JPS624059Y2 - - Google Patents

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JPS624059Y2
JPS624059Y2 JP7360282U JP7360282U JPS624059Y2 JP S624059 Y2 JPS624059 Y2 JP S624059Y2 JP 7360282 U JP7360282 U JP 7360282U JP 7360282 U JP7360282 U JP 7360282U JP S624059 Y2 JPS624059 Y2 JP S624059Y2
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JP
Japan
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panel
cowl top
apron
top panel
bead
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JP7360282U
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JPS58176074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は構成部品数を少なくし、製作容易性
を向上させた自動車の排水装置に関するものであ
る。
自動車のフロント部分の構造は、車体両側にあ
るフエンダの内部にパネルエプロンを立て、この
両側のパネルエプロンの間に水平にカウルアツパ
パネルを置き、両側を上方に屈折させて溶接代と
したこのカウルアツパパネルを、その溶接代の部
分でパネルエプロンの中間部分に溶接により接合
したものが普通である。そしてその前部には、別
のパネルが接合されて箱状に形成される。このよ
うに箱状に形成されると、雨水や洗車水が溜るこ
とになるおそれもあるので、なんらかの排水装置
が必要になる。
次に第1図ないし第3図について従来の排水装
置を説明すると、まず第1図において1はフエン
ダであつて車体の左側のものである。図示しない
が右側にも対称形状のものがあつて、左右の車輪
の上部を覆うようになつている。このフエンダ1
の内側には、上端を外側に屈折させて断面L字状
にしたパネルエプロン2が立てられており、この
パネルエプロン2は屈折部3でフエンダ1の屈折
部4に溶接5をされ、フエンダ1に接合されてい
る。このパネルエプロン2の下部には、両側部を
接合用の切起し部6にしたカウルアツパパネル7
の切起し部6が重ね合わされており、この部分で
溶接8をされて接合している。9はフロントパネ
ルであつて、下部の屈折部10を溶接11するこ
とにより、カウルアツパパネル7の前縁部に接合
されているものである。
このような構造の自動車においては、カウルア
ツパパネル7の上方をボンネットパネル(図示せ
ず)で覆つて使用することになるが、雨水や洗車
水が浸入するおそれがある。これらの水が浸入す
ると車内に溜つてしまうので、水抜きを設けなけ
ればならない。そこで従来は、カウルアツパパネ
ル7の切起し部6の近傍に上方から下方に向けた
バーリング孔12を設け、その下部に、第2図に
示すよう形状のドレン13を配設している。ドレ
ン13の取り付けは、上部のフランジ14を溶接
15によつてカウルアツパパネル7に接合し、側
部のフランジ16を溶接17によつてパネルエプ
ロン2に接合して行なつている。この位置のパネ
ルエプロン2には第3図に示すように孔18が設
けられている。
この構造の場合、第3図に示すように、パネル
エプロン2の孔18の上縁部とカウルアツパパネ
ル7の側端との接合部、カウルアツパパネル7の
下面とドレン13のフランジ14との縁部、ドレ
ン13のフランジ16の下縁とパネルエプロン2
側部との間、パネルエプロン2の孔18下縁部と
ドレン13のフランジ16の内側との間に、シー
ラ19を塗布する必要があるので、複雑な構造と
なるうえシールが不完全となる問題があつた。ま
た、ドレン13を必要とするので部品点数が多
く、かつ、このドレン13の取付部のシールがし
にくいので、この部分から水洩れが生じ易い問題
もあつた。
この考案はこれらの問題を解決したもので、こ
の考案の一実施例を第4図ないし第9図について
説明すると、まず第4図において20はパネルエ
プロンであつて、前述のパネルエプロン2に対応
するものであり、上部の屈折部21で図示しない
第1図と同様のフエンダ1に接合されるものであ
る。このパネルエプロン20の一部には外方(フ
エンダ側)に向けて打込み22が設けられてお
り、その下部に、やはり外方に向けたバーリング
孔23が設けられている。パネルエプロン20に
はさらに、前後方向に沿つて内側に向けたビード
24が設けてあつて、ビード24の上面の一部は
バーリング孔23の下部に接続されている(第5
図、第6図参照)。
第7図は、この考案に係るカウルアツパパネル
25を示すもので、両側(図には一側のみを示
す)には上方に向けた切起し部26が形成してあ
つて、切起し部26の一部を外方へ向けて平らに
した切開き27が設けられている。そして切開き
27に臨むカウルアツパパネル25の平面部に
は、切開き27側を低くした斜面28が設けられ
ている。このカウルアツパパネル25は、第8図
に示すように切開き27を、パネルエプロン20
