JP2000313229A - ウインドウガラスの取付構造 - Google Patents
ウインドウガラスの取付構造Info
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- JP2000313229A JP2000313229A JP11121020A JP12102099A JP2000313229A JP 2000313229 A JP2000313229 A JP 2000313229A JP 11121020 A JP11121020 A JP 11121020A JP 12102099 A JP12102099 A JP 12102099A JP 2000313229 A JP2000313229 A JP 2000313229A
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- Japan
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- glass
- window glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウインドウガラスの取付構造において、コス
トの上昇や取付作業が煩雑化することなく、確実に接着
剤のはみ出しを防止する共に、ドライバの視界を十分に
確保する。 【解決手段】 ウインドシールドガラス16をフロント
ピラー13,14に取付けるとき、その内側に塗布され
た接着剤26のはみ出すのを防止するダム部27を、フ
ロントピラーアウタ21の接合部24からウインドシー
ルドガラス16側に折曲して形成すると共に、フロント
ピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシールド
ガラス16に接触するのを防止する平坦部28を、この
ダム部27からウインドシールドガラス16に沿って折
曲して形成する。
トの上昇や取付作業が煩雑化することなく、確実に接着
剤のはみ出しを防止する共に、ドライバの視界を十分に
確保する。 【解決手段】 ウインドシールドガラス16をフロント
ピラー13,14に取付けるとき、その内側に塗布され
た接着剤26のはみ出すのを防止するダム部27を、フ
ロントピラーアウタ21の接合部24からウインドシー
ルドガラス16側に折曲して形成すると共に、フロント
ピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシールド
ガラス16に接触するのを防止する平坦部28を、この
ダム部27からウインドシールドガラス16に沿って折
曲して形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体パネルに形成
された開口部にウインドウガラスが取付けられたウイン
ドウガラスの取付構造に関し、ウインドシールドガラス
やリヤガラス、バックドアガラス、サイドガラスなどに
対して適用することができる。
された開口部にウインドウガラスが取付けられたウイン
ドウガラスの取付構造に関し、ウインドシールドガラス
やリヤガラス、バックドアガラス、サイドガラスなどに
対して適用することができる。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のウインドシールドガラスの
取付構造を表すフロントピラー近傍の断面を示す。
取付構造を表すフロントピラー近傍の断面を示す。
【0003】図3に示すように、フロントピラー001
は、フロントピラーアウタ002とフロントピラーインナ0
03との各端部が互いに密着して溶接等によって接合され
ることで、ボックス断面となるように構成されている。
そして、このフロントピラーアウタ002とフロントピラ
ーインナ003との一方の接合部004がウインドシールドガ
ラス005に沿っている。一方、このウインドシールドガ
ラス005は外周部がこの接合部004と重なるように位置
し、接着剤006によって接着されている。また、ウイン
ドシールドガラス005の外周部には接着剤006よりも内側
にダム007が取付けられており、接着剤006のはみ出しを
阻止するようにしている。なお、図中、008はフロント
ピラー001とウインドシールドガラス005との段差を隠蔽
する装飾用モール、009はフロントピラーインナ003を隠
蔽する内張りである。
は、フロントピラーアウタ002とフロントピラーインナ0
03との各端部が互いに密着して溶接等によって接合され
ることで、ボックス断面となるように構成されている。
そして、このフロントピラーアウタ002とフロントピラ
ーインナ003との一方の接合部004がウインドシールドガ
ラス005に沿っている。一方、このウインドシールドガ
ラス005は外周部がこの接合部004と重なるように位置
し、接着剤006によって接着されている。また、ウイン
ドシールドガラス005の外周部には接着剤006よりも内側
にダム007が取付けられており、接着剤006のはみ出しを
阻止するようにしている。なお、図中、008はフロント
ピラー001とウインドシールドガラス005との段差を隠蔽
する装飾用モール、009はフロントピラーインナ003を隠
蔽する内張りである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のウイン
