JPH0858498A - 車両用バンパの支持構造 - Google Patents
車両用バンパの支持構造Info
- Publication number
- JPH0858498A JPH0858498A JP19920194A JP19920194A JPH0858498A JP H0858498 A JPH0858498 A JP H0858498A JP 19920194 A JP19920194 A JP 19920194A JP 19920194 A JP19920194 A JP 19920194A JP H0858498 A JPH0858498 A JP H0858498A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- mounting
- vehicle
- vehicle body
- support
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- Pending
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両用の樹脂バンパの変形を防止する安価で取
付けの簡単な車両用バンパの支持構造を提供する。 【構成】合成樹脂製のヘッドランプケース２に一体に成
形されたヘッドランプ１の取付部３とフロントバンパ７
の上下変位を規制するバンパ７の支持部４とを樹脂ヒン
ジ部５を介して一体的に構成し、この支持部４をヒンジ
部５で回動させて前記取付部３に重ね合わせて車体９の
前方向Ｆに突出させ、取付部３と共に車体９に締結させ
てなることを特徴とする車両用バンパの支持構造。
付けの簡単な車両用バンパの支持構造を提供する。 【構成】合成樹脂製のヘッドランプケース２に一体に成
形されたヘッドランプ１の取付部３とフロントバンパ７
の上下変位を規制するバンパ７の支持部４とを樹脂ヒン
ジ部５を介して一体的に構成し、この支持部４をヒンジ
部５で回動させて前記取付部３に重ね合わせて車体９の
前方向Ｆに突出させ、取付部３と共に車体９に締結させ
てなることを特徴とする車両用バンパの支持構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両用樹脂バンパの支持
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近の車両に用いられる樹脂製バンパ
は、バンパバーなどのような大型のリインホースメント
を有することなく、バンパ自体の剛性にて自己支持して
いる構造のものが多い。しかしながら、バンパの車体へ
の取付け箇所から離れたバンパコーナ部などに上下方向
の荷重が作用した場合、この方向に対する剛性の不足の
ために大きく撓むことがあり、この対策として図５、図
６に示すように、バンパ支持用ブラケット２１を車体２
２に設けたり、あるいは、フェンダ２３にバンパの受け
部２４を設けたものなどがある。このような例として、
実開昭５８−１７３５５８号公報などに開示されてい
る。
は、バンパバーなどのような大型のリインホースメント
を有することなく、バンパ自体の剛性にて自己支持して
いる構造のものが多い。しかしながら、バンパの車体へ
の取付け箇所から離れたバンパコーナ部などに上下方向
の荷重が作用した場合、この方向に対する剛性の不足の
ために大きく撓むことがあり、この対策として図５、図
６に示すように、バンパ支持用ブラケット２１を車体２
２に設けたり、あるいは、フェンダ２３にバンパの受け
部２４を設けたものなどがある。このような例として、
実開昭５８−１７３５５８号公報などに開示されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例のようにバンパ支持用ブラケット２１を取付
けたり、バンパの受け部２４を設けたりする場合、部品
点数が増加し、その取付けに要する手数も多くかかり、
その結果コストの増加を招くなどの問題がある。また、
フェンダ２３の一部にバンパの受け部２４を成形してい
る場合は車種が異なる毎に別の成形治具を要し、大幅な
コスト高を招くなどの問題がある。本発明はこのような
問題点を解決することを目的としている。
うな従来例のようにバンパ支持用ブラケット２１を取付
けたり、バンパの受け部２４を設けたりする場合、部品
点数が増加し、その取付けに要する手数も多くかかり、
その結果コストの増加を招くなどの問題がある。また、
フェンダ２３の一部にバンパの受け部２４を成形してい
る場合は車種が異なる毎に別の成形治具を要し、大幅な
コスト高を招くなどの問題がある。本発明はこのような
問題点を解決することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、ランプケースに一体に成形される樹脂
製のランプの取付部とバンパの上下変位を規制するバン
パの支持部とをヒンジ部を介して一体的に構成し、前記
支持部をヒンジ部で回動させて前記取付部に重ね合わせ
て車体の前後方向に突出させ、取付部と共に車体側に締
結させてなることを特徴とする。
解決するために、ランプケースに一体に成形される樹脂
製のランプの取付部とバンパの上下変位を規制するバン
パの支持部とをヒンジ部を介して一体的に構成し、前記
支持部をヒンジ部で回動させて前記取付部に重ね合わせ
て車体の前後方向に突出させ、取付部と共に車体側に締
結させてなることを特徴とする。
【０００５】
【作用】上記構成によれば、ランプケースに一体に成形
される樹脂製のランプの取付部とバンパの上下変位を規
制するバンパの支持部とをヒンジ部を介して一体に構成
されているので、バンパの支持部を車体側に取付ける場
合に、前記支持部をヒンジ部で回動させて前記取付部に
重ね合わせて車体の前後方向に突出させて取付部と共に
締結でき、バンパに上下方向の荷重が作用してバンパが
変形した場合でもこの突出した支持部に当接して上下方
向の変形を規制する働きをなし、しかも取付部品の点数
を低減でき、取付の手数も低減させることができる。
される樹脂製のランプの取付部とバンパの上下変位を規
制するバンパの支持部とをヒンジ部を介して一体に構成
されているので、バンパの支持部を車体側に取付ける場
合に、前記支持部をヒンジ部で回動させて前記取付部に
重ね合わせて車体の前後方向に突出させて取付部と共に
締結でき、バンパに上下方向の荷重が作用してバンパが
変形した場合でもこの突出した支持部に当接して上下方
向の変形を規制する働きをなし、しかも取付部品の点数
