JPH0747217Y2 - フュエルインレットボックス - Google Patents
フュエルインレットボックスInfo
- Publication number
- JPH0747217Y2 JPH0747217Y2 JP10806489U JP10806489U JPH0747217Y2 JP H0747217 Y2 JPH0747217 Y2 JP H0747217Y2 JP 10806489 U JP10806489 U JP 10806489U JP 10806489 U JP10806489 U JP 10806489U JP H0747217 Y2 JPH0747217 Y2 JP H0747217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel inlet
- inlet box
- shield
- mounting hole
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上利用分野) 本考案はフュエルインレットボックス、さらに詳細には
フュエルインレットボックス本体と箱状のシールドを別
体に製造したフュエルインレットボックスにおいて、前
記フュエルインレットボックスとシールドを取り付ける
に際し、取付作業の簡単なフュエルインレットボックス
構造に関する。
フュエルインレットボックス本体と箱状のシールドを別
体に製造したフュエルインレットボックスにおいて、前
記フュエルインレットボックスとシールドを取り付ける
に際し、取付作業の簡単なフュエルインレットボックス
構造に関する。
(従来技術) 第1図は自動車の概略側面図であるが、この図より明ら
かなように自動車1の側面などには燃料を注入するため
のフュエルインレットボックス2が開設されている。
かなように自動車1の側面などには燃料を注入するため
のフュエルインレットボックス2が開設されている。
このフュエルインレットボックス2のリッドとアウタパ
ネルを省略した正面図を第2図に示す。この図より明ら
かなようにフュエルインレットボックス2はフュエルイ
ンレットボックス本体21に、箱状で、かつ樹脂製のシー
ルド22が取り付けられた構造になっており、このシール
ド22の底部には第3図(第2図におけるA−A断面図)
に示すように取付穴23が設けられ、この取付穴23にフエ
ルパイプ3を溶接などによって固定した取付板24をボル
ト締めなどによって固定した構造になっている。
ネルを省略した正面図を第2図に示す。この図より明ら
かなようにフュエルインレットボックス2はフュエルイ
ンレットボックス本体21に、箱状で、かつ樹脂製のシー
ルド22が取り付けられた構造になっており、このシール
ド22の底部には第3図(第2図におけるA−A断面図)
に示すように取付穴23が設けられ、この取付穴23にフエ
ルパイプ3を溶接などによって固定した取付板24をボル
ト締めなどによって固定した構造になっている。
前記シールド22はその開口周縁に設けられたフランジ部
25でフュエルインレットボックス本体21にボルトなどに
よって固定されており、一方前記フュエルインレットボ
ックス本体21はアウタパネル4に溶接などによって溶着
されている。
25でフュエルインレットボックス本体21にボルトなどに
よって固定されており、一方前記フュエルインレットボ
ックス本体21はアウタパネル4に溶接などによって溶着
されている。
このような構造のフュエルインレットボックス2の第2
図におけるB−B断面図を第4図に示す。
図におけるB−B断面図を第4図に示す。
この図より明らかなように、従来のフュエルインレット
ボックス2においては、シールド22のフランジ25とイン
レットボックス本体21間にゴムシール5を設けると共に
このゴムシール5と一体的に立設されたゴムクッション
6をフュエルインレットボックス本体21の取付穴7より
突出せしめ、リッド7の緩衝材としている。
ボックス2においては、シールド22のフランジ25とイン
レットボックス本体21間にゴムシール5を設けると共に
このゴムシール5と一体的に立設されたゴムクッション
6をフュエルインレットボックス本体21の取付穴7より
突出せしめ、リッド7の緩衝材としている。
このようなフュエルインレットボックス2の構造によれ
ば、フュエルインレットボックス本体21にシールド22を
ボルトなどによって固定する場合、前記ボルト締めする
間、シールド22を手で押さえておく必要があった。さら
に、前記ゴムクッション6はゴムシール5より立設され
ているため、脚が長く充分なクッション作用を営めない
という欠点もあった。
ば、フュエルインレットボックス本体21にシールド22を
ボルトなどによって固定する場合、前記ボルト締めする
間、シールド22を手で押さえておく必要があった。さら
に、前記ゴムクッション6はゴムシール5より立設され
ているため、脚が長く充分なクッション作用を営めない
という欠点もあった。
(考案の目的) 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、組立作業
の簡便なフュエルインレットボックスを提供することを
目的とする。
の簡便なフュエルインレットボックスを提供することを
目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、本考案によるフュエルインレ
ットボックスは樹脂製で箱状のシールドを周縁に設けら
れたフランジ部でフュエルインレットボックス本体に取
り付けたフュエルインレットボックスにおいて、前記フ
ュエルインレットボックス本体のシールド取付部に取付
穴を設け、前記シールドのフランジ部に前記取付穴に係
合するような突起を設け、前記取付穴より係合されて突
出した突起に緩衝材を嵌着したことを特徴としている。
ットボックスは樹脂製で箱状のシールドを周縁に設けら
れたフランジ部でフュエルインレットボックス本体に取
り付けたフュエルインレットボックスにおいて、前記フ
ュエルインレットボックス本体のシールド取付部に取付
穴を設け、前記シールドのフランジ部に前記取付穴に係
合するような突起を設け、前記取付穴より係合されて突
出した突起に緩衝材を嵌着したことを特徴としている。
(実施例) 第5図は本考案による一実施例のフュエルインレットボ
ックスの第2図におけるB−B線に沿った断面図である
が、この図より明らかなように本考案によるフュエルイ
ンレットボックスにおいては上方に記載されたようにシ
ールド22のフランジ部25にフュエルインレットボックス
に係合する突起9が一体的に設けられており、この突起
9にゴムシール6を嵌着した構造になっている。この突
起は第5図の下方に記載されたように段差91を設けた突
起9とすることも可能である。この場合、上方のゴムク
ッション6と同一のゴムクッション6を使用することが
可能になり部品点数の削減が可能になる。
ックスの第2図におけるB−B線に沿った断面図である
が、この図より明らかなように本考案によるフュエルイ
ンレットボックスにおいては上方に記載されたようにシ
ールド22のフランジ部25にフュエルインレットボックス
に係合する突起9が一体的に設けられており、この突起
9にゴムシール6を嵌着した構造になっている。この突
起は第5図の下方に記載されたように段差91を設けた突
