JP2557041Y2 - 自動車の幌の取付構造. - Google Patents

自動車の幌の取付構造.

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JP2557041Y2 JP1990125728U JP12572890U JP2557041Y2 JP 2557041 Y2 JP2557041 Y2 JP 2557041Y2 JP 1990125728 U JP1990125728 U JP 1990125728U JP 12572890 U JP12572890 U JP 12572890U JP 2557041 Y2 JP2557041 Y2 JP 2557041Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車の幌の取付構造に関する。
b.従来の技術 第6図および第7図は、従来の自動車の幌の取付構造
を示すものである。
この防水構造では、自動車1のエクステンションサイ
ドパネル2の後部2aとリヤボデーアウタパネル3の上部
3aに幌4の前端部4aと下端部4bをそれぞれ着脱自在に取
付けるようにしている。
そして、幌4の前端部4aは、エクステンションサイド
パネル2の後部2aに取付けられたレール部材5に差込ま
れて該レール部材を介してエクステンションサイドパネ
ル2に固定される。
また、幌4の下端部4bは、リヤボデーアウタパネル3
に設けられた複数のホック6を用いて該リヤボデーアウ
タパネルに固定される。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上記したような従来の自動車の幌の取付構
造では、その構造上、幌4の前端部4aをレール部材5に
差込み、この後、その下端部4bを下方へ引いてホック6
に留めるようにしている。このため、特にホック6への
固定作業をし易くするために、幌4の前端部4aにおける
レール部材5とホック6との区間(第6図に矢印Aで示
すハッチング部分)をフリーにしている。
このため、このフリーの部分から雨水等が幌4内に侵
入し易い。特に、雨水は、幌4の前方端部4aにおいて、
その上方からレール部材5に沿って上記フリーの部分に
達して侵入したり、エクステンションサイドパネル2と
リヤボデーアウタパネル3との継ぎ目部分に形成される
段差に沿って上記フリーの部分に達して侵入したりして
いた。
また、自動車の走行中、幌には大きな風力がかかる。
このため、エクステンションサイドパネルとリヤボデー
アウタパネルを強固に結合させることが必要であった。
そこで、従来より、幌の前端部の下部のフリーな部分
にシール材を固定金具とともに配設して、この部分を介
して幌内へ雨水等が侵入するのを防止することが提案さ
れていた。
しかしながら、このような従来の幌の取付構造では、
上記固定金具がシール材を支持するだけのもので、エク
ステンションサイドパネルとリヤボデーアウタパネルと
の結合部を十分に補強するものではなかった。このた
め、固定金具の分だけ部品点数が増えるだけで、エクス
テンションサイドパネルとリヤボデーアウタパネルとの
結合部の強度を十分に高めることはできなかった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、簡単な
構成により、効果的に雨水等の幌内への侵入を防止しつ
つ、エクステンションサイドパネルとリヤボデーアウタ
パネルとの結合部の強度を十分に高めることができる自
動車の幌の取付構造を提供することを目的とする。
d.実施例 以下、本考案に係る自動車の幌の取付構造の実施例に
ついて、添附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図〜第5図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。なお、第1図〜第3図において、第6図および第7
図に示した要素と同一機能を有するものについては同一
符号を付している。
本実施例の自動車の幌の取付構造では、自動車7のエ
クステンションサイドパネル2の後部2aの下方部分2bと
リヤボデーアウタパネル3の上部3aの前方部分3bとの間
にホルダ部材8を差渡し、該ホルダ部材とエクステンシ
ョンサイドパネル2およびリヤボデーアウタパネル3と
のそれぞれの間をシール材11によって封じている。
ここで、ホルダ部材8は、第4図および第5図に詳し
く示されるように、エクステンションサイドパネル2に
固定される上部8aと、リヤボデーアウターパネル3に固
定される下部8bと、上下部8a,8bを連絡する中央部8cと
から成る。そして、上部8aは下部8bに対して直角方向に
向けられ、中央部8cは下部8bに対してやや内側よりに傾
斜されている。
ホルダ部材8は、ボルト9,10を用いて固定されてい
る。
シール材11としては、例えば、独立気泡のネオプレン
系の発泡体のように、軟らかくてなじみ易く、水を吸わ
ず、指で押しても元に戻る復元性のあるものが好まし
い。このシール材11は、ホルダ部材8の下部8bと中央部
8cとの間および中央部8cの前方端部付近に位置するよう
にそれぞれ貼付あるいは接着されている。
なお、第2図および第3図において、12はエクステン
ションサイドパネル2の後部2aとリヤボデーアウタパネ
ル3の上部3aとの間に差渡し固定されたアタッチメント
リヤステーである。
本実施例では、幌4は、その前端部4aがレール部材5
に保持され、その下端部4bが図示しないホックに固定さ
れることにより、自動車7の後部に張設させられる。こ
のとき、幌4の前端部4aの下部のレール部材5とホック
との間のフリーな部分を介して幌4内へ雨水等の侵入は
ホルダ部材8により排除される。また、ホルダ部材8と
エクステンションサイドパネル2およびリヤボデーアウ
タパネル3との間の隙間からの雨水等の侵入はシール材