ドウガラスの取付構造では、ウインドシールドガラス00
5をフロントピラー001の接合部004に取付けるときに、
ウインドシールドガラス005の中心側への接着剤006のは
み出しを防止するためにダム007を装着していた。その
ため、部品点数が増加してコストが上昇すると共に、取
付作業が面倒なものとなってしまうという問題がある。
また、ウインドシールドガラス005の外周部にダム007を
装着することから、このダム007の先端部を確実に弾接
させて接着剤006のはみ出しを阻止するために、フロン
トピラー001の接合部004を延出しなければならない。す
ると、ウインドシールドガラス005とフロントピラー001
との取付重合部Gの距離が長くなってドライバの前方視
界を狭くしてしまうという問題がある。
ドウガラスの取付構造では、ウインドシールドガラス00
5をフロントピラー001の接合部004に取付けるときに、
ウインドシールドガラス005の中心側への接着剤006のは
み出しを防止するためにダム007を装着していた。その
ため、部品点数が増加してコストが上昇すると共に、取
付作業が面倒なものとなってしまうという問題がある。
また、ウインドシールドガラス005の外周部にダム007を
装着することから、このダム007の先端部を確実に弾接
させて接着剤006のはみ出しを阻止するために、フロン
トピラー001の接合部004を延出しなければならない。す
ると、ウインドシールドガラス005とフロントピラー001
との取付重合部Gの距離が長くなってドライバの前方視
界を狭くしてしまうという問題がある。
【0005】なお、このような従来のウインドウガラス
の取付構造としては、例えば、特開平10−19396
5号公報に開示されたものがある。これは、ルーフパネ
ル側のフランジに折曲フランジを形成する一方、フロン
トウインドウガラスの外周部にスペーサ部材を取付け、
接着剤によりフロントウインドウガラスの外周部をルー
フパネル側のフランジに取付けるとき、スペーサ部材が
折曲フランジに係止して位置決めがなされると共に、接
着剤のはみ出しを防止するものである。
の取付構造としては、例えば、特開平10−19396
5号公報に開示されたものがある。これは、ルーフパネ
ル側のフランジに折曲フランジを形成する一方、フロン
トウインドウガラスの外周部にスペーサ部材を取付け、
接着剤によりフロントウインドウガラスの外周部をルー
フパネル側のフランジに取付けるとき、スペーサ部材が
折曲フランジに係止して位置決めがなされると共に、接
着剤のはみ出しを防止するものである。
【0006】ところが、この公報に開示されたウインド
ウガラスの取付構造であっても、接着剤のはみ出しを防
止するためのスペーサ部材が必要となり、部品点数の増
加によるコストの上昇や取付作業の煩雑化、更に、ドラ
イバの前方視界を狭くしてしまうなどの問題がある。ま
た、この公報にあっては、ルーフパネル側のフランジに
折曲フランジを形成しているため、フロントウインドウ
ガラスをルーフパネル側に押し付けて固定するとき、フ
ロントウインドウガラスの裏面が折曲フランジの端面
(エッジ)に接触してこのフロントウインドウガラスを
損傷させてしまう虞がある。
ウガラスの取付構造であっても、接着剤のはみ出しを防
止するためのスペーサ部材が必要となり、部品点数の増
加によるコストの上昇や取付作業の煩雑化、更に、ドラ
イバの前方視界を狭くしてしまうなどの問題がある。ま
た、この公報にあっては、ルーフパネル側のフランジに
折曲フランジを形成しているため、フロントウインドウ
ガラスをルーフパネル側に押し付けて固定するとき、フ
ロントウインドウガラスの裏面が折曲フランジの端面
(エッジ)に接触してこのフロントウインドウガラスを
損傷させてしまう虞がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、コストの上昇や取付作業が煩雑化することな
く、確実に接着剤のはみ出しを防止する共に、ドライバ
の視界を十分に確保することのできるウインドウガラス
の取付構造を提供することを目的とする。
あって、コストの上昇や取付作業が煩雑化することな
く、確実に接着剤のはみ出しを防止する共に、ドライバ
の視界を十分に確保することのできるウインドウガラス
の取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のウインドウガラスの取付構造では、車体パ
ネルに形成された開口の周縁部にウインドウガラスの外
周部が重合して接着剤により固着されたウインドウガラ
スの取付構造において、車体パネルの開口周縁部にウイ
ンドウガラス側に折曲して接着剤のはみ出しを阻止する
ダム部を設けると共に、このダム部からウインドウガラ
スに沿って延出された平坦部を設けている。
めの本発明のウインドウガラスの取付構造では、車体パ
ネルに形成された開口の周縁部にウインドウガラスの外
周部が重合して接着剤により固着されたウインドウガラ
スの取付構造において、車体パネルの開口周縁部にウイ
ンドウガラス側に折曲して接着剤のはみ出しを阻止する
ダム部を設けると共に、このダム部からウインドウガラ
スに沿って延出された平坦部を設けている。
【0009】従って、ダム部を車体パネルの開口周縁部
から折曲して一体に設けることで、別途ダム部材を装着
する必要がなくなってコストの上昇や取付作業の煩雑化
