JPH0585202A - 自動車の燃料タンク構造 - Google Patents

自動車の燃料タンク構造

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JPH0585202A
JPH0585202A JP28071491A JP28071491A JPH0585202A JP H0585202 A JPH0585202 A JP H0585202A JP 28071491 A JP28071491 A JP 28071491A JP 28071491 A JP28071491 A JP 28071491A JP H0585202 A JPH0585202 A JP H0585202A
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JP
Japan
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fuel tank
tank
bracket
bolt
under cover
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Pending
Application number
JP28071491A
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English (en)
Inventor
Masahiro Morimoto
政博 森本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクにアンダカバーを取り付ける構造
において、該アンダカバーの組み付け性を向上させると
共に、マスキングなしによる燃料タンクの塗装を可能に
する。 【構成】 アンダカバー12に略U字状断面のブラケッ
ト15を取り付けて、燃料タンクの接合用フランジ9
a,9bに該ブラケット15を外嵌し、該ブラケット1
5に固着されている袋ナット17に対し上記接合用フラ
ンジ9a,9bを通してボルト18を締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロアタンクを覆うアン
ダカバーを有した自動車の燃料タンク構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車における燃料タンク構造として、
たとえば実開昭61−85513号公報、もしくは実開
昭63−130321号公報に、アッパタンクとロアタ
ンクとを接合して燃料タンクを構成すると共に、ロアタ
ンクを下から覆うアンダカバーを燃料タンクに取り付
け、走行時、該アンダカバーによって飛び石等から燃料
タンクを保護する技術が開示されている。
【0003】また、ワンボックスカーのような大型の自
動車においては、図4に示すようにアッパタンクA1と
ロアタンクA2とをそれぞれに設けた斜めの接合用フラ
ンジB,Bによって接合する構造とすると共に、これら
の接合用フランジB,BにアンダカバーCをボルトDと
ナットEで締結することもなされている。これによれば
上記接合用フランジB,Bが、燃料タンクAの側面から
突出することが少なくなって、図に示すように、たとえ
ばフロアパネルFの直下でサイドフレームGとサイドシ
ルHとの間の限られたスペースに燃料タンクAを配置す
る場合、接合用フランジB,Bの突出量が少ない分燃料
タンクの容量を増大できるメリットが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4のよう
に接合用フランジB,BとアンダカバーCとを相互に対
接させてボルトDとナットEとで接合する構造では、燃
料タンクAにアンダカバーCを組み付ける際、該アンダ
カバーCの仮預けができず、組み付けに時間がかかる難
点がある。また、通常ナットE(もしくはボルトD)は
予め接合用フランジBに一体に溶接されているから、ア
ンダカバーCの接続前に燃料タンクAを塗装しておこう
とすると、上記ナットE(もしくはボルトD)のネジ部
に対してマスキングを施す必要があって、その分コスト
の上昇を招くと共に、該マスキングによるフランジBの
塗装不良を生じやすく、将来的な錆の原因となる。
【0005】そこで本発明は、アンダカバーの組み付け
が容易であると共に、マスキングなしに燃料タンクに塗
装が行える自動車の燃料タンク構造の提供を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に記載の発明(以下、請求項1と称す)は、アッパ
タンクとロアタンクとが周縁部に設けられたフランジで
接合することにより結合され、かつロアタンクを下方か
ら覆うアンダーカバーが取り付けられている自動車の燃
料タンク構造であって、上記アンダーカバーの端部に、
一対の対向片部により略U字状とされて、上記アッパタ
ンクとロアタンクとを接続するフランジにわたって外嵌
されるブラケットを取り付けると共に、このブラケット
の一方の片部に、該ブラケットおよび上記フランジを貫
通して挿通されるボルトが締結されるナットを固着した
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
発明と称す)は、上記のナットを袋ナットとしたことを
