JPH111180A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents
自動車の後部車体構造Info
- Publication number
- JPH111180A JPH111180A JP15471097A JP15471097A JPH111180A JP H111180 A JPH111180 A JP H111180A JP 15471097 A JP15471097 A JP 15471097A JP 15471097 A JP15471097 A JP 15471097A JP H111180 A JPH111180 A JP H111180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- troof
- bottom wall
- trough
- flange piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な手段によってトルーフの剛性を確実か
つ良好に向上させる。 【解決手段】 トランク開口部2の周縁に沿って配置さ
れるとともに底壁21の側端部から上方に延出して内外
の縦壁22,23が形成されて溝状とされたトルーフ2
0に、ヒンジを介して上記トランク開口部2を開閉可能
にトランクリッド6が取り付けられた自動車の後部車体
構造において、上記トルーフ20の底壁21に接合され
るフランジ片70およびこのフランジ片70の側端部か
ら上記トルーフ20の内縦壁22に沿うようにして上方
に延出する起立片71を有するヒンジリインフォース7
を備え、このヒンジリインフォース7のフランジ片70
を上記トルーフ20の底壁21にヒンジブラケット40
と共締めした。
つ良好に向上させる。 【解決手段】 トランク開口部2の周縁に沿って配置さ
れるとともに底壁21の側端部から上方に延出して内外
の縦壁22,23が形成されて溝状とされたトルーフ2
0に、ヒンジを介して上記トランク開口部2を開閉可能
にトランクリッド6が取り付けられた自動車の後部車体
構造において、上記トルーフ20の底壁21に接合され
るフランジ片70およびこのフランジ片70の側端部か
ら上記トルーフ20の内縦壁22に沿うようにして上方
に延出する起立片71を有するヒンジリインフォース7
を備え、このヒンジリインフォース7のフランジ片70
を上記トルーフ20の底壁21にヒンジブラケット40
と共締めした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、自動車の後部車
体構造に関し、より具体的には、トランク開口部の周縁
に沿って配置されるとともに溝状とされたトルーフに、
ヒンジを介して上記トランク開口部を開閉可能にトラン
クリッドが取り付けられた自動車の後部車体構造に関す
る。
体構造に関し、より具体的には、トランク開口部の周縁
に沿って配置されるとともに溝状とされたトルーフに、
ヒンジを介して上記トランク開口部を開閉可能にトラン
クリッドが取り付けられた自動車の後部車体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、トランク開口部の周縁に沿っ
て配置されるとともに溝状とされたトルーフに、ヒンジ
を介して上記トランク開口部を開閉可能にトランクリッ
ドが取り付けられた自動車の後部車体構造としては、実
開平2−117973号公報および実開平2−3981
号公報に記載された考案がある。
て配置されるとともに溝状とされたトルーフに、ヒンジ
を介して上記トランク開口部を開閉可能にトランクリッ
ドが取り付けられた自動車の後部車体構造としては、実
開平2−117973号公報および実開平2−3981
号公報に記載された考案がある。
【0003】本願の図4に示すように、実開平2−11
7973号公報に記載された考案は、トルーフ10の底
壁10aにヒンジブラケット11を取り付ける場合に、
リアジャンクションプレート12と称される部材ととも
に上記ヒンジブラケット11を共締めすることにより、
ヒンジブラケット11の取付け部位の周りの剛性を高め
ようとするものである。
7973号公報に記載された考案は、トルーフ10の底
壁10aにヒンジブラケット11を取り付ける場合に、
リアジャンクションプレート12と称される部材ととも
に上記ヒンジブラケット11を共締めすることにより、
ヒンジブラケット11の取付け部位の周りの剛性を高め
ようとするものである。
【0004】本願の図5に示すように、実開平2−39
81号公報に記載された考案は、リアクオータパネルア
ウタ16の上端部を屈曲形成してヒンジ取付け面13お
よびドリップレール17を形成し、この取付け面13に
ヒンジプレート(ヒンジブラケット)15を介してヒン
ジ18を取り付けるものであり、ナットプレート15と
称される部材とともに上記ヒンジプレート14を共締め
することにより、ヒンジプレート14の取付け部位の周
りの剛性を確保しようとするものである。
