JP2013169939A - 乗用車のシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、表側から塗布されるシーラ(外シーラ)と裏側から塗布されるシーラ(内シーラ)との境界位置でボディパネルとホイールハウスパネル間のシール性が低下しないようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る乗用車のシール構造では、ホイールハウスパネル140の端縁142に対してボディパネル20の端縁22が突出するように重ねられている部分では、ボディパネル20の裏側からシーラB1が塗布されており、ボディパネル20の端縁22に対してホイールハウスパネル140の端縁142が突出するように重ねられている部分では、ボディパネル20の表側からシーラB2が塗布されており、シーラが裏側から塗布されている部位と表側から塗布されている部位との境界位置には、ホイールハウスパネル140とボディパネル20間に表側と裏側とに連通した状態でシーラが溜まる空間S2が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、乗用車のホイールハウスを構成するホイールハウスパネルと、そのホイールハウスパネルを外側から覆って前記乗用車の意匠面を構成するボディパネルとを備え、前記ホイールハウスパネルの端縁と前記ボディパネルの端縁とを一方のパネルが突出するように重ね、一方のパネルの突出部分と他方のパネルの端縁上にシーラを塗布して前記ホイールハウスパネルと前記ボディパネル間をシールする乗用車のシール構造に関する。
これに関連する乗用車のシール構造が特許文献1に記載されている。
特許文献1の乗用車のシール構造では、図12、図13に示すように、リヤホイールハウス100のホイールアーチ101の部分でホイールハウスアウタパネル103の端縁のフランジ部103fとサイメンアウタ105の端縁のフランジ部105fとが重ねられた状態で接合されている。
即ち、ホイールハウスアウタパネル103のフランジ部103fに対してサイメンアウタ105のフランジ部105fが一定寸法だけ突出しており、図13に示すように、サイメンアウタ105の裏側(上側)からそのサイメンアウタ105のフランジ部105fの突出部分とホイールハウスアウタパネル103のフランジ部103fの端縁とにシーラ106が塗布される。
また、ホイールアーチ101に泥除け107が取付けられる部分では、サイメンアウタ105のフランジ部105fに切欠き105cが形成されており、シーラ106は、図14に示すように、サイメンアウタ105の表側(下側)から前記切欠き105cに沿って塗布される。
特開平7−81622号公報
このように、前記乗用車のシール構造では、サイメンアウタ105の表側と裏側とからそのサイメンアウタ105とホイールハウスアウタパネル103との接合部位にシーラ106が塗布される。このため、サイメンアウタ105の表側から塗布されたシーラ106と、サイメンアウタ105の裏側から塗布されたシーラ106との境界位置では、シーラ106が連続せずに途切れるようになる。
この結果、シーラ106が途切れた部分でシール性が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、表側から塗布されるシーラ(外シーラ)と裏側から塗布されるシーラ(内シーラ)との境界位置でボディパネル(サイメンアウタ等)とホイールハウスパネル間のシール性が低下しないようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、乗用車のホイールハウスを構成するホイールハウスパネルと、そのホイールハウスパネルを外側から覆って前記乗用車の意匠面を構成するボディパネルとを備え、前記ホイールハウスパネルの端縁と前記ボディパネルの端縁とを一方のパネルが突出するように重ね、一方のパネルの突出部分と他方のパネルの端縁上にシーラを塗布して前記ホイールハウスパネルと前記ボディパネル間をシールする乗用車のシール構造であって、前記ホイールハウスパネルの端縁に対して前記ボディパネルの端縁が突出するように重ねられている部分では、前記ボディパネルの裏側から前記シーラが塗布されており、前記ボディパネルの端縁に対して前記ホイールハウスパネルの端縁が突出するように重ねられている部分では、前記ボディパネルの表側から前記シーラが塗布されており、前記シーラが裏側から塗布されている部位と表側から塗布されている部位との境界位置には、前記ホイールハウスパネルと前記ボディパネル間に表側と裏側とに連通した状態で前記シーラが溜まる空間が形成されていることを特徴とする。
本発明によると、シーラがボディパネルの裏側から塗布されている部位と表側から塗布されている部位との境界位置には、ホイールハウスパネルとボディパネル間に表側と裏側とに連通した状態で前記シーラが溜まる空間が形成されている。
このため、前記シーラが溜まる空間を介してボディパネルの裏側から塗布されたシーラ(内シーラ)と表側から塗布されたシーラ(外シーラ)とが連続するようになる。即ち、内シーラと外シーラとが途切れないため、ホイールハウスパネルとボディパネル間のシール性が低下することがない。
請求項2の発明によると、シーラが溜まる空間と、前記シーラがボディパネルの表側から塗布される部位とは、乗用車のホイールハウスの下端部に取付けられるロッカモールによって覆われる範囲内に配置されていることを特徴とする。
