記ホイールハウスインナ
パネルに向けて斜下方に傾斜して形成されており、前記
フィラーチューブは、前記ブラケットの頂面に取付けら
れる一方、前記プロテクタが前記ブラケットに取付けら
れていることを特徴とする。
車用フィラーチューブ取付構造としては、一端部がホイ
ールハウスアウタパネルに形成された給油口に連結され
且つ他端部がホイールハウスインナパネルに設けた開口
を介して燃料タンクに連結されてなるフィラーチューブ
は、ホイールハウスインナパネルに取付けられたブラケ
ットを介して前記ホイールハウスアウタパネルとホイー
ルハウスインナパネルとにより形成される空間内に配設
されており、前記フィラーチューブの車外側に配設され
たプロテクタにより前記フィラーチューブを覆うように
設けられたフィラーチューブ取付構造において、前記ブ
ラケットは、断面ハット形に形成されて両フランジ部が
前記ホイールハウスインナパネルに固着されると共に該
ブラケットの頂面が、下端を前記ホイールハウスインナ
パネルに向けて斜下方に傾斜して形成されており、前記
フィラーチューブは、前記ブラケットの頂面に取付けら
れる一方、前記プロテクタが前記ブラケットに取付けら
れていることを特徴とする。
【0008】本考案の請求項2の自動車用フィラーチュ
ーブ取付構造としては、前記プロテクタは、該ブラケッ
トの頂面下端からホイールハウスインナパネルに延びる
底面に取付けられることを特徴とする。
ーブ取付構造としては、前記プロテクタは、該ブラケッ
トの頂面下端からホイールハウスインナパネルに延びる
底面に取付けられることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1では、プロテクタがフィラーチューブ
を取付けるブラケットと同一のブラケットに取付けられ
るため、フィラーチューブとプロテクタとの位置関係が
安定し、両者の間に隙間を確実に確保できる。また、プ
ロテクタはフィラーチューブを介さず、直接ブラケット
に取付けられるため、プロテクタとホイールハウスアウ
タパネル、又、プロテクタとタイヤとの間の隙間も確実
に確保することができる。さらに、フィラーチューブと
ホイールハウスインナパネルとの隙間が大きくとれるの
で、衝突時のホイールハウスインナパネルの潰れ代を大
きくとれるし、フィラーチューブが作業者側に向けられ
るので、締め付け作業性が向上する。
を取付けるブラケットと同一のブラケットに取付けられ
るため、フィラーチューブとプロテクタとの位置関係が
安定し、両者の間に隙間を確実に確保できる。また、プ
ロテクタはフィラーチューブを介さず、直接ブラケット
に取付けられるため、プロテクタとホイールハウスアウ
タパネル、又、プロテクタとタイヤとの間の隙間も確実
に確保することができる。さらに、フィラーチューブと
ホイールハウスインナパネルとの隙間が大きくとれるの
で、衝突時のホイールハウスインナパネルの潰れ代を大
きくとれるし、フィラーチューブが作業者側に向けられ
るので、締め付け作業性が向上する。
【0010】請求項2では、ブラケットの底面とプロテ
クタとのラップ代を小さくできる為、プロテクタの振れ
等によりブラケットの底面とプロテクタとが擦れても擦
れ音の発生が小さく抑えられる。
クタとのラップ代を小さくできる為、プロテクタの振れ
等によりブラケットの底面とプロテクタとが擦れても擦
れ音の発生が小さく抑えられる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図5を用
いて詳述する。自動車用フィラーチューブ取付構造とし
ては、一端部15aがホイールハウスアウタパネル2に
形成された給油口16に連結され且つ他端部15bがホ
イールハウスインナパネル3に設けた開口17を介して
燃料タンク18に連結されてなるフィラーチューブ15
は、該フィラーチューブ15より張り出して一体成形さ
れたベース19の貫通孔(図示省略)に挿入されたボル
ト5及びナット6により、ホイールハウスインナパネル
3に固着されたブラケット20を介して前記ホイールハ
ウスアウタパネル2とホイールハウスインナパネル3と
により形成される空間7内に配設されている。
いて詳述する。自動車用フィラーチューブ取付構造とし
ては、一端部15aがホイールハウスアウタパネル2に
形成された給油口16に連結され且つ他端部15bがホ
イールハウスインナパネル3に設けた開口17を介して
燃料タンク18に連結されてなるフィラーチューブ15
は、該フィラーチューブ15より張り出して一体成形さ
れたベース19の貫通孔(図示省略)に挿入されたボル
ト5及びナット6により、ホイールハウスインナパネル
3に固着されたブラケット20を介して前記ホイールハ
ウスアウタパネル2とホイールハウスインナパネル3と
