JPS6337353Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6337353Y2 JPS6337353Y2 JP1765082U JP1765082U JPS6337353Y2 JP S6337353 Y2 JPS6337353 Y2 JP S6337353Y2 JP 1765082 U JP1765082 U JP 1765082U JP 1765082 U JP1765082 U JP 1765082U JP S6337353 Y2 JPS6337353 Y2 JP S6337353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- bracket
- nut
- shroud
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は２輪車用ラジエターの側部に取り付け
られるシユラウドの取付構造に関する。
られるシユラウドの取付構造に関する。
２輪車用ラジエターへの導風装置としては従来
から実開昭51−33624号、特開昭55−78122号、同
55−78123号の各公報や本願第１図〜第３図のも
のが知られている。自動２輪車の平面略図であ
る。第１図において、１は前輪、２は後輪、３は
エンジンであり、従来から一部の水冷エンジン３
においてはラジエター５を車体中心線０−０に対
して左側へ偏倚させてある。そのようなラジエタ
ー５では外側（中心線０−０と反対側）の縁に導
風用シユラウド６が取り付けてあり、又前方には
間隙７を隔ててラジエター保護用の網状スクリー
ン８が設けてある。第２図は第１図の−断面
略図、第３図は第２図の−断面部分図で、第
２図、第３図の如くラジエター５の片側の（シユ
ラウド６に隣接する側の）サイドプレート１０に
は上下２箇所にナツト１１が後述する如く固定し
てあり、シユラウド６はナツト１１に螺合するビ
ス１２によりラジエター５に固定されている。そ
してラジエター５は軽量化のために一般にアルミ
ニウム製品が使用されており、サイドプレート１
０もアルミニウム製品であるので、仮にアルミニ
ウム製ナツト１１をサイドプレート１０に溶着し
ようとすると、作業に手間が掛かつてコスト増を
招き、そのために一般的な従来品ではかしめによ
りナツト１１をサイドプレート１０に固定してい
る。ところがかしめは固定強度が低いので、モト
クロス走行時等にはナツト１１が外れる恐れがあ
る。従つてモトクロス用等の高い強度を必要とす
る場合には、上記コスト増が生じるにもかかわら
ず、ナツト１１を全周溶接によりサイドプレート
１０に固定している。
から実開昭51−33624号、特開昭55−78122号、同
55−78123号の各公報や本願第１図〜第３図のも
のが知られている。自動２輪車の平面略図であ
る。第１図において、１は前輪、２は後輪、３は
エンジンであり、従来から一部の水冷エンジン３
においてはラジエター５を車体中心線０−０に対
して左側へ偏倚させてある。そのようなラジエタ
ー５では外側（中心線０−０と反対側）の縁に導
風用シユラウド６が取り付けてあり、又前方には
間隙７を隔ててラジエター保護用の網状スクリー
ン８が設けてある。第２図は第１図の−断面
略図、第３図は第２図の−断面部分図で、第
２図、第３図の如くラジエター５の片側の（シユ
ラウド６に隣接する側の）サイドプレート１０に
は上下２箇所にナツト１１が後述する如く固定し
てあり、シユラウド６はナツト１１に螺合するビ
ス１２によりラジエター５に固定されている。そ
してラジエター５は軽量化のために一般にアルミ
ニウム製品が使用されており、サイドプレート１
０もアルミニウム製品であるので、仮にアルミニ
ウム製ナツト１１をサイドプレート１０に溶着し
ようとすると、作業に手間が掛かつてコスト増を
招き、そのために一般的な従来品ではかしめによ
りナツト１１をサイドプレート１０に固定してい
る。ところがかしめは固定強度が低いので、モト
クロス走行時等にはナツト１１が外れる恐れがあ
る。従つてモトクロス用等の高い強度を必要とす
る場合には、上記コスト増が生じるにもかかわら
ず、ナツト１１を全周溶接によりサイドプレート
１０に固定している。
本考案はスクリーンのブラケツトを利用してシ
ユラウドを取り付けることにより、アルミニウム
溶接を施すことなくシユラウドを高い強度でラジ
