JPS5822861Y2 - 自動車のフロントボデ−構造 - Google Patents
自動車のフロントボデ−構造Info
- Publication number
- JPS5822861Y2 JPS5822861Y2 JP10668978U JP10668978U JPS5822861Y2 JP S5822861 Y2 JPS5822861 Y2 JP S5822861Y2 JP 10668978 U JP10668978 U JP 10668978U JP 10668978 U JP10668978 U JP 10668978U JP S5822861 Y2 JPS5822861 Y2 JP S5822861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front fender
- wheel apron
- vehicle body
- body structure
- darts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のフロントボデー構造の改良に関す
るものである。
るものである。
従来の自動車のフロントボデー構造としては、第1図に
示すように、タイヤ1等を収納するホイールハウス2は
、フロントフェンダ3の内部に形成されるものであるが
、このホイールハウス2内の隅部に泥が蓄積するのを防
止するために、ホイールエプロン4や上部フレーム5と
は異なる別部材ノコムロ付のマッドガード7を、フロン
トフェンダ3の下部を覆うようにビス8で上部フレーム
5に取付けていた(実開昭53−436号参照)。
示すように、タイヤ1等を収納するホイールハウス2は
、フロントフェンダ3の内部に形成されるものであるが
、このホイールハウス2内の隅部に泥が蓄積するのを防
止するために、ホイールエプロン4や上部フレーム5と
は異なる別部材ノコムロ付のマッドガード7を、フロン
トフェンダ3の下部を覆うようにビス8で上部フレーム
5に取付けていた(実開昭53−436号参照)。
しかしながら、上記従来の構成では、マッドガードとし
て別部材を必要とするから製造・組立が煩雑でコスト高
となり、また、ホイールエプロンの形状を自由に設定で
きないからエンジンルームのスペースを効果的に拡大で
きないという欠点があった。
て別部材を必要とするから製造・組立が煩雑でコスト高
となり、また、ホイールエプロンの形状を自由に設定で
きないからエンジンルームのスペースを効果的に拡大で
きないという欠点があった。
この考案は、上記従来の欠点を解消するためになされた
もので、別部材としてのマッドガードを不要として、エ
ンジンルームのスペース拡大を図ると共に、車体強度を
も大きくできるように工夫した自動車のフロントボデー
構造を提供するものである。
もので、別部材としてのマッドガードを不要として、エ
ンジンルームのスペース拡大を図ると共に、車体強度を
も大きくできるように工夫した自動車のフロントボデー
構造を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を添附図面に従って詳細に説
明する。
明する。
第2図に示すように、自動車の車体前部には、車体前後
方向に、断面コ字状の上部フレーム10と、四角筒状の
下部サイドフレーム11とを備え、上部フレーム10と
下部サイドフレーム11の前端部には、ラジェータシュ
ラウド12を取付けている。
方向に、断面コ字状の上部フレーム10と、四角筒状の
下部サイドフレーム11とを備え、上部フレーム10と
下部サイドフレーム11の前端部には、ラジェータシュ
ラウド12を取付けている。
上記上部フレーム10内には、電気配線や各種パイプS
を配置することが可能である。
を配置することが可能である。
タイヤ1を収納するための半円状のホイールハウス14
を一部に形成したホイールエプロン15は、車体中心側
の内側端部15aを下部サイドフレーム11の下部に溶
接等で固着すると共に、該ホイールエプロン15の外側
端部15bは、上縁部16aを上部フレーム10の上面
に溶接等で固着したフロントフェンダ16の下縁部16
bにビス・ナラN7(第3図および第4図参照)等で直
接に固定する。
を一部に形成したホイールエプロン15は、車体中心側
の内側端部15aを下部サイドフレーム11の下部に溶
接等で固着すると共に、該ホイールエプロン15の外側
端部15bは、上縁部16aを上部フレーム10の上面
に溶接等で固着したフロントフェンダ16の下縁部16
bにビス・ナラN7(第3図および第4図参照)等で直
接に固定する。
このように、ホイールエプロン15の外側縁部15bを
フロントフェンダ16の下縁部16 b K直接固定す
る構成とすれば、第4図に示すように、ホイールエプロ
ン15の前部には、図中二点鎖線で参考的に示した従来
のホイールエプロン4の構成に比べて、フロントフェン