を抑制しながらも、確実に接着剤のはみ出しを防止で
き、ウインドウガラスと車体パネルとの重合部の距離を
短くしてドライバの視界を十分に確保できる。また、こ
のダム部からウインドウガラスに沿って平坦部を延出し
て設けたことで、車体パネルの開口周縁部にウインドウ
ガラスを取付けるとき、車体パネルの開口周縁部の端面
がウインドウガラスに接触することはなく、ウインドウ
ガラスの損傷を防止できる。
から折曲して一体に設けることで、別途ダム部材を装着
する必要がなくなってコストの上昇や取付作業の煩雑化
を抑制しながらも、確実に接着剤のはみ出しを防止で
き、ウインドウガラスと車体パネルとの重合部の距離を
短くしてドライバの視界を十分に確保できる。また、こ
のダム部からウインドウガラスに沿って平坦部を延出し
て設けたことで、車体パネルの開口周縁部にウインドウ
ガラスを取付けるとき、車体パネルの開口周縁部の端面
がウインドウガラスに接触することはなく、ウインドウ
ガラスの損傷を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。
施形態を詳細に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施形態に係るウインド
ウガラスの取付構造を表すフロントピラー近傍の断面
(図2のI−I断面)、図2に本実施形態のウインドウ
ガラスの取付構造が適用された車両の外観を示す。
ウガラスの取付構造を表すフロントピラー近傍の断面
(図2のI−I断面)、図2に本実施形態のウインドウ
ガラスの取付構造が適用された車両の外観を示す。
【0012】本実施形態のウインドウガラスの取付構造
において、図1に示すように、車体の前部にはルーフパ
ネル11とカウルトップ12と左右のフロントピラー1
3,14によって前部開口15が形成されており、この
前部開口15にはウインドシールドガラス16が取付け
られている。この場合、ウインドシールドガラス16
は、後述するが、前部開口15の周縁部に外周部が重合
して配設され、両者の間に介在された接着剤により固定
されている。
において、図1に示すように、車体の前部にはルーフパ
ネル11とカウルトップ12と左右のフロントピラー1
3,14によって前部開口15が形成されており、この
前部開口15にはウインドシールドガラス16が取付け
られている。この場合、ウインドシールドガラス16
は、後述するが、前部開口15の周縁部に外周部が重合
して配設され、両者の間に介在された接着剤により固定
されている。
【0013】即ち、図1に示すように、フロントピラー
13は、フロントピラーアウタ21とフロントピラーイ
ンナ22と補強パネル23との各端部が互いに密着して
溶接等によって接合されることで、ボックス断面となる
ように構成されている。そして、このフロントピラーア
ウタ21とフロントピラーインナ22と補強パネル23
の一方の接合部24がウインドシールドガラス16に沿
って形成されている。なお、図示しないがフロントピラ
ー14も同様の構成であり、また、ルーフパネル11や
カウルトップ12も同様に少なくとも2つのパネルによ
ってボックス断面を形成すると共に、ウインドシールド
ガラス16に沿った接合部を有している。
13は、フロントピラーアウタ21とフロントピラーイ
ンナ22と補強パネル23との各端部が互いに密着して
溶接等によって接合されることで、ボックス断面となる
ように構成されている。そして、このフロントピラーア
ウタ21とフロントピラーインナ22と補強パネル23
の一方の接合部24がウインドシールドガラス16に沿
って形成されている。なお、図示しないがフロントピラ
ー14も同様の構成であり、また、ルーフパネル11や
カウルトップ12も同様に少なくとも2つのパネルによ
ってボックス断面を形成すると共に、ウインドシールド
ガラス16に沿った接合部を有している。
【0014】一方、ウインドシールドガラス16は開口
15よりもやや大きい矩形形状をなし、外周端部に装飾
用モール25が取付けられている。そして、ウインドシ
ールドガラス16の外周部がこの接合部24と重なるよ
うに位置し、接着剤26によってこの接合部24(フロ
ントピラーアウタ21)に接着されている。また、この
接合部24を構成するフロントピラーアウタ21には、
ウインドシールドガラス16側に折曲したダム部27が
形成され、更に、このダム部27からウインドシールド
ガラス16に沿って平行となるように開口15側に折曲
した平坦部28が形成されている。
15よりもやや大きい矩形形状をなし、外周端部に装飾
用モール25が取付けられている。そして、ウインドシ
ールドガラス16の外周部がこの接合部24と重なるよ
うに位置し、接着剤26によってこの接合部24(フロ
ントピラーアウタ21)に接着されている。また、この
接合部24を構成するフロントピラーアウタ21には、
ウインドシールドガラス16側に折曲したダム部27が
形成され、更に、このダム部27からウインドシールド
ガラス16に沿って平行となるように開口15側に折曲
した平坦部28が形成されている。
【0015】このダム部27は、ウインドシールドガラ
ス16が開口15を塞ぐように、このウインドシールド
ガラス16の外周部をフロントピラー13の接合部24
(フロントピラーアウタ21)に取付けるとき、ウイン
ドシールドガラス16の内側に塗布された接着剤26が
