JPS6346980A - 合成樹脂製車体の接合部補強構造 - Google Patents

合成樹脂製車体の接合部補強構造

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Publication number
JPS6346980A
JPS6346980A JP18896786A JP18896786A JPS6346980A JP S6346980 A JPS6346980 A JP S6346980A JP 18896786 A JP18896786 A JP 18896786A JP 18896786 A JP18896786 A JP 18896786A JP S6346980 A JPS6346980 A JP S6346980A
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JP
Japan
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reinforcing
outer panel
joint
synthetic resin
reinforcement
Prior art date
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Pending
Application number
JP18896786A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Akiyama
茂 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPS6346980A publication Critical patent/JPS6346980A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アウタパネルの内面にインナパネルを接合し
てなる合成樹脂製車体の接合部の補強構造に関し、特に
外観を損なうことなく接合強度を向上できるようにした
構造に関する。
〔従来の技術ゴ 従来、繊維強化樹N(以下FRPと記す)等の合成樹脂
を用いて一体成型した車体においては、アウタパネルの
内面にインナパネルを接合して閉断面を構成してその断
面係数を高め、これにより車体自体の強度、剛性を向上
させる方法が採用されている。上記両パネルの接合方法
としては、従来、熱溶着、接着剤による接着、あるいは
リベント、ボルトナツト等による機械的結合等がある。
そしてこの接合にあたっては、外観は確保する必要があ
るが接合強度はそれほど要求されない場合は溶着及び接
着を、外観はそれほど必要ないが大きな接合強度が要求
される場合は機械的結合をそれぞれ採用するのが一般的
である。
C発明が解決しようとする問題点〕 ところで、FRPI!1車体を備えた車両では、例えば
シートベルトを取り付けるアンカボルト装着部のように
大きな接合強度を要し、しかも外方から見え易いため外
観上の商品性も確保すべき部分がある。しかしながら上
記従来構造ではこの両方の要請に応えるのは困難であり
、結局従来構造では、例えば接合強度を優先させる場合
は外観は多少犠牲にせざるを得ないなどの問題があった
そこで本発明の目的は、外観を損なうことなく接合強度
を向上できる合成樹脂製車体の接合部補強構造を提供す
る点にある。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は、アウタパネルの内面にインナパネルを接合し
てなる合成樹脂製車体における該両パネルの接合部の補
強構造においモ、両パネルの接合部に沿って車室内側に
凹状の補強凹部を形成し、咳凹部の底面に金属製補強板
を!3!1するとともに、該補強板5アウタパネル、及
びインナパネルを少なくとも2m所において締結部材で
共締め固定し、さらに上記補強四部の開口を被覆部材で
覆ったことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る合成樹脂製車体の接合部補強構造によれば
、アウタパネルとインナパネルとの接合部に補強凹部を
形成するとともに、該凹部内に補強板を載置してこれら
を共締めしたので、この補強板により締結部材が抜けに
くくなった点及び補強凹部によりパネル自体の剛性が向
上した点により接合強度ひいては剛性が大きく向上して
いる。
また、上記補強板は被覆部材により覆われていて外方か
らは見えないので、補強板の露出により接合部の外観が
低下するということはなく、しかもこの補強板が被覆部
材の取付ブラケットを兼用しているから被覆部材の取付
構造が簡車である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例による合成樹脂
製車体の接合部補強構造を説明するための図である0図
において1は本実施例構造が適用された車体であり、該
車体1は下部ボディ2と上部ボディ3とから構成されて
いる。この下部ボディ2はフロア部の周縁に二重壁構造
の起立壁であるサイドシルを一体形成してなる、いわゆ
るバスタブ型のものである。
上記上部ボディ3はアウタパネル4の内面にインナパネ
ル5を貼着してなり、前ウィンド開ロ3a、後つィンド
開口3b、  ドア開口3e、及びクォータウィンド開
口3dの各開口が形成されている。そして上記インナパ
ネル5は上記各開口3a〜3dの縁部に沿って位置して
アウタパネル4とで閉断面を構成し、各開口3a〜3d
の縁部を補強している。
上記上部ボディ3のドア開口3C及びクォータウィンド
間口3dの開口縁部の接合フランジ部はリベット11に
より相互に固定され、該固定部には装飾用トリム部材1
2が嵌合固着されている。
そして上記上部ボディ3のドア開口3Cとクォータウィ
ンド開口3dとの間に位置するシートベルト取付用アン
カナット14近傍部分に本実施例構造が通用されている
。このドア開口3c、 クォータウィンド開口3d部分
のアウタパネル4とインナパネル5との車両前後方向に
延びる接合部には、llIi強四部6が該接合部に沿っ
て、かつ車室内側に凹状に形成されている。この補強凹
部6の底面上には鋼板製の補強部材7がR置されている
この補強部材7は鋼板を横断面コ字状に折り曲げ形成し
