JPS6134935Y2 - - Google Patents

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JPS6134935Y2
JPS6134935Y2 JP19313281U JP19313281U JPS6134935Y2 JP S6134935 Y2 JPS6134935 Y2 JP S6134935Y2 JP 19313281 U JP19313281 U JP 19313281U JP 19313281 U JP19313281 U JP 19313281U JP S6134935 Y2 JPS6134935 Y2 JP S6134935Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bead
panel
edge
flange
sill
Prior art date
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Application number
JP19313281U
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English (en)
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JPS5899179U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の車体下部に前後方向に配置
され、車体を構成するシルの水抜き構造に関する
ものである。
従来、第1図に示すようにアウタパネル1にビ
ード2を設けシルの水抜きを行つていたが、この
構造では直接ビードが見えるので、見栄が悪く、
ビードも直立しているため、はねた泥などがシル
内に入り易い欠点があつた。
前記従来の欠点をなくすため、第2図、第3図
に示すように、フロアパネル3に凹陥部4を形成
すると共に、後下方に傾斜し前記凹陥部4に係合
するビード2をインナパネル6に設けることを考
えられるが、シーリングが必要な凹陥部4の穴5
となる平行四辺形CHJKが大きくなり、シーリン
グ材を多量用いなけれざならず、それにシーリン
グも不確実になりがちであり、該部から水が浸入
するおそれもある。
又、第4図に示すようにフロアパネル3の下部
に水抜き7を設けることも可能であるが、この場
合は床面が上がつて室内空間が小さくなつてしま
うという問題が生ずる。
本考案の目的は、外表面であるシルアウタ面は
そのままで、シル内の水抜きを行ない、しかもシ
ーリングすべき穴が小さくできるシルの水抜き構
造を提供することにある。
前記の目的を充足するため本考案は次のように
構成したものである。
即ち本考案はインナパネルとアウタパネルとに
よつて車体下部に前後方向が箱断面が形成された
シルの、前記インナパネルの下部フランジとアウ
タパネルの下部フランジとの合せ部に、フロアパ
ネルに形成されフロア面より下方に延在された縁
部フランジが当接され、前記3枚のパネルが重ね
て溶接され、前記インナパネルの下部に、室内側
に突出し後下方に傾斜されたビードが設けられ、
該ビードはフロア面より上方に延在され、アウタ
パネルの下部フランジとでシル空洞と室外とを連
通する水抜き穴が形成され、更にフロアパネルの
縁部フランジには前記ビードに対応して凹陥部が
形成され、該凹陥部の後縁にはフロア面からビー
ドの後縁に接するまで下方に向う垂直部が形成さ
れていると共に、前記フロアパネルの縁部フラン
ジには、前記垂直部下端D,Fと垂直部前下端F
方向の縁部フランジ下端Gと前記ビードの後縁後
下端Bとで囲まれたビード対応部分を包含する切
欠が形成されていることを特徴とするシルの水抜
き構造を要旨とするものである。
図面の第5図乃至第8図は本考案に係るシルの
水抜き構造の実施例を示したもので、シルはイン
ナパネル6とアウタパネル1とによつて車体下部
に前後方向に箱断面が形成され、該箱断面内にシ
ル空洞12が形成されている。
前記インナパネル6の下部フランジ6′とアウ
タパネル1の下部フランジ1′と合せ部には、フ
ロアパネル3の側部に形成されフロア面より下方
に延在された縁部フランジ3′が当接されてい
る。そして、インナパネル6の下部に上端がフロ
ア面より上方の室内側に突出するビード8が、該
ビード8の上端より下端に向けて後下方に傾斜し
て形成されている。又、フロアパネル3及びその
縁部フランジ3′に、前縁をインナパネル6のビ
ード8に適合させ、後縁にはフロア面から下方に
向つて成形された垂直部9の下端D,Fがビード
8の後縁8′に当接するように形成された凹陥部
10が設けられている。該凹陥部10の下方には
ビード8の後縁8′及びフロアパネル3の垂直部
9の下端D,Fとにより囲まれるビード対応部分
B,D,F,G(第8図参照)を包含しフロアの
上面に達しない切欠11が形成されている。実施
例では切欠11の大きさは第8図に示すように
B,D,F,Lで囲まれた部分になつている。L
はビード8の前縁8″の前下端である。又アウタ
パネル1の下部フランジ1′とビード8によつて
シル空洞12と室外とを連通する水抜き穴13が
形成される。尚ビード8は半円形断面でも良い
