JP2944927B2 - 車両におけるマッドガードの取付構造 - Google Patents

車両におけるマッドガードの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両におけるマッドガー
ドの取付構造、詳しくは、荷台下部に設けた泥除板にマ
ッドガードを取付け、かつ、前記荷台の側部に泥除板を
覆うサイドプレートを取付けるようにした車両におい
て、これらサイドプレートと泥除板との間にマッドガー
ドを取付けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両走行時に車輪が泥などを跳ね
上げたりするのを防止するため、該車輪の外周囲に設け
た泥除板の後方側に、マッドガードを取付けるようにし
たものは、例えば実開平5ー37660号公報等におい
て知られている。
【0003】ところで、小形トラック等においては、図
6に示すように、荷台Aの下部に泥除板Bを設け、該泥
除板Bの下部側にマッドガードCを取付けると共に、前
記荷台Aの側部に、前記泥除板Bの外側方を覆って意匠
性を高めるための合成樹脂製サイドプレートDを配設す
るのが好ましい。
【0004】ところが、以上のように、前記荷台Aの側
部に樹脂製サイドプレートDを配設するときには、該サ
イドプレートDが外部からの力でガタ付いたりするのを
防止しながら、前記マッドガードCを前記泥除板B側に
確実に取付ける必要があり、このためには、次の取付構
造が考えられた。
【0005】つまり、同図で示すように、前記マッドガ
ードCの上部側で車幅方向両側部にそれぞれ挿通孔C1
を形成して、この車幅方向内方側に位置する挿通孔C1
から前記泥除板Bへと第1ねじ体F1を螺締することに
より、この泥除板Bの下部側で車幅方向内部位置に前記
マッドガードCの車幅方向内部側を固定する。また、前
記マッドガードCの車幅方向外部側でサイドプレートD
との対向側を前記泥除板Bに固定するに際しては、前記
マッドガードCの車幅方向外方側に設けた挿通孔C1と
対向する貫通孔E0をもつ第1片E1と、この第1片E
1に対し直交状に延び、前記サイドプレートDの内壁面
に当接される第2片E2とを備えた概略L形状のブラケ
ットEを用い、このブラケットEの第2片E2を前記サ
イドプレートDの内壁面に当接させ、かつ、前記第1片
E1の貫通孔E0と前記マッドガードCの車幅方向外部
側に設けた挿通孔C1とを位置合わせしながら対向さ
せ、前記貫通孔E0の外方側からマッドガードCを経て
前記泥除板Bへと第2ねじ体F2を螺締することによ
り、この泥除板Bの下部側で車幅方向外部位置に前記マ
ッドガードCの車幅方向外部側を前記ブラケットEと共
締めする。斯くすることにより、前記マッドガードCを
前記泥除板B側に確実に組付けることができながら、前
記ブラケットEの第2片E2で前記サイドプレートDに
付与される外部力を受止めて、該サイドプレートDがガ
タ付いたりするのを防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の取付構
造によれば、前記サイドプレートDのガタ付きを防止し
ながら、前記マッドガードCを泥除板B側に組付けるの
に、前記ブラケットEを別途必要とするので、部品点数
が増大してコスト高となり、しかも、前記ブラケットE
は、その第2片E2に設けた貫通孔E0と前記マッドガ
ードCに設けた挿通孔C1とを位置合わせしながら対向
させて、前記貫通孔E0の外方側から前記泥除板Bへと
ねじ体F2を螺締することにより、該泥除板Bに対し前
記マッドガードCとブラケットEとを共締めする必要が
あることから、組付時の作業性が悪くなる不都合があ
る。その上、以上の取付構造では、前記泥除板Bに取付
けられるマッドガードCの下方一部が、前記サイドプレ
ートDの下端縁から突出されることになるので、車両の
意匠的外観が悪くなる不都合もある。尚、前記マッドガ
ードCの上下方向長さを前記サイドプレートDの下端縁
から突出しない程度の長さに形成すれば、以上の不都合
は解消するものの、斯くするときには、前記マッドガー
ドCの長さが不足して、該マッドガードCの泥除け機能
が低下することになる。
【0007】本発明の目的は、少ない部品点数でもっ
て、マッドガードの組付作業性を高めることができなが
ら、該マッドガードを車両外部から見え難くして車両の
意匠的外観を良好にでき、しかも、サイドプレートが外
部からの力でガタ付いたりするのを確実に防止できるマ