このため、乗用車の外側からシーラが見えなくなり、美観の向上が図れる。
本発明によると、外シーラと内シーラとの境界位置でボディパネルとホイールハウスパネル間のシール性が低下することがない。
本発明の実施形態1に係るシール構造を備える乗用車のリヤホイールハウス回りの側面図である。 図1のII矢視拡大図である。 乗用車のリヤホイールハウス回りの前部斜視図である。 図3のIV矢視拡大図である。 乗用車のリヤホイールハウス回りの前部拡大側面図である。 図3、図5のVI-VI矢視断面図である。 シーラ溜まり空間を表す断面図(図5のVII-VII矢視断面図)である。 図3、図5、図6のVIII-VIII矢視平断面図である。 図5、図6のIX-IX矢視平断面図である。 図5、図6のX-X矢視平断面図である。 図5、図6のXI-XI矢視平断面図である。 従来のシール構造を備える乗用車のリヤホイールハウス回りの模式斜視図である。 従来のサイメンアウタとホイールハウスアウタパネル間のシール構造を表す縦断面図である。 従来のサイメンアウタとホイールハウスアウタパネル間のシール構造を表す縦断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図11に基づいて本発明の実施形態1に係る乗用車のシール構造について説明する。本実施形態は、乗用車のリヤホイールハウス回りのサイメンアウタ等とホイールハウスアウタパネル間のシール構造である。
なお、図中の前後左右、及び上下は乗用車Cの前後左右、及び上下に対応している。
<乗用車Cのホイールハウス回りの構造について>
乗用車Cのシール構造について説明する前にリヤホイールハウス(以下、ホイールハウスという)回りの構造について説明する。
図1に示すように、乗用車Cの後部乗降口12の下方後側には、車輪13を周方向から囲む円弧形のホイールハウス14が設けられている。
ホイールハウス14は、図3等に示すように、車輪13の周囲を外側から覆うホイールハウスアウタパネル140と、車輪13の周囲、及び側面を内側から覆うホイールハウスインナパネル(図示省略)とからなり、ホイールハウスアウタパネル140の外周フランジと前記ホイールハウスインナパネルの外周フランジとが合わせられて溶接等により固定されている。そして、ホイールハウスアウタパネル140が乗用車Cの意匠面20eを構成するサイメンアウタ20によって外側から覆われている。
サイメンアウタ20には、ホイールハウス14に対応する位置にホイールアーチ部22を備えており、そのホイールアーチ部22の内面側に、図3〜図5、図8等に示すように、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142が接着、あるいは溶接等により固定されている。
ホイールハウス14の前側(図1において右側)に位置するサイメンアウタ20のホイールアーチ部22の下部には、図3、図4に示すように、車両前後方向に延びる窪み段差部21が形成されている。そして、その窪み段差部21よりも下側に位置するホイールアーチ部22の中央位置に後記するロッカモール16の取付け座部25が形成されている。
さらに、前記サイメンアウタ20の下端縁には、図6に示すように、ロッカパネル30の上端縁がサイメンアウタ20に対して裏側から重なるように接続されている。そして、前記サイメンアウタ20の窪み段差部21よりも下側からロッカパネル30までが、図2、及び図6等に示すように、装飾材であるロッカモール16によって覆われている。ここで、図6は、図5のVI-VI矢視断面図を表している。なお、図3〜図5等では、ロッカモール16は省略されている。
ロッカモール16は、車両前後方向に延びて後部乗降口12、及び前部乗降口(図示省略)の下側を覆うモール本体部16mと、そのモール本体部16mに対して直角に形成されてホイールハウス14の軸方向内側に張り出す内フランジ部16fとから構成されている。そして、ロッカモール16の内フランジ部16fの上端が、図2に示すように、ホイールハウスアウタパネル140に形成された取付けフランジ145(図3、図4参照)にクリップ等(図示省略)により固定される。また、ロッカモール16のモール本体部16mの後端上部がサイメンアウタ20のホイールアーチ部22に形成された取付け座部25に同じくクリップ等(図示省略)により固定される。
また、ロッカモール16の内フランジ部16fの位置には、図3等に示すように、そのホイールハウス14の内側を覆う不織布のホイールハウスライナー19r(図9〜図11参照)を支持するサポート19が取付けられている。
ホイールハウス14の後側に位置するサイメンアウタ20の下部は、図1に示すように、リヤバンパ18のバンパカバー18cによって覆われており、そのバンパカバー18cの前端縁がサイメンアウタ20のホイールアーチ部22に連結されている。
そして、前記バンパカバー18cとロッカモール16とによって覆われていないサイメンアウタ20の表面が乗用車Cの意匠面20eを構成している。
即ち、サイメンアウタ20とロッカパネル30とが本発明のボディパネルに相当し、ホイールハウスアウタパネル140とホイールハウスインナパネルとが本発明のホイールハウスパネルに相当する。
<乗用車Cのシール構造(内シーラB1)について>
