JPH0134194B2 - - Google Patents

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JPH0134194B2
JPH0134194B2 JP56155391A JP15539181A JPH0134194B2 JP H0134194 B2 JPH0134194 B2 JP H0134194B2 JP 56155391 A JP56155391 A JP 56155391A JP 15539181 A JP15539181 A JP 15539181A JP H0134194 B2 JPH0134194 B2 JP H0134194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
mirror
hood
cowling
cowl
Prior art date
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Expired
Application number
JP56155391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5856980A (ja
Inventor
Ryoichi Hiramatsu
Hitohiro Tanizaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP56155391A priority Critical patent/JPS5856980A/ja
Publication of JPS5856980A publication Critical patent/JPS5856980A/ja
Publication of JPH0134194B2 publication Critical patent/JPH0134194B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハンドル回りを覆う自動二輪車のカ
ウリング装置に係り、特にこのカウリングにバツ
クミラーを取り付ける場合の構造に関する。
近年、一般走行用の量産車にあつても、外観デ
ザイン上の要求ならびに運転者を風雨から保護す
る意味でカウリングを装備する傾向にある。この
カウリングはヘツドランプの周囲を覆うアツパカ
ウル部に、斜め上方に向つて延びる透明なウイン
ドシールドを取り付けて構成されることは知られ
ている。
ところで、この種のカウリングを装備した自動
二輪車にバツクミラーを取り付ける場合、従来で
はハンドル両端のレバーブラケツトに取り付けた
り、ウインドシールドを支持するアツパカウル部
の両側面に取付けることが行われている。
ところが、バツクミラーをハンドルに取り付け
ると、カウリングとの一体感が得られないので、
外観上のことを考慮するとアツパカウル部に取り
付けた方が好ましいものとなる。そして、この場
合、バツクミラーは運転中に視線をそれほど移動
させることなく鏡面を視認し得る位置、すなわ
ち、ウインドシールドの高さと略同等の位置に設
ける必要がある。しかしながら、バツクミラーを
ウインドシールド下方のアツパカウル部に取り付
けると、鏡面をウインドシールドの高さに近い所
に位置させるためにこの鏡面を支持する脚部を長
くしなくてはならず、そうするとこの脚部がエン
ジンの振動等によつてぶれ易くなり、後方視界が
悪くなる虞れがある。また脚部が長くなると、ハ
ンドルに取り付けた場合と同様にカウリングとの
一体感が得られらなくなるので、外観的にも好ま
しくないものとなる。
したがつて、本発明の目的は、バツクミラーを
ウインドシールドの高さに近い所に位置させるこ
とができるとともに、このバツクミラーのぶれも
少なく抑えられ、視認性が向上する自動二輪車の
カウリング装置を得ることにある。
そこで、本発明においては、ハンドルの前方周
囲を覆うカウリングの上部に、ウインドシールド
を取付けるとともに、このウインドシールドを貫
通して側方に導出するバツクミラーを取付けたこ
とを特徴としている。
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
第1図は自動二輪車を示し、1はフレーム、2
はフロントフオーク、3はハンドル、4は操向
輪、5はエンジン、6はシート、7は駆動輪をそ
れぞれ示す。上記フレーム1のヘツドパイプ(図
示せず)には、前方に向つて延びる左右1対のラ
ンプステー8,8が取着されており、ランプステ
ー8,8の先端部間にはヘツドランプ9が支持さ
れている。そしてフレーム1には、本発明に係る
合成樹脂製のカウリング10が固定されている。
このカウリング10はアツパカウル11およびア
ンダカウル12ならびにフード19とによつて構
成されており、上記ヘツドランプ9の周囲からエ
ンジン5の周囲までを一体的に覆うフルカウルタ
イプのものである。アツパカウル11は左右1対
の分割カウル体13a,13bからなる2分割構
造をなし、ヘツドランプ9の周囲ならびに図示し
ない燃料タンクの前部側方を覆うようになつてい
る。分割カウル体13a,13bの前端下縁部に
は、フロントフオーク2の前方において衝合され
てヘツドランプ9の下側を覆う衝合壁14a,1
4bが一体に延出されているとともに、前端上縁
部には上記ランプステー8,8に取り付けたカウ
ルステー15,15上に重合されるフランジ壁1
6a,16bが内側に向つて一体に延出されてい
る。そしてこのフランジ壁16a,16bはカウ
ルステー15,15との重合部分にボルト17,
17を挿通し、ナツト18,18で締め付けるこ
とによりカウルステー15,15に連結されてい
る。また、分割カウル体13a,13bの前端上
部間には上記フード19が取り付けられている。
フード19は断面円弧状に彎曲されており、その
両面縁部には上記フランジ壁16a,16bの上
面に重合される重合壁20a,20bが一体に延
設されている。そしてこのフード19は重合壁2
0a,20bとフランジ壁16a,16bとの重
