JPH0717055U - 養殖いけす網掃除具駆動機 - Google Patents

養殖いけす網掃除具駆動機

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JPH0717055U
JPH0717055U JP5686093U JP5686093U JPH0717055U JP H0717055 U JPH0717055 U JP H0717055U JP 5686093 U JP5686093 U JP 5686093U JP 5686093 U JP5686093 U JP 5686093U JP H0717055 U JPH0717055 U JP H0717055U
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JP
Japan
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water
net cleaning
cleaning tool
aquaculture
net
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Pending
Application number
JP5686093U
Other languages
English (en)
Inventor
多津二 星合
Original Assignee
小川興業株式会社
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Filing date
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 養殖いけす網に付着した藻類と網掃除具の
ブラシに付着したままの藻類とが絡んで生ずる網掃除具
を駆動するモーターの焼損事故を解消する網掃除具駆動
機を提供する。 【構 成】 養殖いけす網清浄装置の網掃除具を駆動す
る本考案の養殖いけす網掃除具駆動機は、送水口と排水
口を有する箱と、箱内に設けた複数の羽根から成る水車
で構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、水中に敷設された魚類養殖いけす網に付着した貝類・藻類を清掃除 去する養殖いけす網清浄装置の網掃除具の駆動機に関する。
【0002】 [従来の技術] 従来、図2の養殖いけす網清浄装置の網掃除具8は、水中モーター7a,7b で駆動されていた。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 本考案は、養殖いけす網清浄装置の網掃除具のブラシに残っている藻類と養殖 いけす網に付着している藻類とが絡みあって、網掃除具を駆動している水中モー ターが回転できなくなり、焼損する問題が生じ、これの改善を目的としている。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案の養殖いけす網掃除具駆動機は、図1の箱1の内部に水車2を取りつけ 箱1の上面に水車2の羽根3が水平にある状態で、その中心の真上に位置する 所に送水口4を設け、水車2の回転方向の後方に排水口5を設け、水車の中心軸 を綱挿除具を回転させる駆動軸6とするものである。 水が勢いよく水車の羽根3に当るよう、送水口4の下方端は、水車の羽根3の 回転を妨けない所まで、できるたけ下げるのが好ましい。また、排水口5の断面 積は送水口4の断面積の0.5倍以上にするが、1〜2倍が好ましい。 水車と網掃除具の間に、水車の回転を増減速するための歯車機構、または、歯 付ベルト伝動機構を設けてもよい。 水車の構造は、図3に示すように、送られてきた水を有効に利用するため、水 車の羽根3の両側に側板11aと11bを設け、さらに隣り合う2枚の水車の羽 根間の下方に底板12を設けてもよい。 水車を回転させる水の流れは自然の理にさからわないよう、基本的に (イ) 水平方向から送水し、水車通過後、水平方向に排水する、 (ロ) 水平方向から送水し、水車通過後、垂直下方に排水する、 (ハ) 垂直上方から送水し、水車通過後、垂直下方に排水する、 (ニ) 垂直上方から送水し、水車通過後、水平方向に排水する、 の4通りの方法があるが、水の圧力損失をできるだけ少なくして、水車を回転せ しめるため、図4に示す片側だけ側板11を設けた水車を用い、図5に示すよう に、箱1で、水車の側板がない側の側面中央の排水口5から排水させてもよい。 水車に水を下方から上方に向って送ることは、水圧を低下させることになるの で好ましくない。 水車の箱形状と羽根形状について、網掃除具駆動機内のデッド・スペースをで きるだけ小さくして、水の流れと水車の回転をより円滑にするため、水車の箱形 状を直方体形状以外に図6に示すように、円筒形状にしてもよく、さらに、羽根 形状も図7に示すように、円弧状にしてもよい。また、図8のように、図3と同 様、底板を設けてもよい。 水車に送水する方法はポンプで行うが、図9に示すように、養殖いけす網清浄 装置に水中ポンプを取りつけ、これから網掃除具駆動機に送水する方式と、図1 0のように、図示していないが、舟に設けたエンジンポンプから養殖いけす網清 浄装置の網掃除具駆動機に送水する方式があるが、前者の方式がポンプと水車と が同じ水圧の位置にあるから、水の流速の低下がなく好ましい。
【0005】 [作 用] 図1に示す養殖いけす網掃除具駆動機の送水口4にポンプから水を供給、水車 の羽根3を回転させ、水車の中心軸である駆動軸6に接続した図9と図11に示 す網掃除具8を回転させ、網掃除具8に植毛したブラシ9で養殖いけす網に付着 した藻類・貝類を清掃除去する。 ポンプから水を供給する方法は、図10に示すように、舟内に設けたエンジン ポンプを稼働して送水する。または、図12にしめすように、舟内に設けた発電 機から送電して図9に示す網掃除具駆動用水中ポンプを稼働して送水する。