接合部24(フロントピラーアウタ21)に押されてウ
インドシールドガラス16の中心側にはみ出すのを防止
している。また、平坦部28は、同様に、ウインドシー
ルドガラス16を接合部24に取付けるとき、フロント
ピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシールド
ガラス16に接触することによるウインドシールドガラ
ス16の損傷を防止している。なお、図中、29はフロ
ントピラーインナ22及び接合部24等を隠蔽するため
の内張りである。
ス16が開口15を塞ぐように、このウインドシールド
ガラス16の外周部をフロントピラー13の接合部24
(フロントピラーアウタ21)に取付けるとき、ウイン
ドシールドガラス16の内側に塗布された接着剤26が
接合部24(フロントピラーアウタ21)に押されてウ
インドシールドガラス16の中心側にはみ出すのを防止
している。また、平坦部28は、同様に、ウインドシー
ルドガラス16を接合部24に取付けるとき、フロント
ピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシールド
ガラス16に接触することによるウインドシールドガラ
ス16の損傷を防止している。なお、図中、29はフロ
ントピラーインナ22及び接合部24等を隠蔽するため
の内張りである。
【0016】このように本実施形態のウインドウガラス
の取付構造では、ウインドシールドガラス16をフロン
トピラー13,14に取付けるとき、その内側に塗布さ
れた接着剤26のはみ出すのを防止するダム部27を、
フロントピラーアウタ21の接合部24からウインドシ
ールドガラス16側に折曲して形成すると共に、フロン
トピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシール
ドガラス16に接触するのを防止する平坦部28を、こ
のダム部27からウインドシールドガラス16に沿って
折曲して形成している。
の取付構造では、ウインドシールドガラス16をフロン
トピラー13,14に取付けるとき、その内側に塗布さ
れた接着剤26のはみ出すのを防止するダム部27を、
フロントピラーアウタ21の接合部24からウインドシ
ールドガラス16側に折曲して形成すると共に、フロン
トピラーアウタ21の端面(エッジ)がウインドシール
ドガラス16に接触するのを防止する平坦部28を、こ
のダム部27からウインドシールドガラス16に沿って
折曲して形成している。
【0017】従って、フロントピラーアウタ21にダム
部27を折曲して一体に形成することで、別途ダム部材
を装着する必要がなくなってコストの上昇や取付作業の
煩雑化を抑制しながらも、確実に接着剤24のはみ出し
を防止できる。また、ウインドシールドガラス16とフ
ロントピラー13との取付重合部Gの距離を短くするこ
とで、ドライバの視界を十分に確保できる。更に、この
ダム部27からウインドシールドガラス16に沿って平
坦部28を折曲して一体に形成することで、ウインドシ
ールドガラス16の取付時に、フロントピラーアウタ2
1の端面(エッジ)との接触を防止してウインドシール
ドガラス16の損傷を防止できる。
部27を折曲して一体に形成することで、別途ダム部材
を装着する必要がなくなってコストの上昇や取付作業の
煩雑化を抑制しながらも、確実に接着剤24のはみ出し
を防止できる。また、ウインドシールドガラス16とフ
ロントピラー13との取付重合部Gの距離を短くするこ
とで、ドライバの視界を十分に確保できる。更に、この
ダム部27からウインドシールドガラス16に沿って平
坦部28を折曲して一体に形成することで、ウインドシ
ールドガラス16の取付時に、フロントピラーアウタ2
1の端面(エッジ)との接触を防止してウインドシール
ドガラス16の損傷を防止できる。
【0018】なお、上述の実施形態では、フロントピラ
ーアウタ21の端縁を折曲してダム部27及び平坦部2
8を形成したが、フロントピラーインナ22や補強パネ
ル23の端縁を折曲してダム部27及び平坦部28を形
成してもよい。また、ダム部27を形成するためのフロ
ントピラーアウタ21の端縁の折曲角度や量はこの実施
形態に限らず、適宜設定すればよいものである。
ーアウタ21の端縁を折曲してダム部27及び平坦部2
8を形成したが、フロントピラーインナ22や補強パネ
ル23の端縁を折曲してダム部27及び平坦部28を形
成してもよい。また、ダム部27を形成するためのフロ
ントピラーアウタ21の端縁の折曲角度や量はこの実施
形態に限らず、適宜設定すればよいものである。
【0019】また、上述の実施形態では、ウインドシー
ルドガラス16とフロントピラー13,14との取付部
分について説明したが、ウインドシールドガラス16と
ルーフパネル11やカウルトップ12との取付部分にも
適用することができる。
ルドガラス16とフロントピラー13,14との取付部
分について説明したが、ウインドシールドガラス16と
ルーフパネル11やカウルトップ12との取付部分にも
適用することができる。
【0020】更に、本発明の適用箇所もウインドシール
ドガラス16に限らず、リヤガラス、バックドアガラ
ス、サイドガラスなどに対して適用してもよく、この場
合であっても、前述と同様の作用効果を奏することがで
きる。
ドガラス16に限らず、リヤガラス、バックドアガラ
ス、サイドガラスなどに対して適用してもよく、この場
