JP2001039196A - 自動車のアシストグリップ - Google Patents

自動車のアシストグリップ

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Publication number
JP2001039196A
JP2001039196A JP11216718A JP21671899A JP2001039196A JP 2001039196 A JP2001039196 A JP 2001039196A JP 11216718 A JP11216718 A JP 11216718A JP 21671899 A JP21671899 A JP 21671899A JP 2001039196 A JP2001039196 A JP 2001039196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
bolt
assist grip
grip
mounting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP11216718A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Omori
啓史 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付けボルトに対する追加部品を要しない衝
撃緩和機能を有する自動車のアシストグリップを提供す
る。 【解決手段】 握り部の端部に形成された取付け部11
を先端に閉鎖面状の座部12を備えた管状に形成すると
共に、座部12のボルト挿通孔12aにボルト5を挿通
させ、そのヘッド5aが座部12に着座した状態でルー
フサイドレールインナ3にねじ止めする。乗車者の頭部
18のヘッド5aに向けての衝突に対して取付け部11
が座屈して緩衝作用を呈するように、取付け部11の基
端11a及びヘッド5a間に距離を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフサイドレー
ルにボルト止めされ、かつボルトへの頭部衝突に対する
緩衝機能を備えた自動車のアシストグリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、上方のボデーをカバーする天井
板2に、握り部1bの端部に形成された取付け部1aが
ねじ止めされるこの種のアシストグリップ1を示す。取
付け部1aは天井板2の厚み及び取付け穴2aの径に対
応した形状の係合部1cを有するディスク状に形成さ
れ、端部の開口部6aからボルト5が挿通され、またル
ーフサイドレールアウタ3aとでルーフサイドレールを
構成するルーフサイドレールインナ3にコの字形のブラ
ケット4が溶接されることにより、ボルト5がブラケッ
ト4に螺合されてキャップ6でカバーされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、ルーフサ
イドレールインナ3から浮いたボルト5に、自動車の衝
突時に乗車者の頭部が衝突しようとすると、ブラケット
4が座屈して衝撃が吸収されるが、この衝撃吸収構造に
は別部品のブラケットを必要とする。
【0004】本発明は、このよう点に鑑みて、取付けボ
ルトに対する追加部品を要しない衝撃緩和機能を有する
自動車のアシストグリップを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、握り部の端部に形成さ
れた取付け部がルーフサイドレールにボルト止めされて
いる自動車のアシストグリップにおいて、取付け部を先
端に閉鎖面状の座部を備えた管状に形成すると共に、座
部のボルト挿通孔にボルトを挿通させ、そのヘッドが座
部に着座した状態でルーフサイドレールにねじ止めし、
乗車者の頭部のヘッドに向けての衝突に対して取付け部
が座屈して緩衝作用を呈するように、取付け部の基端及
びヘッド間に距離を設けたことを特徴とする。
【0006】座部にヘッドが着座してボルト止めされる
ことにより、管状の取付け部には、その基端からヘッド
間に座屈による緩衝領域が形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のアシストグリップを説明す
る。アシストグリップ10は、図3に示すように、ルー
フボデーをカバーする天井板2のルーフサイドレール領
域に前後方向に延在し、各握り部10aの端部には取付
け部11、21が設けられている。
【0008】アシストグリップ10は合成樹脂製、例え
ばポリプロピレン製であり、その前端部は、図2に示す
ように、開口部15及びその周囲にフランジ部14、1
4aが形成されると共に、車室外方向に向けて直交方向
に取付け部11が一体に管状に形成さている。その先端
部にはボルト挿通孔12aを備えた閉鎖面状の座部12
が形成されている。取付け部11の肉厚並びに基端11
a及び座部12間の距離aは、フランジ部14、14a
が天井板2の取付け穴2aの周囲に着座して、座部12
がルーフサイドレールインナ3に接面した状態で、挿通
されたボルト5のヘッド5aへの頭部衝突に対して座屈
により緩衝作用が得られる程度に設定されている。
【0009】他の取付け部21は、単にボルト挿通孔を
有する柱状に形成されて、キャップでカバーされてい
る。但し、必要により、同様に緩衝作用が得られる管状
に形成することもできる。
【0010】このように構成された取付け部11は、天
井板2の取付け穴2aに装着され、ボルト挿通孔12a
にボルト5を通してナット5bでルーフサイドレールイ
ンナ3にねじ止めされ、開口部15にはキャップ18が
装着されて取付けられる。この状態で、ボルト5のヘッ
ド5a及び取付け部11の基端11a間に距離が置か
れ、その間に管状の座屈可能領域が形成される。したが
って、自動車の衝突時に運転者の頭部9がキャップ18
もしくは近辺の握り部10aに下方から衝突すると、座
部12に着座したヘッド5aの先方に構成された座屈に
よる緩衝体が衝撃を吸収して、頭部9の損傷を防止す
る。
【0011】尚、本発明は、図4に示す途中に取付け部
を備えない短い寸法のアシストグリップにも当然適用さ
れる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、追加部品を要すること
なく、取付け部の構造自体によりボルト方向へのもしく
は握り部への衝突に対する衝撃を緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるアシストグリップの
図3のB−B線による断面図である。
【図2】同アシストグリップ前端部の斜視図である。
【図3】同アシストグリップが設けられた車室部分の斜
視図である。
【図4】従来のアシストグリップを示すもので、同図A
はその斜視図、同図BはそのA−A線断面図である。
【符号の説明】
2 天井板 3 ルーフサイドレールインナ 5 ボルト 5a ヘッド 9 頭部 10 アシストグリップ 10a 握り部 11 取付け部 12 座部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部の端部に形成された取付け部がル
    ーフサイドレールにボルト止めされている自動車のアシ
    ストグリップにおいて、 取付け部を先端に閉鎖面状の座部を備えた管状に形成す
    ると共に、座部のボルト挿通孔にボルトを挿通させ、そ
    のヘッドが前記座部に着座した状態でルーフサイドレー
    ルにねじ止めし、 乗車者の頭部の前記ヘッドに向けての衝突に対して前記
    取付け部が座屈して緩衝作用を呈するように、前記取付
    け部の基端及び前記ヘッド間に距離を設けたことを特徴
    とする自動車のアシストグリップ。
JP11216718A 1999-07-30 1999-07-30 自動車のアシストグリップ Pending JP2001039196A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100757152B1 (ko) 2005-12-09 2007-09-07 현대자동차주식회사 차량용 루프 어시스트 핸들 브라켓트 장치
KR100787673B1 (ko) * 2006-09-13 2007-12-21 기아자동차주식회사 자동차의 충격흡수용 어시스트 핸들 마운팅 브라켓 구조
JP2018047765A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 鬼怒川ゴム工業株式会社 車両用アシストグリップとその取付構造

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