JP4165290B2 - 車両用ランプ取付構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフロントフェンダ部にランプを取り付けるための車両用ランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車のフロント部の美観の向上と車体強度の確保の両立を図って、フロントフェンダ部とヘッドランプ本体とを係止し、フロントフェンダパネルの前縁部とランプとの合い添いを向上させながら、ヘッドランプ本体の取付剛性を確保する技術が実用化されている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示された技術では、図2(a)及び(b)に示すように、ヘッドランプ本体21に設けられたランプハウジング25のフロントフェンダパネル23側に、フロントフェンダパネル23の断面Z字状の前縁部23aと係合して少なくとも車幅方向への移動を規制する第1の位置決め部25aと、第1の位置決め部25aの背面に、ヘッドランプ21のレンズ26の外枠と係合してレンズ26の少なくとも車幅方向への移動を規制する第2の位置決め部25bとが設けられている。さらに、ランプハウジング25のフロントフェンダパネル23側には、フロントフェンダパネル23の内方へ向けて突設された被係合部27に対して車体前方から係合して奥行き方向への移動を規制する係合部24が設けられ、ランプハウジング25に、車体フレーム22の上面に当接して高さ方向への移動を規制するステー28が突設されている。
【0004】
この技術によれば、第1の位置決め部25aがフロントフェンダパネル23の前縁部に、第2の係合部25bがヘッドランプ21のレンズ26の外枠に、夫々係合されるようになっているため、レンズ26の車幅方向がフロントフェンダパネル23の前縁部を基準に位置決めされることになり、レンズ26とフロントフェンダパネル23との面差(面の段差)が、組付け調整を行うことなく、高精度に割り出される。また、係合部24を被係合部27へ係合させることでヘッドランプ本体21の奥行き方向の位置決めを行うことができ、さらに、ステー28を車体フレーム22の上面へ当接させることで、ヘッドランプ本体21の高さ方向の位置決めを行うことができる。その結果、ヘッドランプ本体21は三次元方向が高精度に位置決めされ、組付けが容易になる。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−348648号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、曲面形成されたパネルを車両の外装部品として備えるパネル構造(板状構造)では、一般に、板面に沿った長手方向の力に対しては変位,変形しにくい(剛性が高い)ようにパネルを加工することができる一方、板面に垂直な方向の力に対しては変位,変形を起こしやすい(剛性が低い)。そのため、上述の特許文献1に見られるようなフロントフェンダパネル23においては、車両前後方向へ変位,変形しにくい一方で、車幅方向への変位,変形を起こしやすく、車幅方向の剛性を高く設定することは難しい。
【0007】
上述の特許文献1に記載の技術の場合、主に第1の位置決め部25aと第2の位置決め部25bとによってヘッドランプ本体21の車幅方向への移動が拘束されるようになっているが、これらの位置決め部25a,25bはフロントフェンダパネル23の前縁部23aに対して係合されるものであるから、ヘッドランプ本体21の車幅方向への取付剛性はフロントフェンダパネル23の前縁部23aの車幅方向への剛性に頼ることになる。したがって、フロントフェンダパネル23自体の車幅方向への剛性が低い場合には、ヘッドランプ本体21をフロントフェンダパネル23に固定したとしても、ヘッドランプ本体21の取付剛性を確保することができないという課題が生じる。
【0008】