合部分にボルト21…を挿通し、ナツト22…で
締め付けることによりアツパカウル11に固定さ
れており、上記ヘツドランプ9の上方を覆うよう
になつている。またアツパカウル11およびフー
ド19の前端部によつて構成される略四角形の開
口には、四角形枠状をなしたヘツドランプリム2
3が着脱可能に取着されており、このヘツドラン
プリム23はヘツドランプ9の前面レンズ24の
前方周囲を取り巻いている。
しかして、上記フード19には透明なウインド
シールド25が取り付けられている。ウインドシ
ールド25の前半部26は、フード19の曲率に
沿うように断面円弧状に彎曲されており、この前
半部26はフード19上面に重合されてここに密
着されている。そしてウインドシールド25は、
半前部26の両側部とフード19との重合部分に
樹脂製のビス27…を挿通し、ナツト28…で締
め付けることによりフード19上に固定されてお
り、このウインドシールド25の前半部26より
も後方部分は、斜め上部後方に向つて延びるスク
リーン部29を構成している。なお、ウインドシ
ールド25の後端部に、ここを前方に挿すような
ある程度の外力が加わつた際には、上記樹脂製の
ビス29…が折れてウインドシールド25全体が
前方に離脱されるようになつており、衝突時等に
おける安全性が図られている。
一方、上記フード19上面の後端部両側には取
付凹部30,30が凹設されており、これら取付
凹部30,30には夫々左右のバツクミラー3
1,31が固定されている。これらバツクミラー
31,31の取付構造について一方側を代表して
説明すれば、32はそのミラーブラケツトであ
り、このミラーブラケツト32は取付凹部30に
開設した装着孔33,33に挿入されるボルト3
4,34を備え、これらボルト34,34を装着
孔33,33内に挿入し、ナツト35,35で締
め付けることにより取付凹部30,30に固定さ
れている。またミラーブラケツト32の中央は上
方に向つて膨出成形されて支持突部36を構成し
ており、この支持突部36の両端には透孔37,
37が開設されているとともに、これらの透孔3
7,37の裏側開口線に位置してナツト38,3
8が溶接されている。そしてミラーブラケツト3
2の支持突部36上には、スペーサ39を介して
ミラベース40が取着されており、このミラーベ
ース40は両端にボルト41,41を挿通し、こ
の挿通端を上記ナツト38,38に螺合させるこ
とによりミラーブラケツト32上に連結固定され
ている。ミラーベース40の表面には、左右方向
に離間して1対の支持壁42,42が立設されて
おり、これら支持壁42,42間には枢支ピン4
3を介してアーム44の基端が前後方向に回動可
能に枢支されている。このアーム44はフード1
9上から左右側方に導出されており、この先端部
には、詳図しないがボールジヨイントを介して後
面鏡を備えたミラー本体45が首振り可能に連結
されている。そして上記ウインドシールド25に
おける取付凹部30,30に対向する部分すなわ
ち、前半部26とスクリーン部29との境界部分
には、ウインドシールド25の両側縁部に連なる
切欠き46,46が設けられており、これら切欠
き46,46内を上記アーム44,44が貫通し
ている。したがつて、バツクミラー31,31は
ウインドシールド25を貫通して左右両側方に導
出されていることになり、そのミラー本体45,
45がウインドシールド25の前方において上記
スクリーン部29と同一高さに位置されている。
なお、バツクミラー31,31のアーム44の
周囲は、ミラー本体45に取着した蛇腹47によ
つて覆われており、さらにこの蛇腹47のミラー
ベース40側の開口端は、ウインドシールド25
の切欠き46,46の周囲に密着して、この切欠
き46,46およびミラーベース40の固定部分
を覆い隠している。
また、フード19の両側部には、ウインドシー
ルド25の前半部26の両側部に跨つて左右のフ
ラツシヤランプ48,48を備えたブラケツト4
9,49が外側から重合固定されており、このブ
ラケツト49,49はウインドシールド25とフ
ード19との境界部分ならびにウインドシールド
25を固定する上記ビス27…の頭を覆い隠して
いる。そしてフード19の後端開口部にはメータ
フード50が取着されている。メータフード50
にはタコメータやスピードメータ等を備えた図示
しないメータパネルが取着されるようになつてお
り、したがつてフード19はヘツドランプ9ばか
りでなく、上記各種メータ類をも覆うようになつ
ている。
なお、第1図および第3図中符号51,51は
燃料タンクからシート6の前端下方を左右から覆
うボデイカバー、52はこのボデイカバー51,
51に連続してシート6の後端側下方を覆うテー
ルカウルを示す。
このような構成によると、ウインドシールド2
5が重合されるフード19に、ウインドシールド
25における前半部26とスクリーン部29との
境界部分を貫通するようにしてバツクミラー3
1,31を固定したので、このバツクミラー3
1,31のミラー本体45,45を、アーム4
4,44の全長を長くすることなくウインドシー
ルド25のスクリーン部29の高さに位置させる
ことができる。したがつて、後面鏡が運転中最も
視認し易い位置されるとともに、ミラー本体4
5,45そのものが振動し難くなり、視認性が向
上し良好な後方視界が得られる。
しかもバツクミラー31,31はウインドシー
ルド25を貫通するとともに、この貫通部分は蛇
腹47,47によつて覆い隠されているので、こ
れらバツクミラー31,31がフード19側に固
定されているのにも拘わらずあたかもウインドシ
ールド25に取り付けてあるかの如く見え、この
ためウインドシールド25との一体感が強調され
るばかりでなく、意外な趣の向上が得られ、カウ
リング10の全体の新しいデザインが可能となる
等の優れた意匠的効果を有する。
なお、上記実施例ではウインドシールドにおけ
るバツクミラーが貫通される部分を、ウインドシ
ールドの両側縁部に連なる切欠きとしたが、この
切欠きに代つて例えば第8図に示されるような矩