サイメンアウタ20のホイールアーチ部22は、そのサイメンアウタ20の窪み段差部21、及びその窪み段差部21よりも上側の位置で、図3〜図5に示すように、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の先端部142tよりもホイールハウス14の半径方向内側(図では左側)に張り出している。そして、サイメンアウタ20のホイールアーチ部22の先端部分に、図8、図9等に示すように、そのホイールアーチ部22の裏側方向に90°近く曲げられたフランジ部22fが形成されている。ここで、図8、図9は、図5のVIII-VIII矢視断面、IX-IX矢視断面を表している。
サイメンアウタ20のホイールアーチ部22の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142との間には、図8に示すように、接着剤の塗布に必要な空間S1が形成されており、ホイールアーチ部22の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の先端部142tとが面接触している。そして、サイメンアウタ20の内側から、図5、図8等に示すように、ホイールアーチ部22の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の先端部142tとにシーラBがほぼ一定幅で塗布されている。ここで、シーラBは、合成ゴムを主成分とするシール剤であり、図5等に示すように、ホイールハウスアウタパネル140の先端部142tに沿って塗布される。
このように、サイメンアウタ20の内側から塗布されるシーラBを、以後、内シーラB1と呼ぶ。
<外シーラB2について>
サイメンアウタ20には、図4、図5に示すように、そのサイメンアウタ20の窪み段差部21よりも一定寸法だけ下側の位置に切欠き段差22dが形成されており、その切欠き段差22dよりも下側の位置で、サイメンアウタ20のホイールアーチ部22の先端部分(図5において左端部分)が一定幅で切欠かれて張り出し量が減少している。
そして、切欠かれたサイメンアウタ20のホイールアーチ部22の先端部分22tに先端部分30tをほぼ合わせた状態でロッカパネル30が位置合わせされている。
これに対し、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142には、サイメンアウタ20の切欠き段差22dよりも下側の位置に張り出し段差141が形成されている。そして、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の張り出し量が張り出し段差141よりも下側の位置で一定寸法だけ増加している。
これにより、前記張り出し段差141の下側では、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142がサイメンアウタ20のホイールアーチ部22、及びロッカパネル30に対してホイールハウス14の半径方向内側(図4、図5で左側)に張り出している。そして、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の先端部分に、図10、図11に示すように、その外側板部142の裏側方向に90°近く曲げられたフランジ部142fが形成されている。ここで、図10、図11は、図5のX-X矢視断面図、XI-XI矢視断面図である。
ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142のフランジ部142fは、サイメンアウタ20のホイールアーチ部22に形成されたフランジ部22fの延長線上に形成されている。
そして、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142に形成されたフランジ部142fの上端位置に、図4等に示すように、上記したロッカモール16の取付けフランジ145が形成されている。
また、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の張り出し段差141よりも下側の位置では、図10等に示すように、サイメンアウタ20のホイールアーチ部22の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142とが面接触している。そして、サイメンアウタ20の外側からそのサイメンアウタ20のホイールアーチ部22の先端部分22tとホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の外周面とにシーラBがほぼ一定幅で塗布されている。
また、図5に示すように、サイメンアウタ20の外側からそのサイメンアウタ20の下端部分20xとロッカパネル30の外側面とにシーラBがほぼ一定幅で塗布されている。
さらに、サイメンアウタ20の下側では、図11に示すように、ロッカパネル30の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142とが面接触している。そして、サイメンアウタ20の外側のシーラBと連続するようにロッカパネル30の先端部分30tとホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の外周面とにシーラBがほぼ一定幅で塗布されている。
このように、サイメンアウタ20の外側から塗布されるシーラBを、以後、外シーラB2と呼ぶ。
<内シーラB1と外シーラB2との接続構造について>
