JPH0232507Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232507Y2
JPH0232507Y2 JP1983069126U JP6912683U JPH0232507Y2 JP H0232507 Y2 JPH0232507 Y2 JP H0232507Y2 JP 1983069126 U JP1983069126 U JP 1983069126U JP 6912683 U JP6912683 U JP 6912683U JP H0232507 Y2 JPH0232507 Y2 JP H0232507Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
instrument panel
bracket
recess
front window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983069126U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59188736U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983069126U priority Critical patent/JPS59188736U/ja
Publication of JPS59188736U publication Critical patent/JPS59188736U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0232507Y2 publication Critical patent/JPH0232507Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のインストルメントパネルの
取付装置に関するもので、インストルメントパネ
ルを、フロントウインド傾倒式の車両と、固定式
の車両の双方に共通に使用できるようにしたもの
である。
自動車には、一般市街地走行のほか悪路や山間
地帯など、すべての条件下での走行を可能とした
ものがある。この種の自動車は、屋根を金属板と
せず、幌布を用いて着脱自在ないしは折畳自在に
形成するのが普通である。そしてこの場合、フロ
ントウインドは車体に対して前方に傾倒できるよ
うにし、幌布の屋根を取外し、あるいは折畳んだ
ときに傾倒することにより、オープンカーとして
の完全化を図ることが行なわれる。
ところで自動車には、計器取付用のインストル
メントパネルがあり、フロントウインドの内側に
速度計その他の計器類の取付け空間をとり、また
小物入れとしてのグローブボツクスを備えるよう
になつている。このインストルメントパネルは、
車種によりそれぞれデザインされた専用のものと
なつている。このため多機種の自動車を製造する
ためには、それぞれの型式に合致したインストル
メントパネルを用意しなければならず、煩雑とな
る上にコスト高となる問題があつた。
この考案はこの点に鑑みて成されたもので、1
つの型式のインストルメントパネルで、フロント
ウインド傾倒式の車両と、固定式の車両の双方に
共通に使用できるようにしたものである。
次に、この考案の一実施例を図について説明す
ると、第1図はフロントウインド傾倒式の自動車
のフロントウインドからインストルメントパネル
にわたつて切断したところを示すものであつて、
1はカウルアツパパネル、2はフロントウインド
である。カウルアツパパネル1の図示しない左側
にはエンジンフードが設けられ、その内部にエン
ジンが搭載されている。カウルアツパパネル1後
端の裏面には補強板3が当てがわれ、表面には基
部を直角に折り曲げて取付部4としたアーム5が
当てがわれて、これらはボルト6、ナツト7によ
り固定されている。
カウルアツパパネル1の後部は図示するように
上方に屈折しており、その上部に若干の距離をお
いてフロントウインドパネル8が設けられてい
る。フロントウインドパネル8は、フロントパネ
ル9とリヤパネル10とを上下位置において接合
して断面箱状に形成したものであり、上部の接合
部に取り付けたウエザストリツプ11により、フ
ロントウインド2の下縁を支持している。
フロントウインドパネル8のフロントパネル9
の裏面には補強板12が当てがわれ、表面には基
部を直角に折り曲げて取付部13としたアーム1
4が当てがわれて、これらはボルト15、ナツト
16により固定されている。アーム14の先端は
前述のアーム5の先端と重ね合わされ、軸17で
枢着されている。これらアーム5,14と軸17
とにより、ヒンジ18が形成される。
カウルアツパパネル1の後部はフロントウイン
ドパネル8の下部を後方に延び、ここに、溶接1
9により、ボデイ側部材であるほぼL字状のカバ
ープレート20の下部が取り付けられている。2
1はカバープレート20の補強用リブである。カ
バープレート20は上方に延び、上端は後方に屈
折している。そしてこの屈折部22の上部には、
インストルメントパネル23が、上縁部に形成さ
れた凹部24の部分で重合されている。
第2図はインストルメントパネル23を運転席
側から見た斜視図である。このインストルメント
パネル23は全体が樹脂で一体成型されているも
ので、側部に設けられた孔25の部分と、前述の
凹部24の部分で、車体側部材(カバープレート
20等)に取り付けられるものである。凹部24
は第2図に示すものでは3個あつて、これらは後
述するようにカバー26で覆われて、他の部分と
同一平面を成するようになつている。
第1図に示すようにフロントウインドパネル8
を形成しているリヤパネル10の上部には、第3
図に示すように金属板をほぼL字状に屈折して形
成したブラケツト27の一端が溶接28によつて
取り付けられている。そしてこのブラケツト27
の他端はインストルメントパネル23の凹部24
の上部に重合され、前述のカバープレート20の
屈折部22とともにボルト29、ナツト30によ
り一体に取り付けられている。
次に第3図ないし第5図により、インストルメ
ントパネル23の凹部24と、ブラケツト27、
およびカバー26との関係を説明する。インスト
ルメントパネル23の凹部24には、ボルト29
(第1図参照)を挿通するための孔31とカバー
26の内側に設けられた突片32を挿通するため
の孔33が設けられており、また、ブラケツト2
7にも同様の目的の孔34,35が設けられてい
る。カバー26は、ブラケツト27を凹部24に
取り付けた後、向きを第5図とは上下逆にして、
突片32をブラケツト27の孔35と凹部24の
孔33とに挿入してインストルメントパネル23
の外観を良好にする。なお、突片32には肉厚部
36を設け、突片32を孔33に挿入したとき適
度の摩擦が生ずることにより、カバー26が容易
には脱落しないようにしてある。カバー26の一