し、切欠11の形状も任意である。
本考案によれば切欠によりフロアパネルの凹陥
部が小さくでき、シーリングに必要な穴5となる
平行四辺形CHJKの大きさが小さくなる。そのた
め使用するシーリング材の割れも防止できる。更
にシーリング作業も容易となる。それに加えシル
アウタ面は平らで外観の体裁が良い。又凹陥部の
後縁を垂直に形成するため、フロアパネルをプレ
ス加工により成形するとき、加工方向(第5図の
矢印イ、ロ)の影になる部分がなく、他の一般の
プレス成形部分と同時にプレスで成形加工するこ
とができる。従つて、大きいフロアパネルのプレ
ス成形とは別に凹陥部の加工をする必要がなく、
プレス成形やスポツト溶接やシーリング作業時が
増えることがない。
更に、ビードを後下方に傾斜させたため、水抜
き穴も後下方に傾斜するため、走行中前輪等によ
つて前方から飛散してくる泥水が入りにくい等の
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシル水抜き構造の一例を示す斜
視図、第2図は他の例を示す平面図、第3図は正
面図、第4図は更に他の例を示す縦断側面図であ
る。第5図は本考案に係る水抜き構造の分解斜視
図、第6図は組込んだ縦断側面図、第7図は平面
図、第8図は正面図である。 1……アウタパネル、3……フロアパネル、6
……インナパネル、8……ビード、9……垂直
部、10……凹陥部、11……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナパネルとアウタパネルとによつて車体下
    部に前後方向に箱断面が形成されたシルの、前記
    インナパネルの下部フランジとアウタパネルの下
    部フランジとの合せ部に、フロアパネルに形成さ
    れたフロア面より下方に延在された縁部フランジ
    が当接され、前記3枚のパネルが重ねて溶接さ
    れ、前記インナパネルの下部に、室内側に突出し
    た後下方に傾斜されたビードが設けられ、該ビー
    ドはフロア面より上方に延在され、アウタパネル
    の下部フランジとでシル空洞と室外とを連通する
    水抜き穴が形成され、更にフロアパネルの縁部フ
    ランジには前記ビードに対応して凹陥部が形成さ
    れ、該凹陥部の後縁にはフロア面からビードの後
    縁に接するまで下方に向う垂直部が形成されてい
    ると共に、前記フロアパネルの縁部フランジに
    は、前記垂直部の下端D,Fと垂直部前下端F下
    方の縁部フランジ下端Gと前記ビードの後縁部下
    端Bとで囲まれたビード対応部分を包含する切欠
    が形成されていることを特徴とするシルの水抜き
    構造。
JP19313281U 1981-12-28 1981-12-28 シルの水抜き構造 Granted JPS5899179U (ja)

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JP19313281U JPS5899179U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 シルの水抜き構造

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JP19313281U JPS5899179U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 シルの水抜き構造

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Publication Number Publication Date
JPS5899179U JPS5899179U (ja) 1983-07-06
JPS6134935Y2 true JPS6134935Y2 (ja) 1986-10-11

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ID=30106502

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JP19313281U Granted JPS5899179U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 シルの水抜き構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4513502B2 (ja) * 2004-10-29 2010-07-28 日産自動車株式会社 サイドシル構造及び該サイドシル構造の加工方法
JP4735049B2 (ja) * 2005-05-23 2011-07-27 日産自動車株式会社 サスペンションメンバ取付部の水抜き構造

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Publication number Publication date
JPS5899179U (ja) 1983-07-06

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