特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明(以下、第
3発明と称す)は、燃料タンクにおけるアッパタンクお
よびロアタンクのフランジを斜めに配設していることを
特徴とする。
【0009】
【作用】上記の第1発明によれば、アンダカバーに略U
状のブラケットを取り付け、該ブラケットをアッパタン
クとロアタンクのフランジに嵌めるようにしているか
ら、この嵌合構造を利用してアンダカバー組み付け時に
該アンダカバーを燃料タンク側に仮預けすることができ
る。
【0010】また、上記フランジとアンダカバーとを締
結するためのナットはブラケット側にあり、フランジ側
にはボルト通し穴だけが開設されていることになるか
ら、燃料タンクをマスキングなしで塗装できることにな
る。
【0011】ところで、図4の燃料タンク配置構造で
は、自動車の側面衝突を想定した場合、矢印に示すよう
な衝突圧によってフランジとブラケットとの締結部が変
形し、締結に使用しているボルトの先端が燃料タンクに
突き当たって傷つける虞れがある。しかし第2発明のよ
うに袋ナットにボルトを締結するようにすれば、該ボル
ト先端が袋ナットで包まれることになるから、自動車の
衝突事故による変形で該締結部分が燃料タンクに当たる
ことがあっても、該燃料タンクを傷つけることがない。
【0012】さらに第3発明によれば、アッパタンクと
ロアタンクとを斜めに配設したフランジ同士を接合する
ことによってタンク容量を増大させた燃料タンクにおい
て、上記の作用が得られることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0014】図1は自動車(たとえばワンボックスカー
タイプ)におけるドア部分のステップ部近傍を示し、フ
ロアパネル1の直下に設けられたサイドフレーム2とサ
イドシル3との間の空間に燃料タンク4が配置される。
その場合、該燃料タンク設置位置よりも前方に、スライ
ドドア5を開けることによって車外に露呈するステップ
部6が形成されており、該ステップ部6を構成する縦壁
部7が車体後方側に延びて上記のフロアパネル1とサイ
ドシル3とをつなぐ構造とされると共に、燃料タンク4
の前後位置に上記サイドフレーム2と縦壁部7とを連結
するトルクボックス8(図面では車体前部側のトルクボ
ックスのみを示す)が設けられ、したがってサイドフレ
ーム2と、サイドシル3と、縦壁部7と、トルクボック
ス8とに囲まれた空間に燃料タンク4が設けられること
になる。
【0015】上記の燃料タンク4は図2から明らかなよ
うにアッパタンク4aとロアタンク4bとから構成され
ると共に、これら各タンク4a,4bの周縁部に設けた
接合用フランジ9a,9bを接合することによって組み
立てられている。その場合、アッパタンク4aおよびロ
アタンク4bは燃料タンク4をたとえば対角線によって
切断して2分したような形状とされて、各接合用フラン
ジ9a,9bも斜めに設けられることにより、燃料タン
ク4から側方のフランジ9a,9bの突出量を抑え、こ
れによって限られた空間内での燃料タンク4の容積確保
が行えるようにしている。
【0016】そして、上記燃料タンク4はアッパタンク
4aおよびロアタンク4bの接合用フランジ9a,9b
を利用してサイドシル3、トルクボックス8にブラケッ
ト10ならびにボルト・ナット締結具11によって連結
されて所定の配置位置に支持されている。
【0017】上記の燃料タンク4に対して、ロアタンク
4bを下方から覆うアンダカバー12が設けられる。該
アンダカバー12は合成樹脂から成形され、その一端が
図2に示すように前述のサイドフレーム2側において該
サイドフレーム2にボルト13とナット14とを用いて
連結され、サイドシル3側において他端が燃料タンク4
の接合用フランジ9a,9bに取り付けられる。
【0018】その場合、上記のサイドシル3側において
は、図3に示すようにアンダカバー12の端部に略U字
状断面を呈するブラケット15がインサート成形によっ
て取り付けられる。このブラケット15は一対の対向片
部15a,15bを有すると共に、これら対向片部15
a,15bにボルト通し穴16,16が同軸に形成さ
れ、かつ一方の対向片部15aにボルト通し穴16,1
6に連通して袋ナット17が溶接によって固着されてい
る。
【0019】そして、該ブラケット15は燃料タンク4
の両接合用フランジ9a,9bに外嵌され、この状態か
らブラケット15の他方の対向片部15b側よりボルト
18を接合用フランジ9a,9bを通して袋ナット17
に螺着することによってアンダカバー12が燃料タンク
4に取り付けられている。したがって、接合用フランジ
9a,9bにもブラケット15側のボルト通し穴16,
16に連通するボルト通し穴19,19が設けられてい
る。
【0020】このようにアンダカバー取り付け構造によ
れば、該アンダカバー12にアッパタンク4aとロアタ
ンク4bの接合用フランジ9a,9bにわたって外嵌さ
せる略U字断面のブラケット15が設けられているの
で、燃料タンク4に対するアンダカバー12の取り付け
時、上記の外嵌によって一時的に該アンダカバー12を
燃料タンク4に仮預けすることができて、組み付け性が
向上して上記取り付け作業が簡便に行えることになる。