エターに取り付け得るようにしたもので、図面に
より説明すると次の通りである。
ユラウドを取り付けることにより、アルミニウム
溶接を施すことなくシユラウドを高い強度でラジ
エターに取り付け得るようにしたもので、図面に
より説明すると次の通りである。
第４図、第５図はそれぞれ第２図、第３図に対
応する本考案実施例の断面図である。第４図、第
５図のラジエター２０は第１図のラジエター５と
同様に車体左方へ偏倚した位置で図示されていな
いブラケツトにより車体に固定されている。ラジ
エター２０本体及び左右のサイドプレート２１
（左側のみ図示）はアルミニウム製で、サイドプ
レート２１の例えば上下２箇所には前方Ｆに向か
つて垂直板状の突出部２２が形成されている。ス
クリーン２３はエキスパンデツド鋼板からなる網
状体で、間隙２５を隔ててラジエター２０を前方
から覆つており、両垂直側縁の上下２箇所から垂
直板状の鋼板製ブラケツト２６が後方へ延びてい
る。第５図においてＡ−Ａはラジエター２０の幅
方向中心線で、ブラケツト２６はサイドプレート
突出部２２に対して中心線Ａ−Ａ側から重ねてあ
る。ブラケツト２６の中心線Ａ−Ａ側の面には２
個のナツト２９，３０が車体前後方向に間隔を隔
ててそれぞれ全周溶接又はプロジエクシヨン溶接
により固着されており、ブラケツト２６及び突出
部２２には両ナツト２９，３０と同芯にビス挿通
孔が設けてある。前方Ｆのナツト２９には中心線
Ａ−Ａと反対側からビス３１が螺合しており、ビ
ス３１はブラケツト２６を突出部２２に固定して
いる。ナツト３０に中心線Ａ−Ａと反対側から螺
合するビス３２はブラケツト２６を突出部２２に
固定すると共に次に説明するシユラウド３３をブ
ラケツト２６と反対側から突出部２２に固定して
いる。
応する本考案実施例の断面図である。第４図、第
５図のラジエター２０は第１図のラジエター５と
同様に車体左方へ偏倚した位置で図示されていな
いブラケツトにより車体に固定されている。ラジ
エター２０本体及び左右のサイドプレート２１
（左側のみ図示）はアルミニウム製で、サイドプ
レート２１の例えば上下２箇所には前方Ｆに向か
つて垂直板状の突出部２２が形成されている。ス
クリーン２３はエキスパンデツド鋼板からなる網
状体で、間隙２５を隔ててラジエター２０を前方
から覆つており、両垂直側縁の上下２箇所から垂
直板状の鋼板製ブラケツト２６が後方へ延びてい
る。第５図においてＡ−Ａはラジエター２０の幅
方向中心線で、ブラケツト２６はサイドプレート
突出部２２に対して中心線Ａ−Ａ側から重ねてあ
る。ブラケツト２６の中心線Ａ−Ａ側の面には２
個のナツト２９，３０が車体前後方向に間隔を隔
ててそれぞれ全周溶接又はプロジエクシヨン溶接
により固着されており、ブラケツト２６及び突出
部２２には両ナツト２９，３０と同芯にビス挿通
孔が設けてある。前方Ｆのナツト２９には中心線
Ａ−Ａと反対側からビス３１が螺合しており、ビ
ス３１はブラケツト２６を突出部２２に固定して
いる。ナツト３０に中心線Ａ−Ａと反対側から螺
合するビス３２はブラケツト２６を突出部２２に
固定すると共に次に説明するシユラウド３３をブ
ラケツト２６と反対側から突出部２２に固定して
いる。
シユラウド３３は第１図のシユラウド６と同様
にラジエター２０に対して車幅方向外側（片側）
だけに配置されており、第４図の如く例えば上端
寄りの部分３５がラジエター２０及びスクリーン
２３に対して最も前方Ｆへ張り出している。又シ
ユラウド３３は第５図のビス３２の頭部が入り込
む凹部３６及びビス３２挿通用の孔を備え、凹部
３６が突出部２２に固定されると共に、凹部３６
から前方Ｆへゆくにつれて中心線Ａ−Ａから離れ
るように傾斜している。
にラジエター２０に対して車幅方向外側（片側）
だけに配置されており、第４図の如く例えば上端
寄りの部分３５がラジエター２０及びスクリーン
２３に対して最も前方Ｆへ張り出している。又シ
ユラウド３３は第５図のビス３２の頭部が入り込
む凹部３６及びビス３２挿通用の孔を備え、凹部
３６が突出部２２に固定されると共に、凹部３６
から前方Ｆへゆくにつれて中心線Ａ−Ａから離れ
るように傾斜している。
なお車幅方向中央側の突出部２２（第５図に示
されていない側の突出部）にはシユラウドを取り
付けないので、該中央側突出部２２ではビス３２
によりブラケツト２６だけが突出部２２に固定さ
