JPH1129065A - フェンダパネルの取付構造 - Google Patents

フェンダパネルの取付構造

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JPH1129065A
JPH1129065A JP20250197A JP20250197A JPH1129065A JP H1129065 A JPH1129065 A JP H1129065A JP 20250197 A JP20250197 A JP 20250197A JP 20250197 A JP20250197 A JP 20250197A JP H1129065 A JPH1129065 A JP H1129065A
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JP
Japan
Prior art keywords
fender panel
window
wind
fixed
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP20250197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Takigami
義幸 瀧上
Takuo Ishikawa
拓生 石川
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication of JPH1129065A publication Critical patent/JPH1129065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のフェンダパネルの取付構造を改良して
フェンダパネルのガタツキによる異音の発生を防止する
こと。 【解決手段】 車体のフロントサイドウィンドの前端隅
角で、フロントウィンドピラー1の根元部に三角形状の
フィックスウィンド2を設けた車両において、上記フィ
ックスウィンド2の外周縁を囲むウィンドモール3の下
辺底面33に差し込み溝34を形成する。一方、上記ウ
ィンドモール3の下辺底面33に対向するフェンダパネ
ル4の上縁後端部41には、上記差し込み溝34内に嵌
合するフランジ42を立設し、上記ウィンドモール3の
差し込み溝34に上記フェンダパネル4のフランジ42
を嵌合して、フェンダパネル4の後端の上部を固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィックスウィン
ドを備えた車両のフェンダパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ワゴン車などにおいて、図2に示すよう
に、車体のフロントサイドウィンドの前端隅角で、フロ
ントウィンドピラー1の根元部に三角形状のフィックス
ウィンド2を設けた車両がある。この種の車両は、車体
の前部外側面をなすフェンダパネル4とフロントドア5
との見切り線Bが上記フロントウィンドピラー1と上記
フェンダパネル4との連結部Cよりも後方にずらした位
置にあり、上記フィックスウィンド2は、フロントウィ
ンドピラー1と、フェンダパネル4の上記連結部Cより
も後方の上縁後端部41と、フロントドア5の前部窓枠
51とで囲まれた部位に嵌め込まれる三角形状で、ガラ
スの外周縁を囲むウィンドモール3がこれに沿う車体に
固定されている。
【0003】この種の車両のフェンダパネル4の取付構
造は、図略ではあるが、上記連結部Cより前方のフェン
ダパネル4の上縁がエプロンアッパメンバに、フェンダ
パネル4の後縁がフロントピラーにそれぞれ複数箇所で
ボルト締め固定されている。更に、フェンダパネル4
は、エプロンアッパメンバに固定した上縁とフロントピ
ラーに固定した後縁との間が離れており、両者間のガタ
ツキを抑えるために、上記上縁後端部41が上記フロン
トピラーの上端のカウルサイドメンバにクリップを介し
て係合固定している。
【0004】即ち、図3に示すように、フェンダパネル
4の上縁後端部41には下方に向けて折り返した折り返
し部43が形成してある。そして、該折り返し部43
が、これを挟み込む把持部81とカウルサイドメンバ7
のアウタパネル71の取付孔に係止する基部82とを一
体形成したクリップ8により係合固定してある。カウル
サイドメンバ7は、アウタパネル71、リインフォース
メント72およびインナパネル73で構成され、それぞ
れの上縁フランジが重ね合わせて溶接結合されている。
該結合部にはフィックスウィンド2の下辺のウィンドモ
ール3が接着剤36を介して接着してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造において、フェンダパネル4の上縁後端部41
はクリップ8により固定してあるので固定強度は必ずし
も充分ではなく、車両走行時、クリップ8のガタにより
異音が発生するおそれがる。また、クリップ8は、フェ
ンダパネル4の取付け後に施される塗装を乾燥させる塗
装炉の高温に耐えうる耐熱材とする必要がありクリップ
8自体のコストが高くなる。そこで本発明は、フィック
スウィンドの下辺に沿うフェンダパネルの上縁後端部を
クリップを用いない簡素な構造で、かつ、ガタツキなく
確実に固定できるフェンダパネルの取付構造を実現する
ことを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体のフロン
トサイドウィンドの前端隅角で、フロントウィンドピラ
ーの根元部に三角形状のフィックスウィンドを設けた車
両において、上記フィックスウィンドの外周縁を囲むウ
ィンドモールの下辺底面に差し込み溝を形成する。一
方、上記ウィンドモールの下辺底面に対向するフェンダ
パネルの上縁後端部には、上記差し込み溝内に嵌合する
フランジを立設し、上記ウィンドモールの差し込み溝に
上記フェンダパネルのフランジを嵌合して、フェンダパ
ネルの後端の上部を固定する。フェンダパネルの上縁後
端は、クリップを用いることなく、フィックスウィンド
のウィンドモールを利用してガタなく固定される。
【0007】
【発明の実施の形態】図2に示す車両において、フェン
