JP2522584Y2 - フェンダライナの取付構造 - Google Patents

フェンダライナの取付構造

Info

Publication number
JP2522584Y2
JP2522584Y2 JP1246791U JP1246791U JP2522584Y2 JP 2522584 Y2 JP2522584 Y2 JP 2522584Y2 JP 1246791 U JP1246791 U JP 1246791U JP 1246791 U JP1246791 U JP 1246791U JP 2522584 Y2 JP2522584 Y2 JP 2522584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
fender
bumper
flange
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1246791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04109685U (ja
Inventor
健 仲谷
英樹 寺前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP1246791U priority Critical patent/JP2522584Y2/ja
Publication of JPH04109685U publication Critical patent/JPH04109685U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522584Y2 publication Critical patent/JP2522584Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗用車などに採用され
るフェンダライナの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車などにおいては、実開昭
62−192978号公報に開示され、また図4及び図
5で示したように、フェンダパネルAとバンパBの遊端
部とでホイールアーチ部Cを形成して、このホイールア
ーチ部Cに、該ホイールアーチ部Cに沿って延びる泥除
け用のフェンダライナDを取付けている。尚、図4は前
部右側車輪Lに設けるフェンダライナDの取付部分を斜
め前方側から見た斜視図、また、図5は同フェンダライ
ナDの取付部分を斜め後方側から見た斜視図である。
【0003】しかして、前記フェンダライナDを前記ホ
イールアーチ部Cに取付けるに際しては、前記フェンダ
パネルAに前記ホイールアーチ部Cに沿って車幅方向内
方側に屈曲する第1屈曲フランジEを、また前記フェン
ダパネルAの下縁に車幅方向内方側に屈曲する前記バン
パBの取付フランジFをそれぞれ形成すると共に、前記
バンパBの上縁部に車幅方向内方側に屈曲するフェンダ
取付フランジGを、かつ、前記バンパBの遊端部に前記
第1屈曲フランジEと連続して前記ホイールアーチ部C
を形成する第2屈曲フランジHをそれぞれ形成する一
方、前記バンパBのフェンダ取付フランジGを前記フェ
ンダパネルAのバンパ取付フランジFに重合させて、こ
れら各取付フランジF,Gの間をグロメットIとスクリ
ューねじJとを介して固定し、斯かる各取付フランジ
F,G間の固定により前記第1,第2屈曲フランジE,
Fで前記ホイールアーチ部Cを形成する。そして、前記
フェンダライナDの車幅方向端縁部に、前記各取付フラ
ンジF,Gの重合部間に介入される切欠部Kを形成し
て、この切欠部Kを前記各取付フランジF,Gの重合部
間に介入させ、かつ、前記フェンダライナDを前記各屈
曲フランジE,Fの内面側に重合させた状態で、前記ホ
イールアーチ部Cに沿って前記フェンダライナDを取付
けるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが以上の構成で
は、前記フェンダライナDの取付に伴い、図5で示した
ように、このフェンダライナDに形成された前記切欠部
Kと、該切欠部Kが介入される前記各取付フランジF,
Gの重合部との間に隙間が発生し易く、そのため例えば
雨天での走行時、車輪Lで跳ね上げられる泥水などが前
記隙間に侵入して、前記各取付フランジF,Gの重合部
を伝って前記バンパB側に至り、該バンパBの外表面に
泥垂れが発生する不具合がある。
【0005】本考案は以上のような実情に鑑みてなした