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、フロントフェンダ部とランプとの合い添いを向上させながら、フロントフェンダ部の剛性が低くてもランプの車幅方向への取付剛性を確保することができるようにした、車両用ランプ取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明の車両用ランプ取付構造は、車両用ランプを、車両の側面を覆って前後方向に延在するフロントフェンダ部に固定する車両用ランプ取付構造であって、前記フロントフェンダ部の前端に形成され、その板面が車両前後方向に延在し、車幅方向に柔構造に構成された前端部と、車体フレームに固設されて前記車両の車幅方向に延在し、その板面が鉛直かつ車両前後方向と直交する向きに配向されて、車幅方向に高剛性に構成されたブラケットと、前記車両用ランプの後端部に設けられ、前記前端部に対して長穴によって固定位置が調整可能に固定される第1取付部と、前記車両用ランプの後端部に設けられ、前記ブラケットに対して大穴によって固定位置が調整可能に固定される第2取付部とを備え、前記第1取付部が、前記柔構造によって車幅方向への変位を許容されつつ、前記車両用ランプの前後方向への変位を微調整された上で固定されるとともに、前記第2取付部が、前記ブラケットに対する前記車両用ランプの車幅方向への変位が微調整された上で前後方向への変位を許容するように固定されることを特徴としている。
【0010】
また、前記ブラケットは、板金製の薄板であることが好ましい(請求項2)
【0011】
なお、前記第1取付部,前記第2取付部,前記フロントフェンダ部及び前記ブラケットの夫々が、ボルトの締結によって固定されることは好ましく、また、ボルトの締結にかかる前記第1取付部及び前記第2取付部のボルト穴や前記フロントフェンダ部及び前記ブラケットのボルト穴が、部品誤差を吸収できるように、長穴に形成されることも好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態にかかる車両用ランプ取付構造を説明する。
図1は本発明にかかる自動車の前部の車両用ランプ取付構造の構成を示す構成図であり、(a)は本構造を備えた自動車のフロント部のヘッドランプ取付構造を示す斜視図、(b)は本構造におけるヘッドランプ,フロントフェンダ部及び車体フレームの固定状態を示す断面図〔図1(a)のA−A水平断面図〕、(c)は第2取付部と締結される、ブラケットの締結穴の形状を示す図〔図1(b)のB矢視図〕である。
【0013】
図1(a),(b),(c)に示すように、本構造を備えた自動車のフロント部には、車両の前後方向に延在する車体フレーム2が車体フロント部の構造体として備えられ、ヘッドランプ(ランプ)1をこの車体フレーム2に固定できるように構成されている。また、外観上ヘッドランプ1に隣接するフロントフェンダ部3が、車体フロント部の側面全体を覆う外殻として備えられている。このフロントフェンダ部3は、一般的なフェンダとして、例えば、自動車の軽衝突時等に車体フロント部に対して入力される衝撃に対して、板面に沿った方向(車両前後方向)の力に対しては変位,変形しにくい(剛性が高い)ようにパネルが加工されており、また、板面に垂直な方向の力に対しては変位,変形を起こしやすい(剛性が低い)ものとなっている。
【0014】
ヘッドランプ1は、ランプハウジングとなって車体内部へ格納されるハウジング部5と、フロントフェンダ部3に隣接して車体外殻の一部をなし、ハウジング部5内部から投光されるランプ光を外部へ透過するレンズ部6とから構成されている。
ハウジング部5の外縁には、レンズ部6と嵌合する溝部9が形成されており、この溝部9にレンズ部6の外縁が嵌合接着されたその内部にランプ室14が形成され、このランプ室14内は気密,液密性が保たれるように要部がシールされている。なお、ハウジング部5の材料としては、例えば、FRP(ガラス繊維、又はカーボン繊維で強化されている樹脂)を用いることができ、この場合、ハウジング部5全体が単体として高い剛性と強度とを持って備えられることになる。
【0015】
また、ヘッドランプ1のハウジング部5に隣接して、ハウジング部5の車体後方側には、車体フレーム2に一端を固着された板金製の薄板であるブラケット4が備えられている。このブラケット4は、その一端を車体フレーム2に溶接又はボルト締めによって固着されており、ブラケット4全体が車体フレーム2に対して略垂直に突出するように、且つ、車両の前後方向と直交する向きに(車両の車幅方向に延びるように)備えられており、またブラケット4の板厚方向が車両の前後方向を向くように配置されている。すなわち、ブラケット4の板面は、車両の前後方向と直交する向きに配向され、且つ、その板面が鉛直となるように車体フレーム2に対して固着されている。