形状の貫通孔61,61を設けるようにしてもよ
い。そしてこの場合には、貫通孔61,61にお
ける両側縁部側の角部に、この側縁部に向うスリ
ツト62,62を設け、ウインドシールド25の
後端部に外力が作用して、このウインドシールド
25が前方に離脱される際に、上記スリツト6
2,62の先端から側縁部に向つて亀裂を生じさ
せるようにし、上記貫通孔61,61が両側縁部
に開口する構成としておけば、バツクミラー3
1,31によつてウインドシールド25の離脱が
妨げられずに済む。
また上記実施例では、アツパカウルを左右分割
形としたが、左右一体式としても良く、この場合
にはフードをアツパカウルの一体に設けても良
い。
また本発明に係るカウリングは、アンダカウル
を備えるものに制約されるものではなく、さらに
アツパカウルもフレーム取り付け形に限らずハン
ドルに取り付けてこのハンドルと一体に回動され
るものであつても良い。
以上詳述した本発明によれば、バツクミラーを
あたかもウインドシールドに取り付けてあるかの
如き外観が得られるので、ウインドシールドとの
一体感が得られ、外観が向上する。しかも、バツ
クミラーをその側方への導出長さをそれ程長くす
ることなくウインドシールドの高さに位置させる
ことができるので、このバツクミラーを運転中最
も視認し易い所に位置させることができる。それ
とともに、バツクミラーは本来的に剛性が高いカ
ウリング側に固定されているので、振動し難いも
のであり、上記バツクミラーが視認し易い所に位
置されることと相まつて、良好な後方視界が得ら
れる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示
し、第1図は自動二輪車の側面図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図はカウリングの断面
図、第5図はカウリングの分解斜視図、第6図は
バツクミラーの取付部分の断面図、第7図はミラ
ーブラケツトの平面図、第8図はウインドシール
ドの変形例を示す斜視図である。 3……ハンドル、10……カウリング、25…
…ウインドシールド、26……前半部、31……
バツクミラー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハンドルの前方周囲を覆うカウリングの上部
    に、ウインドシールドを取付けるとともに、この
    ウインドシールドを貫通して側方に導出するバツ
    クミラーを取付けたことを特徴とする自動二輪車
    のカウリング装置。
JP56155391A 1981-09-30 1981-09-30 自動二輪車のカウリング装置 Granted JPS5856980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56155391A JPS5856980A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 自動二輪車のカウリング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP56155391A JPS5856980A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 自動二輪車のカウリング装置

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JP63246135A Division JPH01127471A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 自動二輪車のカウリング装置

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Publication Number Publication Date
JPS5856980A JPS5856980A (ja) 1983-04-04
JPH0134194B2 true JPH0134194B2 (ja) 1989-07-18

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JP56155391A Granted JPS5856980A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 自動二輪車のカウリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013226911A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631045B2 (ja) * 1984-11-30 1994-04-27 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車等の車両におけるカウリング装置
JPH0537917Y2 (ja) * 1989-11-02 1993-09-24
EP0924491B1 (fr) 1997-12-22 2000-08-23 Brown & Sharpe Tesa S.A. Circuit électronique pour dispositif de mesure de dimension à électrodes magnétorésistives

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JP2013226911A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鞍乗型車両

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JPS5856980A (ja) 1983-04-04

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