により形成される空間7内に配設されている。
【0012】そして、前記フィラーチューブ15の車外
側に配設された合成樹脂製のプロテクタ21が前記フィ
ラーチューブ15を覆うように設けられる。前記ブラケ
ット20は、断面略ハット形に形成されて両フランジ部
20c,20cがホイールハウスインナパネル3に固着
されると共に前記ブラケット20の頂面20aが、下端
20dをホイールハウスインナパネル3に向けて斜下方
に傾斜して形成されており、底面20bが略水平になる
よう形成されている。
側に配設された合成樹脂製のプロテクタ21が前記フィ
ラーチューブ15を覆うように設けられる。前記ブラケ
ット20は、断面略ハット形に形成されて両フランジ部
20c,20cがホイールハウスインナパネル3に固着
されると共に前記ブラケット20の頂面20aが、下端
20dをホイールハウスインナパネル3に向けて斜下方
に傾斜して形成されており、底面20bが略水平になる
よう形成されている。
【0013】前記プロテクタ21は、側面視略L字状に
形成されていて、その上端部21aは一旦θ1 だけ車内
側に曲げられ、その後θ2 だけ車外側に曲げられるよう
にして形成されている。また、ホイールハウスインナパ
ネル3側には図2,3示の第1耳部21bが形成され
て、該ホイールハウスインナパネル3に固設されてい
る。また、前記ホイールハウスアウタパネル2側には、
図3に破線で示すように成形時に前記フィラーチューブ
15の面に対して21.6°の傾斜で図3示の第2耳部
21cが形成されて、取り付け時に略直角に曲げてクリ
ップ22′により固設されている。
形成されていて、その上端部21aは一旦θ1 だけ車内
側に曲げられ、その後θ2 だけ車外側に曲げられるよう
にして形成されている。また、ホイールハウスインナパ
ネル3側には図2,3示の第1耳部21bが形成され
て、該ホイールハウスインナパネル3に固設されてい
る。また、前記ホイールハウスアウタパネル2側には、
図3に破線で示すように成形時に前記フィラーチューブ
15の面に対して21.6°の傾斜で図3示の第2耳部
21cが形成されて、取り付け時に略直角に曲げてクリ
ップ22′により固設されている。
【0014】前記フィラーチューブ15のベース19
は、前記ブラケット20の頂面20aに取付けられると
共に前記プロテクタ21は前記ブラケット20の底面2
0bにクリップ22により固着されてなる。この実施例
によると、プロテクタ21がフィラーチューブ15を取
付けるブラケット20と同一のブラケット20に取付け
られるため、フィラーチューブ15とプロテクタ21と
の位置関係が安定し、両者の間に隙間を確実に確保でき
る。また、プロテクタ21はフィラーチューブ15を介
さず直接ブラケット20に取付けられるため、プロテク
タ21とホイールハウスアウタパネル2、又、プロテク
タ21とタイヤ8との隙間を確実に確保することができ
る。一方、前記ブラケット20の頂面20aが、下端2
0dをホイールハウスインナパネル3に向けて斜下方に
傾斜して形成されており、そのブラケット20の頂面2
0aにフィラーチューブ15が取付けられていることに
より、フィラーチューブ15とホイールハウスインナパ
ネル3との隙間Aが大きくとれるので、衝突時のホイー
ルハウスインナパネル3の潰れ代を大きくとれる。
は、前記ブラケット20の頂面20aに取付けられると
共に前記プロテクタ21は前記ブラケット20の底面2
0bにクリップ22により固着されてなる。この実施例
によると、プロテクタ21がフィラーチューブ15を取
付けるブラケット20と同一のブラケット20に取付け
られるため、フィラーチューブ15とプロテクタ21と
の位置関係が安定し、両者の間に隙間を確実に確保でき
る。また、プロテクタ21はフィラーチューブ15を介
さず直接ブラケット20に取付けられるため、プロテク
タ21とホイールハウスアウタパネル2、又、プロテク
タ21とタイヤ8との隙間を確実に確保することができ
る。一方、前記ブラケット20の頂面20aが、下端2
0dをホイールハウスインナパネル3に向けて斜下方に
傾斜して形成されており、そのブラケット20の頂面2
0aにフィラーチューブ15が取付けられていることに
より、フィラーチューブ15とホイールハウスインナパ
ネル3との隙間Aが大きくとれるので、衝突時のホイー
ルハウスインナパネル3の潰れ代を大きくとれる。
【0015】また、ブラケット20の頂面20aに、ボ
ルト5、ナット6でフィラーチューブ15のベース19
を取付けるに際し、作業者は下から手を突っ込むように
して取り付けるので、頂面20aを、下端20dがホイ
ールハウスインナパネル3に向けて斜め下方に傾斜して
形成したことで作業者側に向けられ、締め付け作業性が