81号公報に記載された考案は、リアクオータパネルア
ウタ16の上端部を屈曲形成してヒンジ取付け面13お
よびドリップレール17を形成し、この取付け面13に
ヒンジプレート(ヒンジブラケット)15を介してヒン
ジ18を取り付けるものであり、ナットプレート15と
称される部材とともに上記ヒンジプレート14を共締め
することにより、ヒンジプレート14の取付け部位の周
りの剛性を確保しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの考案においても、ヒンジ取付け部位の周りの
剛性が良好に確保されてヒンジの取付け剛性が高いもの
の、一枚板である上記トルーフの内縦壁、あるいは上記
ドリップレールの内縦壁の剛性が十分に確保されていな
い。このため、トルーフ10あるいはドリップレール1
7全体としては十分に剛性が確保されておらず、外部か
らの負荷入力、たとえばトランクリッドの開閉時の衝撃
などによって、トルーフ10あるいはドリップレール1
7の変形してしまうなどの不具合が生じることがある。
また、トルーフ10あるいはドリップレール17が変形
してしまった場合には、トランクリッドによってトラン
クルームを良好にシールドしておくことができず、ま
た、トランクリッドの建付が狂いやすくなってしまう場
合もある。
たいずれの考案においても、ヒンジ取付け部位の周りの
剛性が良好に確保されてヒンジの取付け剛性が高いもの
の、一枚板である上記トルーフの内縦壁、あるいは上記
ドリップレールの内縦壁の剛性が十分に確保されていな
い。このため、トルーフ10あるいはドリップレール1
7全体としては十分に剛性が確保されておらず、外部か
らの負荷入力、たとえばトランクリッドの開閉時の衝撃
などによって、トルーフ10あるいはドリップレール1
7の変形してしまうなどの不具合が生じることがある。
また、トルーフ10あるいはドリップレール17が変形
してしまった場合には、トランクリッドによってトラン
クルームを良好にシールドしておくことができず、ま
た、トランクリッドの建付が狂いやすくなってしまう場
合もある。
【0006】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、簡易な手段によってトルーフの剛
性を確実かつ良好に向上させることをその課題とする。
されたものであって、簡易な手段によってトルーフの剛
性を確実かつ良好に向上させることをその課題とする。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明によれば、トランク開
口部の周縁に沿って配置されるとともに底壁の側端部か
ら上方に延出して内外の縦壁が形成されて溝状とされた
トルーフに、ヒンジを介して上記トランク開口部を開閉
可能にトランクリッドが取り付けられた自動車の後部車
体構造であって、上記トルーフの底壁に接合されるフラ
ンジ片およびこのフランジ片の側端部から上記トルーフ
の内縦壁に沿うようにして上方に延出する起立片を有す
るヒンジリインフォースを備え、このヒンジリインフォ
ースのフランジ片が上記トルーフの底壁にヒンジブラケ
ットと共締めされていることを特徴とする、自動車の後
部車体構造が提供される。
口部の周縁に沿って配置されるとともに底壁の側端部か
ら上方に延出して内外の縦壁が形成されて溝状とされた
トルーフに、ヒンジを介して上記トランク開口部を開閉
可能にトランクリッドが取り付けられた自動車の後部車
体構造であって、上記トルーフの底壁に接合されるフラ
ンジ片およびこのフランジ片の側端部から上記トルーフ
の内縦壁に沿うようにして上方に延出する起立片を有す
るヒンジリインフォースを備え、このヒンジリインフォ
ースのフランジ片が上記トルーフの底壁にヒンジブラケ
ットと共締めされていることを特徴とする、自動車の後
部車体構造が提供される。
【0009】上記構成によれば、ヒンジリインフォース
のフランジ片が上記ヒンジブラケットと共締めされるこ
とによって従来の自動車の後部車体構造と同様にヒンジ
の取付け部位の周りの剛性が高められている。さらに、
本願発明においては、上記フランジ片から上記トルーフ
の内縦壁に沿うようにして起立片が延出形成されている
ので、この起立片によって上記トルーフの内縦壁の剛性
も高められている。すなわち、本願発明においては、上
記トルーフの内縦壁の剛性を高めることによってトルー
フ全体としての剛性も高められており、外部からの負荷
入力、たとえばトランクリッドの開閉時の衝撃などに十
分に対応することができる。このため、トルーフが変形
してしまうといった不具合を回避して、トランクリッド
によってトランクルーム内を良好にシールドしておくこ
とができるとともに、トランクリッドの建付けが狂って
しまうことも回避することができる。
のフランジ片が上記ヒンジブラケットと共締めされるこ
とによって従来の自動車の後部車体構造と同様にヒンジ
の取付け部位の周りの剛性が高められている。さらに、
本願発明においては、上記フランジ片から上記トルーフ
の内縦壁に沿うようにして起立片が延出形成されている