合であっても、前述と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように、本発明のウインドウガラスの取付構造によれ
ば、車体パネルの開口周縁部に接着剤のはみ出しを阻止
するダム部を設けると共に、このダム部からウインドウ
ガラスに沿って延出した平坦部を設けたので、別途ダム
部材を装着する必要がなくなってコストの上昇や取付作
業の煩雑化を抑制しながらも、確実に接着剤のはみ出し
を防止することができると共に、ウインドウガラスと車
体パネルとの重合部の距離を短くしてドライバの視界を
十分に確保することができ、また、平坦部によりウイン
ドウガラスの取付時に車体パネルの開口周縁部の端面と
の接触を阻止してウインドウガラスの損傷を防止するこ
とができる。
ように、本発明のウインドウガラスの取付構造によれ
ば、車体パネルの開口周縁部に接着剤のはみ出しを阻止
するダム部を設けると共に、このダム部からウインドウ
ガラスに沿って延出した平坦部を設けたので、別途ダム
部材を装着する必要がなくなってコストの上昇や取付作
業の煩雑化を抑制しながらも、確実に接着剤のはみ出し
を防止することができると共に、ウインドウガラスと車
体パネルとの重合部の距離を短くしてドライバの視界を
十分に確保することができ、また、平坦部によりウイン
ドウガラスの取付時に車体パネルの開口周縁部の端面と
の接触を阻止してウインドウガラスの損傷を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るウインドウガラスの
取付構造を表すフロントピラー近傍の断面(図2のI−
I断面)図である。
取付構造を表すフロントピラー近傍の断面(図2のI−
I断面)図である。
【図2】本実施形態のウインドウガラスの取付構造が適
用された車両の外観図である。
用された車両の外観図である。
【図3】従来のウインドシールドガラスの取付構造を表
すフロントピラー近傍の断面図である。
すフロントピラー近傍の断面図である。
【符号の説明】 13 フロントピラー(車体パネル) 15 開口 16 ウインドシールドガラス(ウインドウガラス) 21 フロントピラーインナ 24 接合部 26 接着剤 27 ダム部 28 平坦部
Claims (1)
- 【請求項1】 車体パネルに形成された開口の周縁部に
ウインドウガラスの外周部が重合して接着剤により固着
されたウインドウガラスの取付構造において、前記車体
パネルの開口周縁部に前記ウインドウガラス側に折曲し
て前記接着剤のはみ出しを阻止するダム部を設けると共
に、該ダム部から前記ウインドウガラスに沿って延出さ
れた平坦部を設けたことを特徴とするウインドウガラス
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11121020A JP2000313229A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ウインドウガラスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11121020A JP2000313229A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ウインドウガラスの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000313229A true JP2000313229A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14800829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11121020A Pending JP2000313229A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | ウインドウガラスの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000313229A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114802546A (zh) * | 2022-05-06 | 2022-07-29 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种夹层玻璃的安装方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11121020A patent/JP2000313229A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114802546A (zh) * | 2022-05-06 | 2022-07-29 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种夹层玻璃的安装方法 |
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A02 | Decision of refusal |
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