JPS6136432Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136432Y2 JPS6136432Y2 JP14689680U JP14689680U JPS6136432Y2 JP S6136432 Y2 JPS6136432 Y2 JP S6136432Y2 JP 14689680 U JP14689680 U JP 14689680U JP 14689680 U JP14689680 U JP 14689680U JP S6136432 Y2 JPS6136432 Y2 JP S6136432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- resin
- mounting
- vehicle body
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車両用樹脂製バンパ車体への取付
構造の改良に関する。
構造の改良に関する。
従来、自動車用樹脂製バンパの両サイドにおけ
るフエンダパネル等の車体への取付構造として
は、第２図および第３図に示すようなものがあ
る。第２図実開昭55−27155公報参照および第３
図は実開昭53−160152号公報参照はそれぞれバン
パのサイドすなわち第１図におけるＡ−Ａ部の断
面を示す。第２図のものは、バンパ本体１に凹部
２を形成し、この凹部２内にボルト３を挿通して
フエンダパネル４の取付穴に貫通させ、フエンダ
パネルの裏面からナツト５を螺合して締め付けて
固定した後、上記凹部２に盲栓６をかぶせて目隠
ししていた。また、第３図のものは、バンパ本体
１の内面に突起７を形成し、この突起７にブラケ
ツト８を係合した後、突起７の先端を潰してブラ
ケツト８を固定、このブラケツト８に挿通したボ
ルト３をフエンダパネル４の裏側からナツト５で
締め付けてバンパ本体１を車体側に固定してい
た。
るフエンダパネル等の車体への取付構造として
は、第２図および第３図に示すようなものがあ
る。第２図実開昭55−27155公報参照および第３
図は実開昭53−160152号公報参照はそれぞれバン
パのサイドすなわち第１図におけるＡ−Ａ部の断
面を示す。第２図のものは、バンパ本体１に凹部
２を形成し、この凹部２内にボルト３を挿通して
フエンダパネル４の取付穴に貫通させ、フエンダ
パネルの裏面からナツト５を螺合して締め付けて
固定した後、上記凹部２に盲栓６をかぶせて目隠
ししていた。また、第３図のものは、バンパ本体
１の内面に突起７を形成し、この突起７にブラケ
ツト８を係合した後、突起７の先端を潰してブラ
ケツト８を固定、このブラケツト８に挿通したボ
ルト３をフエンダパネル４の裏側からナツト５で
締め付けてバンパ本体１を車体側に固定してい
た。
ところが、上記従来のバンパ取付構造にあつて
は、バンパをフエンダパネル等にしつかりと固定
してしまう構造であるため、固定部の強度よりも
フエンダパネルの強度が弱くなり、車両衝突等に
よりバンパに衝撃が加わるとフエンダパネル等車
体側が変形してしまうという問題点があつた。
は、バンパをフエンダパネル等にしつかりと固定
してしまう構造であるため、固定部の強度よりも
フエンダパネルの強度が弱くなり、車両衝突等に
よりバンパに衝撃が加わるとフエンダパネル等車
体側が変形してしまうという問題点があつた。
この考案は上記のような問題点に着目してなさ
れたもので、バンパ本体のサイドの内面（裏面）
に断面略コの字形の取付部をバンパと一体に形成
し、しかもこの取付部の脚部の肉厚をバンパ本体
に近い部分が比較的薄くなるように形成し、この
取付部においてバンパ本体をフエンダパネル等車
体側に固定することによつて、バンパを保持する
のに充分な剛性を有し、かつ衝撃時には肉厚の薄
い脚部の一部が変形することによつてエネルギを
吸収し、車体が変形するのを防止できるととも
に、取付部を一体に形成してもバンパ本体には成
形状のヒケを生じないようにすることを目的とす
る。
れたもので、バンパ本体のサイドの内面（裏面）
に断面略コの字形の取付部をバンパと一体に形成
し、しかもこの取付部の脚部の肉厚をバンパ本体
に近い部分が比較的薄くなるように形成し、この
取付部においてバンパ本体をフエンダパネル等車
体側に固定することによつて、バンパを保持する
のに充分な剛性を有し、かつ衝撃時には肉厚の薄
