JP3617774B2 - 車両用小物入れ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のトリムに収納箱を装着することにより形成された小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両にはグラブボックスやコンソールボックス等の小物入れが設けられる。また、車両の後部には工具を収容するための工具用ボックス等も形成される。これらの小物入れを有効に利用することにより運転者又は乗員はその小物の紛失等を防止できるようになっている。
しかし、近年においては車両に持込む小物が増加し、従来の小物入れではその増加した複数の小物の全てを収容することができない事例が生じるようになった。この点を解消するために、車両のデッキサイドトリムに収納箱を装着してドア又は後部座席の側部に新たに小物入れを形成することが知られている。このようにデッキサイドトリムに収納箱を装着することにより小物入れを形成し、小物入れの箇所を増加させることにより小物の全てを有効に収容することが期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示すように、収納箱6を装着するデッキサイドトリム4がホイルハウス7に連続して設けられたトリムであり、ホイルハウス7がホイルインナパネル7aとホイルアウタパネル7bとを接合するフランジ7cを有している場合では、そのフランジ7cと収納箱6が干渉しないように、収納箱用開口部4aがホイルハウス7から所定の間隔をあけてデッキサイドトリム4に形成される。このため、そのフランジ7cと図示しないクオータパネルの間の空間、換言すれば収納箱用開口部4aに装着された収納箱6の下方における空間Dを有効に利用して小物入れを形成できない問題点がある。
本発明の目的は、デッキサイドトリムとクオータパネルの間の空間を有効に利用して備品等を効率的に収容し得る車両用小物入れを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、トリム21に装着された収納箱16の周壁に開口部16fが形成され、開口部16fに副収納箱19が装着された車両用小物入れの改良である。
その特徴ある構成は、トリムがホイルハウス17に連続して設けられたデッキサイドトリム21であって、ホイルハウス17がホイルインナパネル17aとホイルアウタパネル17bとを接合するフランジ17cを有し、周壁はホイルハウス17の形状に相応して形成された湾曲部分16bを有し、湾曲部分16bをホイルハウス17に対向させてフランジ17c近傍のデッキサイドトリム21に収納箱16が装着され、開口部16fが湾曲部分16bのフランジ17cに対向しない部分に形成されたところにある。
【0005】
請求項1に係る発明では、収納箱16のトリム21への装着方向に直交する方向に副収納箱19が周壁16bから突出して装着され、周壁16bから突出して装着された副収納箱19は収納箱16の小物入れとしての収容容積を拡大する。そして、湾曲部分16bのフランジ17cに対向しない部分に開口部16fを形成するので、開口部16fに装着される副収納箱19がフランジ17cと干渉することはない。開口部16fに装着された副収納箱19はフランジ17cのクオータパネル側の空間に小物入れとしての空間を作成する。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図5に示すように、本実施の形態における車両10はバン型の車両であって、小物入れ11は車両10後部における荷室の側部に形成される。この小物入れ11には車両整備のための工具や車両10後方に設置して注意を喚起するいわゆる三角表示板12(図3)等が収容される。小物入れ11は蓋体13により閉止され、収容した工具等が紛失することを防止する他にその工具等が見えることを防止して見栄えを向上するように構成される。この小物入れ11に収容された工具等は車両10内部より、又は図5に示すように車両10のバックドア10aを開放して車両10後方から蓋体13に形成されたノブ13aを回転してその蓋体13を取外すことにより取出すことができるようになっている。
【0007】
図3に示すように、荷室の側部はインナパネル14とクオータパネル15のそれぞれの上縁及び下縁を接合して作られ、その荷室側にはデッキサイドトリム21が取付けられる。小物入れ11はデッキサイドトリム21に装着されて、デッキサイドトリム21とクオータパネル15との間の空間に形成される。この実施の形態におけるデッキサイドトリム21はホイルハウス17に連続して設けられ、図1に示すように、ホイルハウス17はホイルインナパネル17aとホイルアウタパネル17bとを接合することにより作られる。ホイルハウス17はホイルインナパネル17aとホイルアウタパネル17bとの折曲げられた端部を互いに重ね合わせてスポット溶接により接合したフランジ17cを有する。デッキサイドトリム21に形成される収納箱用開口部21aはその収納箱用開口部21aに装着される収納箱16がそのフランジ17cと干渉しないようにホイルハウス17から所定の間隔をあけて形成される。
【0008】