に設けてあるバーリング孔23の下部に合致させ
て水抜きを形成することになる。
この場合、左右のパネルエプロン20の間に上
方からカウルアツパパネル25を吊り下して組付
けることになるが、パネルエプロン20には打込
み22が設けられているので、切開き27があつ
ても、支障を生じないことになる。パネルエプロ
ン20にはビード24が設けられているので、カ
ウルアツパパネル25はこの上にのることにな
り、上下方向と前後方向の位置決めがされること
になる。カウルアツパパネル25をのせる前に、
ビード24の上部に発泡性のシーラ(スポツトシ
ーラ)29を塗布しておく。これによりこの部分
の水洩れ防止ができる。(第9図参照)。30は溶
接個所である。
この考案は上述のように構成したものであるか
ら、次のような効果がある。
(1) 従来必要であつたドレンを設けなくてよいの
で、構造が簡単になり、しかも良好な排水効果
が得られる。
(2) パネルエプロンのビードにより、カウルアツ
パパネルの位置決めが良好になる。
(3) 従来カウルアツパパネルに設けられていたバ
ーリング孔が不要になるので、シーラ塗布個所
が減少し、作業が楽になる。
(4) ビード上部に発泡性のシーラを塗布すること
ができるので、溶接個所からの水洩れが防止で
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排水装置を示す斜視図、第2図
は第1図のものに使用されるドレンの斜視図、第
3図は第1図の−線における断面図、第4図
はこの考案に係るパネルエプロンの斜視図、第5
図は第4図の−線における断面図、第6図は
第4図の−線における断面図、第7図はこの
考案に係るカウルアツパパネルの斜視図、第8図
はこの考案の一実施例の斜視図、第9図は第8図
の−線における断面図である。 1……フエンダ、20……パネルエプロン、2
3……バーリング孔、24……ビード、25……
カウルアツパパネル、26……切起し部、27…
…切開き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体両側にあるフエンダの内側にパネルエプロ
    ンを立て、該両側のパネルエプロンの間にカウル
    アツパパネルを接合した自動車において、前記パ
    ネルエプロンに外方に向けたバーリング孔と該バ
    ーリング孔の下部に接続し前記パネルエプロンの
    前後方向に沿つて内側に向けたビードとを設け、
    前記カウルアツパパネルの両側に上方に向けて形
    成した切起し部の一部に外方へ向けて平らにした
    切開きを設け、前記カウルアツパパネルを前記ビ
    ード上にのせ、前記切開きを前記バーリング孔の
    下部に合致させたことを特徴とする自動車の排水
    装置。
JP7360282U 1982-05-21 1982-05-21 自動車の排水装置 Granted JPS58176074U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7360282U JPS58176074U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 自動車の排水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7360282U JPS58176074U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 自動車の排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176074U JPS58176074U (ja) 1983-11-25
JPS624059Y2 true JPS624059Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=30083110

Family Applications (1)

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JP7360282U Granted JPS58176074U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 自動車の排水装置

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Families Citing this family (7)

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JPS6127244A (ja) * 1984-07-19 1986-02-06 凸版印刷株式会社 紙製搬送用パレツトおよびその製造方法
JPH0122780Y2 (ja) * 1984-10-02 1989-07-10
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JP3928196B2 (ja) * 1997-01-07 2007-06-13 日産自動車株式会社 車体前部構造
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JPS58176074U (ja) 1983-11-25

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