たものであり、所定間隔毎に固定孔7aが穿設されてお
り、また該固定孔7a間には取付穴7bが穿設された支
持突部7Cが形成されている。
そして、この補強凹部6の車室内側面には帯板状の金属
製ワッシャ13が配置されており、この補強部材7、ア
ウタパネル4.インナパネル5及びワッシャ13は固定
孔7a毎に配置されたリベット8により共締め固定され
ている。
また上記補強部材7には被覆部材9が取付られている。
この被覆部材9ば軟質樹脂製のもので、取付脚部9aに
帯板状の被覆部9bを一体形成してなり、該取付脚部9
aの両側部が上記補強部材7の両側辺部に嵌合するとと
もに、その中央部がリベット10で該補強部材7の支持
突部7Cに固定されている。そしてこの被覆部材9の被
覆部9bの両側縁部は上記補強凹部6の上部開口縁部に
当接しており、これによりこの被覆部9bは補強部材7
を覆い、かつアウタパネル4と路面−になっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例車体1のシートベルト取付用アンカナフト14
装着部部分には、衝突時等には大きな荷重が作用するこ
ととなるから、アウタパネル4とインナパネル5との接
合強度を向上させる必要があり、一方該装着部部分は外
方から見え易いから商品性の高い外観が要求される0本
実施例構造では該装着部近傍に補強凹部6を形成すると
ともに該凹部部分のアウタパネル4.インナパネル5と
を補強部材7とワンシャブレート13とで挟持し、リベ
ット8で共締め固定したので、リベット8が各パネル4
.5から抜けるのを防止でき、両パネル4,5の接合力
を大きく向上できる。しかもこの場合咳接合部に形成さ
れた補強凹部6が該接合部部分の断面係数を大きくして
おり、該補強凹部6を設けたこと自体も接合部の剛性の
向上に寄与している。
また、上記補強部材7には被覆部材9が装着されており
、該補強部材7が外方から見えることはなく、さらにこ
の被覆部材9が補強凹部6周縁のアウタパネル4と面一
になっているので該接合部の外観が損なわれることもな
い、しかもこの補強部材7が被覆部材9の取付はブラケ
ットとして兼用されており、そのため被覆部材9の取付
構造は簡単になっている。
なお、上記実施例では、補強凹部の車室内側に金属製帯
板状のワッシャ13を配置したが、本発明ではこのワッ
シャは必ずしも必要ないものである。また、上記実施例
では、アンカナラ)14′A着部付近の接合部を例にと
って説明したが、本発明構造の適用範囲はこれに限定さ
れるものではなく、アウタパネルとインナパネルとの接
合部であればどこでも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る合成樹脂製車体の接合部補
強構造によれば、アウタパネル、インナパネルの接合部
に補強凹部を形成し、これに補強板を載置して締結部材
で共締めしたので、締結部材の抜けを防止して接合強度
を大きく向上できる効果がある。また、上記補強板を被
覆部材で覆ったので、補強板が外方に露出することはな
く、外観の低下を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例による接合部補
強構造を説明するための図であり、第1図はその断面正
面図、第2図はその補強部材の斜視図、第3図fa+、
 11はそれぞれ第2図のl1la−IIIa線断面図
、l1rb−1![b線断面図、第4図はその被覆部材
の装着状態の断面正面図、第5図は上記実施例構造が適
用された車体の側面図、第6図は該車体の補強部部分の
側面図、第7図はそのアンカナンド装着部の断面平面図
である。 図において、1は合成樹脂製車体、4はアウタパネル、
5はインナパネル、6は補強凹部、7は補強部材、8は
リベット〈締結部材)、9は被覆部材である。 特許出願人      ヤマハ発動機株式会社代理人 
弁理士    下車 努 第1図 コ 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アウタパネルの内側にインナパネルを接合してな
    る合成樹脂製車体において、上記アウタパネルとインナ
    パネルとの接合部を補強するための構造であって、上記
    両パネルの接合部に沿って車室内側に凹状の補強凹部を
    形成し、該凹部の底面に金属製補強板を載置するととも
    に、該補強板、アウタパネル及びインナパネルを締結部
    材により少なくとも2箇所において共締め固定し、上記
    補強凹部の開口を被覆部材で覆ったことを特徴とする合
    成樹脂製車体の接合部補強構造。
JP18896786A 1986-08-12 1986-08-12 合成樹脂製車体の接合部補強構造 Pending JPS6346980A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124789U (ja) * 1990-03-29 1991-12-17
EP2314650A1 (en) 2009-10-22 2011-04-27 Nitto Denko Corporation Electroconductive pressure-sensitive adhesive tape with separator
EP2399968A2 (en) 2010-06-25 2011-12-28 Nitto Denko Corporation Electroconductive pressure-sensitive adhesive tape
JP2013014168A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Toyota Motor Corp 車体接合部構造及びこれを用いた車体フロア構造
JP2016026955A (ja) * 2015-10-07 2016-02-18 トヨタ自動車株式会社 車体接合部構造及びこれを用いた車体フロア構造
JP2017171154A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 マツダ株式会社 車体パネルの取付構造

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