を低減でき、取付の手数も低減させることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は図２のＡ−Ａ線に沿う断面図、図２は本
発明に係わる実施例を備えた車両の前部の部分斜視図、
図３は本発明に係わる実施例のランプの取付部とバンパ
の支持部とをヒンジ部を介して一体に構成した部分の斜
視図、図４は図３の支持部を回動させて取付ける場合の
要部斜視図である。図示のように、合成樹脂製で形成さ
れたヘッドランプケース２に一体に成形されているヘッ
ドランプ１の取付部３の下端部にフロントバンパ７の支
持部４が樹脂ヒンジ部５を介して一体的に繋がれてお
り、この支持部４は前記ヒンジ部５で容易に回動させる
ことができ、前記取付部３の取付座面３ａに支持部４の
取付面４ａを重ね合わせることにより車体９の前方向
（矢印Ｆ）に突出した支持部４が形成され、その上面に
フロントバンパを受け止める支持面が形成される。これ
ら取付座面３ａおよび取付面４ａに設けられた取付ボル
ト穴３ｂ，４ｂを挿通する取付ボルト６によりヘッドラ
ンプ１の取付部３と共に支持部４が車体９に締結され、
この支持部４の先端部にフロントバンパ７の縦リブ７ａ
に設けられたフロントバンパ７の受け部８が挿入されて
フロントバンパ７が結合部（図示せず）を介して車体９
に取付けられている。
明する。図１は図２のＡ−Ａ線に沿う断面図、図２は本
発明に係わる実施例を備えた車両の前部の部分斜視図、
図３は本発明に係わる実施例のランプの取付部とバンパ
の支持部とをヒンジ部を介して一体に構成した部分の斜
視図、図４は図３の支持部を回動させて取付ける場合の
要部斜視図である。図示のように、合成樹脂製で形成さ
れたヘッドランプケース２に一体に成形されているヘッ
ドランプ１の取付部３の下端部にフロントバンパ７の支
持部４が樹脂ヒンジ部５を介して一体的に繋がれてお
り、この支持部４は前記ヒンジ部５で容易に回動させる
ことができ、前記取付部３の取付座面３ａに支持部４の
取付面４ａを重ね合わせることにより車体９の前方向
（矢印Ｆ）に突出した支持部４が形成され、その上面に
フロントバンパを受け止める支持面が形成される。これ
ら取付座面３ａおよび取付面４ａに設けられた取付ボル
ト穴３ｂ，４ｂを挿通する取付ボルト６によりヘッドラ
ンプ１の取付部３と共に支持部４が車体９に締結され、
この支持部４の先端部にフロントバンパ７の縦リブ７ａ
に設けられたフロントバンパ７の受け部８が挿入されて
フロントバンパ７が結合部（図示せず）を介して車体９
に取付けられている。
【０００７】このような構成によると、ヘッドランプ１
の取付部３の下端部にフロントバンパ７の支持部４が樹
脂ヒンジ部５を介して一体に繋がれているのでこの支持
部４は前記ヒンジ部５で容易に回動させることができ、
前記取付部３に支持部４を重ね合わせることにより取付
部３と共に車体９に締結でき、車体９の前方向Ｆに突出
したフロントバンパ７を支持できる支持面４ｃを構成す
ることができるのでフロントバンパ７に下方向の荷重が
作用した場合でもこのフロントバンパ７の変形を規制す
ることができ、しかも、別体の支持部材を必要とせず取
付用の部品点数を少なくでき、取付作業性も向上させる
ことができる。
の取付部３の下端部にフロントバンパ７の支持部４が樹
脂ヒンジ部５を介して一体に繋がれているのでこの支持
部４は前記ヒンジ部５で容易に回動させることができ、
前記取付部３に支持部４を重ね合わせることにより取付
部３と共に車体９に締結でき、車体９の前方向Ｆに突出
したフロントバンパ７を支持できる支持面４ｃを構成す
ることができるのでフロントバンパ７に下方向の荷重が
作用した場合でもこのフロントバンパ７の変形を規制す
ることができ、しかも、別体の支持部材を必要とせず取
付用の部品点数を少なくでき、取付作業性も向上させる
ことができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明により次のような効果が得られ
る。ランプケースに一体に成形される樹脂製のランプの
取付部とバンパの上下変位を規制するバンパの支持部と
をヒンジ部を介して一体に構成されているので、バンパ
の支持部を車体側に取付ける場合に、前記支持部をヒン
ジ部で回動させて前記取付部に重ね合わせて車体の前後
方向に突出させて取付部と共に締結でき、別の支持用の
ブラケットなどを必要とせず、バンパに上下方向の荷重
が作用した場合でもこの突出した支持部に当接して上下
方向の変形を規制することができ、しかも取付の部品点
数を低減でき、この取付の手数を低減することができる
のでコストの低減の効果が得られる。
る。ランプケースに一体に成形される樹脂製のランプの
取付部とバンパの上下変位を規制するバンパの支持部と
をヒンジ部を介して一体に構成されているので、バンパ
の支持部を車体側に取付ける場合に、前記支持部をヒン
ジ部で回動させて前記取付部に重ね合わせて車体の前後
方向に突出させて取付部と共に締結でき、別の支持用の
ブラケットなどを必要とせず、バンパに上下方向の荷重
が作用した場合でもこの突出した支持部に当接して上下
方向の変形を規制することができ、しかも取付の部品点
数を低減でき、この取付の手数を低減することができる
のでコストの低減の効果が得られる。
【図１】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図２】本発明に係わる実施例を備えた車両の前部部分
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】本発明に係わる実施例の要部の斜視図である。
【図４】図３の取付けの場合の要部の斜視図である。
【図５】従来例１を示す斜視図である。
【図６】従来例２を示す斜視図である。
１ ヘッドランプ（ランプ） ２ ヘッドランプケース（ランプケース） ３ 取付部 ４ 支持部 ５ ヒンジ部 ７ フロントバンパ（バンパ） ９ 車体
Claims (1)
- 【請求項１】ランプケースに一体に成形される樹脂製の
ランプの取付部とバンパの上下変位を規制するバンパの
支持部とをヒンジ部を介して一体的に構成し、前記支持
部をヒンジ部で回動させて前記取付部に重ね合わせて車
体の前後方向に突出させ、取付部と共に車体側に締結さ