その場合、前述のフランジ9a,9bとが斜めに配設さ
れて、これらフランジ9a,9bに対する上記のブラケ
ット15の取り付け位置がサイドシル付近になるので、
アンダーカバー12の仮預けが一層簡単にできることに
なる。
【0021】また、燃料タンク4には予め塗装を施して
おいてアンダカバー12の取り付けに備えることがなさ
れるが、燃料タンク4側には該アンダカバー12を取り
付けるためのナットまたはボルトが固着されていず、単
にボルト通し穴19,19が開設されているだけである
からマスキングなしの塗装が行えることになり、塗装漏
れの部分が接合用フランジ9a,9bに生ぜず、したが
って錆の発生を防ぐことができる。
【0022】さらに、上記の構造においては、たとえば
自動車の側面衝突が生じてサイドシル3側からの衝突圧
によって接合用フランジ9a,9bとアンダカバー12
との連結部を含む部分が燃料タンク4側へ変形すること
があっても、アンダカバー12の取り付けに使用されて
いるボルト18の先端は袋ナット17によって包まれて
いるから、たとえ燃料タンク4と接当することがあって
も該燃料タンク4の壁を傷つけることがなくなる。
【0023】
【発明の効果】以上の記載によって明らかなように、本
発明によれば、アンダカバーに略U字状のブラケットを
取り付け、該ブラケットをアッパタンクとロアタンクと
の両フランジにわたって嵌めるようにして取り付けるか
ら、この嵌合構造を利用してアンダカバーの組み付け時
に該アンダカバーを燃料タンク側に仮預けすることがで
きる。したがって組み付け作業が簡便、かつ迅速に行え
る。
【0024】また、上記フランジとアンダカバーとを締
結するためのナットはブラケット側にあり、フランジ部
にはボルト通し穴だけが開設されていることになるか
ら、燃料タンクをマスキングなしで塗装できることにな
る。このため燃料タンク側に塗装漏れの箇所が生ぜず、
将来的な錆の発生を抑制することができる。
【0025】さらに、上記のフランジとアンダカバーと
の締結は袋ナットとボルトとによって行われ、該ボルト
先端が袋ナットで包まれることになるから、自動車の衝
突事故による変形で該締結部分が燃料タンクに当たるこ
とがあってもボルト先端が燃料タンクを傷つけることが
なくなる。
【0026】加えて本発明は、アッパタンクとロアタン
クとを斜めに設けたフランジで接合することによって組
み立てられる燃料タンクに適用することによって、該燃
料タンクの容積確保を行いつつ、上記の効果が得られる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる自動車の燃料タンク
設置箇所の平面図。
【図2】 図1におけるA−A線矢視切断拡大図。
【図3】 図2におけるアンダカバー取り付け部分の拡
大図。
【図4】 従来例の概略構成図。
【符号の説明】
4 燃料タンク 4a アッパタンク 4b ロアタンク 9a,9b 接合用フランジ 12 アンダカバー 15 ブラケット 17 袋ナット 18 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパタンクとロアタンクとが周縁部に
    設けられたフランジで接合することにより結合され、か
    つロアタンクを下方から覆うアンダーカバーが取り付け
    られている自動車の燃料タンク構造であって、上記アン
    ダーカバーの端部に、一対の対向片部により略U字状と
    されて、上記アッパタンクとロアタンクとを接続するフ
    ランジにわたって外嵌されるブラケットを取り付けると
    共に、このブラケットの一方の片部に、該ブラケットお
    よび上記フランジを貫通して挿通されるボルトが締結さ
    れるナットを固着したことを特徴とする自動車の燃料タ
    ンク構造。
  2. 【請求項2】 ブラケットの一方の片部に固着されるナ
    ットを袋ナットとしたことを特徴とする上記請求項1に
    記載の自動車の燃料タンク構造。
  3. 【請求項3】 燃料タンクにおけるアッパタンクおよび
    ロアタンクのフランジを斜めに配設したことを特徴とす
    る上記請求項1に記載の自動車の燃料タンク構造。
JP28071491A 1991-09-30 1991-09-30 自動車の燃料タンク構造 Pending JPH0585202A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047215A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の油液タンク構造
JP2012001090A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Honda Motor Co Ltd 燃料タンクの配置構造
JP2020062978A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 トヨタ自動車株式会社 車両の燃料タンク固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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