【0016】
ヘッドランプ1のハウジング部5の前端部15及び上端部16には、車体フレーム2に設けられた取付穴11A,11Bに対して各々取り付けられる車体フレーム取付部10A,10Bが、ハウジング部5に一体形成されており、これらの車体フレーム取付部10A,10Bと取付穴11A,11Bとの夫々をボルト,ナットによって締結することで、ハウジング部前端部15及び上端部16が車体フレーム2に対して固定されるようになっている。なお、ここでは、車体フレーム2に設けられた取付穴11Aは、車体フレーム2の前面(車両の前面側)に備えられており、取付穴11Bは、車体フレーム2の上面に備えられている。
【0017】
取付穴11Aは、車体フレーム2に設けられているため、車体フレーム取付部10Aは車体フレーム2に対して締結されることになり、ランプ1の移動がハウジング部前端部15において堅固に拘束されるようになっている。
また、取付穴11Bも、車体フレーム2に設けられているため、車体フレーム取付部10Bは車体フレーム2に対して締結されることになり、ランプ1の移動がハウジング部上端部16において堅固に拘束されるようになっている。
【0018】
また、ヘッドランプ1のハウジング部5の後端部17には、フロントフェンダ部3の前端部18に設けられた取付穴12に対して取り付けられる第1取付部7と、車体フレーム2に固着されたブラケット4に設けられた取付穴13に対して取り付けられる第2取付部8とが備えられており、第1取付部7に備えられた第1取付穴7Aが取付穴12に、また、第2取付部8に備えられた第2取付穴8Aが取付穴13に、各々ボルト,ナットによって締結されて、固定されるようになっている。なお、取付穴12は、車両側面から見て横方向への長穴、つまり、車両前後方向に延在する長穴として形成されており、第1取付穴7Aと締結されて固定される時に、固定位置の車両前後方向への調整を行うことができるようになっている。したがって、取付穴12と第1取付穴7Aとの締結時には、ランプ1を車両前後方向へ微調整できるようになっている。
【0019】
また、取付穴13はボルトの径よりも少し大きめに形成されており、第2取付穴8Aと締結されて固定される時に固定位置の車幅方向及び上下方向の調整を行うことができるようになっている。したがって、取付穴13と第2取付穴8Aとの締結時には、ランプ1を車幅方向及び上下方向へ微調整できるようになっている。
【0020】
第1取付部7の第1取付穴7Aは、フロントフェンダ部前端部18に設けられる取付穴12に対して締結されるが、この第1取付部7が締結されるフロントフェンダ部3は、車体フロント部の側面を被覆するように備えられた一般的なフェンダであり、比較的に車両の車幅方向への変位、変形を起こしやすい(剛性が低い)。そのため、第1取付部7において、ヘッドランプ1は車両の車幅方向へ変位しやすいように固定されるようになっている。また、フロントフェンダ部3は、車両の前後方向には比較的十分な剛性があり、変位しないようになっているものであるため、第1取付部7において、ヘッドランプ1は車両の前後方向への十分な剛性を持って、変位,変形を起こしにくいように固定されている。
【0021】
第2取付部8の第2取付穴8Aは、車体フレーム2に固設されたブラケット4に設けられた取付穴13に対して締結されるが、ブラケット4全体が車体フレーム2に対して略垂直に突出するように、且つ、車両の前後方向と直交する向きに(車両の車幅方向に延びるように)備えられている。そのため、第2取付部8において、ヘッドランプ1は車両の車幅方向への十分な剛性を持って比較的変位,変形しにくく、車両前後方向へは比較的変位,変形しやすいように固定されている。
【0022】
以上のような構成により、本実施形態の車両用ランプ取付構造によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