ので、この起立片によって上記トルーフの内縦壁の剛性
も高められている。すなわち、本願発明においては、上
記トルーフの内縦壁の剛性を高めることによってトルー
フ全体としての剛性も高められており、外部からの負荷
入力、たとえばトランクリッドの開閉時の衝撃などに十
分に対応することができる。このため、トルーフが変形
してしまうといった不具合を回避して、トランクリッド
によってトランクルーム内を良好にシールドしておくこ
とができるとともに、トランクリッドの建付けが狂って
しまうことも回避することができる。
【0010】また、上記ヒンジリインフォースは、ヒン
ジ取付け部位の剛性を高めるために従来より採用されて
いるリアジャンクションプレートあるいはナットプレー
トと称される部材の側端部を上方に延出形成した部材に
相当する。すなわち、本願発明は、新たな部材によって
上記トルーフの内縦壁の剛性を高めるのではなく、ま
た、上記ヒンジリインフォースは金属薄板にプレス加工
を施すなどして容易に形成することができるので、簡易
な手段によってトルーフの剛性を確実かつ良好に向上さ
せることができる。
ジ取付け部位の剛性を高めるために従来より採用されて
いるリアジャンクションプレートあるいはナットプレー
トと称される部材の側端部を上方に延出形成した部材に
相当する。すなわち、本願発明は、新たな部材によって
上記トルーフの内縦壁の剛性を高めるのではなく、ま
た、上記ヒンジリインフォースは金属薄板にプレス加工
を施すなどして容易に形成することができるので、簡易
な手段によってトルーフの剛性を確実かつ良好に向上さ
せることができる。
【0011】なお、上記ヒンジリインフォースは、その
フランジ片がトルーフの底壁の外表面に接合されるも
の、内表面に接合されるもののいずれであってもよく、
また、上記ヒンジリインフォースは、上記フランジ片の
側端部から上方に延出して上記トルーフの外縦壁に沿う
ようにして形成された第2の起立片をさらに有するもの
であってもよい。
フランジ片がトルーフの底壁の外表面に接合されるも
の、内表面に接合されるもののいずれであってもよく、
また、上記ヒンジリインフォースは、上記フランジ片の
側端部から上方に延出して上記トルーフの外縦壁に沿う
ようにして形成された第2の起立片をさらに有するもの
であってもよい。
【0012】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0014】図1は、自動車の後部車体構造の一例を表
す斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿う要部断
面図であり、図3は、図2の斜視図である。
す斜視図であり、図2は、図1のII−II線に沿う要部断
面図であり、図3は、図2の斜視図である。
【0015】図1および図2に示すように、本願発明に
係る自動車の後部車体構造においては、トランク開口部
2の周縁に沿って配置されるトルーフ20に、ヒンジを
介して上記トランク開口部2を開閉可能にトランクリッ
ド6が取り付けられており、上記トルーフ20の外表面
に沿うようにしてヒンジリインフォース7が結合されて
いる。
係る自動車の後部車体構造においては、トランク開口部
2の周縁に沿って配置されるトルーフ20に、ヒンジを
介して上記トランク開口部2を開閉可能にトランクリッ
ド6が取り付けられており、上記トルーフ20の外表面
に沿うようにしてヒンジリインフォース7が結合されて
いる。
【0016】図2および図3に示すように、上記トルー
フ20は、たとえば金属板にプレス加工を施すなどして
形成されており、底壁21の両側端部から上方に延出し
て内外の縦壁22,23が形成されて断面形状が略U字
とされている。上記トルーフ20の外縦壁23は、クオ
ータパネル30と接合されており、内縦壁22の上端部
にはウエザストリップ60が取り付けられている。この
ウエザストリップ60は、たとえばエチレンプロピレン
ゴムなどによって形成されており、トランクリッド6を
閉じた状態におけるトランクルーム内の気密性を高めて
雨やほこりの侵入を防ぐとともにトランクリッド6の開
閉時の衝撃を緩和するものである。
フ20は、たとえば金属板にプレス加工を施すなどして
形成されており、底壁21の両側端部から上方に延出し
て内外の縦壁22,23が形成されて断面形状が略U字
とされている。上記トルーフ20の外縦壁23は、クオ
ータパネル30と接合されており、内縦壁22の上端部
にはウエザストリップ60が取り付けられている。この
ウエザストリップ60は、たとえばエチレンプロピレン
ゴムなどによって形成されており、トランクリッド6を
閉じた状態におけるトランクルーム内の気密性を高めて
雨やほこりの侵入を防ぐとともにトランクリッド6の開
閉時の衝撃を緩和するものである。
【0017】上記ヒンジリインフォース7は、上記トル
ーフ20の底壁21の外表面に接合されるフランジ片7
0と、このフランジ片70から上記トルーフ20の内縦
壁22の外表面に沿うようにして上方に延出する起立片