い脚部の一部が変形することによつてエネルギを
吸収し、車体が変形するのを防止できるととも
に、取付部を一体に形成してもバンパ本体には成
形状のヒケを生じないようにすることを目的とす
る。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明す
る。第４図は樹脂バンパの全体を示し、また、第
５図はバンパ側部における車体への取付部の詳細
を示す第４図におけるＢ−Ｂ断面図である。
る。第４図は樹脂バンパの全体を示し、また、第
５図はバンパ側部における車体への取付部の詳細
を示す第４図におけるＢ−Ｂ断面図である。
図において、１が樹脂バンパの本体、１１はこ
のバンパ本体１の内面に本体と一体に成形された
取付部である。この取付部１１は図示のように、
断面が略コの字形をなし、全体として馬蹄形の袋
状に形成されている。即ちこの取付部１１はバン
パ本体１から略垂直に突出する馬蹄形の脚部１１
ａと、この脚部１１ａの先端に開口部を閉塞する
ようにバンパ本体１と略平行に設けられた固定プ
レート部１１ｂとからなり、この固定プレート部
１１ｂには取付部１１の開口端側からスリツト１
２が設けられている。また、上記脚部１１ａはバ
ンパ本体１の近傍部分の肉厚が薄くなるように段
状に形成されている。そして、上記のような取付
部１１を設けられたバンパは、第６図に示すよう
に、固定ブレート部１１ｂの内側に、その内側壁
面と同一形状で、上記スリツト１２と同様のスリ
ツト１３を有するリテーナ１４を挿入して係合さ
せ、このリテーナ１４のスリツト１３と上記固定
プレート部１１ｂのスリツト１２に、フエンダパ
ネル４の内側からこれを貫通して突出させたボル
ト３を挿通させ、このボルト３に取付部１１の内
側からナツト５を螺合させてバンパ本体１を固定
するようになつている。
のバンパ本体１の内面に本体と一体に成形された
取付部である。この取付部１１は図示のように、
断面が略コの字形をなし、全体として馬蹄形の袋
状に形成されている。即ちこの取付部１１はバン
パ本体１から略垂直に突出する馬蹄形の脚部１１
ａと、この脚部１１ａの先端に開口部を閉塞する
ようにバンパ本体１と略平行に設けられた固定プ
レート部１１ｂとからなり、この固定プレート部
１１ｂには取付部１１の開口端側からスリツト１
２が設けられている。また、上記脚部１１ａはバ
ンパ本体１の近傍部分の肉厚が薄くなるように段
状に形成されている。そして、上記のような取付
部１１を設けられたバンパは、第６図に示すよう
に、固定ブレート部１１ｂの内側に、その内側壁
面と同一形状で、上記スリツト１２と同様のスリ
ツト１３を有するリテーナ１４を挿入して係合さ
せ、このリテーナ１４のスリツト１３と上記固定
プレート部１１ｂのスリツト１２に、フエンダパ
ネル４の内側からこれを貫通して突出させたボル
ト３を挿通させ、このボルト３に取付部１１の内
側からナツト５を螺合させてバンパ本体１を固定
するようになつている。
上記のように構成された樹脂バンパにあつて
は、取付部１１の脚部１１ａがバンパ本体１の近
傍において肉厚が薄くなつているため、バンパ本
体１の表面に成形に際してヒケが生じることがな
い。すなわち、上記のごとき形状の取付部１１で
は、脚部１１ａの肉厚が厚いと成形時にバンパ本
体１の表面にヒケを生じ易いのであるが、実施例
のごとく脚部１１ａに本体１側が薄肉となるよう
に段部を形成したため、本体１にヒケが生じなく
なるのである。
は、取付部１１の脚部１１ａがバンパ本体１の近
傍において肉厚が薄くなつているため、バンパ本
体１の表面に成形に際してヒケが生じることがな
い。すなわち、上記のごとき形状の取付部１１で
は、脚部１１ａの肉厚が厚いと成形時にバンパ本
体１の表面にヒケを生じ易いのであるが、実施例
のごとく脚部１１ａに本体１側が薄肉となるよう
に段部を形成したため、本体１にヒケが生じなく
なるのである。
しかも脚部１１ａを馬蹄形としたため、取付部
１１の剛性も高くなる。また、衝突の際には、上
記脚部１１ａの薄肉部分が先ず変形して衝撃エネ
ルギを吸収するため、バンバを固定した車体（フ
エンダパネル４）側の変形を防止することができ
る。
１１の剛性も高くなる。また、衝突の際には、上
記脚部１１ａの薄肉部分が先ず変形して衝撃エネ
ルギを吸収するため、バンバを固定した車体（フ
エンダパネル４）側の変形を防止することができ
る。
