JPH078272Y2 - 車両の着脱式ルーフのシール構造 - Google Patents

車両の着脱式ルーフのシール構造

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JPH078272Y2
JPH078272Y2 JP1988096671U JP9667188U JPH078272Y2 JP H078272 Y2 JPH078272 Y2 JP H078272Y2 JP 1988096671 U JP1988096671 U JP 1988096671U JP 9667188 U JP9667188 U JP 9667188U JP H078272 Y2 JPH078272 Y2 JP H078272Y2
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JP
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roof
vehicle
vehicle body
seal
attached
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JP1988096671U
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定 西口
浩之 茶堂
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の車両の着脱式ルーフのシール構造
に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車などの車両において、ルーフを着脱可能と
し、車体から取り外した着脱式ルーフをトランクルーム
内に格納するようにしたものは知られている(例えば実
開昭62−122727号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) ところが、そのように、ルーフを着脱可能としたものに
おいては、ルーフを車体に装着する際、雨水などの車室
内への侵入を防止するために、ルーフと車体との接続部
分におけるシール性を確保する必要がある。しかも、ル
ーフの着脱操作性を損なわないようにしなければならな
い。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、着脱自在の
ルーフを有する車両において、簡単な構成でもって、ル
ーフの着脱操作性を損なうことなく、ルーフ装着時にお
けるルーフと車体との間のシール性を確保できる着脱式
ルーフのシール構造を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、ルーフにシール
部材を設け、車体(リヤデッキ及びリヤフェンダの周
縁)に取付けられるモール部材を有効利用してシール性
を確保するものである。
より具体的には、本考案は、着脱自在のルーフがメイン
ルーフ部と該メインルーフ部より下方に延びるリヤルー
フ部とから構成され、該リヤルーフ部の下端周縁に突起
部が形成され、該突起部にシール部材が取付けられる一
方、車体のリヤデッキ及びリヤフェンダの周縁にモール
部材が設けられ、上記ルーフの装着時に上記シール部材
が上記モール部材に当接してシールを行っている。
(作用) ルーフを車体に取付けると、リヤルーフ部の下端周縁に
突起部に設けられたシール部材が車体側のモール部材に
当接(圧接)して、ルーフと車体との間のシールが行わ
れ、雨水などの車室内への侵入が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
着脱式ルーフを有する自動車を示す第1図において、1
は自動車で、車体2に対し、ハードルーフ3と、幌部材
からなるルーフ(図示せず)とが択一的に取付けられる
ようになっている。
上記ハードルーフ3は、第2図に示すように、主として
車室上方を覆うメインルーフ部4と、該メインルーフ部
4の後縁部より車体2側のリヤデッキ8及びリヤフェン
ダ11(第3図及び第4図参照)との上縁形状に対応して
下方に延びるリヤルーフ部5とからなる。
また、第3図に詳細を示すように、上記ハードルーフ3
は、ルーフインナ3Aの外側にルーフアウタ3Bが接合され
てなる。しかして、リヤルーフ部5を構成するルーフイ
ンナ3Aの下端周縁には、その全体に亘って略鉛直下方に
突出する突起部6が形成され、該突起部6の下端縁全体
に亘ってシール部材7が下向きに取付けられている。な
お、シール部材7は、突起部6に取付けられる取付部7a
と、該取付部7aより車体外方側へ突出した中空状のシー
ル部7bとからなっている。
また、8はリヤデッキで、アウタパネル9とインナパネ
ル10とが接合されてなる。11はリヤフェンダで、インナ
パネル12とアウタパネル13とが接合されてなる。
しかして、上記リヤデッキ8の両パネル9,10の接合部14
の部位から後部のリヤデッキ8の両パネル12,13の接合
部15の部位までモール部材16が取付固定されている。
車体2側の上記モール部材16に、上記ハードルーフ3が
車体2に取付けられた状態で、ハードルーフ3側のシー
ル部材7が当接(圧接)して、車体2とハードルーフ3
との間のシールを行うようになっている。
また、ハードルーフ3の後側は、第4図に示すように、
ルーフインナ3Aの突起部6の内側に中空の突出部17が形
成されており、さらに後部に形成される開口部にはバッ
クウインドガラス18が接着剤19にて取付固定され、その
周縁にウインドモール20が設けられている。21は接着剤
19の流れを規制するダム部材、22はプロテクタである。
上記のように構成すれば、ハードルーフ3を車体2に取
付けるだけで、シール部材7とモール部材16とが相互に
当接してシール部が形成され、ハードルーフ3と車体2
との間のシールが行われる。
その場合、リヤデッキ8からリヤフェンダ11に亘って配
設されているモール部材16を利用し、シール部材7はハ
ードルーフ3の突起部6に取付けるだけの構造であるの
で、シール部材7の取付けが簡単であり、ハードルーフ
3側の構造も極めて簡単である。
また、ハードルーフ3のリヤルーフ部5の後縁を延長し
て、該延長された後縁に別のモール部材を取付け、該モ
ール部材をリヤデッキ8のアウタパネル9上面に当接さ
せるようにすることもできる。このようにすれば、上記
シール部材7とモール部材16とによる第1のシール部の
外側に、モール部材とリヤデッキ8のアウタパネル9上
面との当接による第2のシール部が形成されることにな
るので、前記第1及び第2のシール部により、ハードル
ーフ3と車体2との間が二重にシールされていることと
なり、その二重シールによって車室内への雨水などの水
の侵入は確実に防止される。
(考案の効果) 本考案は上記のように構成したから、着脱自在のルーフ
を有する自動車等の車両において、ルーフの着脱操作性
を損なうことなく、ルーフと車体との間のシールを確実
に行うことができる。しかも、車体側のモール部材を利
用してシールするようにしているので、シール部材の取
付け及びルーフの構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1図は着脱
式ルーフを有する自動車の斜視図、第2図ははハードル
ーフの斜視図、第3図はハードルーフと車体のリヤフェ
ンダ部分との接続部分の断面図、第4図はハードルーフ
と車体のリヤデッキ部分との接続部分の断面図である。 1…自動車、3…ハードルーフ、4…メインルーフ部、
5…リヤルーフ部、6…突起部、7…シール部材、8…
リヤデッキ、11…リヤフェンダ、16…モール部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱自在のルーフを有する車両であって、
    上記ルーフがメインルーフ部と該メインルーフ部より下
    方に延びるリヤルーフ部とから構成され、該リヤルーフ
    部の下端周縁に突起部が形成され、該突起部にシール部
    材が取付けられる一方、車体のリヤデッキ及びリヤフェ
    ンダの周縁にモール部材が設けられ、上記ルーフの装着
    時に上記シール部材が上記モール部材に当接してシール
    を行っていることを特徴とする車両の着脱式ルーフのシ
    ール構造。
JP1988096671U 1988-07-21 1988-07-21 車両の着脱式ルーフのシール構造 Expired - Lifetime JPH078272Y2 (ja)

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JPH0217422U JPH0217422U (ja) 1990-02-05
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JP4643367B2 (ja) * 2005-06-08 2011-03-02 西川ゴム工業株式会社 オープンカー用ウェザーストリップ
DE102012106974B4 (de) * 2012-07-31 2024-04-11 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Dachanordnung und Verfahren zur Montage einer Dachanordnung für ein Cabriolet-Fahrzeug

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JPH0217422U (ja) 1990-02-05

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