JPH077228Y2 - 車輌のウエザストリツプ取付構造 - Google Patents

車輌のウエザストリツプ取付構造

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JPH077228Y2
JPH077228Y2 JP1987054600U JP5460087U JPH077228Y2 JP H077228 Y2 JPH077228 Y2 JP H077228Y2 JP 1987054600 U JP1987054600 U JP 1987054600U JP 5460087 U JP5460087 U JP 5460087U JP H077228 Y2 JPH077228 Y2 JP H077228Y2
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JP
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panel
cowl
flange portion
weather strip
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JP1987054600U
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JPS63161055U (ja
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成一 佐藤
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌のフロントフードパネルとカウルトップ
パネルとが重なる部分に適用する、車輌のウエザストリ
ップ取付装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車のフロントフードパネル(ボンネットパネル)は
開閉するものであり、閉じたときには、その下部(内
部)に水が入らないようにする必要がある。そこでこの
重なる部分にはウエザストリップを介装して水漏れが生
じないようにする。第3図は従来におけるウエザストリ
ップの取付構造の一例を示すものであり、1はカウルト
ップパネル、2ハカウルフロントパネル、3はカウルア
ッパパネルである。カウルトップパネル1の前端とカウ
ルフロントパネル2の上端との接合部にはウエザストリ
ップ4が取付けられ、防水効果を維持してフロントフー
ドパネル5の後端を受けるようになっている。
また、自動車用フードパネルのシール構造として、実開
昭57−53971号公報に開示されているものがある。この
公報のものはカウルトップフロントパネルの上端に形成
したフランジ部と、カウルトップアウタパネルの前端に
形成したフランジ部とウエザストリップを介してタッピ
ングスクリューによって結合させたものであり、フード
パネルはこのウエザストリップの上方向に突出した突出
部に当接して保持される。また、公報中、ワイパブレー
ドがデッキガーニッシュ内に格納される自動車の場合に
は、カウルトップフロントパネルの上端の折曲させて形
成したフランジ部の上部にウエザストリップを載置し、
これを押え板とクリップとからなる押え部材によって固
定し、この固定したウエザストリップの突出部ににフー
ドパネルを当接させてこれを保持するようにしたもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成の従来のものは、カウルアッパパネル1
の前端が下方に向けて屈折され、かつ、露出しているた
めに、外観上で解決すべき点が残されており、またこの
前端近傍に不用意に手を出したときには、この手を切っ
てしまうおそれもあった。そこで第4図に示すように、
カウルトップパネル1の前端部を上方に向け、この部分
にウエザストリップ4を装着することも考えられる。こ
のような構造にすれば、第3図のものが有した問題点は
解決することができるものの、この構造ではカウルトッ
プパネル1の前端折曲げ部にウエザストリップ4を取付
けるために、この折曲げ部の高さに応じて、ボディ側
(カウルトップパネル1側)とフロントフードパネル5
側とのクリアランスが大きくなり、したがってこのクリ
アランスが大きくてもよい車輌にしか適用できない問題
がある。また、実開昭57−53971号公報に開示されてい
る自動車用フードパネルのシール構造は、カウルトップ
フロントパネル5の上端に形成したフランジ部と、カウ
ルトップアウタパネル2の前端に形成したフランジ部と
の間にウエザストリップ6を介在させているので、両パ
ネル5,2はタッピングスクリュー8によって結合させる
しかなく、両パネル5,2の結合部の強度が低下する問題
があった。
また、ワイパブレードがデッキガーニッシュ内に格納さ
れる自動車の場合には、カウルトップフロントパネルの
上端に形成したフランジ部の上部にウエザストリップを
固定し、フードパネルはこのウエザストリップを取付け
たカウルトップフロントパネルにのみよって保持される
ので、強度が弱い問題がある。本考案はこの点に鑑みて
成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る車輌のウエザストリップ取付構造は、起立
した状態のカウルフロントパネルの上端を車体前方に向