71とを備えて断面形状がL字状とされている。
ーフ20の底壁21の外表面に接合されるフランジ片7
0と、このフランジ片70から上記トルーフ20の内縦
壁22の外表面に沿うようにして上方に延出する起立片
71とを備えて断面形状がL字状とされている。
【0018】上記トルーフ20の底壁21には、ヒンジ
ブラケット40がボルト50によって螺締されており、
上記ヒンジブラケット40を利用して上記トランクリッ
ド6がトルーフ20の底壁に取り付けられている。この
ヒンジブラケット40の取付けに際して、上端部32が
屈曲形成されて水平面とされたインナパネル31と、上
記ヒンジリインフォース7のフランジ片70とがボルト
50を用いて共締めされる。なお、上記トルーフ20の
内縦壁22と起立片71とは、スポット溶接などの手段
を適宜採用して接合してもよく、接合しなくてもよい。
ブラケット40がボルト50によって螺締されており、
上記ヒンジブラケット40を利用して上記トランクリッ
ド6がトルーフ20の底壁に取り付けられている。この
ヒンジブラケット40の取付けに際して、上端部32が
屈曲形成されて水平面とされたインナパネル31と、上
記ヒンジリインフォース7のフランジ片70とがボルト
50を用いて共締めされる。なお、上記トルーフ20の
内縦壁22と起立片71とは、スポット溶接などの手段
を適宜採用して接合してもよく、接合しなくてもよい。
【0019】上記構成によれば、ヒンジリインフォース
7のフランジ片70が上記ヒンジブラケット40と共締
めされることによって従来の自動車の後部車体構造と同
様にヒンジの取付け部位の周りの剛性が高められてい
る。さらに、本願発明においては、上記ヒンジリインフ
ォース7の起立片71が上記トルーフ20の内縦壁22
に沿うようにして延出形成されているので、この起立片
71によって上記トルーフ20の内縦壁22の剛性も高
められている。また、上記トルーフ20の内縦壁22と
上記起立片71とをスポット溶接などの手段を用いて接
合することにより、上記内縦壁22の剛性をさらに向上
させることができる。すなわち、本願発明においては、
従来と同様にヒンジ取付け部位の剛性が高められている
とともに、上記トルーフ20の内縦壁22の剛性を高め
ることによってトルーフ20全体としての剛性が高めら
れている。したがって、上記構成の後部車体構造は、外
部からの負荷入力、たとえばトランクリッド6の開閉時
の衝撃などに十分に対応することができ、トルーフ20
が変形してしまうといった不具合を回避して、トランク
リッド6によってトランクルーム内を良好にシールドし
ておくことができる。
7のフランジ片70が上記ヒンジブラケット40と共締
めされることによって従来の自動車の後部車体構造と同
様にヒンジの取付け部位の周りの剛性が高められてい
る。さらに、本願発明においては、上記ヒンジリインフ
ォース7の起立片71が上記トルーフ20の内縦壁22
に沿うようにして延出形成されているので、この起立片
71によって上記トルーフ20の内縦壁22の剛性も高
められている。また、上記トルーフ20の内縦壁22と
上記起立片71とをスポット溶接などの手段を用いて接
合することにより、上記内縦壁22の剛性をさらに向上
させることができる。すなわち、本願発明においては、
従来と同様にヒンジ取付け部位の剛性が高められている
とともに、上記トルーフ20の内縦壁22の剛性を高め
ることによってトルーフ20全体としての剛性が高めら
れている。したがって、上記構成の後部車体構造は、外
部からの負荷入力、たとえばトランクリッド6の開閉時
の衝撃などに十分に対応することができ、トルーフ20
が変形してしまうといった不具合を回避して、トランク
リッド6によってトランクルーム内を良好にシールドし
ておくことができる。
【0020】また、上記ヒンジリインフォース7は、ヒ
ンジ取付け部位の剛性を高めるために従来より採用され
ているリアジャンクションプレートあるいはナットプレ
ートと称される部材の端部を上方に延出形成した部材に
相当する。すなわち、本願発明は、新たな部材によって
上記トルーフ20の内縦壁22の剛性を高めるのではな
く、また、上記ヒンジリインフォース7は、金属薄板に
プレス加工を施すなどして容易に形成することができる
ので、極めて簡易な手段によってトルーフ20の剛性を
確実かつ良好に向上させることができる。
ンジ取付け部位の剛性を高めるために従来より採用され
ているリアジャンクションプレートあるいはナットプレ
ートと称される部材の端部を上方に延出形成した部材に
相当する。すなわち、本願発明は、新たな部材によって
上記トルーフ20の内縦壁22の剛性を高めるのではな
く、また、上記ヒンジリインフォース7は、金属薄板に
プレス加工を施すなどして容易に形成することができる
ので、極めて簡易な手段によってトルーフ20の剛性を
確実かつ良好に向上させることができる。
【0021】なお、本実施形態においては、上記ヒンジ
リインフォース7のフランジ片70がトルーフ20の底
壁21の外表面に接合されるものであったが、これに限
