JP2557117B2 - キッキングプレートの取付構造 - Google Patents

キッキングプレートの取付構造

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JP2557117B2
JP2557117B2 JP2017901A JP1790190A JP2557117B2 JP 2557117 B2 JP2557117 B2 JP 2557117B2 JP 2017901 A JP2017901 A JP 2017901A JP 1790190 A JP1790190 A JP 1790190A JP 2557117 B2 JP2557117 B2 JP 2557117B2
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光義 成富
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はキッキングプレートの取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来のキッキングプレートの取付構造としては、例え
ば第5図及び第6図に示すようなものがある(実開昭55
−170137号公報参照)。第5図は、図示せぬ自動車の後
部ドアを開けた際に露呈するドア下方部分を車室内から
見た図である。1はサイドシルで、サイドシルアウタ2
とサイドシルインナ3とを接合した閉断面形状を呈して
おり、上面には接合フランジ部4が長手方向に沿って連
続的に突起形成してある。そして、このサイドシル1の
後端には、ホイルアウタ5とホイルインナ6とを接合し
たホイルハウス(車体パネル)7の前端が接続してあ
り、サイドシルインナ3とホイルインナ6の両方へフロ
アパネル8の端部が連続して接合されている。前記ホイ
ルハウス7の上面は後側へ向けて漸次湾曲状に立ち上が
っており、その上面には前記サイドシル1の接合フラン
ジ部4に連続する別の接合フランジ部9が形成してあ
る。そして、このホイルハウス7側の接合フランジ部9
の上端にはウエルト10がかぶせてある。また、車室内側
(以下、内側)Aのサイドシルインナ3及びホイルイン
ナ6にはそれぞれ同じ高さの段部11、12が形成してあ
り、各サイドシルインナ3及びホイルインナ6における
前記段部11、12の上方には所定幅(高さ)の側面部13、
14が形成されている。
そして、15がキッキングプレートで、サイドシル1の
上面とホイルハウス7の上面の一部を覆うようにして、
その車室外側(以下、外側)Bの部分が数本のタッピン
グネジ16にてサイドシル1(具体的にはサイドシルアウ
タ2)に取付けてある。このキッキングプレート15に
は、サイドシル1側の接合フランジ部4の全部とホイル
ハウス7側の接合フランジ9の前端を覆う凸部17が長手
方向に沿って形成してあり、この凸部17の内側縦面部18
により、前記サイドシルインナ3側の側面部13とホイル
インナ6の側面部14の前端部分を覆い隠すと共に、前記
各段部11、12上に位置決めされたフロアカーペット19の
端末を押さえ付けている。また、この凸部17の後端に
は、ウエルト10の立ち上がり湾曲状態に沿って該ウエル
ト10の前部を押さえ付けるためのガイド部20が上向き形
成してある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながらこのような従来の技術にあっては、キッ
キングプレート15を単に数本のタッピングネジ16にてサ
イドシル1に取付けていただけの構造であったため、キ
ッキングプレート15のサイドシル1に対する取付剛性が
必ずしも十分であるとは言えなかった。
また、ホイルインナ6側における側面部14のほとんど
の部分が乗員側へ向けて露呈するので見映え上も好まし
くなかった。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされた
ものであり、取付剛性が高く且つ見映えの良いキッキン
グプレートの取付構造を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係るキッキングプレートの取付構造は、上
記の目的を達成するために、キッキングプレートの端部
に、ウエルト端部の車室内側面へ当接し且つ車体パネル
の側面部を部分的に覆う延長部が、設けてある。
〈作用〉 キッキングプレートの端部にウエルト端部の車室内側
面へ当接し且つ車体パネルの側面部を部分的に覆う延長
部が設けてあるので、乗員の靴等によりキッキングプレ
ートが車室外側へ向けて踏まれても、この延長部がウエ
ルト及び車体パネルの側面部に引っ掛かって位置ズレが
防止がなされる。このように車室外側への位置ズレが防
止された分だけ、キッキングプレートのサイドシルに対
する取付剛性が高まる。
また、延長部にて車体パネルの側面部が部分的に覆い
隠されるので、側面部のほとんどの部分を露呈させてい
た従来に比べて見映えが向上する。
〈実施例〉 以下、この発明の好適な一実施例を第1図〜第4図に
基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の
符合を付し、重複する説明は省略する。
この実施例に係るキッキングプレート21の後端には、