けて屈折させてフランジ部に形成し、該フランジ部の上
部にカウルトップパネルの前端を重合させて固定し、該
重合させて固定した部分の上部にウエザストリップを取
付け、該ウエザストリップを介してフロントフードパネ
ルの後端をカウルトップパネルの前端に被せるようにし
た車輌において、前記カウルトップパネルの前端を下方
に折曲げてフランジ部に形成し、該フランジ部で前記カ
ウルフロントパネルの前記フランジ部の上部から前部を
包囲し、また、カウルトップパネルの後端のフランジ部
とカウルアッパパネルの後端のフランジ部とを重合させ
て固定し、さらに、前記カウルアッパパネルの前端と前
記カウルフロントパネルの下端のフランジ部とを重合さ
せて固定すると共に、これらカウルトップパネル、カウ
ルフロントパネルおよびカウルアッパパネルによってボ
ックスを形成し、前記ウエザストリップはその本体部が
断面視略三角形で、前端部には係合部を有する垂下部が
形成され、前記本体部の底部を、前記カウルトップパネ
ルの前端と、前記カウルフロントパネルのフランジ部と
の前記重合させて固定した部分の上部に取付け、前記垂
下部の係合部で前記カウルトップパネルのフランジ部を
包囲したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案は、以上説明したように、起立した状態のカウル
フロントパネルの上端を車体前方に向けて屈折させてフ
ランジ部に形成し、このフランジ部の上部にカウルトッ
プパネルの前端を重合させて固定すると共にカウルトッ
プパネルの前端に設けたフランジ部でカウルフロントパ
ネルの上部のフランジ部の上部から前部を包囲し、ま
た、カウルトップパネルの後端のフランジ部とカウルア
ッパパネルの後端のフランジ部とを重合させて固定し、
さらに、カウルアッパパネル前端とカウルフロントパネ
ルの下端のフランジ部とを重合させて固定させて、これ
らカウルトップパネル、カウルフロントパネルおよびカ
ウルアッパパネルによりボックスを形成したので、この
ボックス部分のカウルトップパネルとカウルフロントパ
ネルとカウルアッパパネルが強固に連結されて強度が向
上し、フロントフードパネルを閉鎖してもこれを安定し
て保持することが可能になる。
また、カウルフロントパネルとカウルトップパネルの重
合させて固定した部分の上部にウエザストリップを取付
けるようにしたので、カウルフロントパネルとカウルト
ップパネルとをウエザストリップを介在させることな
く、直接、強固に取付、固定することが可能になる。
また、ウエザストリップの本体部の底部をカウルトップ
パネルの先端の平坦な部分に取付けているので、ウエザ
ストリップの取付位置が従来に比べて高くなるようなこ
とがなく、また、ウエザストリップの垂下部に設けた係
合部でカウルトップパネルのフランジ部を包囲したの
で、フランジ部の露出部分をなくすことが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図にもとづいて説明す
る。図において、起立した状態のカウルフロントパネル
2の上端には車体前方に向けて屈折させたフランジ部2a
が形成されており、また、カウルトップパネル1の前端
には下方に折曲させたフランジ部1aが形成されている。
そして、この下方に折曲させたフランジ部1aによってカ
ウルフロントパネル2のフランジ部2aの前部から上部を
包囲すると共に、カウルフロントパネル2のフランジ部
2aとカウルトップパネル1の前端とを重合させて固定さ
せている。
また、カウルトップパネル1の後端のフランジ部1bとカ
ウルアッパパネル3の後端のフランジ部3bとを重合させ
て固定し、さらに、カウルアッパパネル3の前端3aとカ
ウルフロントパネル2の下端のフランジ部2bとを重合さ
せて固定し、これらカウルトップパネル1、カウルフロ
ントパネル2およびカウルアッパパネル3によってボッ
クス8が形成されている。
一方、ウエザストリップ4は、緩衝機能を有する部分の
本体部4aが断面視略三角形をしており、その前端部には
係合部を有する垂下部4bが形成されている。したがっ
て、このウエザストリップ4をカウルフロントパネル2
のフランジ部2aと、カウルトップパネル1の先端との重
合させた部分に取付ける場合は、垂下部4bを前側にして
前記係合部でカウルトップパネル1の前端のフランジ部
1aを包囲し、かつ、本体部4aの縦辺を後側にして配置す
る。
そして、ウエザストリップ4の本体部4aの底部をカウル
フロントパネル2のフランジ部2aと、カウルトップパネ
ル1の前端との重合させた部分にネジ6によって取付、
固定している(拡大して示す第2図参照)。ネジ6はネ
ジ取付場所のウエザストリップ4の上部に孔(4〜5個
所)を明け、この孔よりネジ止めしている。また、ネジ
6の代わりにクリップを用いてもよい。この場合、クリ
ップをウエザストリップと一体成形しておき、後からク
リップを前記重合させた部分に差込んむようにしてい
る。なお、第1図において、符号7で示すものはダッシ
ュパネルである。
以上説明したように、起立した状態のカウルフロントパ
ネル2の上端のフランジ部2aの上部から前部をカウルト
ップパネル1の前端のフランジ部1aで包囲すると共にフ
ランジ部2aにカウルトップパネル1の前端を重合させて
固定し、また、カウルトップパネル1の後端のフランジ