図2に示すように、収納箱16は底部16aの周囲から周壁が立ち上げられて形成されたものであって、周壁はホイルハウス17(図1)の形状に相応して形成された湾曲部分16bを有する。周壁の上縁にはフランジ部16cが全周にわたって形成され、フランジ部16cにはデッキサイドトリム21にこの収納箱16を取付けるための取付部16dが9カ所形成される。底部16aには三角表示板12(図3)を取付けるための取付金具18が取付けられる凸部分16eが2カ所(図では1カ所のみ示す)形成される。この凸部分16eに取付けられる取付金具18はL字状に折り曲げた板材を樹脂で被覆することにより作られ、両端部には図示しないベルトが挿通されるベルト孔18aが形成される。
【0009】
図1に示すように、収納箱16は周壁である湾曲部分16bをホイルハウス17に対向させるようにフランジ17c近傍のデッキサイドトリム21に装着される。取付部16dに対向する収納箱用開口部21a周囲のデッキサイドトリム21にはボス21bがそれぞれ形成され、9箇所形成された取付部16dの内の6箇所をこのボス21bに溶着することにより収納箱16はデッキサイドトリム21に装着される。収納箱16の湾曲部分16bには開口部16fが形成され、開口部16fはホイルハウス17に対向する周壁である湾曲部分16bのフランジ17cに対向しない部分に形成される。デッキサイドトリム21に収納箱16が装着された後に、その開口部16fには副収納箱19が装着される。
【0010】
図4に示すように、副収納箱19は開口部16fに取付けられた状態で水平になるように形成された底部19aと開口部16f周縁の形状に相応して形成されたフランジ部19bを有する。フランジ部19bには開口部16f周縁に嵌合する嵌合部19cと、弾性により変形して開口部16f周縁に係合する係合部19dが対象する位置に一体的に形成され、嵌合部19cを開口部16f周縁に嵌合させた状態で係合部19dをその弾性により変形させて開口部16f周縁に係合することにより副収納箱19は収納箱16の開口部16fに取付けられる。
【0011】
このように構成された車両用小物入れでは、図1に示すように、収納箱16の収納箱用開口部21aへの挿入方向に直交する方向に副収納箱19が収納箱16の周壁から突出して装着される。周壁から突出して装着された副収納箱19は収納箱16の小物入れとしての収容容積を拡大する。特に、収納箱16をホイルハウス17近傍のデッキサイドトリム21に装着した本実施の形態では、フランジ17cに対向しない部分に開口部16fを形成したので、開口部16fに装着される副収納箱19はフランジ17cと干渉することはなく、開口部16fに装着された副収納箱19はフランジ17cのクオータパネル15側の空間に小物入れとしての空間を新たに作成する。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、収納箱の周壁に開口部を形成し、この開口部に副収納箱を装着したので、収納箱のデッキサイドトリムへの装着方向に直交する方向に副収納箱が収納箱の周壁から突出して装着されることにより、周壁から突出して装着された副収納箱は収納箱の小物入れとしての収容容積を拡大する。この結果、デッキサイドトリムとクオータパネルの間の空間を有効に利用して備品等を効率的に収容し得る小物入れを形成することができる。
また、フランジを有するホイルハウス近傍のデッキサイドトリムに小物入れを形成する場合であっても、開口部をホイルハウスに対向する周壁のフランジに対向しない部分に形成することにより、フランジと干渉することなく副収納箱を開口部に装着することができ、開口部に装着された副収納箱によりフランジのクオータパネル側の空間に小物入れとしての空間を作成することができる。この結果、三角表示板等の比較的大きなものであっても有効に収容することができる小物入れが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小物入れを示す図3のA−A線断面図。
【図2】その小物入れの構成を示す分解斜視図。
【図3】蓋体が外されたその小物入れを示す斜視図。
【図4】開口部に副収納箱が装着された状態の図2のB−B線断面図。
【図5】その小物入れが形成された車両の後部斜視図。
【図6】従来例を示す図1に対応する断面図。
【符号の説明】
14 インナパネル
16 収納箱
16b 周壁
16f 開口部
17 ホイルハウス
17a ホイルインナパネル
17b ホイルアウタパネル
17c フランジ
19 副収納箱

Claims (1)

  1. トリム(21)に装着された収納箱(16)の周壁に開口部(16f)が形成され、前記開口部(16f)に副収納箱(19)が装着された車両用小物入れにおいて、
    前記トリムがホイルハウス (17) に連続して設けられたデッキサイドトリム (21) であって、
    前記ホイルハウス (17) がホイルインナパネル (17a) とホイルアウタパネル (17b) とを接合するフランジ (17c) を有し、
    前記周壁は前記ホイルハウス (17) の形状に相応して形成された湾曲部分 (16b) を有し、
    前記湾曲部分 (16b) を前記ホイルハウス (17) に対向させて前記フランジ (17c) 近傍の前記デッキサイドトリム (21) に前記収納箱 (16) が装着され、
    前記開口部 (16f) が前記湾曲部分 (16b) の前記フランジ (17c) に対向しない部分に形成された
    ことを特徴とする車両用小物入れ。
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