れるか、又はビス３２やナツト３０が廃止されて
いる。ラジエター２０の両側にシユラウド３３を
設けることもできる。又図示の実施例では第４図
の如くスクリーン２３の上端部３７を後方へ折り
曲げてスクリーン２３とラジエター２０間の間隙
２５を上方から覆つている。
されていない側の突出部）にはシユラウドを取り
付けないので、該中央側突出部２２ではビス３２
によりブラケツト２６だけが突出部２２に固定さ
れるか、又はビス３２やナツト３０が廃止されて
いる。ラジエター２０の両側にシユラウド３３を
設けることもできる。又図示の実施例では第４図
の如くスクリーン２３の上端部３７を後方へ折り
曲げてスクリーン２３とラジエター２０間の間隙
２５を上方から覆つている。
以上説明した本考案の構造によると、鋼板製ス
クリーンブラケツト２６のラジエター幅方向外側
（中心線Ａ−Ａと反対側）の面をアルミニウム製
のラジエターサイドプレート２１の前向き突出部
２２に重ね、ブラケツト２６の内側の面にナツト
３０を溶着し、ナツト３０に螺合するビス３２に
よりブラケツト２６と反対側からシユラウド３３
をサイドプレート突出部２２に締着し、このよう
にナツト３０を溶接によりブラケツト２６に固定
するようにしたので、モトクロス走行等に耐え得
るだけの充分に高い強度でシユラウド３３を取り
付けることができる。又ナツト３０は鋼板のブラ
ケツト２６に溶接されるので、溶接作業は容易で
あり、作業コストは安い。仮にナツト３０を溶接
しないようにすると、ビス３２の締付時にスクリ
ーン２３が邪魔になつてナツト３０の保持位置決
めを行いにくいが、本考案ではナツト３０がブラ
ケツト２６に溶接されているので、ビス締付時に
ナツト３０を保持する必要はなく、作業性が良
い。
クリーンブラケツト２６のラジエター幅方向外側
（中心線Ａ−Ａと反対側）の面をアルミニウム製
のラジエターサイドプレート２１の前向き突出部
２２に重ね、ブラケツト２６の内側の面にナツト
３０を溶着し、ナツト３０に螺合するビス３２に
よりブラケツト２６と反対側からシユラウド３３
をサイドプレート突出部２２に締着し、このよう
にナツト３０を溶接によりブラケツト２６に固定
するようにしたので、モトクロス走行等に耐え得
るだけの充分に高い強度でシユラウド３３を取り
付けることができる。又ナツト３０は鋼板のブラ
ケツト２６に溶接されるので、溶接作業は容易で
あり、作業コストは安い。仮にナツト３０を溶接
しないようにすると、ビス３２の締付時にスクリ
ーン２３が邪魔になつてナツト３０の保持位置決
めを行いにくいが、本考案ではナツト３０がブラ
ケツト２６に溶接されているので、ビス締付時に
ナツト３０を保持する必要はなく、作業性が良
い。
ビス３１を廃止することもできる。但しその場
合にはビス３２の装着時にブラケツト２６とシユ
ラウド３３の両方を突出部２２に対して位置決め
しなければならないので、作業性が悪くなる恐れ
がある。これに対し図示の実施例の如く２種類の
ビス３１，３２を採用すると、まずビス３１によ
りブラケツト２６を突出部２２に固定しておくこ
とにより、ビス３２装着時にはシユラウド３３だ
けを位置決めすればよく、作業が容易になる。
合にはビス３２の装着時にブラケツト２６とシユ
ラウド３３の両方を突出部２２に対して位置決め
しなければならないので、作業性が悪くなる恐れ
がある。これに対し図示の実施例の如く２種類の
ビス３１，３２を採用すると、まずビス３１によ
りブラケツト２６を突出部２２に固定しておくこ
とにより、ビス３２装着時にはシユラウド３３だ
けを位置決めすればよく、作業が容易になる。
第１図は従来の自動２輪車の一例を示す平面略
図、第２図は第１図の−断面図、第３図は第
２図の−断面部分図、第４図は第３図に対応
する本考案実施例の断面図、第５図は第４図の
−断面部分図である。２０……ラジエター、２
１……サイドプレート、２２……サイドプレート
突出部、２３……スクリーン、２６……ブラケツ
ト、３０……ナツト、３２……ビス、３３……シ
ユラウド。
図、第２図は第１図の−断面図、第３図は第
２図の−断面部分図、第４図は第３図に対応
する本考案実施例の断面図、第５図は第４図の
−断面部分図である。２０……ラジエター、２
１……サイドプレート、２２……サイドプレート
突出部、２３……スクリーン、２６……ブラケツ
ト、３０……ナツト、３２……ビス、３３……シ
ユラウド。
Claims (1)