向上する。また、この結果、ブラケット20の底面20
bとプロテクタ21とのラップ代を小さくできる為、プ
ロテクタ21の振れ等によりブラケット20の底面20
bとプロテクタ21とが擦れても擦れ音の発生が小さく
抑えられる。
ルト5、ナット6でフィラーチューブ15のベース19
を取付けるに際し、作業者は下から手を突っ込むように
して取り付けるので、頂面20aを、下端20dがホイ
ールハウスインナパネル3に向けて斜め下方に傾斜して
形成したことで作業者側に向けられ、締め付け作業性が
向上する。また、この結果、ブラケット20の底面20
bとプロテクタ21とのラップ代を小さくできる為、プ
ロテクタ21の振れ等によりブラケット20の底面20
bとプロテクタ21とが擦れても擦れ音の発生が小さく
抑えられる。
【0016】図4示の符号23は、前記リアフェンダパ
ネル12に固設されて、前記給油口16に臨む筒状の介
在部材である。符号24は、前記給油口16を覆うキャ
ップである。符号25は、前記ホイールハウスインナパ
ネル3に固設されたフロアパネルである。符号26は、
リヤサイドメンバーである。
ネル12に固設されて、前記給油口16に臨む筒状の介
在部材である。符号24は、前記給油口16を覆うキャ
ップである。符号25は、前記ホイールハウスインナパ
ネル3に固設されたフロアパネルである。符号26は、
リヤサイドメンバーである。
【0017】
【考案の効果】以上のように、本考案の請求項1の自動
車用フィラーチューブ取付構造としては、一端部がホイ
ールハウスアウタパネルに形成された給油口に連結され
且つ他端部がホイールハウスインナパネルに設けた開口
を介して燃料タンクに連結されてなるフィラーチューブ
は、ホイールハウスインナパネルに取付けられたブラケ
ットを介して前記ホイールハウスアウタパネルとホイー
ルハウスインナパネルとにより形成される空間内に配設
されており、前記フィラーチューブの車外側に配設され
たプロテクタにより前記フィラーチューブを覆うように
設けられたフィラーチューブ取付構造において、前記ブ
ラケットは、断面ハット形に形成されて両フランジ部が
前記ホイールハウスインナパネルに固着されると共に該
ブラケットの頂面が、下端を前記ホイールハウスインナ
パネルに向けて斜下方に傾斜して形成されており、前記
フィラーチューブは、前記ブラケットの頂面に取付けら
れる一方、前記プロテクタが前記ブラケットに取付けら
れていることを特徴とするので、プロテクタがフィラー
チューブを取付けるブラケットと同一のブラケットに取
付けられるため、フィラーチューブとプロテクタとの位
置関係が安定し、両極の間に隙間を確実に確保できる。
また、プロテクタはフィラーチューブを介さず、直接ブ
ラケットに取付けられるため、プロテクタとホイールハ
ウスアウタパネル、又、プロテクタとタイヤとの間の隙
間も確実に確保することができる。さらに、フィラーチ
ューブとホイールハウスインナパネルとの隙間が大きく
とれるので、衝突時のホイールハウスインナパネルの潰
れ代を大きくとれるし、フィラーチューブが作業者側に
向けられるので、締め付け作業性が向上する。
車用フィラーチューブ取付構造としては、一端部がホイ
ールハウスアウタパネルに形成された給油口に連結され
且つ他端部がホイールハウスインナパネルに設けた開口
を介して燃料タンクに連結されてなるフィラーチューブ
は、ホイールハウスインナパネルに取付けられたブラケ
ットを介して前記ホイールハウスアウタパネルとホイー
ルハウスインナパネルとにより形成される空間内に配設
されており、前記フィラーチューブの車外側に配設され
たプロテクタにより前記フィラーチューブを覆うように
設けられたフィラーチューブ取付構造において、前記ブ
ラケットは、断面ハット形に形成されて両フランジ部が
前記ホイールハウスインナパネルに固着されると共に該
ブラケットの頂面が、下端を前記ホイールハウスインナ
パネルに向けて斜下方に傾斜して形成されており、前記
フィラーチューブは、前記ブラケットの頂面に取付けら
れる一方、前記プロテクタが前記ブラケットに取付けら
れていることを特徴とするので、プロテクタがフィラー
チューブを取付けるブラケットと同一のブラケットに取
付けられるため、フィラーチューブとプロテクタとの位
置関係が安定し、両極の間に隙間を確実に確保できる。
また、プロテクタはフィラーチューブを介さず、直接ブ
ラケットに取付けられるため、プロテクタとホイールハ
ウスアウタパネル、又、プロテクタとタイヤとの間の隙
間も確実に確保することができる。さらに、フィラーチ
ューブとホイールハウスインナパネルとの隙間が大きく
とれるので、衝突時のホイールハウスインナパネルの潰
れ代を大きくとれるし、フィラーチューブが作業者側に