もので、その目的は、簡単な構成でもって、車輪の跳ね
上げる泥等がバンパの表面側に周り込のを阻止すること
の出来るフェンダライナの取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案では、フェンダパネルのホイールアーチ部に
沿って車幅方向内方に屈曲する第1屈曲フランジを形成
すると共に、前記フェンダパネルの下縁に沿って車幅方
向内方に屈曲するバンパの取付フランジを形成し、ま
た、前記バンパの上縁部に沿って車幅方向に屈曲するフ
ェンダ取付フランジを形成する一方、前記バンパの遊端
部には前記第1屈曲フランジと連続してホイールアーチ
部を形成する第2屈曲フランジを形成して、前記フェン
ダ取付フランジを前記バンパ取付フランジに重合し、か
つ、前記ホイールアーチ部に沿って配設するフェンダラ
イナの車幅方向端縁部を前記第1,第2屈曲フランジの
内側面に重合させるようにした自動車において、前記フ
ェンダライナの車幅方向端縁部に、前記フェンダ取付フ
ランジとバンパ取付フランジとの重合部を挟んだ両側
で、かつ、前記重合部から離反した位置に、車幅方向に
延びる一対の切欠部を形成し、前記フェンダライナにお
ける前記切欠部間に、前記第1屈曲フランジと第2屈曲
フランジの外側面に重合して、これら第1屈曲フランジ
と第2屈曲フランジとの境界部を覆う覆い片を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上の構成では、前記フェンダライナの取付時
に、該フェンダライナに設けた一対の切欠部が、前記バ
ンパのフェンダ取付フランジと前記フェンダパネルのバ
ンパ取付フランジとの重合部を挟んだ両側で、該重合部
から離反した前記フェンダパネルとバンパとに設ける第
1及び第2屈曲フランジにそれぞれ挿入され、このと
き、前記フェンダライナにおける各切欠部の上下部分が
前記各屈曲フランジの内面側に重合位置され、かつ、前
記各切欠部間に形成される前記覆い片が前記各屈曲フラ
ンジの境界部に、その車輪と対向する外面側を覆うよう
に位置されて取付けられる。従って、前記覆い片で前記
各屈曲フランジの境界部、つまり、前記バンパとフェン
ダパネルとに設けた前記各取付フランジ間の重合部で前
記車輪と対向する外面側が閉鎖されることとなり、この
車輪で跳ね上げられた泥水などの前記重合部への侵入が
前記覆い片で阻止され、前記バンパ外表面が泥で汚れる
ようなことがない。また、前記フェンダライナに一対の
切欠部を形成して、これら各切欠部間に前記覆い片を設
けるという極めて簡単な構成でもって、前記バンパ外表
面の汚れを防止することが出来る。
【0008】
【実施例】図3は、乗用車の車体前方左側部分を後方側
から見た斜視図であり、車体1の前方側部に設けるフェ
ンダパネル2と前部バンパ3の後方遊端部とで車輪4が
介装されるホイールアーチ部5を形成し、このホイール
アーチ部5の車幅方向内方側に、既知のごとく該ホイー
ルアーチ部5に沿って延びる泥除け用のフェンダライナ
6を取付けている。
【0009】また、以上の乗用車においては、図1及び
図2で明らかにしたように、前記フェンダパネル2に前
記ホイールアーチ部5に沿って車幅方向内方側に屈曲す
る第1屈曲フランジ21を、また、前記フェンダパネル
2の下縁に車幅方向内方側に屈曲する前記バンパ3の取
付フランジ22をそれぞれ形成すると共に、前記バンパ
3の後方遊端部に前記第1屈曲フランジ21と連続して
前記ホイールアーチ部5を形成する第2屈曲フランジ3
1を、かつ、前記バンパ3の後方上縁部に車幅方向内方
側に屈曲するフェンダ取付フランジ32をそれぞれ形成
する一方、前記バンパ3のフェンダ取付フランジ32を
前記フェンダパネル2のバンパ取付フランジ22に突き
合わせ状に重合させて、これら各取付フランジ22,3
2間をグロメット7とスクリューねじ8とで固定し、斯
かる各取付フランジ22,32間の固定により、前記第
1,第2屈曲フランジ21,31で前記ホイールアーチ
部5を連続状に形成する。尚、図1において、23,3
3は前記フェンダパネル2とバンパ3とに設けた各取付
フランジ22,32の後方端部側に形成した前記グロメ
ット7とスクリューねじ8との挿通孔である。
【0010】しかして、前記フェンダライナ6の前記ホ
イールアーチ部5に対する取付構造を、図1及び図2で
示したように構成したのである。尚、図1は前部右側車
輪4に設けるフェンダライナ6の取付部分を斜め前方側
から見た斜視図、また、図2は同フェンダライナ6の取
付部分を斜め後方側から見た斜視図である。