部1bとカウルアッパパネル3の後端のフランジ部3bとを
重合させて固定し、さらに、カウルアッパパネル3の前
端3aとカウルフロントパネル2の下端のフランジ部2bと
を重合させて固定し、カウルトップパネル1、カウルフ
ロントパネル2およびカウルアッパパネル3とによって
ボックス8を形成したので、これらカウルトップパネル
1とカウルフロントパネル2とカウルアッパパネル3が
強固に連結されて強度が向上し、フロントフードパネル
5をウエザストリップ4上に当接させて閉鎖してもこれ
を安定して保持することが可能になる。
また、カウルフロントパネル2とカウルトップパネル1
の重合して固定した部分の上部にウエザストリップ4の
本体部4aを取付けるようにしたので、カウルフロントパ
ネル2とカウルトップパネル1とを、直接、固定するこ
とが可能になる。これにより、両パネル1,2をウエザス
トリップ4の取付けに関係なく強固に固着させることが
可能になる。
また、ウエザストリップ4の本体部4aの底部をカウルト
ップパネル1の先端の平坦部に直接、取付けているの
で、従来に比してウエザストリップ4の取付位置が高く
なることがなく、また、ウエザストリップ4の垂下部4b
に設けた係合部でカウルトップパネル1のフランジ部1a
を包囲したので、フランジ部1aの露出を回避することが
可能になる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したようにカウルフロントパネル、
カウルトップパネルおよびカウルアッパパネルの端部を
それぞれ固定してボックスに形成したので、これら各パ
ネルが強固に連結され強度を向上させることができる。
これによって、フロントフードパネルを閉鎖しても安定
してこれを保持することができる。
また、カウルフロントパネルとカウルトップパネルの重
合させて固定した部分の上部にウエザストリップの本体
部を取付けるようにしたので、カウルフロントパネルと
カウルトップパネルとを、ウエザストリップを介在させ
ることなく、直接、強固に固定することができる。した
がって、先にカウルフロントパネルとカウルトップパネ
ルとを組付けすることができるので、製作時の作業能率
が向上する。
さらに、ウエザストリップの本体部の底部をカウルトッ
プパネルの先端の平坦な部分に取付けているので、ウエ
ザストリップの取付位置が従来に比べて高くなるような
ことがない。これにより、フロントフードパネルとカウ
ルトップパネルとのクリアランスを小さくすることがで
きると共にフロントフードパネル下部(エンジンルー
ム)の外観向上を図ることができる。
また、ウエザストリップの垂下部に設けた係合部でカウ
ルトップパネルのフランジ部を包囲したので、カウルト
ップパネルのフランジ部の露出がなくなり作業時に手を
切る虞がない。さらに、ウエザストリップの係合部をカ
ウルトップパネルのフランジ部に係合させ、本体部の底
部をカウルトップパネルと、カウルフロントパネルのフ
ランジ部との重合部に固定したので、ウエザストリップ
が位置ずれしたり、浮ついたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
中の要部の拡大断面図、第3図および第4図は従来例の
縦断面図である。 1……カウルトップパネル 1a……フランジ部 2……カウルフロントパネル 4……ウエザストリップ 5……フロントフードパネル 6……ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起立した状態のカウルフロントパネルの上
    端を車体前方に向けて屈折させてフランジ部に形成し、
    該フランジ部の上部にカウルトップパネルの前端を重合
    させて固定し、該重合させて固定した部分の上部にウエ
    ザストリップを取付け、該ウエザストリップを介してフ
    ロントフードパネルの後端をカウルトップパネルの前端
    に被せるようにした車輌において、前記カウルトップパ
    ネルの前端を下方に折曲げてフランジ部に形成し、該フ
    ランジ部で前記カウルフロントパネルの前記フランジ部
    の上部から前部を包囲し、また、カウルトップパネルの
    後端のフランジ部とカウルアッパパネルの後端のフラン
    ジ部とを重合させて固定し、さらに、前記カウルアッパ
    パネルの前端と前記カウルフロントパネルの下端のフラ
    ンジ部とを重合させて固定すると共に、これらカウルト
    ップパネル、カウルフロントパネルおよびカウルアッパ
    パネルによってボックスを形成し、前記ウエザストリッ
    プはその本体部が断面視略三角形で、前端部には係合部
    を有する垂下部が形成され、前記本体部の底部を、前記
    カウルトップパネルの前端と、前記カウルフロントパネ
    ルのフランジ部との前記重合させて固定した部分の上部
    に取付け、前記垂下部の係合部で前記カウルトップパネ
    ルのフランジ部を包囲したことを特徴とする車輌のウエ
    ザストリップ取付構造。
JP1987054600U 1987-04-10 1987-04-10 車輌のウエザストリツプ取付構造 Expired - Lifetime JPH077228Y2 (ja)

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