向けられるので、締め付け作業性が向上する。
【0018】本考案の請求項2の自動車用フィラーチュ
ーブ取付構造としては、前記プロテクタは、該ブラケッ
トの頂面下端からホイールハウスインナパネルに延びる
底面に取付けられることを特徴とするので、ブラケット
の底面とプロテクタとのラップ代を小さくできる為、プ
ロテクタの振れ等によりブラケットの底面とプロテクタ
とが擦れても擦れ音の発生が小さく抑えられる。
ーブ取付構造としては、前記プロテクタは、該ブラケッ
トの頂面下端からホイールハウスインナパネルに延びる
底面に取付けられることを特徴とするので、ブラケット
の底面とプロテクタとのラップ代を小さくできる為、プ
ロテクタの振れ等によりブラケットの底面とプロテクタ
とが擦れても擦れ音の発生が小さく抑えられる。
【図1】本考案の一実施例を示す図2のa−a線に係る
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のホイールハウスアウタパネルとホイール
ハウスインナパネル周りの斜視図である。
ハウスインナパネル周りの斜視図である。
【図3】図2のb−b線に係る断面図である。
【図4】図2のc−c線に係る断面図である。
【図5】図2のd−d線に係る断面図である。
【図6】第1従来例の図1相当断面図である。
【図7】第2従来例の図1相当断面図である。
1 フィラーチューブ 15 フィラーチューブ 2 ホイールハウスアウタパネル 3 ホイールハウスインナパネル 4 ブラケット 7 空間 20 ブラケット 11 プロテクタ 21 プロテクタ 20a ブラケットの頂面 20b ブラケットの底面 20c フランジ部 20d 下端
Claims (2)
- 【請求項1】 一端部がホイールハウスアウタパネルに
形成された給油口に連結され且つ他端部がホイールハウ
スインナパネルに設けた開口を介して燃料タンクに連結
されてなるフィラーチューブは、ホイールハウスインナ
パネルに取付けられたブラケットを介して前記ホイール
ハウスアウタパネルとホイールハウスインナパネルとに
より形成される空間内に配設されており、前記フィラー
チューブの車外側に配設されたプロテクタにより前記フ
ィラーチューブを覆うように設けられたフィラーチュー
ブ取付構造において、前記ブラケットは、断面ハット形に形成されて両フラン
ジ部が前記ホイールハウスインナパネルに固着されると
共に該ブラケットの頂面が、下端を前記ホイールハウス
インナパネルに向けて斜下方に傾斜して形成されてお
り、 前記フィラーチューブは、前記ブラケットの頂面に取付
けられる一方、 前記プロテクタが前記ブラケットに取付
けられていることを特徴とする自動車用フィラーチュー
ブ取付構造。 - 【請求項2】 前記プロテクタは、該ブラケットの頂面
下端からホイールハウスインナパネルに延びる底面に取
付けられることを特徴とする請求項1に記載の自動車用
フィラーチューブ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001110U JP2584938Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 自動車用フィラーチューブ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993001110U JP2584938Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 自動車用フィラーチューブ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657722U JPH0657722U (ja) | 1994-08-12 |
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Family
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JPH01275222A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-02 | Daiwa Kogyo Kk | フィラーチューブの取付構造 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP1993001110U patent/JP2584938Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657722U (ja) | 1994-08-12 |
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