【0006】 [実施例] 以下、本考案の実施例について説明する。 図9に示す厚さ5mmの硬質塩化ビニル板で作られた縦40cm、長さ60c mの中空胴体10の前端両側面に、厚さ3mmの硬質塩化ビニル板を用い、長さ 6cm、幅5cmの羽根4枚から成る水車を収納した厚さ3mmの硬質塩化ビニ ル板製で、縦、横それぞれ15cm、幅8cmの図1に示す本考案の養殖いけす 網掃除具駆動機13a、13bを取りつけ、図示していないが、両側の網掃除具 駆動機の駆動軸に、直径3mm、長さ3cmのポリエステルモノフィラメントを 3列にして、直径10cmの硬質塩化ビニル製ドラムの両端からドラムの中央に 向って互いに反対の螺旋状に植毛した網掃除具8を連結、中空胴体10の両側に 、網掃除具駆動用として工進製PSK−63210型水中ポンプ14を取りつけ 、それぞれの水中ポンプ14の吐出し口と網掃除具駆動機送水口とをゴムホース 15a、15bで接続、また、装置前進用として、中空胴体10の上面に2基の 工進製PSK−63210型水中ポンプ16a、16bを、それぞれの吐出し口 17が中空胴体内で後方向になるよう中空胴体10の前後方向に平行に並べて取 りつけた養殖いけす網清浄装置を試作、図12に示す舟19から、図示していな いが、ロープで吊し、舟内に設けたスズ牛製SR−2000型発電機から導いた 電気コード21で、まづ装置前進用水中ポンプ16a、16bを稼働、あらかじ め可視範囲で網の清掃状況が観察できる場所に浮かべた1辺3m、深さ2mの養 殖いけす網22に養殖いけす網清浄装置18を前進せしめ、次に、網掃除具駆動 用水中ポンプ14を稼働し、養殖いけす網の清掃実験を行い、付着した藻類・貝 類を除去でき、当初の目的を達成できる見込みを得た。
【0007】 [考案の効果] 本考案は、 (イ) 水車を箱内に設ける、すなわち、水車の回りを囲うことにより、送 水口から送り込まれて来た水が拡散することなく、水車の羽根を押し、水車を回 転させ、駆動軸に接続した網掃除具を回転させ、養殖いけす網に付着した藻類・ 貝類を除去することができた。 (ロ) 水中モーターを使用しないことから、網掃除具のブラシに付着した ままの藻類と養殖いけす網に付着した藻類とが絡んで、網掃除具を駆動する水中 モータ−の回転を停止させて発生した水中モークー焼損事故問題が解決できた。 なお、本考案の養殖いけす網掃除具駆動機は養殖いけす網以外に、水中に敷設 された漁網の清浄装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の養殖いけす網掃除具駆動機の斜視図
で、一部切断して内部の水車を表示した図である。
【図2】従来の養殖いけす網清浄装置の斜視図である。
【図3】本考案の養殖いけす網掃除具駆動機内の水車
で、側板と底板を設けた水車の斜視図である。
【図4】図3の片側だけ側板を設けた水車の斜視図であ
る。
【図5】図4の水車を用い、箱の側面に排水口を設けた
養殖いけす網掃除具駆動機の斜視図である。
【図6】箱が円筒形状の本考案の養殖いけす網掃除具駆
動機の斜視図で、一部切断して内部の水車を表示した図
である。
【図7】羽根形状を円弧状にした水車の斜視図である。
【図8】図7の水車に、側板と底板を設けた水車の斜視
図である。
【図9】本考案の養殖いけす網掃除具駆動機を用いた養
殖いけす網清浄装置の斜視図である。
【図10】舟内に設けたエンジンポンプから、養殖いけ
す網清浄装置に取りつけた養殖いけす網掃除具駆動機に
送水していることを示す略図である。
【図11】図10の養殖いけす網清浄装置18の斜視図
である。
【図12】舟内に設けた発電機から図6に示すのと同じ
構造の養殖いけす網清浄装置に取りつけた養殖いけす網
掃除具駆動用水中ポンプと装置前進用水中ポンプに送電
し、養殖いけす網に付着した藻類・貝類を清掃している
ことを示す略図である。
【符号の説明】
図1、図3、図4、図5、図6、図7及び図8につい
て、 1 箱 2 水車 3 水車の羽根 4 送水口 5 排水口 6 駆動軸 11、11a、11b 側板 12 底板 図2、図9及び図11について、 4a、4b 送水口 5 排水口 7a、7b 水中モーター 8 網掃除具 9 ブラシ 10 中空胴体 13a、13b 網掃除具駆動機 14 網掃除具駆動用水中ポンプ 15a、15b ホース 16a、16b 装置前進用水中ポンプ 17 吐出し口 図10及び図12について、 18 養殖いけす網清浄装置 19 舟 20a、20b 送水ホース 21 電気コード 22 養殖いけす

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送水口と排水口を設けた箱内に、複数の
    羽根を有する水車を設置し、これに駆動軸を取りつけた
    ことを特徴とする養殖いけす網掃除具駆動機
JP5686093U 1993-09-13 1993-09-13 養殖いけす網掃除具駆動機 Pending JPH0717055U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5686093U JPH0717055U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 養殖いけす網掃除具駆動機

Applications Claiming Priority (1)

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JP5686093U JPH0717055U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 養殖いけす網掃除具駆動機

Publications (1)

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JPH0717055U true JPH0717055U (ja) 1995-03-28

Family

ID=13039176

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JP5686093U Pending JPH0717055U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 養殖いけす網掃除具駆動機

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JP2006272087A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Manabu Kaseyama アオコ除去装置

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