【0011】即ち、前記フェンダライナ6の車幅方向外
端縁部で、前記フェンダパネル2に設けたバンパ取付フ
ランジ22と前記バンパ3に設けたフェンダ取付フラン
ジ32との重合部を中心として所定距離だけ離反された
上下両側位置に、前記フェンダライナ6の車幅方向外端
縁部が開放された車幅方向内方側に延びる一対の第1及
び第2切欠部61,62を形成すると共に、この各切欠
部61,63間に、前記フェンダパネル2とバンパ3と
に設けた前記第1,第2屈曲フランジ21,31の外側
面に重合して、これら各屈曲フランジ21,31の境界
部を覆う覆い片63を形成する。
【0012】そして、前記フェンダライナ6の取付時
に、該フェンダライナ6に形成した前記第1,第2切欠
部61,62を、前記フェンダパネル2とバンパ3とに
設けた各取付フランジ22,32の重合部を挟んだ上下
両側で、該重合部から所定距離だけ離反された前記フェ
ンダパネル2とバンパ3とに設ける前記第1,第2屈曲
フランジ21,31にそれぞれ挿入させ、このとき、前
記フェンダライナ6における各切欠部61,62の上下
部分を前記各屈曲フランジ22,32の内面側に重合位
置させ、かつ、前記各切欠部61,62間に形成する前
記覆い片63を前記各屈曲フランジ21,31の境界部
に、その車輪4と対向する外面側を覆うように位置させ
て取付けるのである。斯くすることにより、図2で示し
たように、前記覆い片63で前記各屈曲フランジ21,
31の境界部、つまり、前記フェンダパネル2とバンパ
3とに設けた前記各取付フランジ22,32間の重合部
で前記車輪4との対向外面側が閉鎖されることとなっ
て、この車輪4で跳ね上げられた泥水などの前記重合部
への侵入が前記覆い片63で阻止され、前記バンパ3の
外表面側に泥が周り込むようなことがないのである。ま
た、以上の構成では、前記車輪4で跳ね上げられた泥水
などが、前記フェンダライナ6の各切欠部61,62か
ら前記各取付フランジ22,32間の重合部に侵入する
虞れもあるが、前記フェンダライナ6は、その各切欠部
61,62が前記各屈曲フランジ21,31にそれぞれ
挿入されて、前記各切欠部61,62の上下部分が前記
各屈曲フランジ22,32の内面側に密接状に重合さ
れ、かつ、前記各切欠部61,62間に形成される前記
覆い片63が前記各屈曲フランジ21,31の境界部外
面側に密接状に重合されることとなるため、前記車輪4
による泥水などの前記重合部に対する侵入量は極めて少
なくなり、従って、前記バンパ3の外表面側での泥垂れ
量も大幅に低減される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案にかかるフ
ェンダライナの取付構造では、このフェンダライナの車
幅方向端縁部に、バンパに設けるフェンダ取付フランジ
とフェンダパネルに設けるバンパ取付フランジとの重合
部を挟んだ両側で、かつ、この重合部から離反した位置
に、車幅方向に延びる一対の切欠部を形成すると共に、
これら各切欠部間に、前記フェンダパネルとバンパとに
各形成した第1,第2屈曲フランジの外側面に重合し
て、これら各屈曲フランジの境界部を覆う覆い片を設け
たから、極めて簡単な構成でもって、前記バンパ外表面
が泥で汚れるのを確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるフェンダライナの取付構造を示
す分解斜視図である。
【図2】同フェンダライナの取付状態を示す斜視図であ
る。
【図3】乗用車の前部側を部分的に示す斜視図である。
【図4】従来にかかるフェンダライナの取付構造を示す
分解斜視図である。
【図5】同フェンダライナの取付状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 フェンダパネル 21 第1屈曲フランジ 22 バンパ取付フランジ 3 バンパ 31 第2屈曲フランジ 32 フェンダ取付フランジ 5 ホイールアーチ部 6 フェンダライナ 61,62 切欠部 63 覆い片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンダパネルのホイールアーチ部に沿
    って車幅方向内方に屈曲する第1屈曲フランジを形成す
    ると共に、前記フェンダパネルの下縁に沿って車幅方向
    内方に屈曲するバンパの取付フランジを形成し、また、
    前記バンパの上縁部に沿って車幅方向に屈曲するフェン
    ダ取付フランジを形成する一方、前記バンパの遊端部に