らず、上記底壁21の内表面に接合されるものであって
もよいのはいうまでもない。
リインフォース7のフランジ片70がトルーフ20の底
壁21の外表面に接合されるものであったが、これに限
らず、上記底壁21の内表面に接合されるものであって
もよいのはいうまでもない。
【0022】また、上記ヒンジリインフォース7とし
て、フランジ片70の車外側の端部から外縦壁23に沿
うようにして上方に延出する第2の起立片をさらに有す
るものを採用するこもできる。この場合には、トルーフ
20の外縦壁23の剛性も高められてトルーフ20全体
としての剛性をさらに向上させることができるのはいう
までもない。
て、フランジ片70の車外側の端部から外縦壁23に沿
うようにして上方に延出する第2の起立片をさらに有す
るものを採用するこもできる。この場合には、トルーフ
20の外縦壁23の剛性も高められてトルーフ20全体
としての剛性をさらに向上させることができるのはいう
までもない。
【0023】その他、上記ヒンジリインフォース7は、
ヒンジの取付け部位周りにのみ結合される部材であって
もよく、トルーフ20全体に結合される部材であっても
よい。
ヒンジの取付け部位周りにのみ結合される部材であって
もよく、トルーフ20全体に結合される部材であっても
よい。
【図1】自動車の後部車体構造の一例を表す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II線に沿う要部断面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】従来例に係る自動車の後部車体構造の一例を表
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図5】従来例に係る自動車の後部車体構造の一例を表
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【符号の説明】 2 トランク開口部 6 トランクリッド 7 ヒンジリインフォース 20 トルーフ 21 底壁(トルーフの) 22 内縦壁(トルーフの) 23 外縦壁(トルーフの) 40 ヒンジブラケット 70 フランジ片(ヒンジリインフォースの) 71 起立片(ヒンジリインフォースの)
Claims (1)
- 【請求項1】 トランク開口部の周縁に沿って配置され
るとともに底壁の側端部から上方に延出して内外の縦壁
が形成されて溝状とされたトルーフに、ヒンジを介して
上記トランク開口部を開閉可能にトランクリッドが取り
付けられた自動車の後部車体構造であって、 上記トルーフの底壁に接合されるフランジ片およびこの
フランジ片の側端部から上記トルーフの内縦壁に沿うよ
うにして上方に延出する起立片を有するヒンジリインフ
ォースを備え、このヒンジリインフォースのフランジ片
が上記トルーフの底壁にヒンジブラケットと共締めされ
ていることを特徴とする、自動車の後部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15471097A JPH111180A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 自動車の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15471097A JPH111180A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 自動車の後部車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111180A true JPH111180A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15590274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15471097A Pending JPH111180A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 自動車の後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739021B1 (ko) * | 2006-09-29 | 2007-07-12 | 서경태 | 싱크대용 음식물 쓰레기 처리장치 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP15471097A patent/JPH111180A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739021B1 (ko) * | 2006-09-29 | 2007-07-12 | 서경태 | 싱크대용 음식물 쓰레기 처리장치 |
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