ダパネル4とフロントドア5との見切り線Bは、フロン
トウィンドピラー1とフェンダパネル4との連結部Cよ
りも後方位置に設定してある。そして、フロントウィン
ドピラー1の根元部と、フェンダパネル4の上記連結部
Cよりも後方の上縁後端部41と、フロントドア5の前
部窓枠51とで囲まれた部位に三角形状のフィックスウ
ィンド2が嵌め込んである。
【0008】一方、車体の前部外側面をなすフェンダパ
ネル4は、上記連結部Cより前方の上縁がエプロンアッ
パメンバに、上記見切り線Bをなす後縁がフロントピラ
ーにそれぞれ複数箇所でボルト締め固定してある。
【0009】図1に示すように、フロントウィンドピラ
ー1の根元部に形成されたフィックスウィンド開口Dの
開口縁には、フィックスウィンド2を固定するフランジ
状の枠部6が形成してある。枠部6は、フロントウィン
ドピラー1に沿って形成した傾斜辺61と、カウルサイ
ドメンバ7の上縁で形成したフランジ状の底辺62と、
上記傾斜辺61と底辺62とを連結する縦辺63とで構
成している。枠部6の3箇所のコーナー部にはそれぞれ
取付孔64が設けてある。
【0010】上記カウルサイドメンバ7は、アウタパネ
ル71とインナパネル73、および両パネル71,73
間に介在せしめたリインフォースメント72で構成して
いる。カウルサイドメンバ7の上端には、上記両パネル
71,73およびリインフォースメント72の上縁を重
合溶接した上縁フランジが形成してあり、該上縁フラン
ジが上記底辺62をなしている。カウルサイドメンバ7
の外側は上記フェンダパネル4で覆ってある。
【0011】フェンダパネル4の上記上縁後端部41に
は、その前端寄りの位置に、上方へ向かって立ち上がる
フランジ42が設けてある。そのフランジ42は上端が
内側に折り曲げてあってもよい。
【0012】一方、フィックスウィンド2の三角形状の
ウィンドガラス21の外周縁にはゴムまたは合成樹脂の
ウィンドモール3が取付けてある。ウィンドモール3の
内周には全周にわたってウィンドガラス21の外周縁を
嵌め込む溝部31が形成してある。断面コ字形の溝部3
1の内壁32はウィンドモール3の傾斜辺および縦辺に
おいて高く形成してあり、3箇所の隅角付近で上記枠部
6の各取付孔64に対応する位置にそれぞれクリップ2
2が突設してある。また、ウィンドモール3の下辺底面
33には、フェンダパネル4の上縁後端部41の上記フ
ランジ42に対向する位置に、下方に向かって開口する
差し込み溝34が形成してある。また、上記下辺底面3
3の外側縁には斜め外側下方に延びるヒレ部35が形成
してある。
【0013】フィックスウィンド2は、ウィンドモール
3の全周に形成した溝部31にウィンドガラス21の外
周縁を嵌合接着することにより形成される。そして、ウ
ィンドモール3の下辺底面33の上記差し込み溝34内
に、フェンダパネル4の上縁後端部41のフランジ42
を嵌入し、上記各クリップ22をそれぞれフィックスウ
ィンド開口Dの枠部6の取付孔64に嵌入係止せしめて
位置決めするとともに、ウィンドモール3の内側面全周
を枠部6に接着剤36で接着することで固定される。フ
ィックスウィンド2のウィンドガラス21の外周内面に
は、ウィンドガラス21の外周内側の取付部を隠すため
の枠どり塗装(セラミック黒色)23が施してある。上
記ヒレ部35はフェンダパネル4の上縁後端部41に当
接し、フィックスウィンド2の下縁とフェンダパネル4
の上縁後端部41との隙間をシールする。なお、上記差
し込み溝34およびフランジ42の形成位置は、フェン
ダパネル4の上縁後端部41の前後方向中間位置として
もよい。
【0014】従って、フェンダパネル4は、その上縁後
端部41に形成したフランジ42がフィックスウィンド
2のウィンドモール3の下面に形成した差し込み溝34
に嵌合しているので、エプロンアッパメンバへの固定部
とフロントピラーへの固定部と間のほぼ中間位置が、ウ
ィンドモール3を利用し、フィックスウィンド2を介し
て車体に固定される。従って、車両走行時にガタツキに
よる異音が発生せず、また、クリップを使用しない分、
コストの低減がはかれ、かつ、フェンダパネル4のフィ
ックスウィンド2への固定作業も容易となる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、フェンダパネルの上縁
後端部を、車体に固定したフィックスウィンドの下面に
簡素な構造で固定することで、フェンダパネルの固定強
度を向上し、ガタツキによる異音の発生を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので図1(A)は
フィックスウィンド設置部の斜視図、図1(B)は図1
(A)のIB−IB線および図2のA−A線に沿う位置での
断面図である。
【図2】本発明のフェンダパネルの取付構造が適用され
る車両の側面図である。
【図3】従来のフェンダパネルの取付構造を示す図2の
A−A線に沿う位置での断面図である。
【符号の説明】
1 フロントウィンドピラー 2 フィックスウィンド 3 ウィンドモール 33 下辺底面 34 差し込み溝 4 フェンダパネル 41 上縁後端部 42 フランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロントサイドウィンドの前端隅
    角で、フロントウィンドピラーの根元部に三角形状のフ
    ィックスウィンドを設けた車両において、 上記フィックスウィンドの外周縁を囲むウィンドモール
    の下辺底面に差し込み溝を形成する一方、上記ウィンド
    モールの下辺底面に対向するフェンダパネルの上縁後端
    部には、上記差し込み溝内に嵌合するフランジを立設
    し、上記ウィンドモールの差し込み溝に上記フェンダパ
    ネルのフランジを嵌合して、フェンダパネルの後端の上
    部を固定したことを特徴とするフェンダパネルの取付構
    造。
JP20250197A 1997-07-10 1997-07-10 フェンダパネルの取付構造 Pending JPH1129065A (ja)

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