内シーラB1と外シーラB2との境界位置、即ち、サイメンアウタ20の切欠き段差22dとホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の張り出し段差141との周囲には、図5、図7に示すように、サイメンアウタ20(ホイールアーチ部22)の内側と外側とに連通した状態でシーラ溜まり空間S2が形成されている。シーラ溜まり空間S2は、図4、図5に示すように、サイメンアウタ20(ホイールアーチ部22)の切欠き段差22dの近傍で窪み段差部21の下側位置に角形膨らみ部22kを形成することにより設けられる。これにより、切欠き段差22dから角形膨らみ部22kにかけて、図7等に示すように、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142とサイメンアウタ20のホイールアーチ部22間に隙間状の空間S2が形成されて、この空間S2にシーラBを溜められるようになる。そして、シーラ溜まり空間S2にシーラBを充填することで、内シーラB1と外シーラB2とを連続させられるようになる。
即ち、図5に示すように、サイメンアウタ20の内側からホイールアーチ部22の内壁面とホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の先端部142tとに内シーラB1を塗布してシーラ溜まり空間S2にシーラBを充填し(図7参照)、次に、サイメンアウタ20の外側からホイールアーチ部22の先端部分22tとホイールハウスアウタパネル140の外側板部142の外周面とに外シーラB2を塗布してシーラ溜まり空間S2にシーラBを充填することで、内シーラB1と外シーラB2とを連続させられるようになる。
<本実施形態に係る乗用車のシール構造の長所>
本実施形態に係る乗用車のシール構造によると、シーラBがサイメンアウタ20等の裏側から塗布されている部位と表側から塗布されている部位との境界位置には、ホイールハウスアウタパネル140とサイメンアウタ20間に表側と裏側とに連通した状態でシーラ溜まり空間S2が形成されている。
このため、前記シーラ溜まり空間S2を介してサイメンアウタ20の裏側から塗布された内シーラB1と表側から塗布された外シーラB2とが連続するようになる。即ち、内シーラB1と外シーラB2とが途切れないため、ホイールハウスアウタパネル140とサイメンアウタ20間のシール性が低下することがない。このため、水入りによる錆等を防止できる。
また、シーラ溜まり空間S2と、シーラBがサイメンアウタ20等の表側から塗布される部位とは、乗用車のホイールハウス14の下端部に取付けられるロッカモール16によって覆われる範囲内に配置されている。このため、乗用車の外側からシーラBが見えなくなり、美観の向上が図れる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、サイメンアウタ20のホイールアーチ部22に角形膨らみ部22kを形成することでシーラ溜まり空間S2を設ける例を示した。しかし、ホイールハウスアウタパネル140の外側板部142に膨らみ部を形成してシーラ溜まり空間S2を設けることも可能である。また、膨らみ部の形状は適宜変更可能である。
さらに、本実施形態では、ロッカモール16によって覆われる範囲内に内シーラB1と外シーラB2との境界位置を設ける例を示したが、これ以外の位置に内シーラB1と外シーラB2との境界位置を設けることも可能である。
14・・・・ホイールハウス
16・・・・ロッカモール
20・・・・サイメンアウタ(ボディパネル)
20e・・・意匠面
22・・・・ホイールアーチ部(ボディパネルの端縁)
22t・・・先端部分
30・・・・ロッカパネル(ボディパネル)
30t・・・先端部分
140・・・ホイールハウスアウタパネル(ホイールハウスパネル)
142・・・外側板部(ホイールハウスパネルの端縁)
B・・・・・シーラ
B1・・・・内シーラ
B2・・・・外シーラ
S2・・・・シーラ溜まり空間

Claims (2)

  1. 乗用車のホイールハウスを構成するホイールハウスパネルと、そのホイールハウスパネルを外側から覆って前記乗用車の意匠面を構成するボディパネルとを備え、前記ホイールハウスパネルの端縁と前記ボディパネルの端縁とを一方のパネルが突出するように重ね、一方のパネルの突出部分と他方のパネルの端縁上にシーラを塗布して前記ホイールハウスパネルと前記ボディパネル間をシールする乗用車のシール構造であって、
    前記ホイールハウスパネルの端縁に対して前記ボディパネルの端縁が突出するように重ねられている部分では、前記ボディパネルの裏側から前記シーラが塗布されており、
    前記ボディパネルの端縁に対して前記ホイールハウスパネルの端縁が突出するように重ねられている部分では、前記ボディパネルの表側から前記シーラが塗布されており、
    前記シーラが裏側から塗布されている部位と表側から塗布されている部位との境界位置には、前記ホイールハウスパネルと前記ボディパネル間に表側と裏側とに連通した状態で前記シーラが溜まる空間が形成されていることを特徴とする乗用車のシール構造。
  2. 請求項1に記載された乗用車のシール構造であって、
    前記シーラが溜まる空間と、前記シーラがボディパネルの表側から塗布される部位とは、乗用車のホイールハウスの下端部に取付けられるロッカモールによって覆われる範囲内に配置されていることを特徴とする乗用車のシール構造。
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