その凸部22におけるガイド部23よりも内側の部分をその
まま後方へ向けて延設した如き形状の延長部24が形成さ
れている。この延長部24の外側端24a及び下側端24bは、
延長部24の付け根部分25における外側端25a及び下側端2
5bに比べてそれぞれ外側及び下側へ向けて突起してい
る。すなわち、延長部24の外側端24aは外側へ向けてウ
エルト10の厚さに相当する分だけ突起しており、また下
側端24bはフロアカーペット19の厚さに相当する分だけ
下側へ向けて突起している。従って、延長部24の付け根
部分25における外側端25a及び下側端25bは各々ウエルト
10の内側面(車室内側面)10a及びフロアカーペット19
の上面に当接した状態となるが、延長部24の外側端24a
及び下側端24bは各々ホイルインナ6の側面部14及びホ
イルインナ6の段部12の上面に当接した状態となる。
このようにキッキングプレート21の延長部24がウエル
ト10の内側面10a及びホイルインナ6の側面部14に各々
当接することにより、キッキングプレート21が仮に乗員
の靴等により外側Bへ向けて踏まれても、この延長部24
がウエルト10(ホイルインナ6)に引っ掛かって位置ズ
レ防止がなされるため、その分だけキッキングプレート
21の取付剛性が高まることとなる。また、延長部24の外
側端24aがウエルト10の内側面10aに当接することは、ウ
エルト10の前端の接合フランジ部9に対する取付剛性も
高めることとなる。更に、延長部24がホイルインナ6に
おける側面部14の下方部分を殆ど覆い隠すので車室内の
乗員から見た見映えも向上する。
尚、以上の説明において「車体パネル」としてキッキ
ングプレート21の後端に対応するホイルハウス7を代表
して説明したが、キッキングプレート21の前端に対応す
るフロントピラーであっても良い。
〈発明の効果〉 この発明に係るキッキングプレートの取付構造は、以
上説明してきた如き内容のものであって、キッキングプ
レートの端部にウエルト端部の車室内側面へ当接し且つ
車体パネルの側面部を部分的に覆う延長部が設けてある
ので、乗員の靴等によりキッキングプレートが車室外側
へ向けて踏まれても、この延長部がウエルト及び車体パ
ネルの側面部に引っ掛かって位置ズレ防止がなされる。
従って、車室外側への位置ズレが防止された分だけ、キ
ッキングプレートのサイドシルに対する取付剛性が高ま
る。
また、延長部にて車体パネルの側面部が部分的に覆い
隠されるので、側面部のほとんどの部分を露呈させてい
た従来に比べて見映えが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るキッキングプレート
の取付構造を示す斜視図、 第2図は第1図中矢示II方向から見た平面図、 第3図は第1図中矢示III方向から見た側面図、 第4図は第3図中矢示IV−IV線に沿う断面図、 第5図は従来のキッキングプレートの取付構造を示す斜
視図、そして 第6図は第5図中矢示VI方向から見た側面図である。 1……サイドシル 4……サイドシルの接合フランジ部 7……ホイルハウス(車体パネル) 9……ホイルハウスの接合フランジ部 10……ウエルト 10a……ウエルトの内側面(車室内側面) 14……ホイルハウスの側面部 21……キッキングプレート 24……延長部 A……車室内側 B……車室外側

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合フランジ部が上面に備えてあるサイド
    シルに、前記接合フランジ部に対して立ち上がり状態で
    連続するウエルト付きの接合フランジ部が上面に備えて
    ある車体パネルを接続すると共に、少なくとも前記サイ
    ドシルの上面にキッキングプレートが取付けてあるキッ
    キングプレートの取付構造において、 上記キッキングプレートの端部に、ウエルト端部の車室
    内側面へ当接し且つ車体パネルの側面部を部分的に覆う
    延長部が、設けてあることを特徴とするキッキングプレ
    ートの取付構造。
JP2017901A 1990-01-30 1990-01-30 キッキングプレートの取付構造 Expired - Lifetime JP2557117B2 (ja)

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US6623067B2 (en) * 1997-10-16 2003-09-23 Magna International Inc. Door seal interface structure for a motor vehicle space frame
US8534744B2 (en) * 2011-09-01 2013-09-17 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Pillar garnishments, interior garnishment assemblies incorporating the same, and methods for controlling alignment of interior garnishment assemblies

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