JPH0642912Y2 - ドアミラー取付構造 - Google Patents
ドアミラー取付構造Info
- Publication number
- JPH0642912Y2 JPH0642912Y2 JP1987104564U JP10456487U JPH0642912Y2 JP H0642912 Y2 JPH0642912 Y2 JP H0642912Y2 JP 1987104564 U JP1987104564 U JP 1987104564U JP 10456487 U JP10456487 U JP 10456487U JP H0642912 Y2 JPH0642912 Y2 JP H0642912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer panel
- reinforcing plate
- joined
- rain hose
- door mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車輌の後方視認に用いられるドアミラーの
取付構造の改良に関する。
取付構造の改良に関する。
従来、第3図に示すようにドアミラーAの取付けにおい
ては、その取付ベースとなるアウターパネルBに部分的
に補強板Cを介在させて、取付けスクリューDにより取
付けを行っているものがあり、この従来型の改良として
ステー底部に配置された係止突起を車体側板の挿通穴に
嵌入させ、裏面より弾性固定体により、上記係止突起を
係止、引張させ固定してなるもの(実開昭50−114838
号)、あるいは、ミラーと一体となった取付支持部に穿
設された孔部に、外方より取付ベースを挟持しつつ、ア
ウターパネルに固持してなるもの(実開昭60−9748号)
が提案されている。第3図Eはアウターパネルウエスト
レインホース、Fは窓ガラスである。
ては、その取付ベースとなるアウターパネルBに部分的
に補強板Cを介在させて、取付けスクリューDにより取
付けを行っているものがあり、この従来型の改良として
ステー底部に配置された係止突起を車体側板の挿通穴に
嵌入させ、裏面より弾性固定体により、上記係止突起を
係止、引張させ固定してなるもの(実開昭50−114838
号)、あるいは、ミラーと一体となった取付支持部に穿
設された孔部に、外方より取付ベースを挟持しつつ、ア
ウターパネルに固持してなるもの(実開昭60−9748号)
が提案されている。第3図Eはアウターパネルウエスト
レインホース、Fは窓ガラスである。
しかしながら、上記従来のものにおいて、ミラーを部分
的補強板を介してアウターパネルに取付けるものの場
合、近年車体の軽量化等の観点から、薄板化された高張
力鋼板がアウターパネルに採用されることにより、部分
的補強板を介在したものでは、走行中の振動等によりミ
ラー面にブレが生じやすくなり、強度の低下と、走行中
における視野の妨げとなりやすいものである。更には、
実開昭50−114838号のようにドアミラーのステーを、弾
性固定化により引張、固定するものでは、熱、振動、水
分によって弾性固定体の劣化が著しくまり、十分な固定
ができず、脱離やブレ等を発生するものである。加え
て、実開昭60−9748号の場合、取付ベース部を介して、
ネジ等によってミラーステーをアウターパネルに螺合、
固持させるものであり、取付部をカバーによって被覆す
るため、ミラーステーと取付ベース、あるいは、アウタ
ーパネルに至る貫通孔の精度が高くなくては、ネジ等を
螺合させたとき、十分な取付強度が得られず、ガタや取
付変形を来たすことがある。その上、部品点数も多くコ
ストが著しく上昇する反面作業性の低下を生じる欠点が
ある。そこで、この考案は、上記従来のもののもつ欠点
を改善するものであり、簡便な方法で十分な取付剛性を
得ると共に、コストを十分に低減しようとするものであ
る。
的補強板を介してアウターパネルに取付けるものの場
合、近年車体の軽量化等の観点から、薄板化された高張
力鋼板がアウターパネルに採用されることにより、部分
的補強板を介在したものでは、走行中の振動等によりミ
ラー面にブレが生じやすくなり、強度の低下と、走行中
における視野の妨げとなりやすいものである。更には、
実開昭50−114838号のようにドアミラーのステーを、弾
性固定化により引張、固定するものでは、熱、振動、水
分によって弾性固定体の劣化が著しくまり、十分な固定
ができず、脱離やブレ等を発生するものである。加え
て、実開昭60−9748号の場合、取付ベース部を介して、
ネジ等によってミラーステーをアウターパネルに螺合、
固持させるものであり、取付部をカバーによって被覆す
るため、ミラーステーと取付ベース、あるいは、アウタ
ーパネルに至る貫通孔の精度が高くなくては、ネジ等を
螺合させたとき、十分な取付強度が得られず、ガタや取
付変形を来たすことがある。その上、部品点数も多くコ
ストが著しく上昇する反面作業性の低下を生じる欠点が
ある。そこで、この考案は、上記従来のもののもつ欠点
を改善するものであり、簡便な方法で十分な取付剛性を
得ると共に、コストを十分に低減しようとするものであ
る。
そのために、アウターウエストレインホース下端とアウ
ターパネルの内側に接合される補強板下端とを接合さ
せ、上記アウターウエストレインホース上端をアウター
パネルの上端内面に接合し、上記アウターウエストレイ
ンホースと上記補強板と上記アウターパネルにより閉断
面を形成し、上記補強板を介して取付スクリューによっ
てミラーステーを上記アウターパネルに固定してなるも
のである。
ターパネルの内側に接合される補強板下端とを接合さ
せ、上記アウターウエストレインホース上端をアウター
パネルの上端内面に接合し、上記アウターウエストレイ
ンホースと上記補強板と上記アウターパネルにより閉断
面を形成し、上記補強板を介して取付スクリューによっ
てミラーステーを上記アウターパネルに固定してなるも
のである。
上記の構成を具えるので、ミラーステーを固定するアウ
ターパネルが補強板によって強化され、この補強板とウ
エストレインホース、さらにアウターパネルとウエスト
レインホースとが互いに接合され、閉断面を構成するの
で、結果的にミラー取付部分ばかりでなく、広範囲にわ
たって強化され、アウターパネルを薄板としても十分な
取付剛性が得られるものである。
ターパネルが補強板によって強化され、この補強板とウ
エストレインホース、さらにアウターパネルとウエスト
レインホースとが互いに接合され、閉断面を構成するの
で、結果的にミラー取付部分ばかりでなく、広範囲にわ
たって強化され、アウターパネルを薄板としても十分な
取付剛性が得られるものである。
この考案を図に示す実施例により詳細に説明する。1は
この考案の実施例を具える車輌であり、この車輌1のド
アパネル2には、ドアミラー3が、そのドアミラーステ
ー4を介して固持されている。このドアパネル2は、第