まず、ブラケット4を車体フレーム2に取り付ける。ブラケット4は、その一端を車体フレーム2に溶接又はボルト締めによって固着され、ブラケット4全体が車体フレーム2に対して略垂直に突出するように、且つ、車両の車幅方向に延びるように、またブラケット4の板厚方向が車両の前後方向を向くように配置されて車体フレーム2に固着される。このブラケット4は板金製の薄板であるため、比較的安価であり、剛性、及び強度を保ったまま軽量化することができる。
【0023】
次に、ヘッドランプ1を車体に取り付ける場合、ヘッドランプ1の第1取付部7の第1取付穴7Aとフロントフェンダ部3の前端部18に設けられた取付穴12とに対してボルトを通して仮止めをするとともに、ヘッドランプ1の第2取付部8の第2取付穴8Aとブラケット4に設けられた取付穴13とに対してボルトを通して仮止めをする。
【0024】
第1取付部7は比較的車両の車幅方向へ変位,変形しやすいようになっており、第2取付部8は比較的車両の前後方向へ変位,変形しやすいようになっているため、双方の仮止めを容易に行うことができる。また、車両前後方向に延在するフロントフェンダ部3の前端部18に形成された取付穴12は、車両前後方向への長穴に形成されているから、第1取付部7においてヘッドランプ1の取付位置を車両前後方向へ微調整することができる。また同様に、車幅方向に延在するブラケットに形成された取付穴13は、ボルトの径よりも少し大きめに形成されているから、第2取付部においてヘッドランプ1の取付位置を車幅方向及び上下方向へ微調整することができる。したがって、容易にヘッドランプ1全体の取付位置を微調整しながら、固定することができる。
【0025】
このようにしてヘッドランプ1の取付位置を然るべき位置に調整した後、第1取付穴7A,第2取付穴8A,車体フレーム取付部10A及び10Bのボルト,ナットを締結し、ヘッドランプ1を車体フレーム2へ固定する。
ヘッドランプ1のハウジング部後端部17において、第1取付部7は車両の前後方向に対するヘッドランプ1の変位,変形を抑制して剛性を高めるように働く。一方、第2取付部8は、車両の車幅方向に対するヘッドランプ1の変位,変形を抑制して剛性を高めるように働く。そのため、車体フレーム2へヘッドランプ1が固定されると、ヘッドランプ1の変位,変形は、前後方向及び車幅方向、すなわち、すべての水平方向に対して抑制されて高い剛性が確保されることになるとともに、全体として良好な剛性バランスが得られる。また、ハウジング部上端部16及び前端部15においては、ランプ1が車体フレームの取付部10A,10Bにおいて車体フレーム2へ締結されるため、ランプ1が堅固に拘束され、良好な剛性が確保される。
【0026】
したがって、全ての取付部位において、ランプ1の取付剛性を十分に確保することができる。
また、本実施形態においては、ブラケット4が第2取付部8と固定される板面が車両の前後方向に面し、板面が車体フレーム2に対して垂直に固着されるため、ブラケット4自身の垂直方向に対する強度を確保することができ、ランプ1本体のハウジング後端部17における取付剛性をより向上させることができる。
【0027】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されたものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態においては、ハウジング部5の第1取付部7及び第2取付部8が、夫々、取付穴12及び13にボルト,ナットで締結されるようになっているが、第1取付部7及び第2取付部8がボルト状の締結部材を一体形成されて構成されてもよいし、ヘッドランプ1の取付精度を確保できる限りにおいて、溶接等その他の固定手段によって固定されてもよい。また、第1取付部7及び第2取付部8がボルト状の締結部材と螺合するナット部を一体形成されて構成されてもよい。
【0028】