    は前記第1屈曲フランジと連続してホイールアーチ部を
    形成する第2屈曲フランジを形成して、前記フェンダ取
    付フランジを前記バンパ取付フランジに重合し、かつ、
    前記ホイールアーチ部に沿って配設するフェンダライナ
    の車幅方向端縁部を前記第1,第2屈曲フランジの内側
    面に重合させるようにした自動車において、前記フェン
    ダライナの車幅方向端縁部に、前記フェンダ取付フラン
    ジとバンパ取付フランジとの重合部を挟んだ両側で、か
    つ、前記重合部から離反した位置に、車幅方向に延びる
    一対の切欠部を形成し、前記フェンダライナにおける前
    記切欠部間に、前記第1屈曲フランジと第2屈曲フラン
    ジの外側面に重合して、これら第1屈曲フランジと第2
    屈曲フランジとの境界部を覆う覆い片を設けたことを特
    徴とするフェンダライナの取付構造。
JP1246791U 1991-03-08 1991-03-08 フェンダライナの取付構造 Expired - Lifetime JP2522584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246791U JP2522584Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 フェンダライナの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246791U JP2522584Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 フェンダライナの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04109685U JPH04109685U (ja) 1992-09-22
JP2522584Y2 true JP2522584Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31901130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1246791U Expired - Lifetime JP2522584Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 フェンダライナの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522584Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04109685U (ja) 1992-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2522584Y2 (ja) フェンダライナの取付構造
JP3148111B2 (ja) 自動車のマッドガード
JPH1120743A (ja) フロントフェンダ後端付近のバッフル取付構造
JP2677023B2 (ja) 車両用マッドガード
JP2000095145A (ja) 自動車のフロントフェンダ取付け構造
JP3846079B2 (ja) 自動車のアンダーカバー構造
JPH023989Y2 (ja)
JP2000177649A (ja) 自動車の外装部品取付構造
JPH0542692Y2 (ja)
JPS5822861Y2 (ja) 自動車のフロントボデ−構造
JPH0781622A (ja) ホイールアーチ構造
JPH0730468Y2 (ja) 車体のホイールハウス構造
JP3428223B2 (ja) ダッシュサイドプレートの取付構造
JPS6317749Y2 (ja)
JP2944927B2 (ja) 車両におけるマッドガードの取付構造
KR0173646B1 (ko) 자동차의 하부 차체조립체와 사이드 차체조립체의 결합구조
JPH0313096Y2 (ja)
JP3264788B2 (ja) アウトスイングドアにより開閉される乗降口のステップ構造
JP2545507Y2 (ja) インストルメントパネル
JPH0627500Y2 (ja) フエンダプロテクタの取付構造
JPH0733984Y2 (ja) 自動車のライナ及びマッドガード取付構造
JPH0629161Y2 (ja) マッド・ガ−ド取付構造
JPS63556Y2 (ja)
JPH017661Y2 (ja)
JPS6225409Y2 (ja)