ダ16.上部フレーム10.下!サイドフレーム11に
よって形成される、従来よりも大きな空間部18を確保
でき、エンジンルームにおけるバッテリーやエンジン部
品の収容を容易にすることができる。
フロントフェンダ16の下縁部16 b K直接固定す
る構成とすれば、第4図に示すように、ホイールエプロ
ン15の前部には、図中二点鎖線で参考的に示した従来
のホイールエプロン4の構成に比べて、フロントフェン
ダ16.上部フレーム10.下!サイドフレーム11に
よって形成される、従来よりも大きな空間部18を確保
でき、エンジンルームにおけるバッテリーやエンジン部
品の収容を容易にすることができる。
なお、第3図に示すように、ホイールハウス14の中心
部においてホイールエプロン15に切込みを設け、スト
ラット19のばね20を収納するストラットタワー21
を付加するのは従来と同様であるが、ホイールエプロン
15の外側端部15bは、フロントフェンダ16の下縁
部16bにビス・ナツト17で直接に固定しである。
部においてホイールエプロン15に切込みを設け、スト
ラット19のばね20を収納するストラットタワー21
を付加するのは従来と同様であるが、ホイールエプロン
15の外側端部15bは、フロントフェンダ16の下縁
部16bにビス・ナツト17で直接に固定しである。
一方、第5図および第6図に示すように、上記ホイール
エプロン15の後端部15cが溶接等で固着される車体
幅方向のダツシュロアボー)”22は、エンジンルーム
と客室とを前後に仕切るものであるが、このダツシュロ
アボード22の外側端部22aは、従来ではドア230
枠を形成するフロントピラー24に取付けた車体前後方
向のカウルサイドパネル25に溶接等で固定し、フロン
トフェンダ16とのすき間27をマッドガードで覆って
いたものを、本実施例では、カウルサイドパネル25よ
りも外方に延長して、この外側端部22aをフロントフ
ェンダ16の下端部16bにビス・ナツト17等で直接
に固定する。
エプロン15の後端部15cが溶接等で固着される車体
幅方向のダツシュロアボー)”22は、エンジンルーム
と客室とを前後に仕切るものであるが、このダツシュロ
アボード22の外側端部22aは、従来ではドア230
枠を形成するフロントピラー24に取付けた車体前後方
向のカウルサイドパネル25に溶接等で固定し、フロン
トフェンダ16とのすき間27をマッドガードで覆って
いたものを、本実施例では、カウルサイドパネル25よ
りも外方に延長して、この外側端部22aをフロントフ
ェンダ16の下端部16bにビス・ナツト17等で直接
に固定する。
上記したフロントボデー構造であれば、従来のようなマ
ッドガードを必要としないで、ホイールエプロン15と
ダツシュロアボード22とによってホイールハウス14
の前後部が形成されるようになる。
ッドガードを必要としないで、ホイールエプロン15と
ダツシュロアボード22とによってホイールハウス14
の前後部が形成されるようになる。
捷た、フロントフェンダ16と直接に固定されたホイー
ルエプロン15とダツシュロアボード22は、第3図お
よび第4図によって明らかな如く、チャンネル形状をな
すので、車体の前後および左右方向の剛性が大きくなる
。
ルエプロン15とダツシュロアボード22は、第3図お
よび第4図によって明らかな如く、チャンネル形状をな
すので、車体の前後および左右方向の剛性が大きくなる
。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、ホイー
ルエプロンの外側部をフロントフェンダの下部周辺に取
付け、ダツシュロアボードの外側端部を延長してフロン
トフェンダの下部周辺に取付けたフロントボデー構造で
あるから、ホイールエプロンとダツシュロアボードとに
よってホイールハウスの前後部を形成でき、別部材のマ
ッドガードを必要とすることなく泥付着防止による防錆
効果があり、製造・組立が簡単でコストダウンが図れる
と共に、ホイールエプロンがフロントフェンダに直接接
続されることによってエンジンルームのスペースを拡大
することができ、また、ホイールエプロンとダツシュロ
アボードがともにフロントフェンダに直接接続されるこ
とによって車体剛性の向上も図ることができるようにな
る。
ルエプロンの外側部をフロントフェンダの下部周辺に取
付け、ダツシュロアボードの外側端部を延長してフロン
トフェンダの下部周辺に取付けたフロントボデー構造で
あるから、ホイールエプロンとダツシュロアボードとに
よってホイールハウスの前後部を形成でき、別部材のマ
ッドガードを必要とすることなく泥付着防止による防錆
効果があり、製造・組立が簡単でコストダウンが図れる
と共に、ホイールエプロンがフロントフェンダに直接接
続されることによってエンジンルームのスペースを拡大
することができ、また、ホイールエプロンとダツシュロ
アボードがともにフロントフェンダに直接接続されるこ
とによって車体剛性の向上も図ることができるようにな