ッドガードの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、荷台1下部の泥除板3にマ
ッドガード5を取付けると共に、前記荷台1の側部に、
前記泥除板3の外側方を覆うサイドプレート4を配設す
る車両において、前記マッドガード5の上端部を前記泥
除板3に固定して、このマッドガード5の上下方向中間
部に、該マッドガード5の外側縁から車幅方向内方に延
びるスリット53を形成すると共に、このスリット53
に前記サイドプレート4の下壁41を挿通し、この下壁
41はサイドプレート4の下端を車幅方向内方に向かっ
てほぼ直交状に延ばした状態で形成され、前記マッドガ
ード5の下部を前記下壁41の下面に沿わせて留め具7
により固定している。
【0009】
【発明の作用及び効果】マッドガード5を組付けるに際
しては、該マッドガード5の上端部を荷台1の下部側に
設けた泥除板3に固定し、このマッドガード5の長さ方
向中間部に形成したスリット53をサイドプレート4の
下壁41に挿通させて、前記マッドガード5のスリット
53よりも下部側を前記下壁41の下面に沿わせた状態
で、この下壁41とマッドガード5との間を留め具7で
固定する。
【0010】そして、前記サイドプレート4に外部力が
付与された場合、その下壁41の先端側が、該下壁41
が挿通される前記マッドガード5に設けたスリット53
の奥内部側に当接されることになり、このとき、前記マ
ッドガード5は荷台1側に取付ける前記泥除板3に固定
されているので、これらマッドガード5と泥除板3及び
荷台1の全体で前記サイドプレート4に付与される外部
力を受止めることができて、該サイドプレート4が外部
力でガタ付いたりするのを確実に防止でき、しかも、こ
のサイドプレート4のガタ付きを防止するにあたって
は、ブラケット等の別部品を必要とすることなく、既存
部品を有効利用して、少ない部品点数で構成簡単にでき
ながら、前記サイドプレート4のガタ付きを防止でき
る。
【0011】また、前記マッドガード5は、その上端部
側が前記泥除板3に、下部側が前記サイドプレート4の
下壁41に固定されているので、少ない部品点数で構成
簡単として組付作業性を良好としながら、前記マッドガ
ード5を確実に取付けることができ、しかも、このマッ
ドガード5の下部側は、前記下壁41の下面側に沿わせ
た状態で、該下壁41に固定されているため、前記マッ
ドガード5の下部側を前記サイドプレート4の下方から
突出させたりすることなく、前記マッドガード5を外部
から見え難くして車両の意匠的外観を良好にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好適な実施形態と
して小型トラックを示しており、キャビンCAの後部側
に荷台1を設け、該荷台1の上部周囲に仕切り板2を取
付けている。
【0013】また、図2で示すように、前記荷台1の下
部側で車輪配置空間には、前後一対の泥除板3,3を組
付けると共に、前記荷台1の外側部には、下端側に車幅
方向内方に向かってほぼ直交状に延びる下壁41が一体
形成され、前記各泥除板3の外側方全体を覆って車両の
意匠性を高めるための合成樹脂製サイドプレート4を配
設する一方、このサイドプレート4と前記後方側泥除板
3との間にマッドガード5を取付ける。
【0014】しかして、前記マッドガード5を前記後方
側泥除板3とサイドプレート4との間に取付けるにあた
って、次のような取付構造を採用する。即ち、図5で明
らかなように、前記マッドガード5の上端部で車幅方向
両側に左右一対の第1挿通孔51,51を、また、前記
マッドガード5の下端部で車幅方向外方側に1つの第2
挿通孔52をそれぞれ形成すると共に、前記マッドガー
ド5の上下方向中間部位には、その外側部から車幅方向
内方に向かって延び、奥内部側に丸孔53aをもつスリ
ット53を形成する。
【0015】そして、図3,図4に示すように、前記マ
ッドガード5に設けた各第1挿通孔51の外方側から前
記泥除板3へと固定ビス等の固定具6をそれぞれ螺締す
ることにより、前記マッドガード5の上端部を前記泥除
板3の下端側に固定する。この後前記マッドガード5の
スリット53を前記サイドプレート4の下壁41に、該
下壁41の先端側が前記スリット53の奥内部側に設け
た丸孔53aに当接するように挿通させて、このマッド
ガード5のスリット53よりも下部側を前記下壁41の
下面に沿わせた状態で、この下壁41とマッドガード5