せてなる車両用バンパの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19920194A JPH0858498A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用バンパの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19920194A JPH0858498A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用バンパの支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858498A true JPH0858498A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16403828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19920194A Pending JPH0858498A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用バンパの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858498A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220014A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Nishikawa Kasei Co Ltd | 自動車のバンパー構造 |
| FR2852285A1 (fr) * | 2003-03-11 | 2004-09-17 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et ensemble de montage d'un pare-chocs et d'au moins un dispositif d'eclairage d'un vehicule automobile dans des positions adjacentes |
| WO2005007449A1 (fr) * | 2003-07-15 | 2005-01-27 | Renault S.A.S | Bloc projecteur pour vehicule automobile, et vehicule corresppondant |
| JP2008010248A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
| FR2914265A1 (fr) * | 2007-03-28 | 2008-10-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de positionnement d'une peau de pare-chocs d'une face avant de vehicule automobile |
| US7563007B2 (en) | 2006-12-04 | 2009-07-21 | Ford Global Technologies, Llc | Bumper cover and lamp housing assembly with integral fasteners for independent removal of parts from a vehicle |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19920194A patent/JPH0858498A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220014A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Nishikawa Kasei Co Ltd | 自動車のバンパー構造 |
| JP4630469B2 (ja) * | 2001-01-26 | 2011-02-09 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 自動車のバンパー構造 |
| FR2852285A1 (fr) * | 2003-03-11 | 2004-09-17 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et ensemble de montage d'un pare-chocs et d'au moins un dispositif d'eclairage d'un vehicule automobile dans des positions adjacentes |
| WO2005007449A1 (fr) * | 2003-07-15 | 2005-01-27 | Renault S.A.S | Bloc projecteur pour vehicule automobile, et vehicule corresppondant |
| JP2007516119A (ja) * | 2003-07-15 | 2007-06-21 | ルノー・エス・アー・エス | 自動車用の前照灯ブロック及び対応する自動車 |
| JP2008010248A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
| JP4591414B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2010-12-01 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
| US7563007B2 (en) | 2006-12-04 | 2009-07-21 | Ford Global Technologies, Llc | Bumper cover and lamp housing assembly with integral fasteners for independent removal of parts from a vehicle |
| FR2914265A1 (fr) * | 2007-03-28 | 2008-10-03 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de positionnement d'une peau de pare-chocs d'une face avant de vehicule automobile |
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