2図に示すように、アウターパネル5、補強板8と、ア
ウターウエストレインホース7から構成されており、こ
れらは、補強板8が内側に接合されている接合部10を有
するアウターパネル5の上端がアウターウエストレイン
ホース7上端と接合部12を持ち、又補強板8下端と上記
アウターウエストレインホース7下端と接合部9を有す
ることで、閉断面形状となっているものである。そのた
め、ミラーステー4は取付スクリュー13がアウターパネ
ル5と、補強板8を貫通しナット6によって固定される
ことで、ドアパネル2に固持されてなるものである。な
お、アウターパネル5と補強板8との接合部10は、接着
剤等によって接着してなるものであり、11は、密閉性を
保持するためのシールである。
この考案の実施例を具える車輌であり、この車輌1のド
アパネル2には、ドアミラー3が、そのドアミラーステ
ー4を介して固持されている。このドアパネル2は、第
2図に示すように、アウターパネル5、補強板8と、ア
ウターウエストレインホース7から構成されており、こ
れらは、補強板8が内側に接合されている接合部10を有
するアウターパネル5の上端がアウターウエストレイン
ホース7上端と接合部12を持ち、又補強板8下端と上記
アウターウエストレインホース7下端と接合部9を有す
ることで、閉断面形状となっているものである。そのた
め、ミラーステー4は取付スクリュー13がアウターパネ
ル5と、補強板8を貫通しナット6によって固定される
ことで、ドアパネル2に固持されてなるものである。な
お、アウターパネル5と補強板8との接合部10は、接着
剤等によって接着してなるものであり、11は、密閉性を
保持するためのシールである。
以上のように、本考案のドアミラー取付構造はアウター
ウエストレインホース下端とその外側に配置されるアウ
ターパネルの内側に接合される補強板下端とを接合さ
せ、上記アウターウエストレインホース上端をアウター
パネルの上端内面に接合し、上記アウターウエストレイ
ンホースと上記補強板と上記アウターパネルとにより閉
断面を形成し、上記補強板を介して取付スクリューによ
ってミラーステーを上記アウターパネルに固着してなる
ので、ドアミラーの取付部を強化することで、車体の軽
量化に特に有効な薄い高張力鋼板を使用しても、後方の
視界確認に必要なドアミラーを確実に取付けることがで
き、それに必要なコストも安価なものとすることができ
る優れた効果をもつものである。
ウエストレインホース下端とその外側に配置されるアウ
ターパネルの内側に接合される補強板下端とを接合さ
せ、上記アウターウエストレインホース上端をアウター
パネルの上端内面に接合し、上記アウターウエストレイ
ンホースと上記補強板と上記アウターパネルとにより閉
断面を形成し、上記補強板を介して取付スクリューによ
ってミラーステーを上記アウターパネルに固着してなる
ので、ドアミラーの取付部を強化することで、車体の軽
量化に特に有効な薄い高張力鋼板を使用しても、後方の
視界確認に必要なドアミラーを確実に取付けることがで
き、それに必要なコストも安価なものとすることができ
る優れた効果をもつものである。
第1図は、この考案の実施例を具える車輌の部分斜視図
であり、第2図はそのI−I断面図であり、第3図は従
来例を示す断面である。 1……車輌、 2……ドアパネル、 3……ドアミラー、 4……ドアミラーステー、 5……アウターパネル、 6……ナット、 7……アウターウエストレインホース、 8……補強板、 9,10,12……接合部、 11……シール部。
であり、第2図はそのI−I断面図であり、第3図は従
来例を示す断面である。 1……車輌、 2……ドアパネル、 3……ドアミラー、 4……ドアミラーステー、 5……アウターパネル、 6……ナット、 7……アウターウエストレインホース、 8……補強板、 9,10,12……接合部、 11……シール部。
Claims (1)
- 【請求項1】アウターウエストレインホース下端とその
外側に配置されるアウターパネルの内側に接合される補
強板下端とを接合させ、上記アウターウエストレインホ
ース上端をアウターパネルの上端内面に接合し、上記ア
ウターウエストレインホースと上記補強板と上記アウタ
ーパネルとにより閉断面を形成し、上記補強板を介して
取付スクリューによってミラーステーを上記アウターパ
ネルに固着してなるドアミラー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987104564U JPH0642912Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | ドアミラー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987104564U JPH0642912Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | ドアミラー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6410438U JPS6410438U (ja) | 1989-01-19 |
JPH0642912Y2 true JPH0642912Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31336395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987104564U Expired - Lifetime JPH0642912Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | ドアミラー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642912Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717055U (ja) * | 1993-09-13 | 1995-03-28 | 小川興業株式会社 | 養殖いけす網掃除具駆動機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135420U (ja) * | 1981-02-19 | 1982-08-24 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP1987104564U patent/JPH0642912Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6410438U (ja) | 1989-01-19 |
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