以上説明したごとくこの考案は、樹脂製のバン
パ本体の両サイドの内面に断面略コの字形の取付
部をバンパ本体と一体に形成しかつこの取付部の
脚部にはバンパ本体の近傍側に薄肉部分を形成
し、上記取付部にてバンパの側部を車体側に固定
するようにしたので、衝撃時に車体側が変形する
のを防止できるとともに、バンパ本体表面にヒケ
を生じるのを防止でき、バンパの外観品質の向上
を図ることができる等の効果を泰する。
パ本体の両サイドの内面に断面略コの字形の取付
部をバンパ本体と一体に形成しかつこの取付部の
脚部にはバンパ本体の近傍側に薄肉部分を形成
し、上記取付部にてバンパの側部を車体側に固定
するようにしたので、衝撃時に車体側が変形する
のを防止できるとともに、バンパ本体表面にヒケ
を生じるのを防止でき、バンパの外観品質の向上
を図ることができる等の効果を泰する。
第１図は樹脂バンパの取付状態を示す自動車前
部の平面図、第２図および第３図は従来の樹脂バ
ンパの取付構造を示す第１図におけるＡ−Ａ断面
図、第４図は樹脂バンパの全体を示す斜視図、第
５図は本考案に係わる取付構造の一例を示す第４
図におけるＢ−Ｂ断面斜視図、第６図はその取付
状態を示す断面正面図である。 １……バンパ本体、４……車体（フエンダパネ
ル）、１１……取付部、１１ａ……脚部、１４…
…リテーナ。
部の平面図、第２図および第３図は従来の樹脂バ
ンパの取付構造を示す第１図におけるＡ−Ａ断面
図、第４図は樹脂バンパの全体を示す斜視図、第
５図は本考案に係わる取付構造の一例を示す第４
図におけるＢ−Ｂ断面斜視図、第６図はその取付
状態を示す断面正面図である。 １……バンパ本体、４……車体（フエンダパネ
ル）、１１……取付部、１１ａ……脚部、１４…
…リテーナ。
Claims (1)
- 樹脂製のバンパ本体の両サイドの内面に、断面
略コの字形の取付部をバンパ本体と一体に形成
し、かつこの取付部の脚部にはバンパ本体の近傍
側に薄肉部分を形成し、上記取付部にてバンパの
側部を車体側に固定するようにしたことを特徴と
する車両用樹脂バンパの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14689680U JPS6136432Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14689680U JPS6136432Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5769743U JPS5769743U (ja) | 1982-04-27 |
| JPS6136432Y2 true JPS6136432Y2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=29506433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14689680U Expired JPS6136432Y2 (ja) | 1980-10-15 | 1980-10-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136432Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59190519U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-18 | 河西工業株式会社 | 射出成形品のヒケ防止構造 |
| KR20010048505A (ko) * | 1999-11-26 | 2001-06-15 | 이계안 | 자동차의 범퍼 결합구조 |
| JP2015101273A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用樹脂部品 |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14689680U patent/JPS6136432Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5769743U (ja) | 1982-04-27 |
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