との間を留め具7で固定する。
【0016】このとき、各図の実施形態では、前記留め
具7として、前記サイドプレート4に設けた下壁41の
突出先端側に挿嵌係止される概略U形状のバネ部材等か
ら成る係止具71と、該係止具71の上部側に固着され
たナット72と、前記マッドガード5の第2挿通孔52
から挿入して前記ナット72に螺締する固定ボルト73
とを用いている。そして、図4で明らかなように、前記
係止具71を前記サイドプレート4の下壁41に挿嵌係
止させた状態で、前記マッドガード5の第2挿通孔52
から、前記係止具71の各片に設けた貫通孔71a,7
1a及び前記サイドプレート4の下壁41に設けた貫通
孔41aを経て、前記係止具71の上部側に固着したナ
ット72へと螺締することにより、前記マッドガード5
の下部側を前記サイドプレート4の下壁41に固定す
る。
【0017】以上の構成によれば、前記サイドプレート
4に外部力が付与されたとき、その下壁41の先端側が
前記マッドガード5におけるスリット53の奥内部側に
設けた丸孔53aに当接されることになるが、前記マッ
ドガード5は荷台1側に組付けられた前記泥除板3に固
定されているので、これらマッドガード5と泥除板3及
び荷台1の全体で前記サイドプレート4に付与される外
部力を受止めることができて、該サイドプレート4が外
部力でガタ付いたりするのを確実に防止でき、しかも、
このサイドプレート4のガタ付きを防止するにあたって
は、既存部品を有効利用して、少ない部品点数で構成簡
単にできながら、低廉なコストでもって前記サイドプレ
ート4のガタ付きを防止できる。
【0018】また、前記マッドガード5は、その上端部
側を前記泥除板3に、下部側を前記サイドプレート4の
下壁41に固定するようにしているので、少ない部品点
数で構成簡単にでき、組付作業性を良好としながら、前
記マッドガード5を前記泥除板3とサイドプレート4と
の間に確実に取付けることができ、しかも、前記マッド
ガード5の下部側は、前記下壁41の下面側に沿わせた
状態で、該下壁41に前記留め具7により固定している
ため、前記マッドガード5の下部側が前記サイドプレー
ト4から下方に突出したりすることなく、前記マッドガ
ード5を外部から見え難くできて車両の意匠的外観を良
好にすることもできる。
【0019】しかも、以上の実施形態のように、前記サ
イドプレート4の下壁41に前記係止具71を挿嵌係止
させた状態で、前記ボルト73及びナット72により前
記マッドガード5を前記サイドプレート4の下壁41に
固定するときには、このサイドプレート4が合成樹脂製
であるにも拘らず、該サイドプレート4が割れたりする
ことなく、このサイドプレート4の下部側を前記マッド
ガード5に確実かつ強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる取付構造の適用例を示す小型
トラックの斜視図。
【図2】 その荷台部分の拡大側面図。
【図3】 同取付構造の斜視図。
【図4】 留め具によるマッドガードの固定部分を示す
断面図。
【図5】 マッドガードの正面図。
【図6】 本発明に至る過程を示す斜視図。
【符号の説明】
1……荷台 3……泥除板 4……サイドプレート 41…下壁 5……マッドガード 53…スリット 7……留め具
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台(1)下部の泥除板(3)にマッド
    ガード(5)を取付けると共に、前記荷台(1)の側部
    に、前記泥除板(3)の外側方を覆うサイドプレート
    (4)を配設する車両において、前記マッドガード
    (5)の上端部を前記泥除板(3)に固定して、このマ
    ッドガード(5)の上下方向中間部に、該マッドガード
    (5)の外側縁から車幅方向内方に延びるスリット(5
    3)を形成すると共に、このスリット(53)に前記サ
    イドブレート(4)の下壁(41)を挿通し、この下壁
    (41)はサイドプレート(4)の下端を車幅方向内方
    に向かってほぼ直交状に延ばした状態で形成され、前記
    マッドガード(5)の下部を前記下壁(41)の下面に
    沿わせて留め具(7)により固定していることを特徴と
    する車両におけるマッドガードの取付構造。
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