起9とすることも可能である。この場合、上方のゴムク
ッション6と同一のゴムクッション6を使用することが
可能になり部品点数の削減が可能になる。
このようにシールド22のフランジ部25にゴムクッション
取付用の突起9を設け、フュエルインレットボックス本
体21の取付穴7に係合するとともにこの突起9にゴムシ
ール6を嵌着することにより、前記シールド22はゴムシ
ール6によってフュエルインレットボックス本体21に保
持されることになるため、シールド22フュエルインレッ
トボックス本体21にボルトなどで取り付ける際、手を離
してもシールドは落下する恐れがないという利点を生じ
る。
取付用の突起9を設け、フュエルインレットボックス本
体21の取付穴7に係合するとともにこの突起9にゴムシ
ール6を嵌着することにより、前記シールド22はゴムシ
ール6によってフュエルインレットボックス本体21に保
持されることになるため、シールド22フュエルインレッ
トボックス本体21にボルトなどで取り付ける際、手を離
してもシールドは落下する恐れがないという利点を生じ
る。
この実施例においては、第2図及び第3図に示すよう
に、フュエルインレットボックス本体21及びアウタパネ
ル4の端部を覆うようにビード26がフランジ部25の周囲
の少なくとも一部に設けられている。このようにビード
26を設けることによって、給油時などに、前記フュエル
インレットボックス本体21及びアウタパネル4の端部で
怪我をすることがなくなると共に意匠的にも優れたもの
になる。
に、フュエルインレットボックス本体21及びアウタパネ
ル4の端部を覆うようにビード26がフランジ部25の周囲
の少なくとも一部に設けられている。このようにビード
26を設けることによって、給油時などに、前記フュエル
インレットボックス本体21及びアウタパネル4の端部で
怪我をすることがなくなると共に意匠的にも優れたもの
になる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によるフュエルインレットボ
ックスによれば、フランジ部に突起を設け、この突起で
インレットボックス本体の取付穴に係止するとともにこ
の突起にゴムシールを嵌着するようにしたため、シール
ド取付時に手を離しても前記シールドが落下することは
なくなる。このためシールドの取付作業が簡便になると
いう利点がある。また、前記突起にゴムクッションを嵌
着して取り付けているため、ゴムクッションの効果が充
分になるという利点もある。
ックスによれば、フランジ部に突起を設け、この突起で
インレットボックス本体の取付穴に係止するとともにこ
の突起にゴムシールを嵌着するようにしたため、シール
ド取付時に手を離しても前記シールドが落下することは
なくなる。このためシールドの取付作業が簡便になると
いう利点がある。また、前記突起にゴムクッションを嵌
着して取り付けているため、ゴムクッションの効果が充
分になるという利点もある。
さらに、前記フュエルインレットボックス本体の端部を
覆うようにビードをシールドの開口周縁の少なくとも一
部に設けたため、安全にシールドの取付作業ができるよ
うになると共に、リッドを開いたときの外観も良好にな
るという利点がある。
覆うようにビードをシールドの開口周縁の少なくとも一
部に設けたため、安全にシールドの取付作業ができるよ
うになると共に、リッドを開いたときの外観も良好にな
るという利点がある。
第1図は自動車の概略側面図、第2図はフュエルインレ
ットボックスの正面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は従来のフュエルインレットボックスの第2
図におけるB−B断面図、第5図は本考案によるフュエ
ルインレットボックスの第2図における断面図である。 2……フュエルインレットボックス、21……フュエルイ
ンレットボックス本体、22……シールド、25……フラン
ジ部、26……ビード、6……ゴムクッション、7……取
付穴、8……リッド、9……突起。
ットボックスの正面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は従来のフュエルインレットボックスの第2
図におけるB−B断面図、第5図は本考案によるフュエ
ルインレットボックスの第2図における断面図である。 2……フュエルインレットボックス、21……フュエルイ
ンレットボックス本体、22……シールド、25……フラン
ジ部、26……ビード、6……ゴムクッション、7……取
付穴、8……リッド、9……突起。
Claims (2)
- 【請求項1】樹脂製で箱状のシールドを周縁に設けられ
たフランジ部でフュエルインレットボックス本体に取り
付けたフュエルインレットボックスにおいて、前記フュ
エルインレットボックス本体のシールド取付部に取付穴
を設け、前記シールドのフランジ部に前記取付穴に係合
するような突起を設け、前記取付穴より係合されて突出
した突起に緩衝材を嵌着したことを特徴とするフュエル
インレットボックス。 - 【請求項2】前記フュエルインレットボックス本体の端
部を覆うようにビードをシールドの開口周縁の少なくと
も一部に設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項によるフュエルインレットボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10806489U JPH0747217Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | フュエルインレットボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10806489U JPH0747217Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | フュエルインレットボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0347235U JPH0347235U (ja) | 1991-05-01 |
JPH0747217Y2 true JPH0747217Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31656727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10806489U Expired - Lifetime JPH0747217Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | フュエルインレットボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747217Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP10806489U patent/JPH0747217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347235U (ja) | 1991-05-01 |
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