また、上述の実施形態においては、取付穴12が横方向への長穴として形成されているが、必ずしも長穴である必要はない。なお、各々の取付穴に対応して締結される第1取付穴7A及び第2取付穴8Aが横方向への長穴に形成されてもよく、この場合、上述の実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、これらの長穴は、縦方向への長穴に形成されてもよく、特に、対応して締結される取付穴が、互いに直交する方向に長穴を形成されてもよい。このような構成の場合には、ヘッドランプ1の取付位置を水平方向(すなわち、前後方向と車幅方向)だけでなく、垂直方向へ微調整することが可能になる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の本発明の車両用ランプ取付構造によれば、第1取付部は単独では車両の車幅方向への変位を許容し、第2取付部は単独では前後方向への変位を許容するため、ランプの取付時の位置調整が容易であり、施工性を高めることができる。
【0030】
また、ランプの取付後には、第1取付部において車両の前後方向への変位が抑制されるため、前後方向への剛性を確保することができ、これにより、ブラケットの垂直方向に対する強度を確保することができる。また、第2取付部において車幅方向への変位が抑制されるため、車幅方向への剛性を確保することができる。つまり、車両の前後方向への取付強度と車幅方向への取付強度とのより安定したバランスを取ることができ、全体として良好な剛性バランスが得られ、ランプ本体の取付剛性を十分確保することができる。
【0031】
また、請求項2記載の本発明の車両用ランプ取付構造によれば、ブラケットの剛性、及び強度を保ったまま軽量化することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる自動車の前部の車両用ランプ取付構造の構成を示す構成図であり、(a)は本構造を備えた自動車のフロント部のヘッドランプ取付構造を示す斜視図、(b)は本構造におけるヘッドランプ,フロントフェンダ部及び車体フレームの固定状態を示す水平断面図〔図1(a)のA−A矢視断面図〕、(c)はヘッドランプの第2取付部と締結される、ブラケットの締結穴の形状を示す斜視図〔図1(b)のB矢視図〕である。
【図2】特許文献1にかかる従来の車両用ランプ取付構造の構成を示す構成図であり、(a)は従来の車両用ランプ取付構造を備えた自動車のフロント部における、ヘッドランプと車体フレームとフロントフェンダパネルとの斜視図、(b)はそのヘッドランプとフロントフェンダパネルとの嵌合構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドランプ(ランプ,車両用ランプ)
2 車体フレーム
3 フロントフェンダ部
4 ブラケット
5 ハウジング部
6 レンズ部
7 第1取付部
7A 第1取付穴
8 第2取付部
8A 第2取付穴
9 溝部
10A,10B 車体フレーム取付部
11A,11B 取付穴
12 取付穴
13 取付穴
14 ランプ室
15 ハウジング部前端部
16 ハウジング部上端部
17 ハウジング部後端部
18 フロントフェンダ部前端部

Claims (2)

  1. 車両用ランプを、車両の側面を覆って前後方向に延在するフロントフェンダ部に固定する車両用ランプ取付構造であって、
    前記フロントフェンダ部の前端に形成され、その板面が車両前後方向に延在し、車幅方向に柔構造に構成された前端部と、
    車体フレームに固設されて前記車両の車幅方向に延在し、その板面が鉛直かつ車両前後方向と直交する向きに配向されて、車幅方向に高剛性に構成されたブラケットと、
    前記車両用ランプの後端部に設けられ、前記前端部に対して長穴によって固定位置が調整可能に固定される第1取付部と、
    前記車両用ランプの後端部に設けられ、前記ブラケットに対して大穴によって固定位置が調整可能に固定される第2取付部とを備え、
    前記第1取付部が、前記柔構造によって車幅方向への変位を許容されつつ、前記車両用ランプの前後方向への変位を微調整された上で固定されるとともに、
    前記第2取付部が、前記ブラケットに対する前記車両用ランプの車幅方向への変位が微調整された上で前後方向への変位を許容するように固定される
    ことを特徴とする、車両用ランプ取付構造。
  2. 前記ブラケットは、板金製の薄板である
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両用ランプ取付構造。
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