JPS5848229Y2 - 乗用自動車の車体構造 - Google Patents
乗用自動車の車体構造Info
- Publication number
- JPS5848229Y2 JPS5848229Y2 JP11988878U JP11988878U JPS5848229Y2 JP S5848229 Y2 JPS5848229 Y2 JP S5848229Y2 JP 11988878 U JP11988878 U JP 11988878U JP 11988878 U JP11988878 U JP 11988878U JP S5848229 Y2 JPS5848229 Y2 JP S5848229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- wheel house
- body structure
- flange
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は乗用自動車の車体構造、特にリヤホイールハウ
スのクォータパネルとホイールハウスアウタパネルの結
合部の車体構造に関する。
スのクォータパネルとホイールハウスアウタパネルの結
合部の車体構造に関する。
この結合部には従来、一般にプレス威型性、溶接作業性
、その他の理由から上方部から下方部にかけて連続し、
車両内側に折り曲げられた７ランジをもったホイールア
ーチ部が形成されている。
、その他の理由から上方部から下方部にかけて連続し、
車両内側に折り曲げられた７ランジをもったホイールア
ーチ部が形成されている。
第１図は乗用車の車輌後部の斜視図、第２図は、第１図
に釦いてホイールハウスの前端部をＡ方向から見た図で
ある。
に釦いてホイールハウスの前端部をＡ方向から見た図で
ある。
第２図において、クォータパネル（４ドアはロッカアウ
タパネル）１とホイールハウスアウタパネル２のホイー
ルアーチ部は共に上方部から下方部に連続して車両内側
に折り曲げられたフランジ３．３′が形成され、両フラ
ンジ３，３′ をスポット溶接して結合している。
タパネル）１とホイールハウスアウタパネル２のホイー
ルアーチ部は共に上方部から下方部に連続して車両内側
に折り曲げられたフランジ３．３′が形成され、両フラ
ンジ３，３′ をスポット溶接して結合している。
これら両フランジ３゜３′は下方へ行くにしたがって次
第に上向きとなり、下方部では第３図に示すように、完
全に上向となって後輪で巻き上げた泥、砂等がこの部分
にた芽る。
第に上向きとなり、下方部では第３図に示すように、完
全に上向となって後輪で巻き上げた泥、砂等がこの部分
にた芽る。
泥、砂等が湿気を持っていた場合（（はホイール・・ウ
スアウタパネル２の腐食が起き易くなる。
スアウタパネル２の腐食が起き易くなる。
特に海浜地区のように塩分を含んだ道路の泥た１りの泥
がたすると、腐食が一層起き易くなる。
がたすると、腐食が一層起き易くなる。
なお、第２図において４はホイールハウスインナパネル
である。
である。
本考案は上記不具合を解消するために提案されたもので
、下方部における泥た塘りの原因となる７ランジ部をな
くすと共にクォータパネルとホイール・・ウスアウタパ
ネル両部材をそれぞれの底部（外板面）で溶接するよう
にした車体構造を提供することを目的とする。
、下方部における泥た塘りの原因となる７ランジ部をな
くすと共にクォータパネルとホイール・・ウスアウタパ
ネル両部材をそれぞれの底部（外板面）で溶接するよう
にした車体構造を提供することを目的とする。
以Ｆ、本考案を実施例の図面を参照しながら説明する。
第４図は本考案の一実施例に係る乗用車の車体構造の外
観図で、第２図の従来の車体構造に適用したものである
。
観図で、第２図の従来の車体構造に適用したものである
。
第５図は第４図のＤ′Ｄ′断面の断面図、第６図は第４
図のＣ’ −Ｃ’断面の断面図である。
図のＣ’ −Ｃ’断面の断面図である。
クォータパネル１とホイールハウスアウタパネル２には
従来と異なり、はぼ垂直な部分弧状の上方部にのみフラ
ンジ３，３′が形成、され、車両横方向に水平あるいは
水平に近い下方部は、第６図に示すようにフランジ３，
３′に相当する折り曲げ部を欠くとともに、車両前後方
向に水平、あるいは折り曲げ部を欠く側端に向かって下
向きにわずかに頌斜し、上方部と下方部の間の中間部に
は、洗車時等に手を怪我しないように第５図に示すよう
に、フランジ３，３′ より著（２く低い、例えば５〜
８馴程度の折り曲げ縁が連続的に形成されている。
従来と異なり、はぼ垂直な部分弧状の上方部にのみフラ
ンジ３，３′が形成、され、車両横方向に水平あるいは
水平に近い下方部は、第６図に示すようにフランジ３，
３′に相当する折り曲げ部を欠くとともに、車両前後方
向に水平、あるいは折り曲げ部を欠く側端に向かって下
向きにわずかに頌斜し、上方部と下方部の間の中間部に
は、洗車時等に手を怪我しないように第５図に示すよう
に、フランジ３，３′ より著（２く低い、例えば５〜
８馴程度の折り曲げ縁が連続的に形成されている。
なお、クォータパネル１とホイールハウスアウタパネル
部はフランジ３，３′ で、下方部と中間部は底部（外
板面）で行なわれる。
板面）で行なわれる。
このようにクォータパネル１とホイールハウスアウタパ
ネル２の下方部にはフランジが切り取られており、かつ