る。
第1図は従来のフロントボデー構造の一部を示す縦断面
図、第2図はこの考案に係るフロントボデー構造の斜視
図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は第2図
の■−■線断面図、第5図は第2図のIV−IV線断面
図、第6図は第2図のV−V線断面図である。 10・・・・・・上部フレーム、11・・・・・−下部
サイドフレーム、14・・・・・・ホイールハウス、1
5・・・・・・ホイールエプロン、15a・・・・・・
内側端部、15b・・・・・・外側端部、15c・・・
・・・後端部、16・・・・・・フロントフェンダ、1
6a・・・・・・上縁部、16b・・・・・・下縁部、
22・・・・・・ダツシュロアボード、22a・・・・
・・外側端部、25・・・・・・カウルサイドパネル。
図、第2図はこの考案に係るフロントボデー構造の斜視
図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は第2図
の■−■線断面図、第5図は第2図のIV−IV線断面
図、第6図は第2図のV−V線断面図である。 10・・・・・・上部フレーム、11・・・・・−下部
サイドフレーム、14・・・・・・ホイールハウス、1
5・・・・・・ホイールエプロン、15a・・・・・・
内側端部、15b・・・・・・外側端部、15c・・・
・・・後端部、16・・・・・・フロントフェンダ、1
6a・・・・・・上縁部、16b・・・・・・下縁部、
22・・・・・・ダツシュロアボード、22a・・・・
・・外側端部、25・・・・・・カウルサイドパネル。
Claims (1)
- 自動車の車体前部に、車体前後方向の上部フレーム、下
部サイドフレーム、上部を上部フレームに接続したフロ
ントフェンダ、内側部を下部サイトフレームに接続シ外
側部をフロントフェンダの下部周辺に取付けたホイール
エプロン、上記ホイールエプロンの後端部が接続される
車体幅方向のダツシュロアボードとを備え、該ダツシュ
ロアボードの外側端部を、車体前後方向のカウルサイド
パネルよりも外方に延長して、該外側端部をフロントフ
ェンダの下部周辺に取付けたことを特徴とする自動車の
フロントボデー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10668978U JPS5822861Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 自動車のフロントボデ−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10668978U JPS5822861Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 自動車のフロントボデ−構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5523910U JPS5523910U (ja) | 1980-02-15 |
JPS5822861Y2 true JPS5822861Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=29050093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10668978U Expired JPS5822861Y2 (ja) | 1978-08-02 | 1978-08-02 | 自動車のフロントボデ−構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822861Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152673A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
KR101488326B1 (ko) * | 2013-08-30 | 2015-01-30 | 현대자동차주식회사 | 엔진룸의 구조 |
US11414134B2 (en) | 2019-10-14 | 2022-08-16 | Mercedes-Benz Group AG | Electric drive supporting component platform for semi-tractor and truck vehicles |
-
1978
- 1978-08-02 JP JP10668978U patent/JPS5822861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5523910U (ja) | 1980-02-15 |
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