JP2510930Y2 - ガ―ドバ―の取付構造 - Google Patents

ガ―ドバ―の取付構造

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JP2510930Y2
JP2510930Y2 JP8152490U JP8152490U JP2510930Y2 JP 2510930 Y2 JP2510930 Y2 JP 2510930Y2 JP 8152490 U JP8152490 U JP 8152490U JP 8152490 U JP8152490 U JP 8152490U JP 2510930 Y2 JP2510930 Y2 JP 2510930Y2
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智典 永田
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はバンパ本体に取付けられるガードバーの取付
構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のガードバーは車体の前端に水平方向に
固着されたバンパ本体に取付けられる。ガードバーは一
直線状の金属パイプにより形成され、その両端がバンパ
本体の前面にボルトにより取付けられる。ガードバーの
両端、即ちバンパ本体への取付部が樹脂製のキャップに
より被覆され、その取付部の見栄えを良くしている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記ガードバーの取付構造では、キャップが
樹脂で形成されているため、緩衝機能に乏しく、十分に
車両を保護することができない不具合があった。
本考案の目的は、取付工数を増大させず、かつ見栄え
を損わずにバンパ本体を保護することができるガードバ
ーの取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達するために、本考案は、車体の前端又は
後端に水平方向に固着され水平方向に所定の間隔をあけ
てボルト通孔が設けられたバンパ本体と、前記ボルト通
孔に連通する貫通孔が設けられ前記バンパ本体のボルト
通孔の周囲を被覆する弾性材料からなるバンパガード
と、逆U字状に金属パイプを曲げて形成され両端鉛直部
に前記所定の間隔をあけてボルト挿入孔が設けられたガ
ードバーとを備え、前記バンパ本体に前記バンパガード
及びガードバーを重ね合せ前記ボルト挿入孔と前記貫通
孔と前記ボルト通孔にボルトを挿通してナットに螺着す
るガードバーの取付構造であって、前記バンパガードの
貫通孔を設けた部分が前記ガードバーの鉛直部を収容可
能な凹部に形成され、かつ前記凹部の下端に臨むフラン
ジが前記バンパガードに設けられ、前記バンパガードの
凹部に前記ガードバーの鉛直部を収容した状態で前記鉛
直部を被覆する弾性パッドが設けられ、前記パッドは前
記凹部の開口縁部に係止されかつねじ締めにより前記フ
ランジに固定されるように構成されたものである。
[作用] ガードバーの両端鉛直部はバンパガードの凹部に収容
され、ボルトによりバンパ本体に取付けられる。またバ
ンパ本体にガードバーを取付けた後、弾性パッドは凹部
の開口縁部に係止され、凹部の下端に臨むフランジにね
じ締めされる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図〜第4図に示すように、車両10のガードバー11
はバンパガード12を介して車体の前端に水平方向に固着
されたバンパ本体13に取付けられる。バンパ本体13には
水平方向に所定の間隔をあけて2個ずつのボルト通孔13
aが設けられ、その背面には通孔13aに連通し、ボルト14
を螺合するナット16が溶着されたリテーナ17が固着され
る。バンパガード12には通孔13aに連通する貫通孔12aが
設けられ、バンパガード12はバンパ本体13の通孔13aの
周囲を被覆する。ガードバー11は金属パイプを逆U字状
に曲げて形成され(第4図)、その両端鉛直部には断面
が略コ字状に形成されたブラケット18が溶着される。ま
たガードバー11の両端鉛直部には上記所定の間隔をあけ
て2個ずつのボルト挿入孔11aがそれぞれ形成される。
バンパガード12の貫通孔12aを設けた部分にはガード
バー11の鉛直部を収容可能な凹部12bが形成され、かつ
凹部12bの下端に臨むフランジ12cがバンパガード12に設
けられる(第1図及び第3図)。バンパガード12はこの
例では弾性材料であるゴムにて形成され、バンパガード
12には心金12dが一部表面に露出して埋設される。凹部1
2bは心金12dにて断面が略コ字状に形成され、心金12dの
両端は凹部12bの開口縁部に露出しその上部には爪12eが
形成される。バンパガード12の背面にはバンパ本体13の
前面に取付可能にその形状がバンパ本体13の前面に同一
に形成される(第3図)。またフランジ12cは心金12dが
凹部12bの下端に延設されて形成され、このフランジ12c
には通孔12fが形成される。
凹部12bにガードバー11を収容した状態で、弾性パッ
ド19はガードバー11の鉛直部を被覆するように取付けら
れる。パッド19はこの例では弾性材料であるゴムにより
形成され、内部に心金19aが一部表面に露出して埋設さ
れる。心金19aはパッド19の背面に2本のアーム19bが突