部には凹部37が設けられて、カバー26をイン
ストルメントパネル23から取りはずすとき、ド
ライバーの刃先などが挿入できるようにしてあ
る。
このように構成されたこの装置においては、イ
ンストルメントパネル23の凹部24に装着され
たカバー26を取りはずし、ボルト29を弛め、
ナツト30から除去することにより、フロントウ
インド2とフロントウインドパネル8の一体部を
ヒンジ18の軸17を中心にして矢印で示す前方
に傾倒させることができる。前方に傾倒したフロ
ントウインド2を図示するように起立させるに
は、上述と逆の手順の作業を行なえばよい。な
お、ナツト30はボルト29を除去したときに脱
落しないようにするため、カバープレート20の
屈折部22に溶接しておくのがよい。
以上説明した実施例においては、フロントウイ
ンド2を、フロントウインドパネル8とカウルア
ツパパネル1の境界部からヒンジ18により傾倒
できるようにしたものであるが、この考案はこれ
に限らず、フロントウインド2が傾倒しない型式
の自動車にも、全く同一の構造のインストルメン
トパネル23を取り付けるように実施することが
できる。この場合には、フロントウインド2の上
部も車体側に支持されるのが普通であるので、下
部はブラケツト27のみで支持することになつて
も(ヒンジ18を使用しないため)、強度上問題
が生ずることはない。
この考案は上述のように構成したものであるか
ら、全く同一の形状のインストルメントパネルを
2つの型式の車両に共通に使用できることになる
ので、総合的に見てコストダウンを図ることがで
きる。そしてフロントウインド2を傾倒するとき
のボルト29はカバー26で覆われるので、カバ
ー26を取付けることにより、インストルメント
パネル23の外観を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の縦断面図、第2
図は第1図中のインストルメントパネルの斜視
図、第3図は第1図のブラケツトの斜視図、第4
図は第2図中の部分の拡大斜視図、第5図は第
2図中のカバーを上下逆にして示した拡大斜視図
である。 2……フロントウインド、8……フロントウイ
ンドパネル、23……インストルメントパネル、
24……凹部、26……カバー、27……ブラケ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントウインドの下部を断面箱状のフロント
    ウインドパネルで支持し、該フロントウインドパ
    ネルの後部上縁にインストルメントパネルの上縁
    を固定した自動車において、前記フロントウイン
    ドパネルの上縁部に前記インストルメントパネル
    の上縁に延びるブラケツトを取り付け、前記イン
    ストルメントパネルには前記ブラケツトに対応し
    た凹部を形成し、前記ブラケツトを該凹部の部分
    でインストルメントパネルに取り付け、該ブラケ
    ツトの凹部をカバーで覆つたことを特徴とするイ
    ンストルメントパネルの取付装置。
JP1983069126U 1983-05-11 1983-05-11 インストルメントパネルの取付装置 Granted JPS59188736U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983069126U JPS59188736U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 インストルメントパネルの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983069126U JPS59188736U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 インストルメントパネルの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188736U JPS59188736U (ja) 1984-12-14
JPH0232507Y2 true JPH0232507Y2 (ja) 1990-09-04

Family

ID=30199288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983069126U Granted JPS59188736U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 インストルメントパネルの取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59188736U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5315541B2 (ja) * 2008-09-02 2013-10-16 トヨタ車体株式会社 車両用インストルメントパネルの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188736U (ja) 1984-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7055973B2 (en) Mirror mounting assembly
JPH01120480U (ja)
JPH0723106B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0232507Y2 (ja)
JP2007308014A (ja) 車体構造
US5394311A (en) Automotive trunk lid with stop lamp
JPH10129523A (ja) サスペンションアッパアーム支持構造
JPH0324424Y2 (ja)
JPH08164826A (ja) 車両用リヤワイパーモータの取付構造
JPH0134194B2 (ja)
JPH0320223Y2 (ja)
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP2563466Y2 (ja) 自動車のトランクリッド構造
JPH0642916Y2 (ja) 自動車の内装材取付構造
JPH0335606Y2 (ja)
JP3475988B2 (ja) エアクリーナの取付構造
JPS62113653A (ja) 自動車のカウル構造
JPH0117500Y2 (ja)
JP4154841B2 (ja) 自動車のアンダミラー
JP3431457B2 (ja) 自動車の車体におけるカウルルーバ取付構造
JPH0542716Y2 (ja)
JP2592408Y2 (ja) 車両用インストルメントパネルの取付構造
JP3284846B2 (ja) バックドア車のルーフ取付構造
JPH059220Y2 (ja)
JP4145784B2 (ja) 車両用インストルメントパネル構造