11によって確実に防止される。
e.考案の効果 以上説明したように本考案に係る自動車の幌の取付構
造によれば、エクステンションサイドパネルの後部とリ
ヤボデーアウタパネルの上部に幌の前端部と下端部をそ
れぞれ着脱自在に取付けるようにした自動車の幌の取付
構造において、上記エクステンションサイドパネルに固
定される上部と、上記リヤボデーアウタパネルに固定さ
れる下部と、これらの上下部を連絡する中央部とから成
り、しかも上部が下部に対して直角方向に向けられ、中
央部が下部に対してやや内側よりに傾斜されて成るホル
ダ部材を採用するとともに、独立気泡のネオプレン系の
発泡体のように、軟らかくてなじみ易く、水を吸わず、
指で押しても元に戻る復元性のあるシール材を採用し、
上記エクステンションサイドパネルの後部の下方部分と
上記リヤボデーアウタパネルの上部の前方部分との間に
上記ホルダ部材を差渡すとともに、上記ホルダ部材の下
部と中央部との間および中央部の前方端部付近に上記シ
ール材を配設して、上記ホルダ部材と上記エクステンシ
ョンサイドパネルおよび上記リヤボデーアウターパネル
とのそれぞれの間を上記シール材によって封じた構成と
しているので、次のような効果を得ることができる。
すなわち、本考案では、幌の前端部の下部のフリーな
部分を介して幌内へ雨水等が侵入するのを、上記ホルダ
部材によって防止することができる。しかも、上記ホル
ダ部材は、上記エクステンションサイドパネルと上記リ
ヤボデーアウタパネルとの結合部の補強材の役目をする
ので、上記エクステンションサイドパネルと上記リヤボ
デーアウタパネルを強固に結合させることができる。し
たがって、ドア回りの建付及び幌の張設状態を良好に
し、幌を取付けた車両の品質向上を図ることができる。
また、本考案では、上記ホルダ部材と上記エクステン
ションサイドパネルおよび上記リヤボデーアウタパネル
との間の隙間から雨水等が侵入するのを、上記シール材
によって確実に防止することができる。しかも、上記シ
ール材は、柔らかくてなじみ易いので、各部品の精度上
のバラツキおよび組付け上のバラツキを吸収でき、幌の
組付作業性および車両の品質を向上させることができ
る。
さらに、本考案では、幌の前端部の下部のフリーな部
分における風の侵入によるバタツキ等をホルダ部材によ
って押さえることができ、しかも、幌のオープン時にお
いては、本考案によるホルダ部材によってエクステンシ
ョンサイドパネルの下部後方に設けられたリヤステーを
隠すことができるので、この時の外観を向上させること
ができる。
さらにまた、本考案のホルダ部材は、外側に大きく張
出さず、エクステンションサイドパネルとリヤボデーア
ウタパネルとの間に差渡される形状なので、その存在に
よって幌の着脱作業に悪影響を及ぼすことは無い。
加えて、本考案は、従来の自動車の大幅な設計変更等
が不要で、幌の装着時の外観は、従来のものと変らず、
しかも実施も容易なので、低コストで実現するとができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案に係る自動車の幌の取付構造の
一実施例を示し、第1図はその自動車を示す図、第2図
はその要部を概念的に示す斜視図、第3図は第2図にお
けるB−B線断面図、第4図はそのホルダ部材の正面
図、第5図はそのホルダ部材の右側面図、第6図は従来
の自動車の幌の取付構造の要部を概念的に示す図、第7
図は第6図におけるC−C線断面図である。 2…エクステンションサイドパネル、2a…後部、2b…下
方部分、3…リヤボデーアウタパネル、3a…上部、3b…
前方部分、4…幌、4a…前端部、4b…下端部、5…レー
ル部材、7…自動車、8…ホルダ部材、11…シール材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エクステンションサイドパネル2の後部2a
    とリヤボデーアウタパネル3の上部3aに幌4の前端部4a
    と下端部4bをそれぞれ着脱自在に取付けるようにした自
    動車の幌の取付構造において、 エクステンションサイドパネル2に固定される上部8a
    と、リヤボデーアウタパネル3に固定される下部8bと、
    これらの上下部8a,8bを連絡する中央部8cとから成り、
    しかも上部8aが下部8bに対して直角方向に向けられ、中
    央部8cが下部8bに対してやや内側よりに傾斜されて成る
    ホルダ部材8を採用するとともに、 独立気泡のネオプレン系の発泡体のように、軟らかくて
    なじみ易く、水を吸わず、指で押しても元に戻る復元性
    のあるシール材11を採用し、 エクステンションサイドパネル2の後部2aの下方部分2b
    とリヤボデーアウタパネル3の上部3aの前方部分3bとの
    間にホルダ部材8を差渡すとともに、 ホルダ部材8の下部8bと中央部8cとの間および中央部8c
    の前方端部付近にシール材11を配設して、ホルダ部材8
    とエクステンションサイドパネル2およびリヤボデーア
    ウターパネル3とのそれぞれの間をシール材11によって
    封じたことを特徴とする自動車の幌の取付構造。
JP1990125728U 1990-11-28 1990-11-28 自動車の幌の取付構造. Expired - Lifetime JP2557041Y2 (ja)

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JPH0481818U JPH0481818U (ja) 1992-07-16
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JPH0235823U (ja) * 1988-09-01 1990-03-08

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