出し、アーム19bには爪12eに係止する係止孔19cがそれ
ぞれ形成される。またパッド19の下端には心金19aが延
設され、パッド19を凹部12bに挿着時、通孔12fに連通
し、ねじ21を螺着するねじ孔19dがこの延設部19eに形成
される。またボルト14にはガードバー11を締付け時にガ
ードバー11がその締付け力により変形しないようにカラ
ー22が嵌入される。
このように構成されたガードバー11の取付手順は、貫
通孔12aにボルト挿入孔11aが連通するようにガードバー
11をバンパガード12に収容し、これらの孔11a及び12aに
カラー22を介してボルト14を挿通する。更にボルト14を
バンパ本体13のボルト通孔13aに挿通してナット16に螺
着する。弾性パッド19の係止孔19cをバンパガード12の
爪12eに係止し、フランジ12cの通孔12fにパッド19のね
じ孔19dが連通するようにパッド19を凹部12bに挿着す
る。ねじ21をバンパガード12の下方よりねじ孔19dに螺
着する。
このような簡単な作業でガードバー11を取付けること
ができるので、取付工数は従来とほとんど変らない。ま
た車両10の最前端に位置するパッド19及びバンパガード
12がゴムにより形成されたので、接触時の衝撃を吸収す
ることができ、車両10をガードすることができる。ボル
ト14やねじ21の頭部が表面に露出しないので、従来と同
様に見栄えを損うことはない。更にバンパ本体13を組付
後にバンパガード12及びガードバー11を組付けられるの
で、車両10を複数台まとめて船で輸送するときにガード
バー11及びバンパガード12を取付けない状態、即ち車両
全長を短い状態にして輸送し、輸送先でガードバー11を
取付けることが可能となる。この結果、車両10の輸送費
はガードバー11のない車両と同様で済む。
なお、実施例では車体の前端に取付けたガードバーを
挙げたが、これは一例であって車体の後端に取付けたガ
ードバーにも適用することができる。
また、実施例では凹部の開口縁部に爪を設け、弾性パ
ッドにこの爪に係止する係止孔を設けたが、これに限ら
ず開口縁部に係止孔を設け、弾性パッドに爪を設けても
よい。また係止孔ではなく係止溝等でもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、ガードバーをバ
ンパガードとともにボルトによりバンパ本体に取付け、
弾性パッドによりガードバーの取付部を被覆するので、
取付工数を増大させることはなく、見栄えを損うことも
ない。また弾性パッド及びバンパガードをゴム等の弾性
材料により形成したので、接触時の衝撃を吸収すること
ができ、車両を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のガードバーの取付構造を示す
第4図のA−A線断面図。 第2図は第1図のB−B線断面図。 第3図はそのガードバーを含む車両の前部の分解斜視
図。 第4図はそのガードバーを含む車両の斜視図。 11:ガードバー、11a:ボルト挿入孔、12:バンパガード、
12a:貫通孔、12b:凹部、12c:フランジ、13:バンパ本
体、13a:ボルト通孔、14:ボルト、16:ナット、19:弾性
パッド、21:ねじ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の前端又は後端に水平方向に固着され
    水平方向に所定の間隔をあけてボルト通孔が設けられた
    バンパ本体と、前記ボルト通孔に連通する貫通孔が設け
    られ前記バンパ本体のボルト通孔の周囲を被覆する弾性
    材料からなるバンパガードと、逆U字状に金属パイプを
    曲げて形成され両端鉛直部に前記所定の間隔をあけてボ
    ルト挿入孔が設けられたガードバーとを備え、前記バン
    パ本体に前記バンパガード及びガードバーを重ね合せ前
    記ボルト挿入孔と前記貫通孔と前記ボルト通孔にボルト
    を挿通してナットに螺着するガードバーの取付構造であ
    って、 前記バンパガードの貫通孔を設けた部分が前記ガードバ
    ーの鉛直部を収容可能な凹部に形成され、かつ前記凹部
    の下端に臨むフランジが前記バンパガードに設けられ、 前記バンパガードの凹部に前記ガードバーの鉛直部を収
    容した状態で前記鉛直部を被覆する弾性パッドが設けら
    れ、 前記パッドは前記凹部の開口縁部に係止されかつねじ締
    めにより前記フランジに固定されるように構成されたこ
    とを特徴とするガードバーの取付構造。
JP8152490U 1990-07-31 1990-07-31 ガ―ドバ―の取付構造 Expired - Lifetime JP2510930Y2 (ja)

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JPH0439156U JPH0439156U (ja) 1992-04-02
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KR100334278B1 (ko) * 1997-05-30 2002-06-20 류정열 자동차의 전면 범퍼가드 고정장치

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