- ２輪車のアルミニウム製ラジエターのサイドプ
レートを前方へ突出させ、ラジエター前方のスク
リーンの側縁から鋼板製ブラケツトを後方へ突出
させ、上記ブラケツトのラジエター幅方向外側の
面を上記サイドプレート突出部に重ね、内側の面
にナツトを溶着し、上記ナツトに螺合するビスに
より上記ブラケツトと反対側からシユラウドをサ
イドプレート突出部に締着したことを特徴とする
２輪車用ラジエターのシユラウド取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1765082U JPS58119418U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | ２輪車用ラジエタ−のシユラウド取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1765082U JPS58119418U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | ２輪車用ラジエタ−のシユラウド取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58119418U JPS58119418U (ja) | 1983-08-15 |
| JPS6337353Y2 true JPS6337353Y2 (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=30029944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1765082U Granted JPS58119418U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | ２輪車用ラジエタ−のシユラウド取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58119418U (ja) |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP1765082U patent/JPS58119418U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58119418U (ja) | 1983-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6337353Y2 (ja) | ||
| JPS6271766A (ja) | 自動二輪車のシ−ト取付け装置 | |
| JPH0455911B2 (ja) | ||
| JPS629157Y2 (ja) | ||
| JPH0629134Y2 (ja) | ラジエータグリル取付構造 | |
| JPH035132Y2 (ja) | ||
| JPH023989Y2 (ja) | ||
| JPS6027746Y2 (ja) | オ−トバイのエンジン前部の懸架装置 | |
| JPH0139670Y2 (ja) | ||
| JPS5839968Y2 (ja) | 泥除けシ−トの止め金具 | |
| JPH0442180Y2 (ja) | ||
| JP3349868B2 (ja) | 車体前部構造 | |
| JPS5928943Y2 (ja) | 水冷エンジン付自動二輪車におけるラジエ−タの防護板取付装置 | |
| JPH0747985A (ja) | 自動二輪車のシートカウル | |
| JP2510930Y2 (ja) | ガ―ドバ―の取付構造 | |
| JPS6340017Y2 (ja) | ||
| JPS6121295Y2 (ja) | ||
| JPH0769260A (ja) | 自動２輪車のリヤフェンダ取付構造 | |
| JPH0132633Y2 (ja) | ||
| JPH0321341Y2 (ja) | ||
| JPS585672Y2 (ja) | フエンダ−・ライナ− | |
| JPH0958281A (ja) | フィラーチューブの取付構造 | |
| JP2507143B2 (ja) | ヘッドランプの取付構造 | |
| JPS60174382A (ja) | 自動二輪車 | |
| JPH0327027Y2 (ja) |