水平あるいは車体外側にわずかに傾斜しているので、こ
の部分に泥、砂等がたすることばない。
ネル２の下方部にはフランジが切り取られており、かつ
水平あるいは車体外側にわずかに傾斜しているので、こ
の部分に泥、砂等がたすることばない。
第１図のＢ部はホイール／Ｘウスの後端部であるが、Ａ
部と同様の構造であり、本考案の構造を用しれば同様に
泥等がた芽るのが解消される。
部と同様の構造であり、本考案の構造を用しれば同様に
泥等がた芽るのが解消される。
本考案は上記のような構造であるので、従来構造に見る
ようにクォータパネルとホイールハウスアウタパネルの
間の下方部に泥土かた１つてホイールハウスアウタパネ
ルが腐食されるのを防止するとともに常時の点検、整備
を容易にし、故障防止に大いに効果がある。
ようにクォータパネルとホイールハウスアウタパネルの
間の下方部に泥土かた１つてホイールハウスアウタパネ
ルが腐食されるのを防止するとともに常時の点検、整備
を容易にし、故障防止に大いに効果がある。
第１図は乗用車の車輌後部を示す斜視図、第２図は第１
図においてホイール・・ウスの前端部ヲＡ方向から見た
従来の車両構造の斜視図、第３図は第２図の線Ｃ−Ｃに
沿ってとられた断面図、第４図は本考案の一実施例に係
る車体構造の斜視図、第５図および第６図は第４図の線
Ｄ’ −Ｄ’・およびｃ’ −ｃ’ それぞれに沿
ってとられた断面図である。 １・・・・・・クォータパネル、２・・・・・・ホイー
ルハウスアウタパネル、３，３’ ・・・・・・７ラン
ジ、４・・・・・・ホイールハウスインナハネル。
図においてホイール・・ウスの前端部ヲＡ方向から見た
従来の車両構造の斜視図、第３図は第２図の線Ｃ−Ｃに
沿ってとられた断面図、第４図は本考案の一実施例に係
る車体構造の斜視図、第５図および第６図は第４図の線
Ｄ’ −Ｄ’・およびｃ’ −ｃ’ それぞれに沿
ってとられた断面図である。 １・・・・・・クォータパネル、２・・・・・・ホイー
ルハウスアウタパネル、３，３’ ・・・・・・７ラン
ジ、４・・・・・・ホイールハウスインナハネル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 乗用自動車のりャホイールハウスのクォータパネルとホ
イールハウスアウタパネルの結合部において、 前記クォータパネルと前記ホイールハウスアウタパネル
が、車両内側に折り曲げられたフランジをそれぞれを有
して、両フランジで溶接結合され、はぼ垂直な部分弧状
の上方部と、前記フランジに相当する折り曲げ部を欠き
、車両横方向にほぼ水平で、車両前後方向に水平、ある
いは折り曲げ部を欠く側端に向かって下向きにわずかに
頌斜し、互いに溶接されたド方部と、前記上方部と前記
下方部との間に連続して形成され、前記上方部のフラン
ジより著しく低い折り曲げ縁を有し、かつそれぞれの底
面で互いに溶接された部分弧状の中間部を一体的に形成
されて備えることを特徴とする乗用自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11988878U JPS5848229Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 乗用自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11988878U JPS5848229Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 乗用自動車の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537703U JPS5537703U (ja) | 1980-03-11 |
| JPS5848229Y2 true JPS5848229Y2 (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=29075573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11988878U Expired JPS5848229Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 乗用自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848229Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837939U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-11 | 小松ゼノア株式会社 | スロツトルレバ−装置 |
| JPS58109533U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-26 | セイレイ工業株式会社 | 遠心クラツチ付エンジン等のアクセル装置 |
-
1978
- 1978-09-02 JP JP11988878U patent/JPS5848229Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537703U (ja) | 1980-03-11 |
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