JPH0453339Y2 - - Google Patents

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JPH0453339Y2
JPH0453339Y2 JP1986109695U JP10969586U JPH0453339Y2 JP H0453339 Y2 JPH0453339 Y2 JP H0453339Y2 JP 1986109695 U JP1986109695 U JP 1986109695U JP 10969586 U JP10969586 U JP 10969586U JP H0453339 Y2 JPH0453339 Y2 JP H0453339Y2
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JP
Japan
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reinforcing member
roof
opening flange
head lining
side edge
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JP1986109695U
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JPS6315274U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車車体のルーフ周囲におけるオー
プニングフランジ部の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車車体11におけるルーフサイドレ
ール12の側縁に形成されたオープニングフラン
ジ部13においては、第6図及び第7図に示すよ
うに、第6図に破線で示す補強部材14が配置さ
れている部分15と、補強部材14は配置されて
いないがルーフヘツドライニング19を取付ける
ルーフヘツドライニングフツク16が嵌着されて
いる部分17と、補強部材14もルーフヘツドラ
イニングフツク16も配置されていない部分18
とが形成されていた。
(考案が解決しようとする問題点) そのため、オープニングフランジ部13の厚み
は、第7図に示すように、補強部材14が配置さ
れている部分15の厚みAと、ルーフヘツドライ
ニングフツク16が配置されている部分17の厚
みBと、いずれも配置されていない部分18の厚
みCとの差が極めて大きくなつている。従つて、
このオープニングフランジ部13にウエザースト
リツプ20を嵌着した場合、第8図aに示すよう
に厚みの大きい部分と、第8図bに示すように厚
みの小さい部分との間でウエザーストリツプ20
の嵌着部に大きな段差を生じ、第8図bに示すよ
うに厚みの小さい部分でウエザーストリツプ20
のシール性が悪化するという問題があつた。ま
た、ウエザーストリツプ20に代えてオープニン
グトリムを嵌着した場合にも段差が大きくなり、
見栄えが悪いという問題があつた。
本考案は上記問題点を解消することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、ルーフサイ
ドレールのアウタ部材の側縁とインナ部材の側縁
とを接合してオープニングフランジ部を形成する
と共に、ルーフサイドレール内部に部分的に配さ
れた補強部材の側縁が前記アウタ部材の側縁とイ
ンナ部材の側縁との間に狭持状態に接合されてな
る車体のオープニングフランジ部構造において、
補強部材が配置されていない部分に、ほぼその全
範囲にわたる長さを有するルーフヘツドライニン
グフツクを嵌着し、かつ補強部材が配置されてい
る部分及びルーフヘツドライニングフツクが配置
されている部分のいずれにおいても連続的にウエ
ザーストリツプ又はオープニングトリムを嵌着し
たことを特徴とする。
(作用) 本考案は上記した構成を有するので、ルーフ周
囲のオープニングフランジ部は、補強部材の配置
部分とルーフヘツドライニングフツクの配置部分
とで構成され、補強部材とルーフヘツドライニン
グフツクのいずれも配置されていない部分は無く
なるため、オープニングフランジにおける厚みの
差は小さくなる。従つてウエザーストリツプのシ
ール性が悪くなつたり、オープニングトリムの見
栄えが悪くなつたりすることはないのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図〜第5
図を参照しながら説明する。
第1図〜第4図において、車体1のルーフサイ
ドレール2のアウタ部分2aの側縁31とインナ
部材2bの側縁32とを接合して形成されたオー
プニングフランジ部3は、補強部材4を配置され
た部分5とそれ以外の部分6とで形成されてい
る。前記補強部材4は、第3図に示すように、そ
の側縁33が前記アウタ部材2aの側縁31とイ
ンナ部材2bの側縁32との間に狭持状態に接合
されている。前記補強部材4が配置されていない
部分6には、ほぼその全範囲にわたる長さのルー
フヘツドライニングフツク7が嵌着されている。
すなわち、第2図に示すように、ルーフヘツドラ
イニングフツク8を支持するために、その周縁部
に一体固着されたルーフヘツドライニングフツク
7がオープニングフランジ部3に嵌着されてお
り、このルーフヘツドライニングフツク7の長さ
が、オープニングフランジ部3の内、補強部材4
が配置されていない部分6の全範囲をカバーする
ように形成されているのである。
以上のように構成すると、ルーフサイドレール
2の側縁のオープニングフランジ部3の厚みは、
第4図に示すように、補強部材4を配置された部
分5の厚みAと、ルーフヘツドライニングフツク
7が嵌着された部分6の厚みBの2種類だけとな
り、かつ両者の厚みの差もそれほど大きいもので
はない。従つて、第5図に示すように、このオー
プニングフランジ部3にウエザーストリツプ9を
嵌着しても、ルーフヘツドライニングフツク7を
嵌着した部分6と補強部材4を配置した部分5と
の間での段差を緩和することができ、シール性の
不良を生ずる虞れがなくなる。又、ウエザースト
リツプ9に代えてオープニングトリムを嵌着する
場合も同様に大きな段差を生じて見栄えが悪くな
るということはないのである。
(考案の効果) 本考案の車体のオープニングフランジ部構造に
よれば、以上のように補強部材が配置されていな
い部分には、ほぼその全範囲にわたる長さを有す
るルーフヘツドライニングフツクを嵌着したの
で、ルーフ周囲のオープニングフランジ部は、補
強部材の配置部分とルーフヘツドライニングフツ
クの配置部分とで構成され、補強部材とルーフヘ
ツドライニングフツクのいずれも配置されていな
い部分は無くなるため、オープニングフランジ部
における厚みの差が小さくなり、このオープニン
グフランジ部に嵌着されたウエザーストリツプの
シール性が悪くなつたり、オープニングトリムの
見栄えが悪くなつたりすることがなくなるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は概略側面図、第2図は第1図の−線拡
大断面図、第3図は第1図の−線拡大断面
図、第4図は第1図の−線拡大断面図、第5
図は第2図にウエザーストリツプを嵌着した状態
の断面図、第6図〜第8図は従来例を示し、第6
図は概略側面図、第7図は第6図の−線拡大
断面図、第8図a,bはウエザーストリツプを嵌
着した状態の拡大断面図である。 1……車体、2……ルーフサイドレール、3…
…オープニングフランジ部、4……補強部材、5
……補強部材が配置された部分、6……補強部材
が配置されていない部分、7……ルーフヘツドラ
イニングフツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフサイドレールのアウタ部材の側縁とイン
    ナ部材の側縁とを接合してオープニングフランジ
    部を形成すると共に、ルーフサイドレール内部に
    部分的に配された補強部材の側縁が前記アウタ部
    材の側縁とインナ部材の側縁との間に狭持状態に
    接合されてなる車体のオープニングフランジ部構
    造において、補強部材が配置されていない部分
    に、ほぼその全範囲にわたる長さを有するルーフ
    ヘツドライニングフツクを嵌着し、かつ補強部材
    が配置されている部分及びルーフヘツドライニン
    グフツクが配置されている部分のいずれにおいて
    も連続的にウエザーストリツプ又はオープニング
    トリムを嵌着したことを特徴とする車体のオープ
    ニングフランジ部構造。
JP1986109695U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH0453339Y2 (ja)

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JP1986109695U JPH0453339Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JP1986109695U JPH0453339Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JPS6315274U JPS6315274U (ja) 1988-02-01
JPH0453339Y2 true JPH0453339Y2 (ja) 1992-12-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5493918U (ja) * 1977-12-16 1979-07-03
JPS6319239Y2 (ja) * 1981-05-28 1988-05-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6315274U (ja) 1988-02-01

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