JPH0212115Y2 - - Google Patents

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JPH0212115Y2
JPH0212115Y2 JP1984179640U JP17964084U JPH0212115Y2 JP H0212115 Y2 JPH0212115 Y2 JP H0212115Y2 JP 1984179640 U JP1984179640 U JP 1984179640U JP 17964084 U JP17964084 U JP 17964084U JP H0212115 Y2 JPH0212115 Y2 JP H0212115Y2
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JP
Japan
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bumper
opening
vehicle body
opening edge
stay
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JP1984179640U
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JPS6193903U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用バンパ装置における自動
車用ターンシグナルランプの保護構造に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車の車体には車体保護のためのバ
ンパが設けられ、このバンパは車体側から突設さ
れたバンパステーに支持されている。
上記構成において、上記バンパに車体の前後方
向に貫通する開口が設けられ、この開口にターン
シグナルランプが嵌め込まれて、バンパに取り付
けられる場合がある(例えば、実開昭57−151142
号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、車体が障害物に衝突する場合、バン
パが車体に先だつて障害物に接触することで車体
の保護が行われるが、この場合、バンパに取り付
けられた上記ターンシグナルランプは衝突により
変形したバンパに圧迫されて破損するおそれがあ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、障害物に対する車体の衝突時に、バ
ンパの障害物への接触で、このバンパに取り付け
たターンシグナルランプが破損しないようにする
ことを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、車体側からこの車体の前後方向外方
に向つてバンパステーを突設し、このバンパステ
ーの突出端にバンパを取り付け、このバンパに車
体の前後方向に貫通する正面視矩形で横長の開口
を設け、このバンパの開口にターンシグナルラン
プを嵌め込んで取り付けた自動車用バンパ装置に
おいて、上記開口の上、下開口縁のうち少なくと
も一方の開口縁のほぼ全体からバンパステーの突
出端の端面近傍にまで開口縁補強部を延設した点
にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
バンパ3に形成した開口9の開口縁からバンパ
ステー2の突出端の端面近傍にまで開口縁補強部
11を延設したため、バンパ3が障害物に接触し
て変形しようとする時には、上記開口縁補強部1
1が直ちにバンパステー2に当接し、これによつ
てバンパ3の変形が抑制される。
また、上記開口縁補強部11は、横長の開口9
における上、下開口縁のうち、即ち、より長い方
の開口縁のうち少なくとも一方の開口縁のほぼ全
体に形成されているため、上記開口9周りの剛性
が効果的に向上する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車用バンパ装置であり、この自動車用
バンパ装置1は次のように構成される。
即ち、車体側からこの車体の前方に向つて左右
一対のバンパステー2,2が突設される。これら
バンパステー2,2の突出端に断面がほぼコの字
状とされた樹脂製のバンパ3が架設される。この
バンパ3の後面には各バンパステー2に対応して
それぞれ左右一対の上部ブラケツト5,5と、下
部ブラケツト6とが一体的に突設される。そし
て、上部ブラケツト5,5はバンパステー2の突
出端の端面でボルト7,7によりねじ止めされ、
一方、下部ブラケツト6はバンパステー2の突出
端の下面にてボルト7によりねじ止めされる。
また、上記バンパ3に車体の前後方向に貫通す
る一対の開口9,9が形成される。この各開口9
は正面視矩形で横長の形状をなし、この各開口9
には、この開口9に合致する形状のターンシグナ
ルランプ10が嵌め込まれ、これが次のようにし
てバンパ3に取り付けられる。
即ち、上記開口9の開口縁から車体側に向つ
て、断面が矩形で筒状の開口縁補強部11が突設
される。また、この開口縁補強部11内でこの開
口縁補強部11の底板11aに、左右一対の支持
片12が一体的に突設される。そして、この支持
片12にターンシグナルランプ10がボルト13
によりねじ止めされる。
上記構成において、上記開口縁補強部11の底
板11aの後端が、これと対向するバンパステー
2の突出端の端面との間に間隙を狭めるように、
このバンパステー2の突出端の端面近傍にまで延
設される。また、この場合、底板11aは開口9
の下開口縁のほぼ全体からバンパステー2の突出
端の端面近傍にまで延設されている。
上記構成によれば、バンパ3にターンシグナル
ランプ10を予め組み付けておき、これら両者を
一体的にバンパステー2に取り付けることができ
るため、このターンシグナルランプ10の取付作
業は容易である。
なお、上記実施例では、前記開口縁補強部11
の底板11aをバンパステー2の突出端の端面近
傍まで延設したが、これに代えて、もしくはこれ
と共に開口縁補強部11を構成する側板や上板を
バンパステー2に向つて延設してもよい。
(考案の効果) この考案によれば、バンパに形成した開口の開
口縁からバンパステーの突出端の端面近傍にまで
開口縁補強部を延設したため、バンパが障害物に
接触して変形しようとする時には、上記開口縁補
強部が直ちにバンパステーに当接し、これによつ
てバンパの変形が抑制される。この結果、開口に
嵌め込まれて取り付けられているターンシグナル
ランプが、上記バンパの変形により圧迫されて破
損することは防止される。
また、上記開口縁補強部は、横長の開口におけ
る上、下開口縁のうち、即ち、より長い方の開口
縁のうち少なくとも一方の開口縁のほぼ全体に形
成されているため、上記開口周りの剛性が効果的
に向上して、この開口周りの変形は少なく抑えら
れる。このため、バンパの変形によるターンシグ
ナルランプの破損はより確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はその展
開斜視図、第2図は第1図の−線矢視断面
図、第3図は同第1図の−線矢視断面図、第
4図は同第1図の−線矢視断面図である。 1……自動車用バンパ装置、2……バンパステ
ー、3……バンパ、9……開口、10……ターン
シグナルランプ、11……開口縁補強部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側からこの車体の前後方向外方に向つてバ
    ンパステーを突設し、このバンパステーの突出端
    にバンパを取り付け、このバンパに車体の前後方
    向に貫通する正面視矩形で横長の開口を設け、こ
    のバンパの開口にターンシグナルランプを嵌め込
    んで取り付けた自動車用バンパ装置において、上
    記開口の上、下開口縁のうち少なくとも一方の開
    口縁のほぼ全体からバンパステーの突出端の端面
    近傍にまで開口縁補強部を延設したことを特徴と
    する自動車用ターンシグナルランプの保護構造。
JP1984179640U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0212115Y2 (ja)

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JP1984179640U JPH0212115Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JP1984179640U JPH0212115Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6193903U JPS6193903U (ja) 1986-06-17
JPH0212115Y2 true JPH0212115Y2 (ja) 1990-04-05

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ID=30737203

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152640A (ja) * 1982-03-08 1983-09-10 Nissan Motor Co Ltd 樹脂バンパのランプ取付け構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152640A (ja) * 1982-03-08 1983-09-10 Nissan Motor Co Ltd 樹脂バンパのランプ取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193903U (ja) 1986-06-17

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